「お帰りなさい」
「……どうも」
「旧交を温め直すことは……できなかったようね」
「……すみません。せっかく気を遣っていただいたのに」
「気にしないで。わたしも無理言っちゃったって思ってるんだし」

 あれから俺は、真っ直ぐ冬馬邸へ足を運んだ。もうこれ以上、どこかへ行こうという気持ちはなかったから。早く、今の俺を受け入れてくれる場所に帰りたかった。





「春希君、あなたたちは、どんな風に始まったの?」

 曜子さんが唐突に聞き出した。俺はいきなりの質問に面食らってしまった。

「あなたと、小木曽さん。学園祭の後、付き合い始めたんでしょう?どんな風に始まったの?」
「ライブの後、雪菜が、俺に告白したんです」
「そう……で、あの子は?」
「かずさとは、その前に……キスしました。……まあ、その時俺は寝ちゃってて、後でかずさから聞かされて初めて知ったんですけど、ね」

『あたしが、先だった……先だったんだ』
『キスしたのも、抱き合ったのも。そいつのこと好きになったのも』
『卑怯な真似だって……許されることじゃないってわかってた』

「で、あの子は、それからどうしたの?」
「何も……言いませんでしたよ。自分の気持ち、押し殺してました」

『でも、告白なんてできる訳がなかった。あの時のあたしは、あたしですら大嫌いな奴だったから、そいつが好きになってくれるわけないって思ってた』
『だから、そんな自分にふさわしい最低の真似をした。そこまで切羽詰まってたんだ。苦しかったんだ』
『……誰にも、奪われたくなかったんだ』

「でも耐えられなくなっちゃいました。俺も、あいつも……」
「……ホント、わが娘ながら不器用なんだから」

『でも、その日のうちに雪菜に奪われた。何もかも、雪菜に持っていかれた』
『だって、思わないって。あたしみたいな変な女が他にもいるなんて……』
『あんないい奴が、あんないい女が……あんなに悪趣味だなんて、そんなの誰がわかるんだよ……』

「……雪菜に先を越されて、ずっと、我慢してたんですよ、かずさは」
「……そう」

 俺は荷物から、一枚のDVDを取り出し、デッキに入れて再生を始めた。
 帰り際、武也から受け取ったものだ。

『武也、これ……』
『お前がいなくなってからも、雪菜ちゃんはずっとライブで歌ってたんだよ。その度に朋に撮影を頼んでたんでな』
『柳原に?雪菜が?何で?』
『知るか』
『じゃあこれは、雪菜がライブをやった時の?』
『ああ。今のお前に見せて意味があるかどうかは分かんねえけどな』

 DVDが起動し、画面に映し出される。

『皆さん、こんにちは〜。SETSUNAで〜す』

 画面に、雪菜の姿が映し出された。いつだったか、彼女のライブを見に行ったことがあったが、画面の雰囲気がその時のものに似ている感じだ。何より、雪菜の遺影に写っていたのと恰好が同じだったから。
 雪菜が歌っていたのは、曜子さんから送られた画像で知っていた。少なくとも雪菜は立ち直ったんだな、と、その時は安堵はしていた。

『では早速行きますね。「WHITE ALBUM」』

「……ホント、わが娘ながら、どこまでも往生際が悪いんだから」
「お義母さん……」
「あなたはかずさを選んでくれた。でも、かずさは彼女に負けたのよ」
「……どういうことですか?だって俺は、かずさを……」
「……確かに、あなたを好きになったのも、キスも、抱き合ったのも。かずさの方が先だったのは事実でしょう。でも……」
「でも……何ですか?」
「たった一つ、小木曽さんの方が先だったものがあった。そして、それこそが絶対にかずさが先を越されてはいけないものだった」
「それは、一体……?」
「『告白』よ」
「こく……はく……?」
「そう。相手に対して自分の気持ちを打ち明ける勇気。今までの関係を変えようとするための最初の努力」
「あ……」

『そういうことは最初に言ってくれよ!俺なんかにわかるわけないだろ!?』

 そうだ。雪菜を裏切るキッカケの日。俺はかずさに対してそう叫んだんだ。
 かずさが俺のことを好きだって知って、そのことを言わなかったあいつに対して言ったこと。
 でも、それは俺の方も同じだったんだ。かずさへの想いを閉じ込めたまま雪菜の告白を受け入れ、肝心の相手に自分の気持ちを真っ先に言う勇気を持たなかった俺自身への言葉でもあったのか。
 結局、俺もかずさも自分で何も動かずに、気にしない素振りの中で相手の気持ちを探り合い、どうしようもなくなるまで追い詰められ、がんじがらめになるまでお互いに向き合うことをしなかった。
 俺も、かずさも、自分に自信を持てなかったから。こんな自分が相手に好きになってもらえる訳がないって、最初から諦めていたんだ。

