ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

はじめに

このページでは、ジムリーダーの城のポケモンバトルシミュレータ(以下PBSと表記)の大会で最もメジャーである「一撃無し2000」について、ルールを明確に説明します。
ポケモン第二世代(金銀ク)の公式ルールである「ニンテンドウカップ2000」をベースとしていますが、「一撃必殺技の使用禁止」「80ターン制限の採用」というルールが追加されています。
また、PBSは実機(GB・VCやポケモンスタジアム金銀(以下ポケスタと表記))と若干挙動が異なる部分があるので、その点にも注意が必要です。

前提知識

実機に触ったことすらない方が読むことも想定して、ルールや対戦環境を理解するのに最低限必要な前提知識を記載します。

対戦の流れ

  • 1人のプレイヤーが1人のプレイヤーと戦うゲームである。
  • 各々のプレイヤーは予めパーティを用意する。パーティは1〜6匹のポケモンで構成される。
  • 場には1匹のポケモンを出すことが可能で、場に出ていないポケモンは控えとなる。
  • 1つのターンで、場に出ているポケモンの技を1つ選択するか、何れかの控えのポケモンと交代するかを選択できる。
  • 1つのターンについて、PBSで定められた挙動に従ってどちらのプレイヤーが先に動き、もう片方のプレイヤーが後に動く。
  • 各々の技にはPPが設定されており、技を1回使用するとPPが1減る。PPが0になるとその技は使用できなくなる。
  • 各々のポケモンについて最大HPと現在HPが設定されている。対戦開始時は現在HPは最大HPと同値であり、技により現在HPは増減する。現在HPが0になると場に出せなくなる。
  • パーティ内の全てのポケモンのHPが0になったプレイヤーが負けである。

ポケモンの定義

  • 1匹のポケモンは、1つの種族、1〜4つの技、0〜1つの持ち物、レベル、1〜2つのタイプ、性別、各種実数値で構成される。
    • 各種実数値とは、「HP実数値(=最大HP)」「攻撃実数値」「防御実数値」「特攻実数値」「特防実数値」「素早さ実数値」を指し、実際のダメージ計算で使用される値のことである。
  • 技については、種族毎で覚えられるものが決まっている。
    • 1匹のポケモンについて、同じ技を複数覚えさせることはできない(例えば、PPを2倍にするために「だいもんじ」と「だいもんじ」を覚えさせるのは不可)。
  • 各々の技について、対戦前にポイントアップを0〜3回使用できる。ポイントアップを1回使用すると、その技のPPが元々のPPの20%分(小数点以下切り捨て)増える。
  • タイプは、種族毎で決められている。「ほのお」「みず」「くさ」といったタイプが存在し、ダメージ計算する際にタイプ間で相性関係が存在する。なお、タイプはポケモンだけでなく、技にも設定されている。
  • 性別は、種族と攻撃個体値(後述)の組み合わせで「♂」「♀」「性別無し」の何れかに決まる。
  • 各種実数値は、レベル、各種種族値、各種個体値、各種努力レベルによって決められる。
    • 各種種族値とは、「HP種族値」「攻撃種族値」「防御種族値」「特攻種族値」「特防種族値」「素早さ種族値」を指し、種族毎で決められている値である。
    • 各種個体値とは、「攻撃個体値」「防御個体値」「素早さ個体値」「特殊個体値」を指し、PBSでは決められた範囲内で自由に設定できる。
    • 各種努力レベルとは、「HP努力レベル」「攻撃努力レベル」「防御努力レベル」「素早さ努力レベル」「特殊努力レベル」を指し、PBSでは決められた範囲内で自由に設定できる。

対戦の中(盤内)で明かされる情報

  • 対戦中、相手のポケモンの全ての情報が明かされているわけではない。
  • 相手がポケモンを場に出した時点で、そのポケモンの種族・最大HP・現在HP・レベル・性別が明らかになる。
  • 相手のポケモンが技を使用した時点で、その技が明らかになる。
    • 技によっては、一定の確率で、急所(通常よりダメージ大)に当たったり技が外れたり追加効果(ダメージ以外の効果)が発生したりするが、その場合は急所や外れや追加効果の発生が明らかになる。
    • 技や相手のタイプの組み合わせによっては、無効化(ダメージ0倍)、半減化(ダメージ1/2)、2倍化(ダメージ2倍)が行われるが、その場合も無効化・半減化・2倍化が行われたことが明らかになる。「めざめるパワー」のようにダメージ計算で使われるタイプが不定の技もあるので、その場合にタイプの推測が可能になる。
  • ポイントアップの使用回数(対戦前のPPの数)は、全ての技のPPが0になり、「わるあがき」を繰り出すまで判明しない。
    • ただし、PPが0になった技のPPを最大5回復する持ち物「ふしぎなきのみ」が発動した場合、発動した技のポイントアップの使用回数が判明する。
  • 相手のポケモンの持ち物が発動した時点で、その持ち物が明らかになる。
    • ただし、ステータス・ダメージ・急所率が増加する持ち物は、効果が発動(反映)されていても明らかにはならない(ダメージ量や急所が発生する回数から推測することは可能)。
  • 例外として、一部の技を使用すると情報を入手・開示することができる。
    • 「ふきとばし」「ほえる」を使用して相手の場のポケモンを変更させると、新たに場に出てきたポケモンの種族・最大HP・現在HP・レベル・性別が明らかになる。
    • 「テクスチャー」を使用して自分のポケモンのタイプを変更すると、自分の場にいるポケモンがその変更したタイプの技を所持していることが判明する。
    • 「へんしん」を使用すると、「へんしん」を使用した時に相手が場に出していたポケモンの技を全て見ることができる。
    • 「ものまね」「わるあがき」「ゆびをふる」「スケッチ」「ねごと」「オウムがえし」以外の技に対する「ものまね」が失敗した場合、自分の場にいるポケモンがその対象の技を所持していることが判明する。
    • 「どろぼう」を使用して相手のポケモンの持ち物を奪うと、その持ち物が何かが判明する。
    • 「ふくろだたき」を使用すると、自分の全てのポケモンの種族が判明する。

