ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

概要

Wiki管理人が2019年4月のPBSプレゼントバグ調査中に作成したパーティであり、ハピナス込みのカイリキーSAとなっている。
PBSプレゼントバグの有用性を確認するためのサンプルとして活用することを見込んでいる。
また、汎用性が高くなるようにパーティを調整しており、リザードン等の複合属性特殊(正確に言えばタイプ2が物理の特殊)や物理技持ち純電気といったマイナー寄りな相手を除けば簡単には不利を取られないようにしている。

全容

レベル種族技1技2技3技4持ち物個体値努力値
55カイリキークロスチョップいわなだれだいもんじじしんきせきのみFFFF63-63-63-63-63
50ハピナスれいとうビームプレゼントうたうタマゴうみせんせいのツメ1FFF63- 0-63-63-63
50パルシェンなみのりいやなおとリフレクターだいばくはつおうごんのみFFFF63-63-63-63-63
50サンダーかみなりドリルくちばしリフレクターねむるはっかのみFFFF63-63-63-63-63
50ムウマくろいまなざしほろびのうたかみなりみちづれピントレンズ1FFF63- 0-63-63-63
50カビゴンおんがえしじしんはらだいこじばくたべのこしFFFF63-63-63-63-63

解説

概要

特殊は基本的にハピナスで受ける。歌うがあるとは言え、ハピナスは物理ポケモンを呼びやすいため、パルシェン・サンダー・ムウマで物理流しは固めにしている。
それでもバンギラスや55カイリキーといった物理エースの流しは困難なため、物理エースの取り巻きの50特殊は50カビゴンで流しに行く。50カビゴンの自爆で物理ポケモンと1対1交換してから残った特殊ポケモンをハピナスで相手するという動きも可能。
例の如く受けられにくくなるように攻撃範囲は調整している。
種族だけ見るとサイクルを回すパーティに見えるが、実態は対面寄りのパーティであり、回復技を使ってサイクルを回そうとすることよりも崩しやすさや起点のなりにくさを重視した型を採用している。
(サイクルを回そうとしても55カイリキー・50パルシェン・50サンダー・50カビゴンから崩れていく可能性が高い)
WAとせざるを得なくなる主因である55サンダー対策は50ハピナスで行うことができるため、選出パターンを増やして穴を埋めやすくなるSAを採用することができた。

