スレ15-54
最終更新：ID:LTCgk12yxg 2010年11月16日(火) 11:22:38履歴
- 54 名無しさん＠ＨＯＭＥ 02/10/09 00:23
- 私の母には7人の姉＆兄がいます。
上から6人が女（私の伯母）で、次が1人だけ男（伯父）、母は末っ子
です。で、話はこの唯一男の跡取り伯父の妻である、私の義伯母のこと
なんです。7人の小姑達に囲まれてさぞかし苦労しただろうと、
今なら推測できますが、義伯母はいつもにこにこと優しい人でした。
田舎の社会では祖父一族は地位が高いほうで、全員校長＆教職に
就いていましたが、そろいも揃ってきつい人たちでした。
特に一番上と3番目の伯母は独身（50歳代）でいつもつるんで義伯母のあらを探している感じでした。
私の母は年下なので少し遠慮はありましたが、「かわいがってくれた
お兄ちゃんを取られた」的なことを娘の私にもらしたりして、
義伯母に関するトラブルがあると真っ先に近所に上手に言って
回ったりしてました。←一番タチ悪い？
祖父と伯父の家を囲むように私の家を含めた7件が建っています。
一旦切ります。
- 55 名無しさん＠ＨＯＭＥ 02/10/09 00:25
- さて、伯母たちは勝手に伯父宅に上がりこんでは、やれ祖父の
夕食が栄養不足だの、祖父の部屋の内装にお金をかけなさすぎだの、
いつも好き放題文句を言っていました。
母は「お姉ちゃん達はきつすぎる〜」と言いながら、だからといって
かばう風でもなく、影では教養のない義伯母をバカにするような
言い方をしていて、私もお嫁さんというのはそんなもんなのかなあ・・
と思っていました。
そんなある日、私が学校から帰宅すると私の家に伯母たちが
集まって青い顔でなにやらひそひそやっています。
何があったのか母に聞くと、母は新聞を見せてくれました。
その新聞は地方版の夕刊で、「●●市何でも相談コーナー」
みたいな欄がありました。「読んでみ」と言うので目を
通すと、こんなことが書いてありました。
続きます。
- 57 名無しさん＠ＨＯＭＥ 02/10/09 00:29
- 「私は7人の小姑がいる、教職に代々奉じている家に
嫁ぎました。いつも家に無断で入られ、たんすの中
なども 調べられています。ご相談したいのは、先日
故人である姑の仏壇に供えるご飯のことで怒られたから
なんです・・・・・・匿名主婦さん（36）」
と小姑とのトラブルを相談する内容が綴られていました。
伯母たちにはどうも、その内容に心当たりがあるようです。
どういった出来事かというと、ある日いつものように伯母Aが伯父宅に
上がりこんでいろいろチェックしていたところ、仏壇に供えてあった
ご飯が目に付いた。義伯母は毎日3食、食事前に新しいご飯を供える
ように、義務付けられている。伯母Aがご飯を見ると、中に固い飯粒が
混じっていた。伯母Aは義伯母が三食ごとにご飯を炊きなおさずに、
朝炊いたご飯を夕飯前にも使ったためだとひどく伯母を叱った、との
ことでした。 ・・・すみません、まだ続きます。
- 60 名無しさん＠ＨＯＭＥ 02/10/09 00:32
- 一週間前に出たこの投稿は反響を呼んだようで、いろんな
人たちからの感想やアドバイスが掲載されていました。
困ったのは伯母たちでした。せまい田舎のことなので、
7人も小姑がいる教職の家がどこの家族のことかわかる人には
わかります。実際、この記事を伯母たちに知らせたのは近所
の人でした。
匿名主婦（36）さんは、「みなさんからの励まし、
ありがとうございます。アドバイスを元に結果報告します。」
と返事を載せていました。
これを見た私は思わず、
「うまいっ！！！」
と叫んだことは覚えています。伯母たち＆母にきっと睨まれ
ましたが。
・・・あんまり上手くスカれなくてすみませんでした。
義伯母は現在、いじわる伯母たちの介護をしています。
帰省するたびに尊敬しちゃいます。
- 66 名無しさん＠ＨＯＭＥ 02/10/09 00:39
- 長くなってほんとｽﾏﾝです。私が中学校1年か2年のころの話だから、
20年くらい前の話っす。匿名主婦（36）はあいまいな記憶から
想像で書いたのでもうちょっと年上だったかも。
自分の母親は嫌いじゃないけど、自分もﾄﾒに苦労するようになって
相談できるのは義伯母の方です。
- 73 名無しさん＠ＨＯＭＥ ：02/10/09 01:19
- 私は今実家から半日かかるようなところに住んでいるので、なかなかフォロー
できなくて申し訳ないんですけど、帰省したら一番に義伯母にお土産を
持っていくようにはしています。そんなことで、なんの助けにはならないんです
けどね・・。
いとこ達が大きくなってからは、自称「悪気のない正直な」伯母と私の母が
親戚の集まりで何か言い出すと、みんなで
「はじまったはじまった！」「渡鬼よりひど〜い」「来週の夕刊に間に合うよね」
などと中断するようになっていきました。
ちなみに、義伯母は今でもあの投稿に関してはどんなにつめよられても、
すっとぼけています。
「お義姉さん達を尊敬している私がそんなこと、とんでもない」とか
言って。でも投稿欄に寄せられた「お供え分のご飯を小分けに冷凍庫に
保存してﾁﾝ」というアドバイスを今でも実行しているみたい（w
伯母たちがどんどん弱っていく中で義伯母は帰省するたびに
てらてらと光って元気と精力（一族での勢力も）が増していく
様子なのが救いです。この辺でROMに戻りますね。読んで下さってありがとう。
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