掲示板・スレッド詳細
TRPGで使えそうな雑学
101.名無し - 23/08/27 21:07:13 - ID:SHSmbMTwjQ
ガープス第4版の巻末に紹介されているサプリメント「インフィニティ・ワールド」
要するにこれは、パラレルワールド(歴史平行世界)を扱った冒険である。
では、現実世界にパラレルワールドは存在するのか?
■実証実験 → 現状では無理
「パラレルワールドは存在するかもしれない」「ただし確認する方法がない」とするのが科学者の主要な意見。何かしら科学的手法で別次元の存在を確認する方法が全く思いつかないため、現状ではただの思考実験の域を出ない。
■存在を示唆する現象その1 → 量子力学の不確定要素
量子力学において、素粒子は「誰か」に観測されるまで「状態が決まってない」。いわゆる「シュレディンガーの猫」状態がこの世界の基本。
で、量子力学において観測した結果、結果AとBのどちらかに収束するわけだが、決定されなかった方の結果はどうなってしまうのか?が議論された。普通に考えたら「選択されなかった側?単純に消えたんだろ」となるが、一部の学者は「消えたんじゃなくて別の歴史平行世界へと分岐したのでは?」と考えた。
これがもし真実だとするならば、選択されなかった側の結果が次々と世界を枝分かれさせ続けており、常に平行世界を作り続けている事になる。
■存在を示唆する現象その2 → 天文学における重力特異点
特異点として知られるブラックホールだが、吸い込まれた情報がどこへ行くのかが議論されている。単純に「ヤツは消えた!もういない!」という意見が主流だが、別の意見として「別の次元の宇宙にホワイトホールが存在し、中継ラインのワームホールをくぐってそこから吐き出されているのでは?」というものがある(ブラックホールの存在を予言したアインシュタイン自らがこれを提唱している)。
現状、ブラックホールの存在は確認されたものの、ホワイトホールはまだ確認されていない。一応、ホワイトホールの候補として挙がっているのはガンマ線バーストと呼ばれる現象。デススターの惑星破壊砲のごとく、一直線にエネルギービームを放ちすぐに消えていく天体で、正体はよくわかっていない(超新星爆発説が有力だが確証はない)。で、これについて「別次元のブラックホールに吸い込まれた情報が、我々の宇宙でホワイトホールとして吐き出されているのではないか?」という仮説が立てられている。つまり、別次元だか平行宇宙だかは確かに存在するのではないか?と。
最新コメント
2024-05-09
2024-05-08
2024-05-07
2024-05-06
2024-04-22