最終更新: morishinjin 2017年07月23日(日) 11:21:27履歴
小室直樹
レーガノミクスは失敗も多かったが、やはり成功であったと評する経済学者も多い。その理由は、レーガノミクスは仮面を被ったケインズ政策であったという事である(小室直樹 『経済学をめぐる巨匠たち』 ダイヤモンド社〈Kei BOOKS〉、2003年、98頁)。伊藤修
また大幅減税の一方、と軍事費の増加で財政支出は減らなかったから、購買力の追加となって、景気は拡大した。反ケインズ主義の思想に立ちながら、結果的にはケインズ的な需要刺激政策となったのである(意図せざるケインズ政策)(伊藤修 『日本の経済-歴史・現状・論点』 中央公論新社〈中公新書〉、2007年、110頁)。山崎元
その後のレーガノミックス(レーガン大統領の経済政策)は規制緩和と競争を促進して後の経済発展の基礎になったと再評価された(山崎元 『エコノミック恋愛術』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2008年、140頁)。
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