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tominosyou 2024年04月04日(木) 13:01:54履歴
第4版『ベーシックセット』第2章「有利な特徴」B40P、第3章「不利な特徴」B122P参照。
同じ名前で有利な特徴と不利な特徴の両方があるのは分かり辛い。「小さな運命」「大きな運命」「偉大な運命」は、「良い運命レベル1〜3」や「悪い運命レベル1〜3」で表記した方が良いと思われる。
「[[運命]]」あなたの宿命はあらかじめ定められています。あなたが最終的に良い事態に導かれるならば、それは有利な特徴として扱います――ただし冒険の途中でははっきりとはわかいませんし、ときに不運に感じられることもあるでしょう。不利な特徴としての「運命」は下記参照。
この特徴を選んだ場合、あなたはCPの価値を指定するだけです。GMがそのCPに応じた内容の運命を秘密裏決定します。自分の運命がどのようなものであるかは、信託や予言といった神秘的な手段によっておよそ知ることができます。しかし、その真の意味は、その運命をまっとうするまでは完全には理解できないでしょう。GMはキャンペーンの展開に合わせて設定を変更してもかまいません。
「運命」を選ぶということは、自分の人生にGMが干渉することを認めるということです――GMは運命を機能させなければなりません。よい運命を作り出し、それを実現させようとすることは、GM側に相当な想像力を要求します。運命がキャンペーンを脱線させる危険があると感じた時には、GMはこの特徴を取ることを禁止してもかまいません。
「[[大きな運命]]」 「[[大きな運命>運命#Major_Advantage]]」「偉大な運命」と同様ですが、最終的な行為の偉大さが小さくなります。あるいは、死に方が予め定められていることにしてもいいでしょう。海上で死ぬとか、皇帝自らの手で殺されるとか、地下で死ぬとかいった具合に。この場合、キャラクターは条件に合わない状況で死ぬことは(例え死亡判定に失敗しても)ありません。ダメージはふつうに受けますし、意識も失いますが、なんらかの加護によって死ぬことはないのです。ただし、遅かれ早かれ、運命づけられた死はやってきます。もし、神託などによって運命の内容をおよそ察知し、慎重に運命づけられた死の条件を避けようとしても、結果は同じです。眠っている時に大津波が襲ってきたリ、戦ってみた相手の将軍が未来の皇帝であったり、火山の噴火によって何トンもの溶岩に埋められたりするのです。
[[不利な特徴としての「運命」>運命#Disadvantageous_Destiny]]不利な特徴としての「運命」は、有利な特徴のそれとまったく同じに機能します。唯一の違いは、何か“悪いこと”に導かれるという点です――しかし、おそらくそれは即座に訪れることはなく、うまく対処することによって名誉を得る機会すらあります。運命によって定まっている悲劇的な死というのは英雄に相応しい幕引きです。この種の運命には3つのレベルがあります。
運命が達成されたら、あなたは即座に「運命」を買い戻さなければなりません。運命の影響によって同等のCPの「仲間」「地位」「財産」などが失われている場合は、自動的に補われます。もし買い戻すのに必要なCPを持っていなければ、払うべき運命のCPに関わらず「不幸」を得ることになります。あなたがこの「不幸」を買い戻すことができるかどうかはGM次第でしょう! あるいはGMは新しい「運命」「神の呪い」あるいは、その他の超常的不利な特徴を課すことにしてもかまいません。
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