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tominosyou 2019年04月21日(日) 06:07:36履歴
例:あるマッドサイエンティスト。あなたが決闘で倒した男の4人兄弟。
例:1人の超人。地方警察(警官は何百人かいても、あなたの顔を知っていて、あなたを追いかけているのはその一部にすぎません)。
- 「邪悪な双子」があなたよりも高い技能をもっているか、あなたの知らない能力(GMが決めます)を持っている場合:さらに-5CP
- 「邪悪な双子」があなたよりも高い技能とあなたの知らない能力(GMが決めます)の両方を持っている場合:さらに-10CP
例:政治家を尾行する熱心なジャーナリスト。犯罪容疑者を追跡する刑事。
例:政治家の政敵、容疑者にしつこくつきまとう刑事。
例:政治家を銃で狙っている暗殺者、容疑者を逮捕するつもりの刑事。
もしも敵が強すぎるとしたら、あなたは近いうちに投獄されるか殺されるかするでしょう。敵によって60CPまで獲得することができますが(FBI、12以下、ハンター)、これだと大半の冒険は犯罪捜査を切り抜けることのみになります。それに60CP余分に使うことができたとしても、あなたの冒険はおそらくすぐに終わってしまうでしょう。
敵が弱かったり、あなたの行動が懸命だった場合には、敵を皆殺しにしたり、敵対関係を帳消しにしたりすることができるかもしれません。しかしその場合でも「うまい話には裏がある」という格言の通り安心はできません。獲得したCPは以下の方法のいずれかで埋め合わせてください。
- CPによって「買い戻す」
- 新たに不利な特徴を設定します。たとえば敵のリーダーとの最後の決戦で頭に打撃を受け、耳が不自由になることもあるでしょう。あるいは、敵を倒しての帰り道に巨大なクモに刺され、恐怖症を植えつけられるかもしれません。当然、新たに獲得する不利な特徴のCPは、敵によって得ていたCPと同じでなければなりません(敵のCPの一部を経験点で買い戻し、残りを新しい不利な特徴で埋め合わせることもできます)。もしあなたがいいアイデアを思いつかなかったときには、GMが代わりに不利な特徴を決定します。
- 同じCPの新たな「敵」が登場します。例えば、あなたがついて邪悪なマッドサイエンティストを倒すことに成功しても、彼には弟がおり、兄の遺志を継いで邪悪な計画が続行されるのです。
このページへのコメント
>もしも敵が強すぎるとしたら、あなたは近いうちに投獄されるか殺されるかするでしょう。敵によって60CPまで獲得することができますが(FBI、12以下、ハンター)、これだと大半の冒険は犯罪捜査を切り抜けることのみになります。それに60CP余分に使うことができたとしても、あなたの冒険はおそらくすぐに終わってしまうでしょう。
「ガープス・レンズマン」の御仁なんかは、−120cp(−40cp×3)の敵とかがいるそうですが、フェイクトゥルフでも特例のケースとか認めて頂けないものですかね…。
NPCとしてならGM権限で自由に設定すれば良いでしょう。
PCとして使いたいというなら、許可されるとは思いません。
なにせ、敵の登場のせいでまともにシナリオに関わることができず、ただ徒にGMに負担を強い、他のPCに迷惑をかけるだけのPCになり下がる可能性が非常に高いです。
そのような迷惑なPCも、そのようなPCを使わせろという迷惑なPLも、参加そのものを拒否されるだけでしょう。
もし、敵がいっぱいいるという設定が欲しいだけなら「敵の制限」の項目に「もし合衆国が政府をあげてあなたを探しているとしたら、昔学んだ大学の教授もあなたを恨んでいることなど、忘れてしまってもかまわないでしょう」とあるように、制限を超える分は忘れて(キャラクターシートから削除して)しまって、そういう設定があることだけ伝えておけばいいでしょう。
通常のキャンペーンやPCを取り巻くよくある在り方では、テキストにある制限を守るべきでしょう。
例えば、あなたは人間(のような社会性生物の)社会・組織に属し、良くも悪くもそのしがらみを受けているような。
この「敵」用CP制限をPCが超え得る設定ともなれば、例えば人類の敵としてのゴジラみたいに、劇中に登場する他勢力ほぼすべてが「敵」とかいう極端なキャンペーンになると思われます。
そういう風にGMがキャンペーン(あるいは夢オチの単発シナリオとか)を運用したい場合は、敵制限の解除が許されるかもしれませんね。 世界を滅ぼせる者達による怪獣大戦争みたいなレギュレーションです。