最終更新: tyounekogami 2024年02月08日(木) 15:52:16履歴
射撃呪文を唱えるには、1秒間集中しなければなりません。あなたのターンの終わりに呪文の技能で判定を行ないます。距離による修正はありません――あなたの手に魔法の弾を作り出します。この判定に成功すれば、あなたは1点から最大であなたの「魔法の素質」レベルまで、その呪文にエネルギーを消費できます。こうすることで、魔法の弾があなたの手元に望みのレベルで“チャージ”された状態で発生します。
次のターン、あなたには3つの選択肢があります。保持した呪文で長射程攻撃を行なう、そのままにしておく、魔法の弾にエネルギーを注ぎこんで大きくする、の3つです。弾を大きくする場合、あなたはさらに1秒集中しなければなりません。集中したターンの終了時に、1点から「魔法の素質」レベル点まで、さらに呪文にエネルギーを注ぎこむことができます。これには、判定は必要ありません。
さらに次のターンには先ほどと同じ選択肢があります。ただし連続した4ターン目には、攻撃するかそのままにしておくしかできません。射撃呪文にエネルギーを費やすことができるのは3秒間だけです。
射撃呪文にエネルギーを注ぎこむのを止めた場合、あなたはそれを準備状態で手に“持って”おくことができます。手に持った射撃呪文は、投げようと思うときまで持っていることができます。射撃呪文を持っている間、あなたは完全な移動力で移動できます。「待機」や「狙い」の戦闘行動を選ぶこともできますし、「呪文を持っていない側の手で攻撃することもできます。防御は通常通り行なうことができます。しかし、別の呪文を唱えることはできません。
射撃呪文の保持には1つ欠点があります射撃呪文を手に持った状態で負傷すると、意志力判定を行なわねばならないのです。判定に失敗すると、手にした魔法の弾は即座にあなたに対して効果を及ぼします!
攻撃の準備ができたら、命中判定は〈特殊攻撃〉技能で判定を行ないます。これは通常の長射程攻撃と同じで、目標のサイズ、速度、距離による修正が適用されます(サイズ・速度/距離表参照)。放たれた射撃呪文は、目標に向かってまっすぐ飛んでいきます。物理的な障壁は、通常の射撃武器に対する場合と同じように作用します。
射撃呪文は「止め」や「よけ」で防ぐことができますが、「受け」はできません(GMの裁量によって、いくつかの射撃呪文に対しては射撃受け技能が有効になるかもしれません)。防御側が防御判定に失敗すると、呪文が効果を及ぼします。射撃呪文の強さは、その呪文に費やしたエネルギーによります。ほとんどの射撃呪文はエネルギー1点につき1D点のダメージを与えます。ダメージを与える射撃呪文に対しては、防護点――自然のものであっても鎧であっても――は通常通り有効です。
「効果の制限」でも紛らわしい書き方をされているが、射撃呪文は基本的に最終チャージ上限が「魔法の素質」レベルまでではない点に注意。射撃呪文のチャージ毎に費やせるエネルギー上限が「魔法の素質」レベルなのであって、3秒最大チャージ後の上限は「魔法の素質」レベルの3倍という判断で良い。https://gurps.fandom.com/wiki/Missile_Spells
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