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魔法・呪文関係の意見交換
563.名無し - 23/12/30 00:56:40 - ID:SHSmbMTwjQ
古いゲーム「ダンジョンマスター」(リアルタイム3Dダンジョン探索ゲーム)では、最終キーアイテムとして「力の玉」というのが登場しました。英語だと「パワーストーン」なので、まぁガープスのそれも直訳すると「力の玉」になるんですかね。このゲーム内の力の玉は膨大な魔力を持つという設定の石で、ラスボスであるロード・カオスとプレイヤーたちのクライアントであるロード・リブラスルスを魔力的に合体させ、グレイロードに戻す力を発揮しましたが、まあおそらく「無限に近いマナの貯蔵庫」的なアイテムだったと推測されます(ゲーム内ではイベントアイテム扱いで、プレイヤーは使う事ができませんが…)。
なお、キリスト教圏では「魔法」は悪魔の業であり、神が定めた物理法則を歪めて強引に「結果」を生み出す邪法という認識です。なので「魔」という言葉が適切かと思います。
一方、「マナ」はハワイ語で「神秘的な力の源、呪力、奇跡」という意味で、基本的には「パワー」と同じような意味合いですが、どちらかというと善なる力の意味合いが強いように感じますが、これは宗教観によるものと思われます。マナ自体は「善でも悪でもない超自然的な力」と説明されているので、実は違いがありません。
ただ「マナ」というワードは、ハワイでは女の子の名前として人気のあるらしく、悪魔の業というイメージはなく、神秘とか超自然的といった「奇跡」の意味合いに近い感覚かと思います。そして神の奇跡とは、そう何度も頻繁に起きるものではないと思うので、ガープスでは使い捨ての力の玉にこのワードを当てたのかな?と憶測します(真相は知りません)。
以上をまとめると、「何度も神の法則を歪める邪悪な魔の力」がパワーストーンであり「魔石」「魔力の石」「魔力石」と訳すのが適切かな、と。対するマナストーンは「たまにしか起きない神秘的な奇跡の力」ということで「奇石」「奇跡の石」「神秘石」と訳すのが無難なのかな…と。日本語だと「奇跡石」という言葉は読みが「せきせき」と連なってしまうので、あんまり語呂合わせがよろしくないのが悩ましいところ。
…ただ、「使い捨て魔石」はさすがにちょっとどうかと(苦笑)
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