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tyounekogami 2023年03月26日(日) 20:58:40履歴
エラッタ修正:<魔法理論>と<魔法学>は同じ技能の訳語不統一で分かたれたもの。ここでは、他ページやサプリメントでも用いられている<魔法理論>の方に統一したいところだが、より短い<魔法学>の方を採用する。ゲーム中に新しい呪文を学ぶ時間(CPではありません)は、素質1レベルにつき10%短くなります。ただし最大でも4レベルで60%までです。例えば魔法の素質3レベルのキャラクターは通常の70%の時間で呪文を学習できます。
強力な呪文の中には高いレベルの素質が前提条件として必要になるものがあります。どれだけの素質レベルが必要なのかは呪文リストで確認して下さい。高いレベルの素質が前提条件として必要になるものがあります。高いレベルで素質を持っていれば、非常に基本的な呪文であっても強力な結果をもたらすことができます。「素質と効果」を読んでください。「伝統的な」ファンタジー世界の冒険であれば、GMは素質の上限を3レベルに設定してください。
あなたの暮らしている世界で魔法が一般的でないのであれば、あなたは全く呪文を習得していないでしょう。しかし学ぶ機会さえあれば魔法を修得することができます。あなたが魔法の使える世界に移動して、誰かがあなたのオーラを見た場合、“まだ訓練されていないが素質には恵まれた魔術師”であるとわかるでしょう。相手がどのような反応を示すかは、状況次第です。
「[[単系統>魔法の素質#One_College_Only]]」1系統の呪文、および《活力回復》にのみ有効な「魔法の素質」です。他の系統の呪文も修得することはできますが、技能レベルは「魔法の素質」がないものとして計算します。マナの密度が高い場所でなければ、他の系統の呪文は唱えることができません。しかしそうした呪文も他の呪文の前提条件として計算することができます。
魔法の品物は、封じられている呪文(のうち1つ以上)が自分の「魔法の素質」の対象となっている系統のものでなければ、魔法の存在を感知することができません。自分の系統が含まれている品物であれば、ふつうの魔術師と同じように見た時と触った時に判定を行なうことができます。
「[[昼間しか発揮されない>魔法の素質#Day-Aspected]]」あなたは太陽が昇っている時間しかその素質を使うことはできません。通常は午前6時から午後6時の間です。日食の最中には、昼間だけの魔術師は力を失ってしまいます。その他の天文学的できごとの詳細はGMが決定します。昼間だけの魔術師は、日没後は呪文をまったく使うことができません。しかしオーラをみれば、あなたが魔術師であることがわかってしまいます。この限定は建物、地下、天候などには左右されません。太陽の位置だけが関係するのです。(もし目が覚めていれば)日の出と日没の1分前にはそのことに気付きます。
「[[闇の中でしか発揮されない>魔法の素質#Dark-Aspected]]」あなたは闇の中でしか能力を使うことができません。昼か夜かは関係ありませんが、ロウソクや星明りよりも明るい光はあなたの能力を妨げます。しかし、光の中でもあなたが魔術師であることはオーラでわかります。
「[[荷重問題なし>魔法の素質#Casts_Without_Encumbrance_Problems]]」そのキャンペーンにGURPS Thaumatologyの不利な選択ルール「儀式と荷重」が採用されている場合(ペナルティが荷重レベルと同値か2倍の2パターンあります)、そのルールによるペナルティを半分または完全に無視します。
この増強にはレベルがあります。
- レベル1なら増強値は+30%で、「儀式と荷重によるペナルティが荷重レベルと同値」の場合、それを半分にします。
- レベル2なら増強値は+50%で、「儀式と荷重によるペナルティが荷重レベルの2倍」の場合、それを半分にします。
- レベル3なら増強値は+50%で、「儀式と荷重によるペナルティが荷重レベルと同値」の場合、そのペナルティを無視します。
- レベル4なら増強値は+80%で、「儀式と荷重によるペナルティが荷重レベルの2倍」の場合、そのペナルティを無視します。
「[[金属問題なし>魔法の素質#Casts_Without_Metal_Armor_Problems]]」そのキャンペーンにGURPS Thaumatologyの不利な選択ルール「金属による問題」が採用されている場合(ペナルティが身近に存在する金属量に対応する値かその2倍の2パターンあります)、そのルールによるペナルティを半分または完全に無視します。
この増強にはレベルがあります。
「[[金属問題>魔法の素質#Metal_Armor_Problems]]」そのキャンペーンにGURPS Thaumatologyの不利な選択ルール「金属による問題」が採用されていない場合でも、あなたはそのルールと同様にペナルティを受けます。

魔法関連参照用の定型文
このページへのコメント
「魔法1つのみ」は、-80%の特別限定です。
GMが認めるなら、さらに魔法1つ追加するごとに限定率が5%減少します。つまり、「魔法4つのみ」なら−65%になります。
Thaumatologyのp.25に載っています。
単系統の、更に「一つだけの呪文」だけ・・・の場合の
限定はマイナス何%になりますでしょうか?
普通にその技能にCPを払えばいいのではないですか。
年齢等の制限をかいくぐりたければ、テンプレートに組み込むような能力(特徴の一種)として処理するとか。
他にも、親から受け継いだ「魔術回路」という無くすことがほぼない「専用アイテム」に技能に払うCPを含ませるとか。「モジュール式能力」を応用するとか。
特別限定の呪歌呪文の「発生なし」は
「発声なし」ではないでしょうか。