ジムリーダーの城　対戦考察Ｗｉｋｉ

まじんじまの個別分析で色々書かれているのでそちらを参照のこと。
http://majinjima.ma-jide.com/analysis/individual/N...

なんだかんだ言っても現代のナッシーのテンプレはこれだろう。

50

ナッシー

ねむりごな

やどりぎのタネ

サイコキネシス

だいばくはつ

何か

FFFF

63-63-63-63-63

以下、テンプレナッシーの解説や技のアレンジ案、持ち物について解説する。

ナッシーは７タイプの弱点を持っており、特に虫４倍と追い打ちで狩られる点は致命的。
耐久や素早さに優れているわけでもないため、高い精度で流し役割をこなすことはできない。

しかし下記のポケモンに対しては、相性的に有利、かつめざ虫所持率が低いorめざ虫を所持していても対応可能なため、流し役割を持てると見て良いだろう。
総じて見て、メジャーポケモンに対してなんとなく有利が取れる点が優秀と言える。

50カビゴンの圧し掛かりで50ナッシーに58〜69/201(中央値63)のダメージであり、急所率未考慮で2.44%の確率で３発である。
対して、宿り木の回復量が33であるため、宿り木２回で圧し掛かりの回復が間に合ってしまう。
また、50ナッシーのサイキネで50カビゴンに57〜67/266(中央値62)のダメージであり、宿り木無しでもほぼ５発、宿り木３回込みなら確３で倒せる（眠られたとしても突破できる）。
追加効果や宿り木外れを考えずに中央値で計算すると、
　　50ナッシー後出し、50カビゴン圧し(ナッシー138)
　→50ナッシー宿り木、50カビゴン圧し(ナッシー75)、宿り木(カビゴン233)(ナッシー108)
　→50ナッシーサイキネ(カビゴン171)、50カビゴン圧し(ナッシー45)、宿り木(カビゴン138)(ナッシー78)
　→50ナッシーサイキネ(カビゴン76)、50カビゴン圧し(ナッシー15)、宿り木(カビゴン43)(ナッシー48)
　→50ナッシーサイキネ(カビゴン0)
といった具合で50ナッシー側が勝つことができる。
麻痺で素早さが逆転していると勝敗も逆転するが、圧し麻痺は麻痺直し（奇跡）で対策することができる。
以上のことを考えると、宿り木サイキネ麻痺直しだけでも50カビゴンを流し得る性能を持つと考えて良いだろう。
仮に50カビゴンの攻撃技が捨て身だった場合は81〜96/201で確３、宿り木３回で回復が間に合う計算になる。
その上で鈍いを積まれた場合、鈍い１回からの捨て身で120〜142/201のダメージ、宿り木１回までなら確２だが、宿り木２回で急所率未考慮で30.7%の確率で２発となり、宿り木３回で確実に２発圏内から抜け出せる。

50捨て身カビゴン側が50ナッシーを１発で倒すには鈍いを３回積まなければならない（急所率未考慮で94.87%の確率で１発）。
捨て身や鈍いを持たれている場合を考え始めると、宿り木サイキネだけでは50カビゴンとの対面すら危ない。
しかし、カビゴンの横で誰かが寝ていないなら、眠り粉で眠らせてぐうぐうしている間に宿り木で回復＆ダメージを両立できるため、眠り粉を使えば流しができると考えて良いだろう。
（50カビゴンが薄荷や奇跡を持っている場合は、眠り粉外れも含めて考えると後出しでの流しは怪しくなってくるが）
前述の50圧し掛かりカビゴンとの殴り合いの例では、カビゴンが残飯や眠る薄荷（奇跡）を持っている場合やナッシーが麻痺直し（奇跡）を持っていない場合は50ナッシーが不利になるが、これも眠り粉併用で流しが可能となる。