ルール

公式ルールの部分と、PBSの大会の追加ルールの部分に分けて記載します。

公式ルール

  • お互いに6匹のポケモンでパーティを作成する。
  • 対戦開始前にお互いのパーティを見せ合い、6匹の中から実際に対戦に参加させるポケモンを3匹選ぶ。
    • この時点で相手に開示する情報は、「種族」「持ち物の有無」「レベル」「性別」である。
  • 同じ種族のポケモンをパーティ内に複数入れてはいけない。
  • 種族「ミュウツー」「ミュウ」「ルギア」「ホウオウ」「セレビィ」は使用禁止である。
  • 同じ種類の持ち物をパーティ内に複数持たせてはいけない。
    • ただし、持ち物を持たないポケモンが複数存在するのは可。
  • 各々のポケモンのレベルは50〜55にする必要があり、対戦に参加させるポケモンのレベルの合計は155以下にする必要がある。
    • 種族「カイリュー」「バンギラス」はレベル55固定となる(実機での育成の都合による)。
      • ただし、ポケスタ環境の場合は、特定の条件下で種族「カイリュー」「バンギラス」をレベル50で使用できる(詳細は後述)。
  • 手持ちのポケモンが残り1匹(2匹のHPが0)になった状態で、「じばく」「だいばくはつ」「みちづれ」「ほろびのうた」で相手を倒した場合は反則負けとなる。
    • PBSの場合は、手持ちのポケモンが残り1匹になった状態での「ほろびのうた」は発動自体が失敗する。
  • お互いの手持ちのポケモンが残り1匹になった状態で、片方のポケモンが「とっしん」「すてみタックル」「じごくぐるま」「わるあがき」で相手のポケモンを倒し、同時に反動で自らも倒れた場合、技を使用した側(反動で倒れた側)の勝利となる。
    • PBSの挙動上はこのケースは引き分けとして扱われるが、ポケスタ環境に準じた結果(技使用側の勝利)となるように手動で結果を補正するのが慣例となっている。
  • 技によっては相手を「ねむり」状態にすることができるが、相手の複数のポケモンを「ねむり」状態にした場合は反則負けとなる。
    • ただし、現実的に反則負けが起こり得るのは、GB環境・VC環境のみである。
      • ポケスタ環境及びPBSの場合は、相手の何れかのポケモンが「ねむり」状態の時に、相手の他のポケモンを「ねむり」状態にすることができなくなるため、反則負けは起こり得ない。
      • 加えて、GB環境・VC環境の国内の対戦では、慣習上、相手の複数のポケモンを「こおり」状態にした場合も反則負けとなる。
    • 自ら「ねむり」状態になる「ねむる」という技があるが、これにより複数のポケモンが「ねむり」状態となった場合は反則とならない。

PBS大会追加ルール

  • 技「つのドリル」「ハサミギロチン」「じわれ」は使用禁止である。
    • ただし、ランダムで技が出る「ゆびをふる」でこれらの技が出るのは可である。
  • 80ターンが経過しても勝敗がつかない場合は、80ターン経過時点の残りのポケモンの数(HPが0ではないポケモンの数)で勝敗を決める。それでも勝負がつかない場合は、残りのポケモンのHPの割合(「現在HP/最大HP」の合計)で勝敗を決める。それでも勝負がつかない場合は引き分けとなる。
    • トーナメント等で勝敗を決めざるを得ない場合は、別途抽選を行い、ランダムで勝敗を決定する(対戦内容に関わらず両者とも勝率50%)。
  • PBSにはオーバーフローを発生させる機能がオプションで用意されているが、慣例として当該の機能はOFFとする。
    • オーバーフローとは第二世代に存在するバグの一つである。戦闘中のステータス計算で「ふといホネ」「でんきだま」「メタルパウダー」「リフレクター」「ひかりのかべ」の何れかが関わる場合に、ステータスの計算結果を999で打ち止めにする処理が働かないというバグである。当該ステータスの計算結果が1024以上になるかつ999打ち止め処理が働かない場合、当該ステータスの計算結果から1024が減算される。詳細:https://gold.hatenadiary.jp/entry/2017/06/18/20550...
    • 参考までに、オーバーフローOFFはポケスタ環境に準じた仕様、オーバーフローONはGB環境・VC環境に準じた仕様である。

PBSの対戦環境・挙動

ここでは、PBSの対戦環境や挙動について、詳細に定義が記載されているページを紹介します。
既存のページによる解説が不十分な場合は補足します。
GB環境・VC環境やポケスタ環境との対比についてもここで紹介します。

対戦の流れ

当Wikiにてフローチャートを用意しています。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%bf%a1%bc%a5...

タイプ・種族値・性別一覧

当Wikiにて一覧を用意しています。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%bf%a5%a4%a5...

覚える技の一覧

正規の手段で覚える技、正確に言えば下記の手段で覚える技が使用を認められています。
  • 初期技(ゲーム内や国内イベントで配布されるポケモンの初期技を含む)
  • レベルアップで覚える技
  • わざマシン・ひでんマシンで覚える技
  • ニンテンドウカップ98のクリア特典で覚える技(ポケモンスタジアム)
  • タマゴで遺伝可能な技(金・銀・クリスタル、国内イベントで配布されるタマゴで覚える技を含む)
  • 「スケッチ」により覚える技(金・銀・クリスタル、ただし「へんしん」からの「スケッチ」で覚える技は除く)
  • わざおしえオヤジから教えてもらう技(クリスタル)
  • スーパーわざマシンにより覚える技(ポケモンスタジアム金銀)

なお、技の忘れおやじによる技忘れ(金・銀・クリスタル)により技を忘れることも認められています。

詳細については、当Wikiにて一覧を作成していますので、そちらを参照してください。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%b3%d0%a4%a8%a4...

PBSで持たせられる持ち物の一覧

当Wikiにて一覧を作成しています。実機とは一部異なる部分もあります。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%bb%fd%a4%c1%ca...

許容される努力レベルの範囲

育成上の都合により、単純に範囲を決めることができません。当Wikiにて解説しています。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%bb%fd%a4%c1%ca...

