最終更新: tominosyou 2023年01月15日(日) 18:47:54履歴
あなたは野生動物のように思考し反応します。あなたには“文明社会”の基本概念がありません。また財産の概念もありません。あなたを怖がらせるか脅かすかした人々に対しては、戦うか逃げるかの二者択一を選びます。GMの判断次第ですが、あなたは文明の概念に基づく芸術や社会行動に関する技能を学ぶことができません。そうした技能に対しては技能なし値もありません。
あなたは自制心が欠如しているわけではありません。単純に動物のやり方で反応するだけです。あなたはふつう構ってこない相手を無視します(それが食物でなければ!)。特別親切に扱ってくれる人々には好意をしめすかもしれません。人間の“所持品”という概念を理解することはできません。しかし(あなたの種族次第ですが)なわばりを理解して、他人のなわばりにある物を傷つけることを避けることはあります。人間を“なわばりの権利を持つ存在”として認めるかどうかは、まだわかりませんが! あなたは上下関係も理解できます。自分よりも強いことを証明した人間に対しては敬意を払いますし、従うこともあります。
あなたは「動物のようにふるまう」という「嫌な行動」をとることはできません。それは「獣性」のなかに含まれています。しかしあなたの振る舞いが極端に人間を不快にさせる場合――-15CPの「嫌な行動」と同等であると判断した場合――GMは「獣性」を通常の-10CPではなく-15CPにしてもかまいません。「獣性」とは無関係な「嫌な行動」をとることはできます(例えば「人間を食べる」など)。
「獣性」がある場合、知力は必ず低くなければならないというわけではありません。しかし「獣性」を持つ知力の著しく高いキャラクターを演技するのは、思索と努力が必要で困難な挑戦になるでしょう。したがってGMは「獣性」をもつキャラクターの知力を9以下(あるいは5以下!)に制限してもかまいません。あるいはNPC専用にしてもいいでしょう。
「野生動物」の共通性質には、この不利な特徴が含まれていることに注意してください。
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