実際には50カビゴン側がたまらず自爆することが多い（後述の通り50ナッシーは後出しで受けたくないポケモンである）ため、後出しで50カビゴンと１対１交換できるポケモン、と考えた方が良いかもしれない。
50ナッシー側が危なくなることもあるのでその場合は50ナッシー側から大爆発すれば良い。
ナッシーの大爆発はパルシェンの大爆発と同じダメージを出すことができ、素の大爆発で236〜278/266(急所率未考慮で30.77%の確率で１発)、鈍いを１回積まれても158〜186/266のダメージが通る。

めざ虫で１発で倒れてしまうが、55ガラガラの地震で高確率３発で先手も取れるため、交代読みめざ虫を打たれなければ流しになる。
ただし、50ナッシーのサイキネで55ガラガラは確３であり、１回目のサイキネで特防ダウンを引いても２回の攻撃では低確率でしか倒せない(サイキネ＋特防ダウンサイキネで157〜186/182)。
急所や特防ダウン＋乱数運を引かない限りは、眠り粉命中＋ぐうぐう３回以上を引かないとタイマンで勝つことはできず、ナッシー側の勝率は（恐らく）50%を下回る。
そのため、基本的には１対１を避けた上で爆破圧力で流すことになる。
ただし、ナッシーの大爆発で55めざ虫ガラを倒せる確率は急所率未考慮で15.38%。
リボン持ちなら71.79%にまで上がるため、精度を上げるならリボンが必要である。

50岩雪崩寝言、50圧し掛かり寝言、55鈍い寝言等、最近では寝言型も多いため、カイリキー流しとしてはそこそこ信用できる水準。
しかし、フルアタカイリキーは高確率でめざ虫を所持しており、55カイリキーに対してはクロス＋先手めざ虫で確定のため、後出しでは１回も流すことができない。50カイリキーはクロス＋めざ虫（共に急所率・命中率未考慮）で179〜212/201で耐える確率の方が高く、同速で先手を取れることもあるので、精度は低いが１回であれば流しに使えないことはない。
なお、50めざ虫カイリキーを強引に流す場合も大爆発に頼ることになる。50カイリキーであれば確実に倒せる。
55カイリキーもめざ虫１発は確定で耐えるので、対面であれば大爆発で圧力をかけられる。急所率未考慮で46.15%の確率で倒せ、リボン所持なら確１となる。

テンプレフシギバナ（眠り粉/宿り木の種/葉っぱカッター/光合成）に負けることはない。眠らされるかもしれないが。
しかし、使用者は多くないが、葉っぱカッターの代わりにめざ虫を持たせる型もあり、めざ虫で確２のため、素早さの関係で対面不利を取られてしまう。奇跡の実や薄荷の実を持たれていたら、眠り粉で眠らせてサイキネで倒す線もなくなってしまう。
また、2018年現在は梨花併用や催眠対策普及等の事情により眠り粉を抜かれることも多くなり、眠り粉の代わりにめざ氷等（ナッシー確３）を持たされるパターンも想定できるため、後出しでフシギバナを悠々と受けるという動きが今後取り辛くなることも予想される。
なお、めざ氷フシギバナについては、はまっちゃった人氏がぽけふろ〜とに投稿した文章で以下のように言及されている。

対面で強いのは眠り粉を使用するテンプレ型であり、カイリキー対策としての性能やタイマンでの強さは申し分ない。 しかし、テンプレ型は寝言カイリキー等で対策される他、葉っぱカッター１本では攻撃範囲も狭い。 眠り粉や宿り木の種が通用せず一方的に起点にされるケースもあり、周りのポケモンに受けコストの負担がかかる。 そのため、モジュール型の構築手法ではサイクル戦でシナジーを生み出しにくい。 対策が困難なポケモンで対策が甘めになることが多いが、対策されてしまうと上記の悪い点が目立つ両極端な性能である。 それでも爆破爆破タイマンでの強さは疑いの余地がないが、これは常にできるわけではない。 （一応、黒まなバトンから疑似的にタイマンに持ち込むこともできるが、これは限られたパーティでしかできない） おそらく、眠り粉はめざ氷に変えた方が汎用性は出るだろう。 めざ氷にすることで、フシギバナミラーを制し、ナッシーを潰すことが可能になる。 サンダーやエアームド等を倒すことも可能になる（サンダーは身代わりも割れる）。 なお、めざ氷があっても葉っぱカッターは抜かない方が良い。 めざ氷一本ではパルシェンに流される他、バンギラスに圧力をかけることもできなくなる。