ポケモンのグラフィックと登場時SE(なきごえ)

GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、グラフィックで種族を特定する必要があります。
詳しくは後述しますが、「ニックネーム」と呼ばれる概念によりグラフィックが必要になります。
また、これも後述しますが、GB環境・VC環境ではグラフィックが非表示になるケースがあるため、登場時SE(なきごえ)を手掛かりに種族を特定しなければならないケースもあります。
  • ポケモンのグラフィックと登場時SEの一覧(GB環境・VC環境)
    • http://games255.512.jp/
      • 登場時SEの長さ(wavファイルの時間、無音の時間)については信憑性に欠ける(解析結果と異なる)ため注意が必要です。
  • ポケモンのグラフィックと登場時SEの一覧(ポケスタ環境)
PBS環境では相手の種族が何かがテキストで表示されるため、これらの情報は不要です。

挙動の詳細

挙動の詳細についてはPOKeMON Battle HiSTORiAにて網羅的に記載されています。
http://pokemon.s20.xrea.com/index.html
 ■ 金・銀・クリスタル (ポケモン第2世代) 3DS(2DS)バーチャルコンソール 対応

上記リンクが閲覧不可の場合(アーカイブ)

「ひるみ」の仕様に関する補足

国外版に関する補足

POKeMON Battle HiSTORiA未記載の一般的な挙動(PBS独自ではない挙動)についての補足


PBS独自の挙動については、POKeMON Battle HiSTORiA内の以下のページに存在します。
(POKeMON Battle HiSTORiAからも行けますが、かなり見つけにくい所にあるのでこちらからもリンクします)
http://pokemon.s20.xrea.com/2nd/pbs/pbsbugreport.t...

上記リンクが閲覧不可の場合(アーカイブ)


