汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所

七つの月

ルナルの信仰

 ルナルの信仰とは、世界を構成する魔力の〈波動〉の源である7つの月のいずれかに信仰を捧げ、月の司る力の恩恵を得る行動です。特にほとんどの知的種族の先祖である〈源人〉の子孫である〈源人の子ら〉の場合、変身に適した肉体に影響を及ぼして形態を固定する(=種族として確立させる)効果を及ぼしています。

双子の月(青の月・赤の月)

 最も新しい月。ルナルのゲーム開始時の1000年前、黒の月の脅威にさらされていたルナルに現れた。
主神とその協力神(かつては従属神と呼ばれており、主神のいずれかに付き、よりマイナーな事物を司る神々)が住まう。
主に人間に信仰される。

信仰対象:

 一つの事象の二つの面をそれぞれ司る双子の月の神々、ガヤンとシャストアを主神格とする八大神とその協力神(古い時代の神学では「従属神」)。
 ※実はルナルを作った〈源初の創造神〉も、世界を赤と青に象徴される2つに分類しています。この事は〈遥か人〉の伝承を受け継ぐ外法使いくらいしか知りませんが。

神名一覧:

ガヤン

 言葉の側面、法と契約を司る。
信者は法を守る職、すなわち神殿の法の守護者や為政者、軍の士官、商人が多い。
光や肉体能力に関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「ガヤン・ネット/ソードブレーカー/投極術」
ボーナス技能「ネット/投げ縄/追跡/法律/外交/嘘発見/偽造/尋問/商人/管理/指揮/犯罪学/地域知識」
サリカ

 思い出の側面、記憶と信念を司る。
人の結び付きと忘れる事なき昼夜の移り変わりを司るため、農民や狩人の信者が多い。
風と思考に関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「バトル・ファン/ファンブロック/サリカの舞い/記憶術/看護」
ボーナス技能「交渉(裏社会)/社交/礼儀作法/外交/指導/農業/気象学/身振り/各言語技能」
ペローマ

 知恵の側面、知識と理性を司る。
学者や研究者に信仰され、破壊を強く戒める。
知識を得たり破壊を防いだりする呪文を授ける。

信者独自の技能主「本格処理/錬金術/博物学/占星術」
ボーナス技能「各言語系技能/医師/応急処置/手術/診断/紋章学/化学/研究/考古学/神秘学/人類学/数字/歴史/絵画/書道/動植物知識」
ジェスタ

 環境の側面、静けさと境界線を司る。
平和を維持する守備隊、物を鍛える職人、鍛える事を重視するドワーフに信者が多い。
大地や物体に関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「パイリング・ハンマー/準備:斧・メイス」
ボーナス技能の「盾/彫刻/革細工/大工/陶芸/宝石屋/木工/技師/生存」
シャストア

 言葉の側面、物語と伝承を司る。
語り部や役者、物語作者の信仰を受け、「存在」しないものの中から真実を汲み上げる。
闇や幻に関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「シャストアのマント、フェイシング」
ボーナス技能の「吟遊詩人/演技/演劇/変装/言いくるめ/交渉/隠匿/文字/作詞/記録/偽装/偽造」
アルリアナ

 思い出の側面、気紛れと忘却を司る。
留まらぬ風と季節に関わる遊牧民や気紛れな恋を求める若い女性に信仰される。
風と心の惑いに関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「九節鞭/シールド・バトン/アルリアナの踊り/蹴打術/錬金術/催眠術」
ボーナス技能の「軽業/跳躍/性的魅力/社交/交渉/脱出/心理学」
タマット

 知恵の側面、直感と感情を司る。
幸運を求める兵士(特に傭兵)、商人、賭博師、盗賊の信仰を受ける。
目くらましや危険回避に関わる呪文を授ける。

信者独自の技能「インペイラー/致命傷:種別/槍投げ器」
ボーナス技能の「隠匿/嘘発見/鍵開け/偽装/交渉/忍び/すり/脱出/探索/追跡/登攀/読唇術/尾行/罠/賭博」
リャノ

