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和君 7/14(火) 05:53:28 No.20090714055328 削除
五時過ぎに家に帰る。

「休みなのに仕事大変だね。体壊さないでね」

加奈に、今日は仕事でなく、弁護士と清水の両親と会ってきたことを説明

今、取り掛かっている仕事の目途が着き次第、清水と慰謝料その他の条件について交渉する。
それと、向こうの両親との合意内容についても、加奈に教えた。

一月二十日で退職
加奈との接見禁止、違約金五千万

何か会社関係であれば、保証人の義兄が泣くことになる。
清水の姉ちゃんが・・・・

清水の親との合意内容のうちの一部は割愛して説明をした。
親にも姉夫婦にも、口止めしてあるので、清水が内容を知ることは無い。

「そこまで、着々と進んでるんだ。和君、ユウちゃんもう許さないよね?
あれほど、ユウちゃんには争うなって言ったのに」

「許せって言われてもね。清水が納得しないだろう。
私を完全に見下しているから無理だろう。
清水に出来る選択は、二十日の時点で懲戒免職になるか
それ以前に、依願退職をするかのどちらかしか無い」

「何で、清水君懲戒免職なの?」

「二十日の日に、私が加奈の会社に、
お宅では、人妻に手を着ける社風があるのですかと乗り込む。

和君の奥さんに手をつけた。社長が知ることになる。
対外的イメージが完全に落ちるから、有無も言わさず首」

「そうか。そうなるよね」

加奈は、ため息をついて考え込んでいます。

「もう一つ清水が忘れているのは、あいつの書類の不備
このままでは、プロジェクト自体が崩壊、清水に損害賠償請求がなされる」

「その不備のおかげで、正月返上で仕事をせざるをえなかった。
私の身にもなってよ。馬鹿らしい」

「和君、どんな不備があったの?」

「加奈、それを聞いて清水君に教えてやるのか?親切なこった。
清水を避けているのではないのか?」

「だって、上司の私にも関わることだよ」

私は、奥の書斎から,DVDを数枚持ってきた。
加奈に、それを手渡した。

「これに、各社のデータの流れが入っているから、確認・点検させな。
それで解るから」

「もっとも、清水がここに来て、土下座して私に謝って
すぐに退職願を出せば、少なくても、義兄に損害賠償は行かないな」

「それともう一つ、清水の姉ちゃん、その不備のデータを体を張って買うって」

加奈は、私の言っている意味が理解したらしく、唇を震わせて食ってかかってきた。

「それってまさか、和君と寝るってこと? 私そんなの嫌。
卑怯じゃない。弱いもの苛めなんて」

「じゃ。義兄が清水の尻拭いで、億の金を払えばいいのか?
それの方が理不尽だろう。
清水の頭一つ、身一つで済む問題だろう。違うか
もっとも。清水が体を差し出しても嫌だけどな。
清水のあほが、私に絡むからこうなるのだ」

加奈は何も言えず黙ってしまった。

加奈は多分清水にこの話をすると思う。
清水の出方を見るだけである。



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