汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所

七つの月

黒き歪みの月

 ルナルに5番目に現れた月で、「歪みの月」とも呼ばれる邪悪の根源。エルファに密かに伝わる伝承によると、かつて更なる繁栄を求めて「第二の緑の月」を無から創造しようとした儀式で招き寄せてしまったとされる。全世界に災いと戦乱をもたらし、エルファのみならず全種族を滅亡の淵に追い詰めた。この月を崇めるゴブリントロールなどの種族は、戦乱の中で宗旨替えして歪んだ種族や個人達の末裔で、現在でも己の欲望に忠実な者がこの月に宗旨替えし、ごく短期間で(世代交代なしで)種族変化することがある。なお、本作における月食・日食はこの月が他の月を遮ることで起こる現象で、その際は<悪魔>が活発になる。

信仰対象:

 <悪魔>の統率者である八魔元帥と三魔獣王。更に上位に存在する<悪魔>皇帝は対象とならない。

魔元帥一覧:

ヌラチャク
 第八師団の魔元帥。腐敗と汚濁、疫病を司る。ソーサラーの肉体は腐敗して病毒を受け付けなくなる。
ガルダ
 第七師団の魔元帥。殺害(特に理由の無い殺害)と苦痛を司る。暗殺者や闇の傭兵、サディスト集団が信奉する。ソーサラーは牙や鉤爪、体毛や鱗を得る。
ザンガーニ
 第六師団の魔元帥。肉欲と異常な性的欲望を司る。ソーサラーは非常に美しい肉体と異様な体色を持つ。
トルトカ
 第五師団の魔元帥。ありとあらゆる過剰な欲望を司る。ソーサラーは干からびたように痩せ細り、翼や嘴を得る事もある。
テクラ
 第四師団の魔元帥。妬みや憎しみを司る。ソーサラーは昆虫や節足動物に似てきて、鎧のような殻に覆われる。
ハーディリータ
 第三師団の魔元帥。ありとあらゆる嘘と偽り、幻により他者を傷付ける行為を司る。ソーサラーは特異な容貌や身体縮小、ぼやける能力を手に入れる。
ゾーンネル
 第二師団の魔元帥。死への恐怖と停滞、退化を司る。ソーサラーは死者のように変化して行く。
シファール
 第一師団の魔元帥。特定の感情には拘らず邪悪な者に力を与える。ソーサラーは通常の物質組成を越えた様々な姿に変化する。
魔獣王
 師団とは別の独立した神に等しい力を持つ存在で、地上において肉体を持っている存在。ソーサラーではない黒の月の種族の大半がこれを崇める。魔獣王は各大陸にそれぞれ1体ずつ存在し、リアド大陸では水の魔獣王ネラウス、マーディール大陸では地の魔獣王モーデウス、ジャナストラ大陸では空の魔獣王サラトゥスといった存在が確認されている。現在はいずれも封印されており、現世で力を行使する機会はごく稀。

位階制度:

 魔元帥を崇める人間出身のソーサラーの多くは、自分の手足とするための〈悪魔〉教団を運営しており、裏で人間社会と関わっている。教団内では「首領」「内陣(首領の秘書や側近)」「外陣(一般信者のリーダー)」「一般信者」という力量に応じた単純な組織形態をとる。「内陣」は基本的にトップと同じソーサラーであり、首領の邪術師の弟子などで固められている。外陣はたいていソーサラーではない一般<悪魔>信者であり、他の信者より一段上に置かれ、末端信者の統率を任される。
 一方、黒の月の種族の部族では魔獣王を崇めるのが一般的で、社会運営上でのリーダー(ゴブリンソーサラーなど)が部族全体の統率を行うといった、宗教は特に関係しないごく普通の原始的な統治形態を取る。ただし、長のゴブリンが生贄を捧げて魔獣王に祈るといった宗教的行為は日常的に行われている。

信仰種族:

