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tyounekogami 2023年06月04日(日) 11:03:32履歴
一方、黒の月の種族の部族では魔獣王を崇めるのが一般的で、社会運営上でのリーダー(ゴブリンソーサラーなど)が部族全体の統率を行うといった、宗教は特に関係しないごく普通の原始的な統治形態を取る。ただし、長のゴブリンが生贄を捧げて魔獣王に祈るといった宗教的行為は日常的に行われている。
ゴブリン(大頭鬼) 
黒の月種族の中では頭が良く、動きも素早い。半数近い個体が、ごく初歩だが呪文を習得している。
魔術に対する偏愛があり、呪文の習得数で部族内の地位が決まる。
元々魔術への適性が高い事から、狭義のソーサラーになれるほどの優秀な個体もそこそこ発生する。
しかし、一般的なテクノロジー文明に対してあまり関心がない事や、
種族的に「直情」なので目先の事しか考えられない事などから、
知能が高いにも関わらず、高度な文明を築く様子がない。
オーク(豚鼻鬼) 
ドワーフの頑固で偏屈な性格、体格だけはやたら良いなどといった部分が歪んでクローズアップされ、
知能は低く自主性はないが肉体労働が得意という、奴隷にするのに最適な種族と化してしまっている。
大抵は非力だが頭の良いゴブリンに奴隷として使われ、数だけはやたら多い。
ホブゴブリン(武頼鬼) 
なぜか男性の個体しかおらず、種族を増やすには他の種族の女の腹を借りるしかない。
人間が持つ好戦的で好色で残忍な性格がクローズアップされており、
知能はやや低いが肉体能力とプライドが高いせいか、オークと異なり独立して活動する。
種族的に戦闘行為そのものに惹かれる性質があり、黒の月社会における騎士や傭兵のような立場。
ゴブリンのように群れて他人を支配する事には興味がないらしく、用心棒として納まっている事が多い。
オーガー(大牙鬼) 
人間を始めとする<源人の子ら>を食糧にする悪食の性質があり、
また精神的にキレるとバーサークする厄介な性質を持つ。
たいていの個体は知能は低く、兄弟or姉妹だけで群れて自然の中で原始的な生活を送っており、
積極的に悪事を為すような種族ではないが、他の知的生命体と遭遇すると不幸な結末が待っている。
一部の頭の良い個体は、他の黒の月の種族や人間の裏社会と交流を持っており、
武装した巨人という強力な傭兵として活動している。
トロール(美王鬼) 
ルナルに存在する様々な生命体を掛けあわせて作られた合成種族。
黒の月のエリートとも呼べる存在で、外見は人間そのもので種族的に超美形。
ただし種族特徴「体力倍増」によって怪力であるため、どの個体も身長2メートルを超す巨漢となる。
黒の月の魔元帥との直接交信能力があるらしく、師匠もいないのに次々と技能を習得していく。
生まれつきの魔法剣士で、戦闘力は他の種族からずば抜けているエリート。
精神面では、他の月を滅ぼすように遺伝子レベルで洗脳されており、他の種族と交わる事は決してない。
また極度の孤独癖があり、同じ黒の月の種族や同族のトロールとすら一緒に生活する事を嫌う。
いわゆる「孤高の闇の王」を地でやってる厨二病種族。
- ハーフトロール
その代わり、他の種族との混血児を残す事が可能で、出生率が高まるようだ。
ハーフが親から継承する能力は個体差が大きく、大半は純血個体より戦闘力が低い。
ただし、黒の月の精神汚染(不利な特徴、魔元帥との交信能力など)を継承してない事があり、
特に「陽光の弱点」を受け継いでいない場合は純血より活動時間が長く、
これといった弱点もないため、「昼間の長」として純血の下で活動している事がある。
なお、ハーフの存在は正常な人間社会ではまず受け入れられないため、
それほど邪悪でない個体でも、闇タマットの傭兵として人間社会に交わるのがせいぜい。
大抵の個体は純血と同じく黒の月の社会の邪悪な悪役として活動している。
ゲーム的には「キャンペーンの中ボス」「敵組織の仲間になりそうでならない美形幹部」に適している。
ゲルーシャ(黒眸鬼) 
円環による恒久的な発展を望んでいたエルファ時代から一転して、自分自身も含めた万物の破壊を望む。
性格的に育児できないため、現存するエルファが堕ちて種族に仲間入りする以外、人口を増やす方法がない。
元種族のエルファがそうであるように個体差が大きく、雑魚クラスはゴブリンに毛が生えた程度の能力しかない。
また《化身》能力を失った代償か、<闇の賜り物>によって普段から異形の姿となる者もいる。
弱い個体ほど群れたがり、強い個体ほど単独で行動したがる。
シェクラシュ(爬虫鬼) 
双頭だが脳は一つのままなので、双頭が論議や漫才を開始したり、食物の事で喧嘩するといった事はない(笑)
赤外線視覚能力は喪失した代わりに、双頭と柔軟な関節を獲得しており、全方位に対して攻撃と防御が行える。
元種族と同じくピラミッド構造社会を形成しているが、雑兵クラスの蜥蜴人の知能が低くない事から、
蜥蜴人型シェクラシュの数が圧倒的に多く、種族全体の戦闘力は高い。
そのため、元種族のように上位種族が絶対的な権力を有しているかどうかは不明。
活動圏は爬虫人と同じで、砂漠の外延部で隠れて生活している。
シルキー?(海褸鬼) 
二足歩行のアザラシのような外見だが、「皮」を脱ぐことで人間の外見に化ける事が可能。
種族的に個体数が少ないため、群れて襲ってくることはないが、
人間に化けて社会に紛れ込み、悪事を行うことがある。
腹から下は内蔵が透けて見えているため、服など着ないとすぐ正体が割れてしまう。
その多くは、もともともっていた怪力がさらに強化されているか、
体格が小型化する代わりに人間並みの知能を得ているなどといった変化がみられる。
両者は利害次第で協力も敵対もあり得る。特に、異なる魔獣王信仰者同士だと仲が悪い。
- 魔元帥派(主に狭義のソーサラーが崇める。魔元帥配下の<悪魔>の一部は呪文レベルにボーナスを与えてくれる)
- 魔獣王派(ソーサラーのように<悪魔>を直接召喚して行使しない黒の月の種族の多くはこちらを崇める)
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