個別

カイリキー
エスパー潰しはハピナスやサンダーやカビゴンに任せておけば良いので、それ以外の相手を潰せる型を採用。
エアライコウ対策のため、またナッシー釘付けの必要があるため、文字奇跡とした。
めざ飛ではなく文字を採用する場合はフシギバナ潰しが怪しくなるが、フシギバナはサンダーで流すことができ、光合成のPPを枯らすことがハピナスのサポートになり、ムウマやカビゴンでもフシギバナを潰すことができる(パルシェンでも後出しフシギバナなら爆破で潰せる)ため、問題はないと判断。
カイリキーとサンダーがグライガーで受けられてしまうという地味な問題もあるが、グライガーはパルシェン・ハピナス・カビゴンで潰すことができ、ムウマでも1対1交換を狙えるため、問題はないと判断。
ハピナス
冷凍ビーム+プレゼントで、主要な特殊とガラガラ含む地面に対する打点を確保できる。
歌うは無償降臨のサポートになるだけでなく、55ガラガラとのタイマンで6割近い確率で勝てるようになるという意味でも重要(55ガラガラに対してタイマンで強いポケモンがパルシェン以外にいないと、55ガラガラ込みのパーティに対してパルシェンが爆破できなくなる)。
持ち物としては、ナッシーとの対面で先手プレゼントワンパンの確率が上がり、ライコウ(PBSプレゼントは純電気に対するダメージが低い)やバンギラス(PBSプレゼントはバンギラス突破を狙える)の突破率を上げる先制の爪を選択。
パルシェン
ガラガラやケンタロス等の速攻型物理の対策、ハガネール・イノムー・ヌオー対策(ハピナスの冷凍ビームで弱点を突けない地面)、その他崩しのために採用。
波を採用しているため、バンギラスに対して「バンギラス以外のポケモンと1対1交換する→カイリキーかサンダー(場合によってはサンダーの代わりにカビゴンやハピナス)が止まらなくなる」というパターンに持ち込める。当然、波はハガネール・イノムー対策をする上でも重要。
55カビゴンに対して1対1交換するパターンも想定されるため、嫌な音を採用して55カビゴンを1発で倒せるようにしている。例えば、55カビゴンガラガラスターミーに対して、55カイリキーハピナスパルシェンと出し、「パルシェンでカビゴンと1対1交換→ハピナス無双」「パルシェンでスターミーと1対1交換→カイリキー無双」のパターンに持ち込めるようにしている。初手スターミーリフに対しては初手ハピナスプレゼントで牽制できる(威力40非急所でもパルの波1発圏内に入るぐらいにHPが削れ、乱数次第では1発)。
サンダー
カイリキーやヘラクロス等の格闘対策、フシギバナやナッシー等の草対策、その他崩しのために採用。
カイリキーや地震カビゴンとの攻撃範囲の相性が良い。また、ハピナスが苦手とする複合属性特殊に強いのもミソ。
後述するが、ムウマと組み合わせて間接的役割破壊もできる。
ムウマ
カビゴン等のノーマル対策、爆破受け、その他崩しのために採用。
フルアタカイリキーにとっては厄介なスターミーやスイクン、カビゴンが太鼓自爆せざるを得なくなるエアームド(2タテできなくなる上に読まれて攻撃されて1体も潰せなくなる可能性がありハイリスクローリターン)、といったポケモンを崩しやすくするため、ピント雷を採用している。
例えば、カビゴン+スターミー・スイクン・エアームドという組み合わせに対して、スターミー・スイクン・エアームドで受けられるのを防げるためカビゴンと1体1交換することが可能になり、残りのスターミー・スイクン・エアームドをサンダーで倒すことが可能になる。
なお、ナッシーを釘付けする必要があるため、ゲンガーは不可。ムウマなら後出しナッシーと1対1交換することなら辛うじて可能。そもそも今回はゲンガーにする必然性が薄い(ヘラクロスはサンダーで対策できる)ため、その意味でも弱点の少ないムウマを採用するべき。
カビゴン
前述の通り、物理エースを釘付けする必要がある場合はカビゴンを特殊流しとして使う。
その他、ハピナスが苦手とする複合属性特殊や純電気(PBSプレゼントは純電気に対する倍率が低く、寝言で誤魔化される)の対策、ムウマ対策、黒まなバトン対策、フルアタゲンガー対策、いばみがフーディン対策、その他崩しのために必要。
特に太鼓リザードンはカイリキーサンダーカビゴンと出して釘付けしないと勝てる気がしない。
真面目に特殊流しをする必要があるので、残飯を持たせた。
55フリーザーにも強くないので、身代わりを確実に壊せるように恩返しを採用。恩返しなら55カビゴン、55ミルタンク、50パルシェンのラインも確1になり、歌うや雷麻痺等で偶然サポートができているのであれば2タテを狙える場合もある。

対策

概要で前述した通りだが、プレゼントハピナスを軸にしたパーティということで物理技併用の純電気や複合属性特殊エースに弱く、これらのポケモンを使用すれば有利を取れる。
また、このパーティ特有の弱点として、フルアタカイリューに弱いというものがある。
これらのポケモンはマイナー寄りであり、他のパーティへの対策を考えると採用しにくいポケモンではあるが、環境に刺さるような要素が少ないパーティではあるため、メジャーで固めた普通のパーティでもほぼ互角に戦えるだろう。
ただし、そもそも55フルアタカイリキーに弱いというパーティはメジャーで固めたパーティでも時々見かけるので、そのようなパーティだと苦戦する可能性がある。

1.55磁石雷クロス寝言エレブー等、物理技併用純電気

パルシェン・サンダー・ハピナスを起点にでき、運が悪くなければムウマにも1対1交換されない。
カイリキーやカビゴンはエレブーにタイマンで勝てるポケモンではあるが、寝言どころか回復技もないためサイクルを回せば崩すことができる。
カイリキー流しとカビゴン流し(1対1交換できれば良い)を併用すれば有利を取れるだろう。
(ただし、エレブースターミーパルシェンと出して雷ムウマにエレブーを1対1交換されるとか、太鼓爪地震カビに2タテを決められるとかの運ゲーをされる可能性はあるため、できる限りその可能性も潰したい)
なお、パルシェンやムウマで先手を取れるためエレブーほど刺さりはしないが、雷爆パン寝言デンリュウでも有利を取れる。