「春希君。恋愛はね、振られた人が負けじゃないのよ。それを恐れて勇気を出せなかった人が負けなのよ」
「でも……でも、かずさの方が先に俺を好きになったのは本当で……」
「なら尚更よ。先に好きになったのなら、それこそ小木曽さんよりも先に告白する機会はいくらでもあった。
 それができなかったのは、あの子が臆病だったから。後でいくら言ったところで負け犬の遠吠えでしかない。
 あなたには、かずさが小木曽さんに勝ったって思えた時が一度でもあった?」

 でも、雪菜は違った。自分が傷つくことが分かっていても、それでも今までの俺との関係から前へ進みたいと望んだ。だから、キッカケがどうであれ、自分から俺に告白したんだ。
 俺たちは、そんな雪菜の勇気を、努力を、臆病な子供のワガママな言い分であっさりと裏切ってしまった。
 自分たちの弱さが招いた泥沼から抜けるために相手に責任を押し付けて、自分たちは相手の手の届かないところへ逃げることで体裁を保つことしかできなかった。
 結局俺たちは、最初から最後まで、雪菜の告白に筋を通せなかった。自分たちの気持ちが儘ならないところまで追い詰められて、駄々を捏ねて、二人で閉じこもって、逃げて、裏切って。
 筋を通せなかったかずさが、雪菜に敵う物がないのは当たり前だったんだ。

『駄目だった。あなたに捨てられても、世界と自分を切り離せなかった』
『だから、かずさに勝てなかった。春希くんのために、平気で全てを捨てられるかずさを越えられなかった』
『やっぱり、かずさより、本気じゃなかったんだ……。あなたのこと、そんなでもなかったんだよ……っ』

 ……違うよ、雪菜。かずさが全てを捨てたのは、俺のためなんかじゃない。
 かずさが全てを捨てた本当の理由は、重かったからだよ。
 俺以外の全ての物事と関わるのが、怖かったからだよ。
 かずさは、雪菜のように前向きな生き方ができる人間じゃないから。
 しかも、雪菜から奪った形で俺と結ばれたから。
 雪菜を傷つけた事実が、かずさには重すぎたんだよ。
 だから、捨てるしかなかったんだ。
 そうじゃないと、かずさが押し潰されるのは間違いないから。
 捨てるってことは、心の負担を、罪の意識から目を背けるための逃げの手段でしかない。
 想いの強さとは、何の関係もないんだよ……。
 だって俺は、雪菜の想いが、かずさに負けてるなんて思ってはいない。
 俺がかずさを選んだのは、かずさが一番だったから。
 かずさが、俺以外にいなかったから。
 ……俺が、弱かったからだよ……。

「春希君。正直、今のあなたが心から幸せだった……って、他の人たちに――小木曽さんに胸を張って言える?」

 俺は、無言で首を横に振った。
 かずさには、間違いなく言える。かずさのために、俺が決めたことだから。
 でも、曜子さんには辛うじて言えるかもしれないが、少なくとも雪菜に対しては……言えないだろう。雪菜に対して、俺もかずさも筋を通せていなかったから。
 あんな最悪な形で雪菜を裏切って掴んだ幸せを、雪菜に向かって宣言するなんてことは……俺にはできない。

「……そうね。わたしも彼女に向かっては言うことはできないわね」

 雪菜が、歌い続けている。マイクを片手に、俺を失っても変わらない笑顔で。
 ……俺がいなくても笑顔でいられる、あの時から俺が望んだ雪菜の姿。

「あなたがかずさを想っていてくれたのも、かずさを選んでくれたことも。母親としては感謝してる。
 ……でも、そのせいで彼女を――小木曽さんを裏切ってしまったことだけは、やっぱり、どう考えても間違っていたのよ」

『アンコール、ありがとうございました〜』

 そう言って再び舞台に立った雪菜は、ギターを手に舞台の真ん中に置かれた椅子に腰を下ろした。

『ではアンコールは、わたしの弾き語りでいきたいと思います』

 その挨拶に観客席はドッと沸いた。

『実はこの間からギターも始めたんですよ。でもギターを弾きながら歌うのは結構難しいんですよね。ですので上手にいくように皆さん祈ってて下さいね〜』

 雪菜の挨拶に、再び客席が沸く。それが収まってライトが雪菜に集まった。

『では聴いて下さい……「POWDER SNOW」』

 この曲……曜子さんが送ってくれた画像で雪菜が歌ってた……。
 そうだ。これは以前武也が言ってた『別れた相手を想う歌』……。
 なぁ、雪菜。どんな思いで歌ってるんだ、その歌?
 ……俺には、分からないよ。