 環境の側面、ざわめきと流れを司る。
流れ行く存在に繋がりの深い音楽家、船乗り、料理人、水道職員、商人、漁師が信仰する。
音と水に関わる呪文を授ける。

独自の技能「ブロウバグパイプ、ハープ・ボウ、腹話術」
ボーナス技能の「吟遊詩人/楽器/歌唱/読唇術/調理/造船/航法/生存/釣り/船乗り/ボート/水泳」
協力神
 八大神のいずれかに属する神々。
数を司るガヤンの協力神シュターや生死の境にある霊を司るリャノの協力神ナーチャなどが存在する。

位階制度:

 平信者/入信者(信者の1/5)/神官(信者の1/50〜1/100)/高司祭(信者の1/500)。神殿長は基本的に高司祭が、神殿内の部門の代表は神官以上が務める。個人的能力、特に魔法能力が高ければ若くても位階昇進を優遇される。位階が高いほど神殿での地位が高くなるが、この「地位」は神殿外の地位とリンクしていない。一般に、位階が高くなるほど生活上の拘束も厳しくなる。
 ※高司祭になるには、正式叙任以外に仮叙任(弟子を高司祭が個人的に得度させる。ルナル・サーガ第2部のエフィなど)があります。また高司祭であっても、若ければ神殿内で上位の役職に就いている訳ではありません。特に大都市(大陸最大のザノス=トルアは、高司祭の総人数が単純計算ですら1000人。グラダス最大のエグでは400人)ではその傾向が強いようです。

実生活における宗教的影響:

 信仰と職種にある程度の対応は見られるが、それから外れる例もまま見られる。社会的束縛は比較的緩いが、地域によっては例外あり。

信仰種族:

宗派:

 ※カルシファードの武戦士・武浪士・武豪士はガヤンとジェスタの入信者待遇を受けられますが、あくまでも形式的な物に過ぎないため異端信仰ではありません。
 リアドの主流宗派。
 多くは普通の宗派だが、複数の神の同時信仰を認めるものもある。
 青の月の信仰のみ、他の宗派には不寛容。
 双子の神を1柱の双面神として信仰、他の宗派には不寛容。
その他
 少数派や異端信仰。

双子の月(青の月)

 ドワーフは双子の月の内、青の月のみを信仰する。また彼らの宗派では主神格がガヤンではなくジェスタになっている。

信仰対象:

青の月の神々、特に主神格であるジェスタとその協力神。人間と違い、ジェスタ以外の大神も協力神扱い。

神名一覧:

ジェスタ
 鍛える事を重視するドワーフの守護者であり、総人口の約8割の信仰を受ける。ジェスタの協力神も信者のほとんど全てがドワーフ。
ガヤン、サリカ、ペローマ
 人間(ルナル)の信仰を参照。ただし教えられる技能が少し異なる。
デルバイ
 炉と金属を司るジェスタの協力神。新しい技術を切り開き不安定な存在を安定させる技術者の信仰を集め、大地と炎に関わる呪文を授ける。
ファウン
 生死の境界線を司るジェスタの協力神。信者は出産と葬儀に深く関わり、医術や死者の眠りの守護にも携わる。治癒と不死の怪物退治の呪文を授ける。

位階制度:

 双子の月の通常例に従う。

実生活における宗教的影響:

 双子の月の通常例に従う。ただしジェスタ信者が人口の大半を占め、古来のドワーフ思想と相まって社会に強い影響を与えている。

信仰種族:

宗派:

 特に差は無し。
 ※カルシファードの武戦士・武浪士・武豪士はガヤンとジェスタの入信者待遇を受けられますが、あくまでも形式的な物に過ぎないため異端信仰ではありません。

サンダミオンの真相

 サンダミオンは実は単独の英雄ではなく、サンディとミオンという二人の神に匹敵する人間が、双子の月に従うか否かで仲違いを起こし、争いの末に両者消滅したというもの。人間にとって恥ずべき歴史であるため、サンダミオンという一人の英雄をでっち上げ、歴史の改ざんを行った。
 そして現在になって、サンディの転生体である<教主>ルナリスが、アンディとメノアを元に<月に至る子>の人造人間として作られて復活。双月信仰の異端者たちを抱き込んで再結集を図る。彼の目的は、後からのこのことやってきて、恩を売りつつ自分たちを崇めさせようとする双子の月(これはサンディの主観による邪推の可能性が高い)を追い出し、サンディとミオンの双面を持つ唯一神として人間たちの頂点として君臨しようというもの。だが、ルナリスのあまりに個人主観的な選民思想(役に立つ人物は残し、役に立たないクズは生贄にする)に胡散臭さを感じたミオンの転生体(リプレイの主人公)以下、かつてのリプレイの主役たち(アンディやヤンの仲間たち)と、<結社>の残党(プリシラやドワーフ女王デボル閣下など)の協力により、サンディは敗北する。幹部のごく一部を残し、教団も自然崩壊となった。

