最終更新: tyounekogami 2023年11月06日(月) 15:49:19履歴
クトゥルフ神話以外の月関連の怪物(例えばルナル世界から召喚されたモンスター)が登場する可能性があるので、本サイトでは「月棲獣」の方の呼称を用います。
画像出典:↑いらすとや | ↑マゼラン | ↑RAINDROP | |
↑トモタカ | ↑山下 和真 | ↑のえも家 | ↑ktnt0056 |
↑proak | ↑白ばらコーヒー牛乳 | ↑hiwo | ↑オスヤミサナイ |
ムーン=ビーストは別名「月棲獣」「月の怪物」とも呼ばれるドリームランド(Dreamlands)の月に棲む生物(神)である。ドリームランドの月は異形のものの棲む巣窟となっており、月の裏側には見たこともないような都市が存在している。彼らはレン(Leng)の人間もどき(角と蹄を有する人間のような生物)を奴隷として扱い(まぁ彼らなら他の種族も奴隷として扱っていそうだが……)、黒いガレー船を用いてドリームランドの都市や地球にやってきて取引を行なっている。彼らのバックには何がいるのか……考えたくないものである。
レンの人間もどきたちは月棲獣を崇拝しており、月棲獣はニャルラトテップを崇拝しているといわれる。ときに月棲獣はレンの人間もどきを兵士として扱いその喧騒を楽しむことだろう。H・P・ラヴクラフトの「未知なるカダスを夢に求めて」によると、その姿は"灰色がかった白い油ぎった肌はまるで目のないヒキガエルのようで、その皮膚は伸縮自在に形を変える。鼻にあたるであろう部分にはピンク色の短い触手が生えている。"と描写されている。
彼らはしばしその性格によってTRPGの脇役として取り上げられることがある。性格は残虐なサディストで拷問愛好者とも呼ばれている。主に槍を持っていることが多く楽しげに槍を犠牲者に突き刺す様子はまさにクトゥルフTRPGの醍醐味ともいうべき描写を私たちに与えてくれることだろう。単体で現れたときは驚く程度ではあるが(それでも強敵ではあるが他の神格に比べたら……)、多数の月棲獣に追われると考えると悪夢以外の何ものでもないだろう。まさにドリームランド。
■代表的な性質
- 見た目は、目のないヒキガエルのようで脂ぎった灰白色の肌をしており、鼻にあたる部分にピンク色の短い触手が無数に生えています。
- 銃火器に耐性があり、それらは最低ダメージしか与えられない。
- 声を発することができない。同種族間では、触手を使ってお互いに意思を伝えあう。
- 他の種族と話すときは、いつも携帯している奇妙なフルートを使って話す。
- 見た目の割には頭がいいが、性格は残虐なサディストで拷問愛好者。ニャルラトホテプを崇拝している。
- 拷問道具や主に槍を武器として、群れで襲ってくることが多い。
- 普段は「ドリームランド」という異世界の、月(の裏側)の薄い灰色の石で造られた陰気な都市に棲んでいる。
- 黒いガレー船に乗って、空を進む。そして他の種族を奴隷にする。
- 黒いガレー船は大きな船で力強く、正確に動くオールが三列に並んでいて、何よりも速く海を越えることが可能で空をも進む。そしてかなり臭い。入港した時に市全体に広がるほど臭い。
- 月棲獣の兵士の多くは奴隷にした種族で構成されている。
- 月の裏に住み着いた土星猫とは同盟関係にある。
- ドリームランドの地上のサルコマンド(Sarkomand、サーコマンド)廃墟近くの寺院では、月棲獣やレンの人間もどきが旧支配者ムノムクァ(Mnomquah)とその妻オーン(Oorn)を崇拝しているそうだ。
目次:
体力16 敏捷力10 知力16 生命力13/16
移動力7 よけ6 受け6 基本致傷力1d+1/2d+2
受動防御/防護点:0/0、火器でのダメージは最低値しか与えられない。
- クトゥルフ神話恐怖判定±0
- 攻撃手段:槍 / Lv12 / 長さ1 / 刺し3d-1(1d+1+槍の威力「2d-2」)
- 投擲時は威力はそのまま、正確さ2、半致傷16、射程24、連射1、弾数1
- 最低でも1〜3個の禁断魔術を使える。
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