汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所。 魔法関連ルールの編集者募集中!

これはフェイクトゥルフDΨ能力を導入するための設定です。この組織をセッションに出すには、GMの許可を必要とします。
後援者としては25cp、としては−30cp(いずれも登場頻度:ときどきの場合です)。

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マホロバ社とは

 マホロバ株式会社(MAHOROBA Corporation)は、日本を代表する大手電子機器メーカー・電機メーカーです。中でもAV機器分野では世界最大手であり、音響・映像・放送機材においては屈指の高い技術力を誇っています。また、映画やゲーム・音楽といったエンターティメントソフトの開発を始め、金融・流通といった方面にも強く、食品・化粧品といった関連会社をいくつも抱える、マホロバグループの中核企業でもあります。
 1945年に設立された「南江戸川通信工業」を前身とし、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオを開発した同社は、スタート当初からすでに世界トップレベルの技術力を持っております。
 1959年に社名をマホロバ株式会社に変更。マホロバ製品は抜きんでた技術に裏打ちされたブランド力で世界を席巻し、海外でも高い人気と信頼を勝ち得ています。

Ψプサイ研究所の発足

 前述のようにマホロバ社は、早い時期からエレクトロニクス事業だけにとどまらず様々な分野へと展開を果たしてきました。こうした関連事業の一つとして立ち上げられたのが、マホロバΨプサイ研究所です。
 マホロバ社創業者の一人にして、電子技術者でもある御厨京乃進(みくりや・きょうのしん)は、元々東洋思想や神秘主義に深い造詣が有り、人間が引き起こす様々な超常現象について多大な興味を抱いてきました。神秘なる古代への憧憬からマホロバという社名を考案したのも彼でした。そんな御厨にとって人間の未知なる可能性を科学的に追及する事は長年の夢でした。
 1990年、本社の第一線を引いた御厨は、欧米から超心理学者や医学者等を招いて、マホロバΨ研究所を発足させ、自ら所長に就任しました。
 その目的は、人間の脳波が電子機器に及ぼす影響を探り、最終的には「心に思う」だけで電子機器が自在に操れるようなシステム(サイコミュ?)を世界に先んじて開発する事です。
 当初、この計画案を聞かされた役員のほとんどは、無論のことそれが実現可能かどうなのか半信半疑でしたが、御厨は本気です。
 御厨は、ESPPKといった超能力の才能が有りそうな被験体を国内外から集め、数々の科学実験からその可能性を探ってきました。初期には全くの手探り状態で成果も思うように上がりませんでしたが、1991年以降は崩壊したソビエト科学アカデミーからスタッフが続々と合流し、質量ともに飛躍的な充実を遂げました。
 現在のマホロバΨ研究所は、御厨所長を頂点に30名前後の研究者・被験者が出入りする堂々たる設備を整えた研究機関です。中心となるのは日本人スタッフですが、ロシア系・中国系・インド系といった外国人スタッフも数多くいます。これらに対し、年間10億円近くの特別予算が本社から出ております。直接的な利益につながらない社内機関としては破格の扱いですが、御厨のマホロバ社における長年の功績と政治力がそれを可能にしています。
 国内の超能力研究機関としては、他に防衛大学や電気通信大学のそれが高名ですが、マホロバΨ研究所は今や質量ともにそれらを大きく引き離すほどの、世界有数の超能力研究機関となっています。

超能力研究の実態

 マホロバΨ研究所では、超能力を総称して「Ψ(プサイ)」と呼び、能力者は「Psychic(サイキック)」と呼んでいます。研究所に登録されたサイキックは累計で50人以上にも上り、その中には自身が超心理学者や医学者である者も含まれています。
 Ψ研究所の実績については、対外的にはまだ基礎理論研究の段階であり、何ら実用的な成果は挙げていない事になっています。しかし、実はいくつかの研究はとっくに実用化段階に達しています。超心理学を基幹として、医学・精神学・ホリスティック(全体医療)・薬学物理学など、様々な視点から超能力の実践的な開発・訓練が行われています。
 また、ESPPKを引き起こす特定の心理状態を保つメソッドや、それらの能力を発現させる超能力機器・超能力ドラッグなども研究されています。
 当初の目標であった「脳波による電子機器の操作(サイコミュ)」についても、かなりのレベルで実用化の段階までこぎつけております。ミサイルや戦闘機などの高速飛翔体を脳波で自在に無線遠隔操作するといったSFじみたシステムも、そう遠くない将来に実現可能と考えられています。
 Ψは誰にでも発現するものではなく、個人的な才能にかなり影響されます。明らかに有望な才能を持つ者は、せいぜい全体の1%くらいだと考えられています。ただし、その発現確率は現在のΨ開発プログラムの限界を示すものであり、今後研究が進むにつれ、もっと多くの被験者がサイキックとして目覚める可能性が有ります。

古邪の神殿として…!

 では、そもそもΨとは何なのか❓ マホロバΨ研究所が研究しているこれらの能力は、実は知る能わざるものから賜った暗黒の恩寵なのです。
 マホロバΨ研究所に超能力の実践研究の技術をもたらしたのはソビエト科学アカデミーの残党たる研究者たちでしたが、彼等は既に第二次世界大戦の直後、冷戦時代に期せずして知る能わざるものに偶然見いだされ、いたく気に入られる事になりました。その理由は定かではありませんが、知る能わざるものやその眷属たる古邪の気まぐれによるものかも知れませんし、ことによるとソビエト科学アカデミーが参考にしたシベリア少数民族や中央アジアのシャーマンによる禁断魔術メソッドに、知る能わざるもの信仰に関する邪悪な儀式が紛れ込んでいた可能性も否定できません。
 ともかくも、ソビエト科学アカデミーの流れをくむマホロバΨ研究所は、知る能わざるものとの関係性をも継承しています。研究所に勤務するスタッフや被験者たちは、彼ら自身全く無自覚に心身を古邪に浸蝕、あるいは完全に乗っ取られ、研究所は知る能わざるものの有力な神殿の一つと化しています。
 しかし、大多数の研究所員や被験者は、その真実に気づいていません。唯一、この真実をはっきり自覚しているのは、御厨所長の孫娘でもある副所長:御厨映月(みくりや・はづき)だけです。

 故にΨ能力はDΨ能力の設定をそのまま用います。マホロバサイキック(フェイクトゥルフ世界におけるDΨ使い)は、(少なくとも)総計250〜400cpで作成されます。必須特徴である「特殊な背景/マホロバサイキック」は20cpの特徴(超能力者用SFアイテム購入可能な特典も含む)であり、「秘密/超能力者である事」は−20cpの不利な特徴です。かれらは「DΨの才能」[5cp/レベル]を6レベルまで持つことが出来ます。引き寄せられる古邪の類はサイキックNPCにとっても脅威となるため、パワー修正は−10%のままです。

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