POKeMON Battle HiSTORiA(補足ページ含む)に記載されていないPBS独自の挙動もあります。
詳細は以下です。
「プレゼント」のダメージ量・回復量の独自仕様の違い
当Wikiにて調査結果を記載しています。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d7%a5%ec%a5...
「トリプルキック」使用時に相手の技ダメージ倍化されるか否か
先手で「トリプルキック」を繰り出し、2倍ダメージ(2回当たった場合)・3倍ダメージ(3回当たった場合)を引いた場合、ダメージ2倍・3倍効果が相手の技にも適用されます。
相手の技が物理でも特殊でも適用されます。
(恐らく、定数項+2の計算を行う全ての攻撃技が適用対象)
相手が先行の場合、及び相手が混乱自滅した場合は適用対象外です。
ターン経過でこの効果は消滅します。
「ふくろだたき」について、状態異常かつ特定のHPとなっているポケモンがいる場合の挙動の違い
「ふくろだたき」は通常は状態異常となっているポケモンが攻撃に参加することはありませんが、GB環境・VC環境では、「ふくろただき」を使用しているプレイヤーの機器でだけ状態異常となっているポケモンが攻撃に参加することがあり、その場合に非同期となり得ます。
「ふくろだたき」を使用するポケモンのパーティ内の並び順の添字(0〜5)が、状態異常となっているポケモンのHPを256分率化した場合の分子(例えば1/138の場合は、1/138≒1.84/256→1/256)と一致する場合に、「ふくろただき」を使用しているプレイヤーの機器でだけ状態異常のチェックがされなくなります。
PBS環境ではこのような挙動はありません。
なお、ポケスタ環境に関しては、非同期となることがないのは自明ですが、状態異常となっているポケモンが攻撃に参加することはあるのかどうかは未検証です。
「ふくろだたき」について、自分もしくは相手が1匹のポケモンしか残っていない場合の挙動の違い
GB環境・VC環境では、自分もしくは相手が1匹のポケモンしか残っていない場合、「ふくろだたき」によるダメージで「みがわり」を壊すことはできず、「ふくろだたき」で「おうじゃのしるし」が発動することもありません。
PBS環境ではこのような挙動はありません。
(ポケスタ環境は未検証)
「みがわり」状態のポケモンが「ふくろだたき」を使用し、「まもる」や「みきり」で交わされた場合の挙動の違い
GB環境・VC環境では、「みがわり」状態のポケモンが「ふくろだたき」を使用し、「まもる」や「みきり」で交わされた場合に、エフェクトに問題が発生します。
本来は、
 屬澆わり」が外れる
技のエフェクトが発生する
「みがわり」が戻る
となるのが正しいですが、バグによりのエフェクトが発生しません。
(内部的には「みがわり」は残っていますが、見た目上は「みがわり」が壊されてしまったかのように見えます)
これは、PBS環境とは異なる挙動です。
(ポケスタ環境は未検証)
「ふくろただき」が外れた場合の「おうじゃのしるし」の発動有無
GB環境・VC環境では、「ふうろだたき」が外れた場合にも「おうじゃのしるし」の追加効果により「ひるみ」が発生する可能性があります。
これは、PBS環境とは異なる挙動です。
(ポケスタ環境は未検証)
「いかり」のダメージ計算の違い
「いかり」は、連続使用時に相手のポケモンからのダメージを受ける度にボルテージカウンターが1増えるという技です。
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、最終的なダメージがボルテージカウンター+1倍されます。
しかし、PBS環境では、最終的なダメージではなく、ダメージ計算で使用する技の威力が倍化の対象になります(定数項+2が倍化の対象にならない)。また、ボルテージカウンター0の場合は1倍、それ以降はボルテージカウンター倍となります(1倍、1倍、2倍、3倍…)。
「じたばた」「きしかいせい」の威力20-40の境界の違い
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、現在HPが最大HPの68.8%以上の時は威力20、35.5%以上68.8%未満の時は威力40になります。
しかし、PBS環境では、77.5%以上の時は威力20、35.5%以上77.5%未満の時は威力40となります。
「はらだいこ」に必要な現在HPが残っていない場合の挙動の違い
「はらだいこ」はHPを減らす代わりに「攻撃」のランクを12段階上昇させる技であり、本来は最大HPの半分(小数点以下切り捨て)を上回る現在HPがないと技に失敗します。
しかし、GB環境・VC環境では、現在HPが不足しているケースにおいて、(メッセージ上は)技が失敗するものの、HPが減らずに「攻撃」のランクを2段階上昇する効果を得ることができます。
ポケスタ環境、及びPBS環境では、現在HP不足で技が失敗するケースで「攻撃」のランクが上がることはありません。
また、PBS環境では、現在HPが最大HPの半分(小数点以下切り捨て)と同値の場合は、「はらだいこ」が成功し、技が成功した後は現在HPが1の状態になります。
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、現在HPが最大HPの半分(小数点以下切り捨て)と同値の場合には「はらだいこ」は失敗します。
「つのドリル」「ハサミギロチン」「じわれ」の命中率計算の違い
PBS環境では、「命中率」「回避率」のランク変動が「つのドリル」「ハサミギロチン」「じわれ」の命中率計算に適用されません。
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、このような仕様はありません。
「つのドリル」「ハサミギロチン」「じわれ」が「カウンター」「がまん」の対象になるか否かの違い
以下の違いがあります。対象となった場合に相手に与えるダメージもケースにより異なります。
外れ/命中GB環境・VC環境ポケスタ環境PBS環境
つのドリル外れ対象(一撃)対象外対象外
命中対象(HP減少量の2倍)対象(HP減少量の2倍)対象(HP減少量の2倍)
ハサミギロチン外れ対象外対象外対象外
命中対象外対象(HP減少量の2倍)対象(HP減少量の2倍) ※予想
じわれ外れ対象(一撃)対象外対象外
命中対象(HP減少量の2倍)対象(HP減少量の2倍)対象(HP減少量の2倍) ※予想
  • 「つのドリル」「ハサミギロチン」「じわれ」が命中するが「カウンター」「がまん」で返せるケースとしては、「きあいのハチマキ」で耐えるケースが挙げられます。
「〜メール」に対する「どろぼう」の成否の違い
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、持ち物「〜メール」(「はながらメール」「まぼろしメール」等)を「どろぼう」で奪うことができません。
しかし、PBS環境ではこれらの持ち物も奪うことができます。
「どろぼう」で相手のポケモンを倒した場合の挙動の違い
GB環境・VC環境では、「どろぼう」で相手のポケモンを倒した場合に、相手のポケモンから持ち物から奪うことができます。
しかし、PBS環境では奪うことができません。
(ポケスタ環境は未検証)
手持ちのポケモンが残り1匹になった状態での「ほろびのうた」の成否の違い
前述の通り、PBS環境では、手持ちのポケモンが残り1匹になった状態での「ほろびのうた」は発動自体が失敗します。
(お互いのポケモンの「ほろびのうた」のターンカウントは開始されず、「ほろびのうた」のPPが減るだけという挙動となる)
これはポケスタ環境に準じた仕様です。
なお、GB環境・VC環境では発動に成功します。
「ねごと」に対する「うらみ」の成否の違い
「うらみ」という技を繰り出すことで、相手のポケモンが最後に繰り出した技のPPを2〜5減らすことができます。
PBS環境では、相手のポケモンが最後に繰り出した技が「ねごと」である場合、「うらみ」に失敗し、PPを減らすことができません。
「ねごと」の成否(「ねむり」状態中に技を繰り出したかどうか)に関わらず、このような挙動となります。
(GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では未検証だが、「ねごと」に対する「うらみ」は成功すると思われる)
「ゴースト」タイプのポケモンに対する「がまん」の成否の違い
GB環境・VC環境及びポケスタ環境では、「がまん」は「ノーマル」タイプの攻撃技であるため、「ゴースト」タイプには無効です。
しかし、PBS環境では、「ゴースト」タイプにも有効です。
対戦での「スケッチ」の成否の違い
GB環境・VC環境では、対戦(通信対戦)で「スケッチ」が成功することはありません。
また、ポケスタ環境でも、「スケッチ」は成功しません。
しかし、PBS環境では「スケッチ」が成功し、「スケッチ」が相手のポケモンが最後に使用した技に置き換わります。
「みがわり」状態のポケモンに対する「すてみタックル」「とっしん」「わるあがき」「じごくぐるま」の反動有無
PBS環境では、「みがわり」状態のポケモンに対して「すてみタックル」「とっしん」「わるあがき」「じごくぐるま」を使った際、自分のポケモンへの反動ダメージが発生しません。
これは、1ダメージの反動を受けるという、GB環境・VC環境、及びポケスタ環境の挙動とは異なります。
「みがわり」を壊したターンでの「ようかいえき」「アイアンテール」「いわくだき」の追加効果発動有無
攻撃技により相手のポケモンの「みがわり」を壊したターンでは、相手のポケモンのステータスを低下させる追加効果は通常発生しません。
しかし、GB環境・VC環境では、「ようかいえき」「アイアンテール」「いわくだき」に限り、追加効果が発生する可能性があります。
これは、PBS環境にはない挙動です。
(ポケスタ環境は未検証)
「ゴースト」タイプのポケモンに対する「わるあがき」の反動有無
PBS環境では、「ゴースト」タイプのポケモンに対して「わるあがき」を使った際、自分のポケモンへの反動ダメージが発生しません。
これは、GB環境・VC環境、及びポケスタ環境にはない挙動です。
「どくどく」を受けたポケモンが「やけど」状態のポケモンへ「バトンタッチ」で交代した際の挙動の違い
GB環境・VC環境及びポケスタ環境では、「どくどく」を受けたポケモンが「やけど」状態のポケモンへ「バトンタッチ」で交代した際、交代先のポケモンが「やけど」で受けるダメージは「どくどく」のダメージと同一になり、「どくどく」と同じように1ターンごとに受けるダメージが増え、次のターンのダメージ量(通称「猛毒カウンター」)も「バトンタッチ」により引き継がれます。
しかし、PBS環境では、「バトンタッチ」で交代した先のポケモンが「やけど」で受けるダメージは通常の「やけど」のダメージと同一になります。
「どくどく」を受けたポケモンが「いやしのすず」で「どく」状態を回復した際の挙動の違い