同レベル・同族のポケモンでの流しとなるため安定はしないが、ナッシー流しとして優秀な耐性を持つ。
詳しくは梨割理論を参照のこと。
http://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%cd%fc%b3%e4%cd%...

サイドンに関しては、55の地震/岩雪崩/電磁砲/鈍い型が主流である、50の場合は爆パンがないと55残飯寝言カビ潰しが安定しない、等の事情でめざ虫まで手が回らないことが多い。
ゴローニャに関しても、爆破耐性持ち対策の地震・文字、鈍い・リフ対策の鈍い、55カビゴンにタイマンで勝つための爆パン、サンダー・パルシェン対策の岩雪崩等、他にも優先すべき技が色々とあるため、めざ虫までは手が回らないことが多い。大爆発でナッシーは倒せるため尚更所持率が低いと思われる。

50ハガネールの地震は６〜８発になる。一方、50ナッシーのサイキネで50ハガネールはほぼ５発で倒せる。
これに加えて宿り木や眠り粉もあるため、ハガネール流しとしては信頼できるレベルだろう。
テンプレが地震/毒々/吠える/大爆発でありアレンジされたとしても毒々→鈍いであること、他の主流な型もサンダー意識の地震/岩雪崩/嫌な音/大爆発であることを考えると、めざ虫搭載率は低い。
ただし、ハガネールの耐性を活かしてナッシー流しとしてめざ虫を搭載される可能性はある。
爆破は耐性に阻まれ、眠り粉も奇跡の実・薄荷の実でシャットアウトされる可能性があるため、本当にめざ虫を持たされると誤魔化しが効かない。
ハガネールを流せるのがナッシーしかいない、という選出はできれば避けたい。

55サンダーのめざ氷で50ナッシーは急所率未考慮で89.81%の確率で２発、55ライコウのめざ氷だと急所率未考慮で41.09%の確率で２発になる。
また、55サンダーの雷で50ナッシーは急所率・命中率未考慮で36.41%の確率で３発、雷＋めざ氷は確定で耐える。
50ナッシーが後手（宿り木回復の前にめざ氷を２発打たれてしまう）であることを考えると対面での単純な殴り合いは厳しい。
（初手眠り粉が命中して２ぐう以上が出ればワンチャンというぐらいか）
しかし、カビゴンと併用して一貫性を切ることならできる。
カビゴン交代読みの雷に対して後出ししたり居座ったりした上で、大爆発（55めざ氷サンダーを急所率未考慮で23.08%の確率で１発、55めざ氷ライコウを急所率未考慮で64.1%の確率で１発）で流したり、眠り粉や宿り木でサポート（あわよくば突破）したりすることができる。
なお、55サンダーの身代わりはサイキネで確定で壊すことができるため、いばみがサンダーに対しても釘付けができる。

