さらに、夢の続きを見た。

1月になった。
冬馬のピアノのレッスン時間は、1日16時間にまでなっていた。
冬馬と一緒にいる時間が少なくなった俺であった。
そんな環境の中、雪菜とは友人同士のつもりで一緒にいようとしたが、雪菜の方は違った様だった。
徐々に俺と雪菜の関係がぎくしゃくし始めていた。

そして、俺と雪菜の間のぎくしゃくし始めた感触は、冬馬と雪菜の関係にも徐々に影響を及ぼしていた。


コンクールが終わった後に俺と冬馬は、心身共に結ばれたはずだったが、二人の頭には雪菜のことがどうしても離れなかった。

俺は雪菜との距離で悩んでいた。

雪菜は、俺との距離で悩んでいた。

冬馬は、雪菜との距離に悩んでいた。

そんな中だった。

武也「まずは5人になろうぜ?」

親友が解決策を提案してくれたのは

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