GB環境・VC環境及びポケスタ環境では、「どくどく」を受けたポケモンが「いやしのすず」で「どく」状態を回復しても、次のターンのダメージ量(通称「猛毒カウンター」)はリセットされません。
そのため、「どくどく」以外の手段で「どく」状態になったり「やけど」状態になった場合に、「どくどく」と同じように1ターンごとに受けるダメージが増え、次のターンのダメージ量も「いやしのすず」で回復する前のものが引き継がれます。
しかし、PBS環境では、「いやしのすず」で次のターンのダメージ量がリセットされるため、上記のような挙動にはならず、通常と同じように「どく」状態や「やけど」状態のダメージを受けます。
ステータス計算で999に達した後のランク上昇の可否
GB環境・VC環境及びポケスタ環境では、オーバーフローになる場合を除き、「こうげき」や「ぼうぎょ」等のステータス計算で999に達すると、それ以上はランクが上がらなくなります。
しかし、PBS環境の場合は、999に達した後も内部的にランクが上がり続けます。
その結果、「こうげき」が999に達しているのに「いばる」が成功する、「あまえる」1回では「こうげき」を999未満にすることができない、といった事象が発生します。
「こんらん」の自滅ダメージのランダム化の有無
PBS環境では「こんらん」の自滅ダメージが217/255〜255/255の範囲でランダム化されます。
GB環境・VC環境では常に255/255となりランダム化されません。
(ポケスタ環境は未検証)
「こんらん」の自滅ダメージへのタイプ強化アイテムの反映有無
GB環境・VC環境では、選んだ技のタイプに応じて、「こんらん」の自滅ダメージにタイプ強化アイテム(特定のタイプの技のダメージを増やすアイテム、例えば「ノーマル」タイプの技のダメージを増やす「ピンクのリボン」、「どく」タイプの技のダメージを増やす「どくバリ」等)の効果が反映されます。
例えば、「どくどく(「どく」タイプの技)」を選んだターンに「こんらん」の自滅ダメージが発生した場合、自滅ダメージにタイプ強化アイテムの効果が反映され、自滅ダメージが約1.1倍になります。
PBS環境ではタイプ強化アイテムの効果は反映されません。
(ポケスタ環境は未検証)
「はかいのいでんし」によって発生する「こんらん」の解除ターンの違い
GB環境・VC環境では「こんらん」の解除ターンが交代や「にがいきのみ」「きせきのみ」で0にリセットされません。
「こんらん」は交代や「にがいきのみ」「きせきのみ」発動で解除となり、次に「こんらん」が発生した場合には解除ターンが上書きされるため、通常は解除ターンが交代や「にがいきのみ」「きせきのみ」でセットされようがされまいが目に見える挙動には影響がありません。
しかし、「はかいのいでんし」によって発生する「こんらん」は解除ターンが上書きされないため、影響があります。
「はかいのいでんし」前に「こんらん」していない若しくはターン経過で自然解消している場合(解除ターンが0の場合)、「はかいのいでんし」の「こんらん」が発生した時点で解除ターン0、技を繰り出そうとした時点(この時点で1→0となれば「こんらん」解除)で0→255となり、結果的に解除ターンに255がセットされることになります。
また、「はかいのいでんし」前に交代や「にがいきのみ」「きせきのみ」による「こんらん」解除が行われている場合(解除ターンが0以外の場合)、以前に発生した「こんらん」の解除ターンがそのまま使用されることになります。
ポケスタ環境、及びPBS環境では、「はかいのいでんし」によって発生する「こんらん」でも解除ターン上書きが行われるため、上記のような挙動とはなりません。
「あくむ」を受けた状態で「ねむり」状態を「きせきのみ」で回復した際の挙動の違い
「ねむり」状態の時に相手のポケモンの「あくむ」が成功すると、「ねむり」状態が回復するまで毎ターンHPが減り続けます。
「ねむり」状態が回復すれば毎ターンHPが減り続ける効果もなくなりますが、PBS環境でのみ「きせきのみ」で「ねむり」状態を回復すると毎ターンHPが減り続ける効果が残り続けます。
空中にいるポケモンや地中にいるポケモンへの「くろいまなざし」「くものす」の挙動の違い
GB環境・VC環境やポケスタ環境では、「そらをとぶ」の1ターン目(空中)のポケモンや、「あなをほる」の1ターン目(地中)のポケモンに対する、「くろいまなざし」「くものす」は失敗します。
しかし、PBS環境ではこれが成功します。
「ロックオン」「こころのめ」の効果を受けているポケモンが空中や地中にいる場合の挙動の違い
「ロックオン」「こころのめ」の効果を受けているポケモンに対しては、「そらをとぶ」の1ターン目(空中)や「あなをほる」の1ターン目(地中)だとしても、技が命中します。
しかし、GB環境・VC環境に関しては、この状況下でも、「メロメロ」、「ゴースト」タイプの「のろい」、「みやぶる」、「くろいまなざし」、「ものまね」、「あくむ」、「クモのす」、「へんしん」及び相手のポケモンのステータスを低下させる技(「いとをはく」「あわ」等)は命中しません。
これは、PBS環境とは異なる挙動です。
(ポケスタ環境は未検証)
空中にいるポケモンへの「かみなり」、地中にいるポケモンへの「じしん」「じわれ」「マグニチュード」の挙動の違い
「そらをとぶ」の1ターン目(空中)のポケモンに対する技、及び「あなをほる」の1ターン目(地中)のポケモンに対する技は、通常は命中しません。
例外として、空中にいるポケモンへの「かみなり」「かぜおこし」「たつまき」「ふきとばし」は通常時と同じように命中し、地中にいるポケモンへの「じしん」「じわれ」「マグニチュード」も通常時と同じように命中します。
(この場合、「かぜおこし」「たつまき」「じしん」「マグニチュード」はダメージが2倍になります)
この内、タイプ相性により、「かみなり」は通常時では「じめん」タイプへのダメージは0倍、「じしん」「じわれ」「マグニチュード」は通常時では「ひこう」タイプへのダメージは0倍となります。
しかし、ポケスタ環境では、空中・地中にいるポケモンに命中させる場合にはこのタイプ相性0倍が無視されます。
PBS環境では、タイプ相性0倍が無視されることはありません。
(GB環境・VC環境は未確認)
追加効果の発生確率が255/256である技の挙動の違い
以下の技については、GB環境・VC環境やポケスタ環境では追加効果の発生確率が255/256(99.6%)と設定されており、ごく稀に命中しても追加効果が発生しないことがあります。
しかし、PBS環境では、必ず追加効果が発生すると思われます。
  • でんじほう
  • こごえるかぜ
  • どろかけ
  • ばくれつパンチ
  • どろぼう
お互いに交代し、先に交代した方が「まきびし」で倒れた場合の挙動の違い
お互いに交代を選択した場合、場に出ているポケモンの「すばやさ」が高い方が先に交代を行います。
先に交代を行った側の交代先のポケモンの現在HPが「まきびし」によるダメージ量以下の場合、交代先のポケモンが倒れます。
この後、GB環境・VC環境では後攻側の交代が行われますが、PBS環境では後攻側の交代が行われません。
(ポケスタ環境は未検証)
「ほろびのうた」により場のポケモンが倒れた際の交代で「まきびし」によりHPが0になった場合の挙動の違い
「ほろびのうた」の効果により場のポケモンが倒れた際にポケモンの交代が発生しますが、この交代では「まきびし」による効果が発生します。
この「まきびし」により交代先のポケモンのHPも0になった場合、GB環境・VC環境ではそのポケモンは倒れず、次のターンに技を使うことができてしまいます。
これは、ポケスタ環境やPBS環境にはない挙動です。
技の最大PPの違い
PBS環境ではPP40の技にポイントアップを3回使用するとPPが64になります。
これは、PPが最大で61までしか増えないGB環境・VC環境とは異なる仕様です。
(ポケスタ環境は未検証)
「ものまね」でコピーした技のPPの違い
「ものまね」で相手のポケモンが使用した技をコピーし、コピーした技を次のターン以降で使用する場合、元の「ものまね」のPPではなく、コピーした技のPPが使われます。
このコピーした技のPPについて、GB環境・VC環境やポケスタ環境では「5」が設定されますが、PBS環境では「5 * 「ものまね」に使われたポイントアップの回数」が設定されます。
唯一PPが残っている技が「かなしばり」で使用不可になり、他の技にポイントアップが使用されていた場合の挙動の違い
複数の技を覚えているポケモンについて、唯一PPが残っている技が「かなしばり」により使用不可になり、かつ他の技にポイントアップが使用されていた場合、「わるあがき」が発動するのが正しいです。
しかし、GB環境・VC環境においては、この条件下で選択できる選択肢がなくなり、対戦が進行不能になります。
これは、PBS環境とは異なる挙動です。
(ポケスタ環境は未検証)
「ニックネーム」の有無
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境には「ニックネーム」という概念があり、各ポケモンについて任意の名前を与えることができます。
(正確に言うとゲーム中でNPCとの交換で手に入れるポケモン、及びゲーム中・イベントで配布されるポケモンのニックネームを変更することはできない)
GB環境・VC環境やポケスタ環境での相手の種族特定でグラフィックが必要になるのは、テキストに表示されるのが種族名ではなく「ニックネーム」であるからです。
通常は対戦に影響することがありませんが、GB環境・VC環境では後述するHPゲージの読み取りの困難さや、「みがわり」状態を「バトンタッチ」した際の「バトンタッチ」先の種族の開示有無、「ふくろだたき」使用時の控えの種族の開示有無に影響します。
また、ポケスタ環境では対戦中の情報開示の内容(異なる種族のポケモンで同じニックネームを使用することで相手の誤認を招くことが理論上可能)に影響します。
(何れも詳細は後述)
PBS環境では、「ニックネーム」の概念はありません。
対戦の中で明かされる情報の違い(HP表示)
前述の通り、PBS環境では、相手のポケモンのHPについて最大HPと現在HPが実数値で明かされます。
これはポケスタ環境に準じた仕様です。
GB環境・VC環境では最大HPが明かされず、現在HPについても最大HPと比較した割合がゲージで表示されるだけです。
なお、ゲージは48ドットであり、ドットを数えることで0/48〜48/48の割合でHPを見ることができます。
ドット数は「現在HP×48/最大HP(小数点以下切り捨て)」で求まります。
ただし、計算結果が0、かつ現在HPが1以上の場合は、1ドットとなります。
また、最大HPが48未満の場合はGB環境・VC環境のバグにより切り捨てが正しく行われない場合があります。
ゲージの色については、256分率により以下のように変化します。
「現在HP×256/最大HP(小数点以下切り捨て)」(ただし、計算結果が0、かつ現在HPが1以上の場合は1)の結果により以下のように変化します。
128〜256
54〜127
1〜53