流し役割には怪しい一面があるが、相手を崩す性能は高い。

爆弾として見ると、バンギラスには何もできない代わりに、それ以外のポケモンについてはサイキネで安定して潰すことができる点が優秀。
耐性持ちのエアームドやハガネールですら、宿り木の種と眠り粉を絡ませれば潰すことができる。
相手は眠り粉宿り木サイキネの対処に手一杯になるので、狙った所に大爆発を当てやすく、間接的役割破壊を狙いやすいのも強い理由の一つ。
例えば、相手がカビゴンを温存したくてドリ口眠る薄荷サンダーでナッシーを流しにくる場合、この型のサンダーではナッシーを１〜２回しか流せないため、何れはカビゴンを出さざるを得なくなる。そこでカビゴンに大爆発を当てられる。
ナッシーを１匹で安定して流せるポケモン（炎ポケモンやめざ虫ナッシー等）もいるが、そのようなポケモンは限られるため、そのポケモンと１対１交換して後ろのフシギバナやヘラクロスで抜くというパターンも作りやすい。
50スイクンに対しても、50パルシェンと比較すると１対１交換に追い込む力が高い。50スイクンは高い物理耐久で大爆発を耐えてくるのが問題になる。攻撃技でHPを削る方針だと、削った後の大爆発のターンで眠られると耐えられてしまうが、宿り木であれば仮に大爆発のターンで先手眠るをしたとしてもその直後に定数ダメージが入るため、大爆発のダメージが足りるようになる（急所率未考慮で、非宿り木非リボンは確定耐え、非宿り木リボンは25.64%の確率で倒せる、宿り木非リボンは48.72%の確率で倒せる、宿り木リボンは確定で倒せる）。50ナッシーは50スイクンの冷凍ビームで急所率未考慮で9.47%の確率で高確率で２発であるため、スイクンとの対面から宿り木→大爆発でスイクンと１対１交換若しくは他のポケモンに大爆発を当てることができる。ただし、スイクンが大爆発読みで吠えるを使うと先手後手がひっくり返り宿り木のダメージが発生する前に大爆発してしまい宿り木のダメージが発生しなくなる（後手のスイクンの行動がスキップされることで宿り木のダメージもスキップされる）ので、その点は注意。

大爆発が無くとも優秀で、悪ポケモンや三銃士三銃士（http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20170921）、55残飯寝言鈍いカビ等が相手でなければ、潰すか２枚受けを強いるかすることができる。
仮に潰せなかったとしても、眠り粉や宿り木の種で強力なサポートをすることができ、周りのポケモンへの負担を軽減することができる。
例えば、55鈍い寝言カビゴンにテンプレナッシーを組み合わせた場合は、相手の55カビゴンに宿り木（＋催眠）を入れてこちらのカビゴンを出せるようにできたり、昆布サンダーに対する非出汁になったりすることができる。

このように崩し性能は高く、決して起点を与えてはいけないポケモンの代表格であると言うことができるだろう。

宿り木をめざ草に変更することで、対ガラ強化と爆弾としての性能の向上を図れる。
めざ草で55ガラが確２のため、眠り粉命中ぐうぐう２回以上のパターン(0.75*0.75=0.5625の確率)や眠り粉命中めざ草急所のパターン(0.75*0.066=0.0495の確率)で勝てるようになり、対面での勝率が約60%になる。
また、バンギを確３で倒せるためバンギで受けられることもなくなり、50ネールも確３のため宿り木同様こちらも潰せる。
55スターミーの身代わりも壊せるようになるため対面で逃げる必要もなくなり、めざ草確２のため冷凍ビーム非所持なら対面から勝つことすらできる。
50パルシェンは急所率未考慮で69.23%の確率で１発で倒せる。50パルシェンの冷凍ビームは確定で１発耐えるため、パルシェンが奇跡持ち（眠り粉で眠らせられない）で急所率・凍結率を考慮（１ターン目で自然解凍も考慮）してもタイマン（爆破無し対面）で約60.57%の確率でナッシー側が勝てるようになる。奇跡の種持ちなら50パルシェンを確１で倒せるようになるので、同条件のナッシー側の勝率は約84.99%にまで上がる。
更に、50ブラッキーに39〜46/201のダメージを与えることができるようになるため、宿り木や眠り粉を絡めれば突破の可能性が出てくる（参考までに、50ブラッキーの50めざ草ナッシーへの追い打ちは45〜54/189のダメージ）。

