最終更新: tyounekogami 2023年12月31日(日) 03:19:52履歴
■《時よ止まれ》(至難) 範囲呪文、転送系呪文30
《[[時よ止まれ]]》効果範囲内は一時的に時間の流れから切り離されます。言い換えると、効果範囲内の時間を無限に加速するのと同じ効果です。《一時停止》とは異なり、この呪文は内側からしか唱えることはできません。必ず術者が中心です(術者が効果範囲の端に触った瞬間に呪文の効果が終わります)。もし術者が範囲内でたった一人で死んでしまうと、この呪文は決して終了しません!術者、および効果範囲内のすべての存在は、時間の流れから消失したとみなされます。
効果範囲外からは、範囲内の物体は一瞬で「時間を経た」ように見えます(見ればわかるものもありますし、分からないものもあります)。
魔法使いが呪文を唱えた瞬間5匹のオーガが襲いかかってきたとしても、次の瞬間にはオーガは全滅していて、一行の傷は魔法で癒されておりラム酒で全治を祝っていたりするのです。
範囲内は、完全なる闇の壁(と床と天井)に囲まれているように見えます。この壁に触った人(物)はすべて効果範囲から追い出されて、通常の時間の流れに戻ります。術者を除き、自動的に精神的朦朧状態になります。効果範囲内から外に対して射撃武器を発射する場合、「目が見えない」状態での射撃として扱います。全ての射撃武器は外の時間では「同時に」出現することに注意してください。例えば効果範囲内の射手が普通の方法で弓を数時間撃ち続ければ、信じられないほどの弾幕を張ることができます。
効果範囲外を目標とした呪文は単に失敗します。維持するのに集中が必要な呪文を唱えた術者が効果範囲外にいて、目標が効果範囲の中にいる場合、その呪文は即座に効果を失います。同様に、目標が効果範囲である呪文の持続時間が切れたら、術者も効果範囲内にいるのでなければ維持することはできません。《時よ止まれ》の範囲内ではマナの「流れ」は事実上存在しません。魔力石は充電できませんし、魔化を行うこともできません。しかし魔術師は失ったエネルギーを回復させることはできます(疲労はマナを操作することによる肉体的な負荷の結果であるためです)。しかしGMは呪文のエネルギー消費を増やすか、呪文の使用が不可能であると決めても構いません。(術者の生命力でパワーをまかなわねばならないため)これはGMの「その世界でマナがどのように働くか」という考え方によります。
呪文の解説
コメントをかく