フォントの詳細は、HPゲージ簡易分析ツールのページを参照してください。
また、最大HPが48未満の場合の切り捨てバグの詳細はthe disassemble projectのページを参照してください。
対戦の中で明かされる情報の違い(「みがわり」状態の「バトンタッチ」先)
PBS環境では、「みがわり」状態を「バトンタッチ」で引き継いだ際、どの種族に引き継いだのかが判明します。
しかし、GB環境・VC環境では、「バトンタッチ」先のポケモンについて、種族のグラフィックが無く、ニックネームとレベルとHPゲージしか判明しないため、ニックネームとレベルとHPゲージが全て一致する場合にどの種族に引き継いだのかわからなくなります。
厳密に言えば、「バトンタッチ」時にポケモン登場のSE(なきごえ)が鳴るためそれで種族の特定は可能ですが、種族によってはほぼ同一のSEを割り振られており特定困難なケースもあります。
(ポケスタ環境は未検証)
対戦の中で明かされる情報の違い(「ふくろだたき」の使用)
「ふくろだたき」を使用すると自分の控えのポケモンの情報が開示されますが、GB環境・VC環境、ポケスタ環境、PBS環境、それぞれで開示される情報が異なります。
  • GB環境・VC環境:ニックネーム(ただし、ダメージ量から種族名の推測は可能)
  • ポケスタ環境:ニックネーム、種族名(ニックネームのテキスト+種族の画像が表示される)
  • PBS環境:種族名
任意の情報開示の可否
ポケスタ環境では、下記の情報を任意のタイミングで開示することができます。
(本来はコマンド確認のための機能であるが、結果として開示が可能となっている)
  • 対戦開始前の見せ合い中
    • 各々のポケモンの最大HP・4つの技(PP含む)・持ち物
    • 選出したポケモン
      • ポケスタ環境では「先頭のポケモン→2匹目のポケモン→3匹目のポケモン」という順番で選出を行う。3匹目のポケモンを選出する前に開示することも可能で、例えば先頭のポケモンのみ開示するということも可能。
  • 対戦開始後の選択肢選択中
    • 場に出ているポケモンの4つの技(PP含む)
    • 場に出ていない2匹のポケモンのニックネーム(種族名ではない)・最大HP
「アンノーン」の形状による各種個体値の推測可否の違い
種族「アンノーン」は、各種個体値によりグラフィックが26通りに分かれます。
(詳細:https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E3%82%A2%E3%8...
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、種族のグラフィックが表示されるため、「アンノーン」の形状を見て各種個体値を推測することが可能です。
(推測例:https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/Gen2UO%28Unown%...
しかし、PBS環境では種族のグラフィックが表示されないため、これができません。
色違いによる各種個体値の推測可否の違い
GB環境・VC環境、及びポケスタ環境では、色違いと呼ばれるポケモンがおり、グラフィックの色が変わり、登場時にも特殊なエフェクトが追加される。
色違いのポケモンは各種個体値がいくつかのパターンに特定されるため、相手のポケモンが色違いである場合は個体値を特定する手がかりになります。
(詳細:https://wiki.ポケモン.com/wiki/%E8%89%B2%E9%81%95%E3%81%84#.E7.AC.AC.E4.BA.8C.E4.B8.96.E4.BB.A3.E3.83.BB.E7.AC.AC.E4.B8.80.E4.B8.96.E4.BB.A3VC.EF.BC.88.E6.96.B0.E4.BB.95.E6.A7.98.EF.BC.89
しかし、PBS環境では種族のグラフィックが表示されず、登場時のエフェクトもないため、これができません。
パーティを選ぶ順番の違い
GB環境・VC環境、及びPBS環境では、パーティは1人目のプレイヤー・2人目のプレイヤーで同時に選びます。
しかし、ポケスタ環境では、1人目のプレイヤーが先に選んだ後、2人目のプレイヤーが選びます。
更に、パーティを選ぶ際、種族名・ニックネーム・レベル・性別・持ち物が開示されます。また、、任意でパーティを構成する要素をポケモン1匹ずつ開示することもできます。
(そのため、厳密に言えば、あくまでも盤面上では、ポケスタ環境は2人目のプレイヤーが有利なゲームです。公平に戦うためには、盤外で何かしらのルールを設ける必要があります。)
特殊なレンタルポケモンの使用可否
ポケスタ環境では、ROM上に予め用意されているポケモン(レンタルポケモン)を使用することができます。
その中には、レベル50の「カイリュー」「バンギラス」が用意されているため、下記のポケモンに限りレベル50で使用することができます。
レベル種族技1技2技3技4持ち物個体値努力レベル
50カイリューそらをとぶりゅうのいかりいわくだきにらみつける(任意)00000- 0- 0- 0- 0
50バンギラスかみつくどろかけにらみつけるすなあらし(任意)00000- 0- 0- 0- 0
 ※ポイントアップは全技0回
 ※ニックネームは種族名と同じで変更不可
GB環境・VC環境では、上記のポケモンを使用することはできません。
また、PBS環境でも、慣習上使用は禁止されています。