2.木炭文字めざ格翼太鼓リザードン等、複合属性特殊

ハピナスはド起点、パルシェン・サンダー・ムウマも運が良くないと対面で勝つことができない。
カビゴンは太鼓めざ格で確1、カイリキーは太鼓翼で確1となり、流しにならない。
少なくとも枚数差をつけることはできるため、地震自爆カビ+大爆発ナッシーのようなポケモンと組み合わせると有利を取れる。
ただし、カイリキー+サンダー+カビゴンといった組み合わせで釘付けされる可能性はあるため、可能ならこのような出され方を防ぐように選出読みゲーに持ち込みたい。特にハピナスは選出で引きずり出したい。
なお、ここまで尖った型のリザードンでなくとも普通の太鼓リザードンでも十分刺せるし、めざ格ファイヤーでも良い。
タイプは異なるが、ハピナスド起点で明確な流しがいないという意味ではドククラゲやニョロボンでも良い。

3.フルアタカイリュー

エースであるカイリキーにカイリューが強い上に、まともなカイリュー流しもいないので、カイリューが良く刺さる。
めざ飛爆パン雷冷凍ビーム奇跡カイリューであれば全てのポケモンに対面で勝つことができる(ただし、カビゴンにだけは自爆で流される可能性がある)。
鈍い地震自爆カビゴンや滅びゲンガーあたりで1対1交換×2からタイマンを仕掛けても良いし、枚数差をつけて滅びで止めを刺しても良いだろう。場合によっては3タテもあり得る。
・55岩雪崩カイリキー…先手めざ飛で確2。岩雪崩は確3で、対面で勝てるどころか1回流すことができる。
・ハピナス…爆パン命中→めざ飛で勝つことができる(少なくとも勝率5割以上)。
・パルシェン…雷で出オチさせることができる。
・サンダー…先手を取られるが、50サンダーの雷で55カイリュー確3。対して、55カイリューの冷凍ビームで急所率未考慮で83.37%の確率で50サンダー2発。よほど運が悪くなければタイマンで勝てる。
・ムウマ…先手のめざ飛で急所率未考慮で81.79%の確率で2発。タイマンから一方的に倒すことが可能。
・カビゴン…先手のめざ飛で50残飯カビゴンを急所率未考慮で89.92%の確率で4発。対してカビゴンの恩返しは急所率未考慮で0.26%の確率で3発。カビゴンには鈍いがなく、眠る薄荷でもないので、普通の殴り合いなら勝てる。

4.上記以外

前述した通りだが、環境に刺さるようなポケモンは特に存在しないパーティであるため、個々のポケモンを確実に流すことを心がければメジャーで固めた普通のパーティでほぼ互角に戦えるだろう。
ただし、55フルアタカイリキーに弱いパーティだと不利を取られやすい。そのようなパーティはメジャーで固めたパーティでも時々見かける(具体例としては、カイリキー対策が50サンダーのみのカビゴンSA)。
フルアタカイリキーは回復技がないため人海戦術で誤魔化すのが有効にはなるのだが、今回のパーティはハピナスの独特の攻撃範囲+歌うで起点を作られてしまうため、人海戦術での誤魔化しが困難になる。

なお、立ち回りを間違えないようにするため、PBSプレゼントの仕様は下記ページで確認しておきたい。ハピナスの前に特殊ポケモンが居座ると、場合によっては1発で倒され、枚数差をつけられる危険があるためである。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d7%a5%ec%a5...

このページへのコメント

対策としてフルアタカイリューを追加しました。

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年06月27日(木) 22:23:41 返信

ハピナスのプレゼントとリフレクターは両立不可だったので、取り急ぎお知らせします。
そもそも、歌うが身代わりや実でカットされる可能性やタイプ2が物理の特殊に対するぬるさを考えると、タマゴ産みは外せない技でした。

以下で変更予定です。記事は後で直します。個別分析も一緒に直します。
・ハピナス リフレクター→タマゴ産み
・ハピナス 残飯→光の粉
・カビゴン 爪→残飯

0
Posted by wiki管理人 2019年05月29日(水) 08:17:59 返信数(1) 返信

上記訂正を行いました。
なお、ハピナスの持ち物は結局爪にしました。

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年05月29日(水) 23:31:56

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