 ※括弧の中はカルシファードでの名称。
ゴブリン(大頭鬼)
元は彷徨いの月を崇めるシャロッツに似た小人族と言われている。
黒の月種族の中では頭が良く、動きも素早い。半数近い個体が、ごく初歩だが呪文を習得している。
魔術に対する偏愛があり、呪文の習得数で部族内の地位が決まる。
元々魔術への適性が高い事から、狭義のソーサラーになれるほどの優秀な個体もそこそこ発生する。
しかし、一般的なテクノロジー文明に対してあまり関心がない事や、
種族的に「直情」なので目先の事しか考えられない事などから、
知能が高いにも関わらず、高度な文明を築く様子がない。
オーク(豚鼻鬼)
元種族はドワーフ。外見は豚人間で、ファンタジー世界における代表的な悪役種族「オーク」に該当。
ドワーフの頑固で偏屈な性格、体格だけはやたら良いなどといった部分が歪んでクローズアップされ、
知能は低く自主性はないが肉体労働が得意という、奴隷にするのに最適な種族と化してしまっている。
大抵は非力だが頭の良いゴブリンに奴隷として使われ、数だけはやたら多い。
ホブゴブリン(武頼鬼)
元種族は人間。外見は狼人間などライカンスロープに似た獣人族。
なぜか男性の個体しかおらず、種族を増やすには他の種族の女の腹を借りるしかない。
人間が持つ好戦的で好色で残忍な性格がクローズアップされており、
知能はやや低いが肉体能力とプライドが高いせいか、オークと異なり独立して活動する。
種族的に戦闘行為そのものに惹かれる性質があり、黒の月社会における騎士や傭兵のような立場。
ゴブリンのように群れて他人を支配する事には興味がないらしく、用心棒として納まっている事が多い。
オーガー(大牙鬼)
元種族が不明な巨人族。外見は頭部がサイや牛の獣人だが、ホブゴブリンと異なり体毛はない。
人間を始めとする<源人の子ら>を食糧にする悪食の性質があり、
また精神的にキレるとバーサークする厄介な性質を持つ。
たいていの個体は知能は低く、兄弟or姉妹だけで群れて自然の中で原始的な生活を送っており、
積極的に悪事を為すような種族ではないが、他の知的生命体と遭遇すると不幸な結末が待っている。
一部の頭の良い個体は、他の黒の月の種族や人間の裏社会と交流を持っており、
武装した巨人という強力な傭兵として活動している。
トロール(美王鬼)
最初にして最大のソーサラー「黒のゴーソン」によって、
ルナルに存在する様々な生命体を掛けあわせて作られた合成種族。
黒の月のエリートとも呼べる存在で、外見は人間そのもので種族的に超美形。
ただし種族特徴「体力倍増」によって怪力であるため、どの個体も身長2メートルを超す巨漢となる。
黒の月の魔元帥との直接交信能力があるらしく、師匠もいないのに次々と技能を習得していく。
生まれつきの魔法剣士で、戦闘力は他の種族からずば抜けているエリート。
精神面では、他の月を滅ぼすように遺伝子レベルで洗脳されており、他の種族と交わる事は決してない。
また極度の孤独癖があり、同じ黒の月の種族や同族のトロールとすら一緒に生活する事を嫌う。
いわゆる「孤高の闇の王」を地でやってる厨二病種族。
  • ハーフトロール
純血のトロールは遺伝的に極端に偏っており、滅多な事では生まれない。
その代わり、他の種族との混血児を残す事が可能で、出生率が高まるようだ。
ハーフが親から継承する能力は個体差が大きく、大半は純血個体より戦闘力が低い。
ただし、黒の月の精神汚染(不利な特徴、魔元帥との交信能力など)を継承してない事があり、
特に「陽光の弱点」を受け継いでいない場合は純血より活動時間が長く、
これといった弱点もないため、「昼間の長」として純血の下で活動している事がある。
なお、ハーフの存在は正常な人間社会ではまず受け入れられないため、
それほど邪悪でない個体でも、闇タマットの傭兵として人間社会に交わるのがせいぜい。
大抵の個体は純血と同じく黒の月の社会の邪悪な悪役として活動している。
ゲーム的には「キャンペーンの中ボス」「敵組織の仲間になりそうでならない美形幹部」に適している。
ゲルーシャ(黒眸鬼)
元種族はエルファ。外見も「瞳の部分まで真っ黒」な事を除けばエルファだった頃と全く同じ。
円環による恒久的な発展を望んでいたエルファ時代から一転して、自分自身も含めた万物の破壊を望む。
性格的に育児できないため、現存するエルファが堕ちて種族に仲間入りする以外、人口を増やす方法がない。
元種族のエルファがそうであるように個体差が大きく、雑魚クラスはゴブリンに毛が生えた程度の能力しかない。
また《化身》能力を失った代償か、<闇の賜り物>によって普段から異形の姿となる者もいる。
弱い個体ほど群れたがり、強い個体ほど単独で行動したがる。
シェクラシュ(爬虫鬼)
元種族は爬虫人。外見は頭が二つになった爬虫人。
双頭だが脳は一つのままなので、双頭が論議や漫才を開始したり、食物の事で喧嘩するといった事はない(笑)
赤外線視覚能力は喪失した代わりに、双頭と柔軟な関節を獲得しており、全方位に対して攻撃と防御が行える。
元種族と同じくピラミッド構造社会を形成しているが、雑兵クラスの蜥蜴人の知能が低くない事から、
蜥蜴人型シェクラシュの数が圧倒的に多く、種族全体の戦闘力は高い。
そのため、元種族のように上位種族が絶対的な権力を有しているかどうかは不明。
活動圏は爬虫人と同じで、砂漠の外延部で隠れて生活している。
シルキー?(海褸鬼)
元種族は海洋種族と思われるが、本格的に海洋の冒険を扱ったルールがないため詳細不明。
二足歩行のアザラシのような外見だが、「皮」を脱ぐことで人間の外見に化ける事が可能。
種族的に個体数が少ないため、群れて襲ってくることはないが、
人間に化けて社会に紛れ込み、悪事を行うことがある。
腹から下は内蔵が透けて見えているため、服など着ないとすぐ正体が割れてしまう。
その他の怪物
知的生命体ではない動物や植物なども、<悪魔>による汚染によって邪悪な種族と化しているケースがある。
その多くは、もともともっていた怪力がさらに強化されているか、
体格が小型化する代わりに人間並みの知能を得ているなどといった変化がみられる。

宗派:

魔元帥を崇める者と、魔獣王を崇める者に分類される。
両者は利害次第で協力も敵対もあり得る。特に、異なる魔獣王信仰者同士だと仲が悪い。
  • 魔元帥派(主に狭義のソーサラーが崇める。魔元帥配下の<悪魔>の一部は呪文レベルにボーナスを与えてくれる)
  • 魔獣王派(ソーサラーのように<悪魔>を直接召喚して行使しない黒の月の種族の多くはこちらを崇める)

魔神崇拝

 銀の月の小神や強大なソーサラー<悪魔>と合体している魔神への崇拝(魔神は大半は封印されているが、封印されていないものも存在する。その多く、特に封印されているものは邪悪だが、封印されていないものは中立的な存在が多い)。以前のコンプRPGによると、稀に祠も存在するらしい。

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