その他、自然言語での記述が困難な挙動

PBS環境に関する筆者の解釈は全てPBSToolsのソースコードにまとめています。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/PBSTools%28%a5%...

調査中のPBS独自挙動(メモ)

下記のPBS独自挙動については調査中です。
(追加情報がなければ迷宮入り)
「かなしばり」の効果により繰り出せなくなった技が「アンコール」された場合の挙動が違う件

「ゆびをふる」で「そらをとぶ」「あなをほる」が出た場合に2ターン目の技名表記が「???????」になることがある件

「ねむり」状態でも「わるあがき」を繰り出せることがある件

先手の「うらみ」でPPが切れた場合、後手で「ふしぎなきのみ」を消費してもPPが回復しないことがある件

Pokemon Showdown!に関する補足

国外シミュレーター「Pokemon Showdown!」(以下Showdownと表記)では、プログラムのバグを修正する保守体制が整っているため、実質的にGB環境・VC環境(オプション次第では国外版ポケスタ環境)と同等の環境とみなすことができます。
ただし、他世代との互換性や、対戦シミュレーターとしての利便性・公平性の観点から、下記の相違点は修正困難と思われます。
  • Showdown環境ではポイントアップの使用回数が3回で固定となる
  • Showdown環境では、GB環境・VC環境準拠の場合でも、複数のポケモンを「ねむり」状態にすることができない。複数のポケモンを眠らせることによる反則負けもない。
  • Showdown環境で持たせることができる持ち物は、GB環境・VC環境、ポケスタ環境、PBS環境の何れとも異なる(「〜メール」以外の効果を発揮する持ち物については差異無し)
  • Showdown環境では、GB環境・VC環境準拠の場合でも、「みがわり」状態を「バトンタッチ」した際に「バトンタッチ」先の種族を特定可能
    • 第二世代の場合、GB環境・VC環境準拠の種族のグラフィックが半透明で表示される上、登場時のSEは種族特定が容易な後世代のものである
  • Showdown環境では、GB環境・VC環境準拠の場合でも、48ドット・3段階色分けのHPゲージではなく、最大HPに対するパーセンテージ(小数点以下切り捨て)が表示される
  • Showdown環境ではポケスタ環境準拠の場合でもパーティを同時に選ぶ

このページへのコメント

遺言として、「調査中のPBS独自挙動(メモ)」に「「かなしばり」の効果により繰り出せなくなった技が「アンコール」された場合の挙動が違う件」を追記しました。
検証手順自体は難しくありませんが、仕様を規定する3環境+従属3環境の間の全ての環境で挙動が異なっている可能性が高く、私の心を折るには十分でした。

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仕様整備に関わりたい奇特な方に向けて、対戦環境の仕様整備の作業内容を示します。
(「ジムリーダーの城」をメインとするユーザー向けです)

・仕様を規定する3環境の仕様差異の周知
「GB環境・VC環境」と「PBS環境」、若しくは「ポケスタ環境」と「PBS環境」の間で、対戦結果に影響を及ぼし得る仕様の違いを見つけた場合、仕様の違いを周知する。

・「GB環境・VC環境」と「Pokemon Showdown!(GB環境・VC環境準拠)」の仕様差異解消
「GB環境・VC環境」と「Pokemon Showdown!(GB環境・VC環境準拠)」の仕様差異が発見された場合、下記のバグ報告スレッドに書き込みを行い、「Pokemon Showdown!(GB環境・VC環境準拠)」の修正を依頼する。
https://www.smogon.com/forums/threads/gen-2-ps-development-post-bugs-here.3524926/

・「ポケスタ環境」と「Pokemon Showdown!(ポケスタ環境)」の仕様差異解消
「ポケスタ環境」と「Pokemon Showdown!(ポケスタ環境)」の仕様差異が発見された場合、下記のバグ報告スレッドに書き込みを行い、「Pokemon Showdown!(ポケスタ環境)」の修正を依頼する。
https://www.smogon.com/forums/threads/pok%C3%A9mon-stadium-2-simulators-bugs-glitches-and-other-mistakes.3685286/

・「PBS環境」と「PBSTools」の仕様差異解消
「PBS環境」と「PBSTools」の仕様差異が発見された場合、下記のソースコードを修正し、公開する。
(言語はJava、IDEはEclipseです。POJO(Plain Old Java Object)であり、フレームワークの知識は必要としません。入門書を理解している方であれば十分に修正可能です。)
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/PBSTools%28%a5%c4%a1%bc%a5%eb%a4%d2%a4%ca%b7%c1%29

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年10月07日(木) 00:44:59 返信

「「ほろびのうた」により場のポケモンが倒れた際の交代で「まきびし」によりHPが0になった場合の挙動の違い」を追記しました。
(3v3であるニンテンドウカップ2000には関係のない話だと思ってスルーしてましたが、関係ありました)

