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tyounekogami 2022年10月02日(日) 15:39:47履歴
効果範囲の広さは、判定の難易度ではなく、消費エネルギーに影響します。かける範囲を広げると、消費エネルギーが増えていきます。範囲呪文の解説には“基本消費(base cost)”が示されています。実際の消費エネルギーは、基本消費に効果範囲の半径(メートル)をかけただけになります。半径2メートルの範囲なら、基本消費の2倍、半径3メートルなら3倍のエネルギーが必要です。範囲呪文の中には基本消費が端数になるもの――たとえば2分の1や10分の1もありますが、最低でもエネルギーを1消費します。また、常に消費しなければならない最低限の消費エネルギーが決まっている場合もあります。これは、基本消費に実際の効果範囲の半径をかけた値より大きな値であっても、支払わねばなりません。
範囲呪文が生き物に影響する場合、範囲内にいる生き物すべてに効果を及ぼします。範囲全体ではなく、一部だけ(半円形など)に効果を及ぼすこともできますが、エネルギー消費は変わりません――つまり、効果範囲に“穴”を開けることができますが、その場合でも効果範囲にくまなくかけた場合と同じエネルギーを費やさねばなりません。
術者が効果範囲の一部に触れることができなければ、効果範囲の一番近い端とのあいだの距離が、技能判定のマイナス修正になります。
以上の点を除けば、範囲呪文も通常呪文と同じように扱います。
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