まとめサイトです。

和君 7/9(木) 20:13:44 No.20090709201344 削除

美千代は、実家に里帰りです。
今後の事を話し合ってくると言っていました。
父親が頑固なので、旨く話せるかが心配です。

洋子は、親子三人で、実家に行ってくるそうです。
旦那は不倫相手の所です。


私の今年の正月は、仕事・仕事の正月です。
何故か仕事が多かった。

毎年は一人淋しく寝正月でしたが、
今年は加奈が帰省せず、一緒にいてくれることになりました。
加奈としても考えることが一杯あるのでしょう。

二人だけの正月は始めてです。

加奈自身も今年は大きな変化があることは強く感じてるようです。

この取り掛かっている仕事に目途がつけば
清水に対して、私がけじめをつけるのは加奈も承知しています。
そうなれば、加奈も無傷では済まない。
離婚もありうる、加奈はそう感じているはずです。

「和君と来年・再来年もこうしていられるかな?
私は和君といつまでも一緒にいたいな。
私、何か変なこと言ってるネ」

加奈は少し涙ぐみながら、私の指に指を絡めています。

私には、加奈の気持ちが痛いほど解ります。

加奈一人であれば、許すかもしれません。
でも、今は、加奈と清水の許されぬ行為によって、
美千代との関わりが、私には出来てしまったのです。
そのことが、私には重く圧し掛かっているのです。

私に言えることはそう多くはありません。

「ずーっと傍にいればいいよ。
加奈はどこへ行ったて、どうなったって僕の加奈だよ」

「そうだよね」

加奈は暇さえあれば、引っ付き、纏わりついて甘えていました。

私達は二人で
結婚して二十年、知り合ってから約二十五年
その思い出の一つ一つをなぞりあいながら、語り合いました。

思い出の一つ一つが鮮明に蘇ってきます。
鮮明になればなるほど、心と意識は醒めて来る。
加奈も同じだと思う。

それを忘れようと、お互いに体をむさぼりあった。
むさぼりあえば遭うほど、余計深い闇に落ちていった。

こうして二人きりの初めての正月は悲しいまま過ぎた。



52へ

このページへのコメント

p6O4vb <a href="http://xxkkttprhveg.com/">xxkkttprhveg</a>, [url=http://axpeyxdrwtyn.com/]axpeyxdrwtyn[/url], [link=http://fdebkmreogyt.com/]fdebkmreogyt[/link], http://igurgpxxybye.com/

0
Posted by hpbxobb 2013年07月08日(月) 10:20:27 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

体験談募集










下着訪販のお客様…(完結)

管理人/副管理人のみ編集できます