・実機の検証
https://www.youtube.com/watch?v=1IiPWw5fMf8

・PBSの検証
https://image02.seesaawiki.jp/p/d/pbs-thread/ZVnF3_dMgP.htm

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年10月04日(月) 12:14:38 返信

Discord「金銀対戦プレイヤーの集い」サーバーに書き込んだ通りですが、以下のページを見ていていくつか把握していないGB/VC環境のバグがあったので、順次このページに反映していきます。
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html

 屬澆わり」に対する「ようかいえき」「アイアンテール」「いわくだき」の追加効果発動有無
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#moves-that-lower-defense-can-do-so-after-breaking-a-substitute

⇒0PPが残っている技が「かなしばり」で使用不可になり、他の技にポイントアップが使用されていた場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#a-disabled-but-pp-upenhanced-move-may-not-trigger-struggle


「ロックオン」「こころのめ」の効果が発揮されているポケモンが空中や地中にいる場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#lock-on-and-mind-reader-dont-always-bypass-fly-and-dig
 ※「メロメロ」、「ゴースト」タイプの「のろい」、「みやぶる」、「くろいまなざし」、「ものまね」、「あくむ」、「クモのす」、「へんしん」及び相手のポケモンのステータスを低下させる技に影響あり。GB/VC版では当たらなくなる。

ぁ屬佞ろだたき」について、状態異常となっているポケモンがいる場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-can-desynchronize-link-battles
 ※GB/VC版では、使用者側の機器でだけ状態異常となっているポケモンが攻撃に参加し、非同期となる。

ァ屬佞ろだたき」について、自分もしくは相手が1匹のポケモンしか残っていない場合の挙動の違い
GB/VC版では、自分もしくは相手について1匹のポケモンしか残っていない場合、「ふくろだたき」で「みがわり」を壊すことができず、「おうじゃのしるし」も発動しない。

Α屬佞ろだたき」で「みがわり」を壊した場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-may-fail-to-raise-substitute
GB/VC版では、画面のエフェクト上、「みがわり」が壊れたようには見えない(恐らく「みがわり」人形が表示され続ける)。

А屬佞ろただき」が外れた場合の「おうじゃのしるし」の発動有無
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-may-trigger-kings-rock-even-if-it-failed

HPが48未満の場合のHPゲージの表示について
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#hp-bar-animation-off-by-one-error-for-low-hp

相手のポケモンを倒したターンでのステータス上昇有無
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#moves-that-do-damage-and-increase-your-stats-do-not-increase-stats-after-a-ko

「へんしん」→「スケッチ」とすることで、通常覚えない技を覚えることができる
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#single-player-battle-engine
 ※Discordで検討したが、レギュ違反とするのが妥当

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 00:45:22 返信数(7) 返信

以外はPBSでは実装されていないと判断して良いです。
(PBSの保守が続いていた時期に国内で知られていなかった、かつ攻略本等との記載と異なる挙動)

については、以下の調査を実施していただけると助かります。
・50イノムーのげんしのちからで5ラッタ(6匹)をひたすら狩る。
・ステータス上昇を確認するか100回試しても確認できないかで実験終了。
(統計上、100回試して1回もステータス上昇しなかった場合、ステータス上昇確率の真の値が10%である確率は0.3%未満)

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 00:47:59

┐砲弔い討和弍しました。
「対戦の中で明かされる情報の違い(HP表示)」を更新しています。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 00:58:07

嘘と言うか、不正確な情報があったので補足します。

>ぁ屬佞ろだたき」について、状態異常となっているポケモンがいる場合の挙動の違い
>https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-can-desynchronize-link-battles
> ※GB/VC版では、使用者側の機器でだけ状態異常となっているポケモンが攻撃に参加し、非同期となる。

正確に書くと以下です。

 ※GB/VC版では、使用者側の機器でだけ状態異常となっているポケモンが攻撃に参加することがあり、その場合に非同期となり得る。参加の条件としては、「ふくろだたき」を使用するポケモンのパーティ内の並び順の添字(0〜5)が、状態異常となっているポケモンのHPを256分率化した場合の分子(例えば1/138の場合は、1/138≒1.84/256→1/256)と一致する場合に、使用者側の機器でだけ状態異常のチェックがされなくなります。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 08:30:31

について対応しました。
「覚える技の一覧」に追記しています。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 09:49:12

すみません、文章やコードを読み直したらこれは真っ赤な嘘だったので訂正します。


Α屬佞ろだたき」で「みがわり」を壊した場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-may-fail-to-raise-substitute
GB/VC版では、画面のエフェクト上、「みがわり」が壊れたようには見えない(恐らく「みがわり」人形が表示され続ける)。


Α屬澆わり」状態のポケモンに対して、「まもる」や「みきり」で「ふくろだたき」を交わされた場合の挙動の違い
https://pret.github.io/pokecrystal/bugs_and_glitches.html#beat-up-may-fail-to-raise-substitute
「みがわり」状態のポケモンに対して、「まもる」や「みきり」で「ふくろだたき」を交わされた場合、「みがわり」が外れた後に「まもる」「みきり」のエフェクトが発生し再び「みがわり」が出現するのが正しい。
(これにより、内部的に「みがわり」が壊れていないことを確認できる)
しかし、GB/VC版では、「みがわり」が出現する処理が漏れており、「みがわり」が壊れたかのように見えてしまう。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月30日(木) 12:23:47

下記追記しました。
(参考ログ:https://image02.seesaawiki.jp/p/d/pbs-thread/iUS8PqRFAx.htm)

***ステータス計算で999に達した後のランク上昇の可否
GB環境・VC環境及びポケスタ環境では、オーバーフローになる場合を除き、「こうげき」や「ぼうぎょ」等のステータス計算で999に達すると、それ以上はランクが上がらなくなります。
しかし、PBS環境の場合は、999に達した後も内部的にランクが上がり続けます。
その結果、「こうげき」が999に達しているのに「いばる」が成功する、「あまえる」1回では「こうげき」を999未満にすることができない、といった事象が発生します。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年09月13日(月) 22:59:20 返信

実機では身代わりへの反動ダメージが1ダメージになるというのを追記しました。

ソース
https://bulbapedia.bulbagarden.net/wiki/Substitute_(move)

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年08月08日(日) 19:11:19 返信

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