一方、宿り木が無くなることでエア突破が困難になり、大爆発を使わない場合の圧力も低下し大爆発頼りになる。
（例えば、対55カビゴンや対55サンダーに圧力をかける手段が大爆発しかなくなり、釘付けの精度が低下する。対50カビゴンも弱体化する。）
HPの減少も地味に深刻で、例えば対55カイリキーでは38.46%の確率で先手のめざ虫で倒れるようになってしまう（急所率未考慮）。対50カイリキーに関しても、クロス＋めざ虫（共に急所率・命中率未考慮）で180〜213/189となり、耐えられない確率の方が高くなってしまう。

大爆発無しでナッシー流しを実現できる＆相手のナッシー流しナッシーを崩壊させることができる。
（大爆発併用時でも、大爆発読み交代に対する選択肢が増えるという利点がある）
また、悪やエスパーに対する圧力が向上する。
バンギに45〜54/226、50ブラッキーに49〜58/201のダメージが入るため、眠り粉や宿り木を絡めれば突破の可能性が出てくる。
50ブラッキーが素眠りの場合は、眠り粉が無くて甘えるを３回打たれた状態でも宿り木＋めざ虫急所で突破できる。
（眠っている最中にめざ虫急所を１回入れることで、宿り木と合わせて196〜219/201のダメージで高確率で倒せる）

なろーる @rockn_naroll あれこれ急所来たら倒せるんじゃねえの 50ブラッキーのHPが201 -6めざ虫ダメージ：13〜16 急所ヒット時：95〜112 宿り木は眠るターン、ぐうぐう、ぐうぐうで3回入るから75 午後8:23 2019年11月3日Twitter Web App

55スターミーにも52〜62/182のダメージが入る(スターミーが残飯持ちだったとしても急所率未考慮で99.31%の確率で４発)。55スターミーから50ナッシーへの波乗りが確５のため、55スターミーの型次第では善戦できる。少なくとも身代わりで完封ということはない。

しかし、流し役割の不安定さを大爆発で誤魔化している面が強いため、大爆発を併用しない場合は流し役割の遂行にかなりの悪影響が出る。
例えばめざ虫ガラの流しをやらせることはできないし、対カイリキーに関してもめざ虫所持ということがわかった時点でどうすることもできない。
サンダータンクのように、対ガラ要員(パル)や対リキ要員(サンダー)を別に用意して対ナッシーをメインでやらせる、という形でないと採用することは難しいだろう。
また、宿り木を併用しない場合は、前述の通りエア突破が困難になったり、カビゴンやサンダー等に対する圧力が大爆発頼りになったりしてしまう。

なお、ナッシーのめざ虫のダメージは、弱点を突いてカビゴンの等倍圧しかかりのダメージを僅かに上回るという程度。
そのため、55ブラッキーの身代わりには確定で耐えられてしまう。仮に銀の粉を持たせていたとしても、急所率未考慮で35.9%の確率でしか壊せない。
電磁波で麻痺でもしてない限りは先手は取れるが、55ヤドランの身代わりも同様である。

カビゴン・マルマイン・スターミー・ナッシーあたりから麻痺を貰ってしまうと、ガラガラ対策どころかガラガラの起点になってしまう。
ナッシーしかガラガラ流しがいないのに麻痺を貰ってしまうのは選出や立ち回りの問題なので置いといて、他にガラ流しがいる時はナッシーをこのあたりのポケモンにぶつけることが多いので、麻痺を１回でも回復できるとアドバンテージが出やすい。
（麻痺を受ける前に、サイキネ等でHPを削ったり、眠り粉で眠らせたりすることができるようになる。速攻パーティに対してはどちらも重要になる。）
ナッシー以外にガラ流しを入れた上で更に対ガラを意識したいなら、という時に持たせると良い持ち物。

