最終更新: morishinjin 2019年12月31日(火) 13:39:29履歴
内田勝晴
機械の目減り分を前もって手当しておくことを、資本の減価分を内部留保(減価償却する)しておくという。もし内部留保しておかず、もうかったおカネを全部、従業員や経営者、株主などで山分けしてしまうと、何年か経って機械設備が古くなり、使えなくなったとき、新しい機械を買うおカネの貯蓄がなく、生産が続けられなくなってしまう。機械の寿命に合わせて初めからその分を除けておく必要があるわけだ(内田勝晴 『家康くんの経済学入門-おカネと貯蓄の神秘をさぐる』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2001年、41頁)。
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