最終更新: tyounekogami 2023年09月30日(土) 06:34:14履歴
霊薬(エリクサ)の形態によって使用法が異なります(次記参照)。複数の霊薬(エリクサ)を同時に利用することができます。しかし、よほど大きな生き物は別として、同じ霊薬(エリクサ)を複数回分、服用しても無駄になるだけでしょう。余分に服用しなければならない生き物についてはGMが決定してください。一服分の効果が切れてから、改めて同じ霊薬を服用することはできます。GMが飲み薬の濫用を嫌うなら、一度に2つ以上の霊薬(エリクサ)を服用したり、同じ霊薬(エリクサ)を1日に2度以上服用するのは危険な行為と見なしてかまいません。
霊薬の効果時間が不定の場合は、目標は事前にその効果がどれくらいつづくのかわかりません――GMが密かにサイコロを振って決定します。目標は効果が切れる5分前に警告を受けます。ただし『透明薬』の霊薬は例外で、そうした警告を受けることなく、とつぜん効果が終了します。
[[価格と入手可能性>錬金術による品物の使用#Making_Alchemical_Items]]魔法の品物と同様、霊薬(エリクサ)の小売価格はふつう、材料費に加えて、作成にかかった日数1日につき$33となります(もちろん、これは背景世界によって変化します。“魔法が希少な世界では、1日につき倍の価格となります)。非常にありふれたものなら、量産されているのでもっと安くなるでしょう。
各霊薬(エリクサ)の説明には、まず“魔法がありふれた世界での価格を示し、スラッシュ()の後に“魔法が希少な”世界の価格を示してあります。これらはPCが購入するさいの小売価格です。煙薬は作成に2倍の時間がかかるので価格も2倍になります。PCの錬金術師(あるいはたまたま霊薬(エリクサ)を手に入れたPC)がこうした品物を売ろうとしても、希望価格で売れるとは限りません。もちろん、『若化薬』や『復活薬』などの非常に希少な霊薬(エリクサ)はつねに飛ぶように売れます――しかし、お金を払わずにそれらを手に入れようとする輩からも鵜の目鷹の目で狙われることになるでしょう!
霊薬(エリクサ)は必ずしもすぐに手に入るとはかぎりません。小さな街なら、なおさらです。どの形態のどの霊薬(エリクサ)が入手できるかは、GMが詳しく設定してかまいません。
なかには違法なものや、支配階級にのみ許されたものもあります。これには盗賊や暗殺者が利用するあらゆる毒、「敵対的」な霊薬、その他すべての霊薬(とりわけ『透明薬』の霊薬)が含まれます。
どの世界でも、腕のいい錬金術師はそう簡単には見つかりません。「錬金術師組合(ギルド)」は秘密組織であり、錬金術を極めるのは難しく、その作業は危険です。多くの都市では公共の場から100メートル以内で錬金術の実験を行なうことを禁じています。万一、ファンブルしてしまうと、市場が吹きとばされるどころでは済まないでしょう......。
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