最終更新: tyounekogami 2022年10月26日(水) 14:49:49履歴
《[[自律思考]]》この呪文は作成物か幻覚に唱えます。擬似的な知能を与えて、自己の判断で行動するようになります。目標は術者に忠実で、持てるすべての能力を使ってその命令(あるいは術者が従うように命令した個人)に従います。
基本消費は術者が目標に与える知識によって決まります。目標が作成物なら敏捷力と知力は、元になった呪文の説明にある通りの数値から始まります。この呪文を使う上では、幻覚と幻像は知力0、敏捷力8として扱います。目標の敏捷力と知力は術者の技能レベルまで上昇させることができます。さらに目標は術者が知っている技能を与えることができます――与えられた技能のレベルは「能力値との差が術者と同じ」になります(つまり、術者がある技能を知力+2で習得していれば、その能力を与えられた目標の技能レベルは「目標の知力+2」になります)。《自律思考》するようになった幻覚や作成物は、肉体・精神双方の技能について「技能なし値」で判定できます。
一度この呪文が唱えられると、呪文が続いている間目標は自分自身で行動するようになります。混乱するような状況になったら、目標は術者のところにやってきて判断を仰ぎます。《独立幻覚》と同じように、この呪文は「維持している」とはみなさず、個別に維持をする必要もありません。
エラッタ修正: Creations start with their own DX and IQ as listed in the spell description.
【誤】目標の敏捷力と知力は、元になった呪文の説明にある通りの数値から始まります。
【正】目標が作成物なら敏捷力と知力は、元になった呪文の説明にある通りの数値から始まります。
例: レディー・アン・グールディングは高貴で退廃的な客人をもてなすために魔法の従者を作成しました。彼女自身が逐一監督することなく、パーティ会場を巡回し、食事を給仕し、貴婦人と踊り、礼儀正しく振る舞わせるのがその目的です――彼女自身もパーティを楽しむためです。まず、すべての能力値が9から始まります(レディ・アンは技術をもった従者を作ることもできましたが、彼女の《従者作成》は15レベルなので、技能を持たない従者であれば疲労せずに維持できるためです)。この基本の9から敏捷力を2点上昇(彼女の敏捷力は11で、それと同じになるまで上昇させました)、知力も2点上昇(彼女の知力は14で、それよりは下です)させて、より気の利いた従者にしました。能力値上昇の合計は4なので、基本消費は2です(下記参照)。
それからレディ・アンは技能を2つ与えました――〈踊り〉と〈礼儀作法〉です。彼女の〈踊り〉技能は14レベル(敏捷力+3)、〈礼儀作法〉技能は15レベル(知力+1)です。しかし従者はレディ・アンほど賢くはないので、従者の〈礼儀作法〉技能は(知力12に1を加えて)13レベルです。2つの技能を与えたので基本消費は2、結局合計は4になります。従者はの大きさは半径1メートル以内なので、エネルギー消費は基本と同じだけになります。
呪文の解説
魔法関連参照用の定型文
コメントをかく