最終更新: tominosyou 2024年03月02日(土) 11:04:51履歴
これはそのゲーム世界において一般に利用できない特殊な能力をキャラクターが持っている場合、GMがそのCP総計を調節するために使用できる“総括的な”有利な特徴です。この“特殊な能力”にはマンガ的性質や呪文、超常的有利な特徴(人間の場合)、超自然的有利な特徴(誰でも)、その他ほとんどすべてが含まれます――詳細はゲームの設定によります。プレイヤーが「特殊な背景」をGMに提案するのは自由です。しかし提案された「特殊な背景」を許可するかどうかはGMが決定します。もしそうするのであれば、必要CPと利点を決定してください。
例1:「魔法使いによって育てられた」ので呪文を学ぶことができる、という背景は、魔法が一般的なファンタジー世界であれば0CPの演出効果かもしれません。でも、魔法が知られてはいるが秘密にされている陰謀主義的キャンペーン世界では、10CPに相当する「特殊な背景」となります。また、PCが超自然の能力を持っていればサスペンスが減ってしまうホラーのキャンペーンでは50CPに相当する「特殊な背景」でしょう――あるいは単純に禁止してかまいません。
例2:「魔法の神の娘」であるために「殺されない」特徴を持つ、という事実はほとんどの背景世界において「特殊な背景」です。もしGMがそれを認めたならば、その特徴と見合う――50CPかそれ以上の――CPが必要です。
すべての“珍しい”キャラクターが「特殊な背景」に値するとは限りません。キャラクターが明確な利益を得るときのみGMはCPを課すべきです。例えば、人間が狼によって育てられるのは珍しいことでしょう。しかし、もしそのことによってキャラクターが特殊な能力(例えば「動物会話」)を持っているのでなければ、それは0CPの価値で、演出効果でしょう。
下記エリアクラス内に1人、多くとも数人しか存在しない場合の必要cpです。
0cp | 近所あるいは小規模な農村地域 |
10cp | 村・小さな町 |
20cp | 都市 |
30cp | 地方・小国家 |
40cp | 国家 |
50cp | 惑星 |
60cp | 恒星間国家 |
70cp | 銀河 |
80cp | 宇宙または存在の階層(界相) |
100cp | すべての宇宙や階層(界相) |
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