最終更新:
tyounekogami 2022年09月22日(木) 21:49:16履歴
技能なし値:特殊
前提条件:<心理学>
これは科学技術によって性格を変更したり、マインド・コントロールする“黒魔術”です。
諜報機関・軍・治安維持組織などでしか学ぶことができません――そしてふさわしい「階級」か「機密取扱許可」の持ち主だけが習得できます。たとえそうした条件を満たしていたとしても、警察国家以外では滅多に見られません(戦時を除きます)。
<洗脳>には多くの技法が含まれています――科学的に証明されたものもあれば、まじないよりも多少まし程度のものまで。背景世界によっては、これには薬物・電気ショック・催眠術・感覚遮断・睡眠不足・社会的圧力・潜在意識下メッセージ・外科手術などを含んでいることもあります。そして大半は、この混合物です。
どのような技法を用いた場合でも、洗脳は通常勝負として扱います(即決勝負ではありません)。洗脳する側の<洗脳>技能と、犠牲者の意志力で行います。判定は1日に1回行います。これは圧倒的に洗脳する側が有利です。たとえ、その瞬間は犠牲者が勝ったとして、転向するのは時間の問題です。結果はGMが“洗脳の手段がどれだけ有効だとみなすか”によって決まります。正気を失ったり、人格が変わったり、将来の出来事をきっかけとして発動する暗示などを含めてもかまいません。ゲーム面から言えば、犠牲者はほとんどどんな“精神的”不利な特徴や癖でも獲得することができます。
ニュートラル・インターフェイスが存在する世界であれば、コンピュータを使って犠牲者の脳を“ハック”することもできます。この場合、1回の試みには“ほんの僅か”の時間しかかかりません。これは<電脳侵入>技能として扱います。<心理学>の代わりに<コンピュータ・ハッキング>が前提条件になります。
この技能には通常、技能なし値はありません。しかし血生臭い細部を追求したいGMは、<電子機器操作/医療機器>-6、<催眠術>-6、<尋問>-6、<薬学>-6、<心理学>-6、<手術>-6ほかふさわしい技能の内いくつかを、技能なし値として使えるように指定してもかまいません。
コメントをかく