注意してほしいのだが、サンディとミオンは双子の月の神ではなく、月を追い出して自分たちが人の神になろうとしたということ。つまりこの二人は双子の月ですらなく、実際に双子の月の追放を行っていたとしたら、何色の月になる予定だったのかは定かではない(異端の双月信仰者を抱き込んだり、神話時代の人間たちの性向(彷徨いの月信仰の時代は紫の波長に惹かれていた)から考慮すると紫の月だろうか?)。

以上はルナル・サーガ最後のリプレイとなる「月に至る子」よりの引用である。

双子の月の信仰組織

 信奉する神ごとに存在する神殿組織を中心とする。青の月やリャノの神殿は社会運営に深く関わっているが、ルークスやパベールのような例外を除いて直接統治を行う事はない。例外的にガヤン神殿は、警察権と司法権をほとんどの国家から委ねられており、政治組織が弱体な地域では行政にまで関与している。異端者の教団組織は通常は潜伏しており、社会に関わる事はまずない。

〈施設と組織上の位置〉

大神殿
 広域範囲の神殿組織の中心。各国の首都かその近辺に存在する事が多い。聖地ルークスの神殿の傘下ではないが、魔法の品の流通の関係でリアドのほぼ全域に支配力が及んでいる。
神殿(テンプル)
 街レベル(サリカの場合は村レベルでも)の神殿組織の中心。高司祭(小さければ神官)が長を務めており、その下で信者が社会的な職務を果たしている。修行を積むための修道院のような神殿(多くは街を離れた場所にある)も存在するが、その数は多くない。
分神殿
 主に村レベル(信者が多くない神は街レベルでも)の神殿組織の中心で、近隣の神殿に属している。人口が万単位の大きな街では地区毎に存在する。
 通常は、信者が祈りを捧げるだけの場所。稀に管理役が常駐している事もある。
聖堂
 人々が寄り集う場所ではなく、修行や〈波動〉の中継のために存在する場所。信者は常駐していないかいても少数。

〈神殿組織の構造〉

神殿長
 神殿を統率する代表者で、大抵は高司祭。高齢者の場合は補佐役がいる事もある。
部署の長
 同一の役割を果たす信者達をまとめて指揮・管理する。神官か、大きな神殿なら高司祭。
部署内のグループの責任者
 必ずいるわけではないが、大きな神殿の大きな部署にはしばしば見られる。バドッカ左目地区ガヤン分神殿警邏部の輪の日班〜青の日班など。
部署の構成員
 一般の神殿勤めの信者。入信者から高司祭までランクは様々。
神殿勤めでない信者
 入信者の9割、神官の半分、高司祭のごく一部は神殿の外で仕事を持っているが、人手が必要な場合は召集される事がある。

〈神殿内の部署名:代表者の名称〉

  • ガヤン…〜部:〜長 (例…警邏部:警邏長)
  • サリカ…〜社:〜の司 (例…教導社:教えの司)
  • ペローマ…〜門:〜長 (例…医療門:医療長)
  • ジェスタ…〜部:〜長 (例…技術部:技術長)
  • シャストア…不明
  • アルリアナ…〜部:〜の束ね (例…施療部:癒しの束ね)
  • タマット…〜部:〜の束ね (例…賭博部:賭けの束ね)
  • リャノ…〜社:〜の司 (例…船舶社:船の司)
 (この部分はガープス・ルナル文庫版より、和語の役職名に付く職種を和語にしたのは筆者の独断)

双子の月の種族

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特殊な戦闘の状況?

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特殊な素手戦闘テクニック?

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マンガ戦闘ルール? B394P-B74P
二刀流

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第15章:テンプレートの作成

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一般的な動物?

ペットおよび調教された動物?

ファンダジー世界のモンスター?
戦闘での動物?

第17章:
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乗り物?

電子機器?

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第18章:マスタリング

キャンペーンのスタイル

ゲームの進行?

セッションの終了?

第19章:ゲーム世界

文化と言語?

法と慣習?

社会と政府体制?

経済活動?

他の次元世界?

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