『ありがとうございました〜。では次で、本当に最後の曲になります』

 観客の残念そうな悲鳴が響き渡る。

『ですので、ちょっとわたしの話、聞いてもらえますか?』

 そう言って雪菜は一呼吸置いた。ギターを一度掻き鳴らし、少し俯いたまま語り始めた。

『実はわたし、一度歌を止めたことがあったんです。
 わたしの大切な人たちと色々あって、傷つけ合って、歌を嫌いになった時がありました。歌うと、どうしてもその時の辛い思いを思い出しちゃったから。
 でも、それはただ辛いことから逃げてただけだったんですね。そのことでたくさんの人たちを巻き込んで、また傷つけてしまった。
 そんなわたしに、歌を取り戻してくれた人がいました。実はその人、わたしから歌を取り上げた人なんですよ。
 でもその人、歌っているわたしが好きだって言ってくれて。もう一度歌って欲しいって、わたしを勇気づけてくれました。
 それで気付いたんです。わたしはやっぱり歌が好きなんだって。そして、その人のことを、本当に愛しているんだって。
 その時に、歌を続ける決意をしました。もう、過去から逃げたくなかったから。現実と正面から向き合いたかったから。前へ進みたかったから』

 ……俺は、確かに雪菜を愛していた。
 かずさを選んだとしても、雪菜の不幸は決して望んでなんかいなかった。
 雪菜には、幸せになって欲しかった。雪菜は、幸せになるべき人だった。
 たとえ俺を憎んで、忘れて、そうして得られた幸せでも。
 俺のいない未来でも、雪菜を愛してくれる人はきっといると信じられたから。
 ……雪菜は、強い女性だから。俺たちと違って。
 ……そう、思い込もうとしていただけだったんだ。

『……そして、わたしにまた悲しい出来事がありました。簡単に言うと、失恋です。ずっとわたしの側にいて、わたしの側から離れていた、わたしから歌を取り上げて、取り戻してくれた、大切な人。
 その人と手にするはずだった幸せを、あの日突然失いました。ショックでまた歌を失いかけました。本当に、その人を愛していたから。……どうして、こうなっちゃったんだろう……て何日も何日も塞ぎ込んでました。
 でも、その人たちはやっぱりわたしの大切な人たちだから、その人たちには幸せになって欲しいって思っています。
 その人たちが幸せになるためにわたしが側にいることが辛いことだったから、わたしはその人たちと別れる決心をしました。
 ……本当は、その人たちが幸せになるのは当然だったんですけどね。
 彼女が教会の祭壇で頬を赤らめて、その隣で彼が照れ臭そうに笑ってて、わたしがそんな二人のために賛美歌を歌う……そんな形の幸せが本来迎えるはずの未来だった。
 そんな風に二人を祝福したかった。たとえ、わたしがどう思われていても、二人を笑顔で送り出したかった』

 そう言って雪菜は左手の拳を握った。薬指に、俺が渡した、あの指輪を付けて。
 ……そうだったんだ。雪菜が今でも指輪を付け続けていたのは、そんな思いを俺たちに伝えるために。
 裏切られた過去を引き摺っていたんじゃなくて、俺たちともう一度向き合える時を待ち続けてる決意の証。

『本当は、本当はさ……もっと違う、一番幸せな道、あったんだよ』
『教会の祭壇で雪菜が泣いてて、春希が照れてて、そしてあたしが、祝いのオルガンを弾く』
『そんな未来が、三人にとって一番幸せだったんだ。……三人の平均を取れば、だけどな』

 ……何が[俺のことを忘れて]だ。何が[三人の平均を取った幸せ]だ。
 彼女は、俺たちの最低の行為を祝福しようとしていたのに。
 自分の幸せのために彼女を不幸に追い込んで、それから立ち直って幸せになって欲しいなんて。
 結局、今の俺たちが彼女の幸せを望むなんて、彼女が得るはずだった、彼女の本当に望む幸せを一番軽視していただけの思い上がりに過ぎなかったんだ。

『だから、わたしはもう歌を失いたくなかった。たとえ辛くても、それがわたしの身に起こった現実だったから。
 歌を止めることは、かつての時と同じ過ちの繰り返しだったから。現実から目を背けること、逃げることと同じだったから。
 だからわたしは今でも歌い続けています。どれだけ辛くても、苦しくても、悲しくても。もう逃げたくないから。現実から目を背けたくないから。前を向いていたいから。
 そして、いつか今のわたしを見ていて欲しい人たちのために歌い続けます。その人たちにも前を向いていて欲しいから。わたしはこれからもずっと歌い続けたいと思っています』