また、50自爆カビゴンに後出しして眠り粉＋宿り木の種で強引に対抗し相手の自爆を誘う（１対１交換に持ち込む）という立ち回りを行う際、圧し掛かりで麻痺を貰った上に大爆発対策の鈍いを積まれ眠り粉も催眠制限や薄荷・奇跡や外れで有効に機能しないと50ナッシーが一方的に倒されかねない。それに対する保険としても使える。

なお、奇跡の実を持たせると、前述の催眠対策も兼ねられる他、めざパ持ちで55スターミーと殴り合う時に混乱を回復できるというメリットもある。
ナッシーに奇跡の実は少しもったいない気もするが、他に有効活用できるポケモンがいなければ検討する価値はある。

回復技を使わないポケモンなので先制の爪のデメリットがなく、逆に眠り粉や大爆発、宿り木サイキネゴリ押し、対身代わりで先制の爪のワンチャン性能を活かせるので、これも有力な持ち物。
ナッシーミラー強化にもなるし、麻痺を食らった時の対めざ虫ガラワンチャンもできるようになる。
薄荷の実が余らなかった場合や色々な性能が少しずつ足りない場合に持たせると良い持ち物である。
なお、対55リボン恩返し鈍いミルタンクに関して公認掲示板にて計算が行われ、先制の爪を持たせることで対面での勝率が向上する（ナッシーが少し不利→ほぼ互角になる）ことが確認されている。眠り粉、宿り木、サイキネを先手で入れることで、勝敗が逆転するケースがあるために、勝率が向上する。

前述の通りだが55ガラ流しの精度が向上する。
少しでも55ガラ流しをやらせる気があるなら最優先で持たせたい持ち物である。
その他、55めざ氷サンダー・55ファイヤー・50ブラキ・50カビゴン等に圧力をかける上でも重要な技である。
（急所率未考慮で、それぞれ79.49%・43.59%・64.1%・84.62%の確率で倒せる）

相性が互角〜若干不利な相手(50カビ、エア、電気等)を宿り木（＋眠り粉）で強引に押し切る時に影響しそうな気はするが、計算が難しく具体的な確率等は出していない。
実戦、若しくは実戦に近い計算で有効性を確認できれば持たせる、という感覚で考えていれば良いだろう。
なお、対55リボン恩返し鈍いミルタンクに関しては、公認掲示板にて計算が行われ、食べ残しを持たせることで対面での勝率が向上する（ナッシーが少し不利→ほぼ互角になる）ことが確認されている。宿り木回復も込みで、鈍いを１回積んだ後の恩返しに２発耐えるケースが増えることにより、勝率が向上する。

宿り木サイキネでカビゴンやエアームド等を強引に倒す立ち回りが少なくないため、ピントレンズはその補助になる。
先制の爪や食べ残しほどではないにしても、対55ミルタンクの勝率向上にも期待できる。

ナッシーやフシギバナに出すことが多い関係上、催眠技を食らう機会が多い。
ナッシーミラーにも関係してくるため、このあたりを意識してナッシーを採用しているのであればある程度優先して持たせたい持ち物。

黄金を持たせることで55サンダーめざ氷２発で倒れる確率を89.81%から21.63%に減らすことができ（急所率未考慮）、55サンダーに後出しして爆破する立ち回りを想定しているなら効果がある。しかし、素の大爆発だと55めざ氷サンダーを倒せる確率が23.08%（急所率未考慮）になってしまうため、対55サンダー意識で黄金を持たせるなら、対55サンダーは雷読みで出すものだと割り切ってリボンを持たせるのも一考だろう。
なお、55カビゴンの捨て身も２発で倒れる確率を89.81%から21.63%に減らすことができる（急所率未考慮）が、こちらは鈍いで強化されてから殴られるケースもあるので微妙かもしれない。
また、55カイリキーの文字（確２→急所率・命中率未考慮で85.47%の確率で２発）等、他の重要所で機能しないケースが多く、ナッシーの場合は黄金所持が微妙かもしれない。

前述の通り、めざ草で対50パルシェンの勝率を伸ばすために使う。