 雪菜が俯いたまま、小刻みに肩を震わせる。
 雪菜の瞳から涙が零れる。声も湿り気を帯び始めていった。

『では、今度こそ最後の曲です。わたしが歌を失うきっかけの、そしてわたしに歌を取り戻してくれた、わたしの、一番大切な曲です。
 聴いて下さい……「届かない恋」』

 視界が歪んでいく。雪菜の姿が滲んでいく。
 俺の目から、止めどなく涙が溢れていく。

 そうだ。あの時も、雪菜は俺を送り出してくれた。
 俺に裏切られた事実から、目を背けはしなかった。
 ……そう、皆の言葉通り、結局俺たちは逃げただけだったんだ。

『俺……もう雪菜とは、一緒に歩いていけない』

 雪菜に、一方的に別れを突き付けた時も。

『もう、行けよ。これ以上話しても、平行線だ。お前が行かないなら、俺が先に行くわ。じゃあな』

 武也に、過ちを正すよう諭された時も。

『……もう、いいですか?それとも、まだ何かありますか?もし、これ以上話すことがないようでしたら、俺、そろそろ……』

 小木曽家で、婚約を破棄したことを告げた時も。
 俺はただ事実を押し付けただけで、相手からの追及を意識して避けていた。

『あたしに最初に言うことが誠実なのか……?そんなののどこが誠実なんだ?』
『人を傷つける事実を堂々と相手に押し付けて、それで自分は誠実でしたってか?』

 ……そうだよな、かずさ。雪菜を初めて裏切ったあの日、お前にも言われてたのに。
 結局俺はお前のために……いや、お前のせいにして同じ過ちを繰り返しただけだったんだ。
 雪菜はどんな時でも、俺に正面から向き合おうとしていたのに。
 ……学園祭の夜に、勇気を出して俺に告白した時も、かずさへの想いを振りきれないままに受け入れて。
 ……その気持ちを抑えきれずに雪菜の目の前でかずさを求めて。
 ……そんな最低な自分を守ろうとして雪菜を三年も避け続けて。
 ……そして今度こそ雪菜と向き合おうと、自分を嘘で塗り固めた。
 ……でも結局かずさと再会して、かずさに求められて。
 ……俺が塗ったメッキは、あっけなく剥がれ落ちて。
 ……雪菜を、裏切って、傷つけて。
 ……かずさを、選んでしまった。
 本当に俺は、最初から最後まで、雪菜に対して誠実な態度など何一つ取ってはいなかった。
 ただ自分が傷つきたくなくて、雪菜の優しさに甘えてただけだったんだ。

 ……やっぱり、俺は何も分かっていなかった。
 かずさと決別したつもりで、かずさを忘れようとして、かずさと離れていた五年間が。
 俺と雪菜にとって、何の意味も成さなかった。
 だから。
 雪菜を裏切って、雪菜から逃げて、雪菜と離れていた五年間が。
 俺とかずさにとって、何の解決にもならないのは当然だったんだ。
 本当に、馬鹿だ、俺は。
 取り返しのつかないところまで追い詰められないと、気づかないんだから。

「はっ、ははっ、はははっ……」

 なぁ、かずさ。
 雪菜も、そっちに行ったってさ。
 もう、雪菜には会えたか?
 もう俺は二人には会えないから。
 俺は死んでも、地獄へ行くのが決まっている。
 もし雪菜に会ったら、もう俺のことを気兼ねする必要はないぞ。
 だから今度こそ、なってくれよな。
 生涯の、大親友に……。

 なぁ、雪菜。
 やっぱり俺、君を選ぶべきじゃなかったんだよ。
 君は最後まで逃げずに、俺たちと向き合おうとしていた。
 君は、俺が思ってた通りの、理想の女性だった。
 俺たちよりも、遥かに強い女性だった。
 自分たちのワガママで、平気で君を裏切る最低な俺は。
 今でも君から逃げ続けている、情けない俺なんかでは。
 君ほどの女性とは、釣り合うはずがなかったんだよ……。

「うわああああああああぁぁぁぁぁっ!」

 俺は、画面を見ながら泣き叫んでいた。
 かずさを選んで、他の全てを捨てて、かずさ以外、何もなくなって。
 そして、そのかずさを失った今、俺にはもう何も残っていなくて。
 [北原春希]という男の肉体の、抜け殻の存在。
 ただこの場に[ある]だけの、空虚そのもの。
 だから、分からない。
 今の俺が、泣き叫んでいることが。
 何を思い浮かべて、何を偲んで泣き叫んでいるのか。
 俺は、何も分からない……。

「うわああああああああぁぁぁぁぁ……」





 雪菜が、歌っている。





 俺たち三人で、学園祭で演奏して。
 二人に戻って、バレンタインコンサートで流した旋律で。
 そして、とうとう一人になっても、前に進むために。





 アコースティックギターをお供に、観客を魅了して。





 かつて雪菜の歌を奪い、そして雪菜の歌を取り戻し。
 今の雪菜にとって、呪いともいうべき、忌まわしき歌を。





 『届かない恋』を、歌い続ける……。


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