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tyounekogami 2023年10月05日(木) 23:06:11履歴
円錐状の攻撃には命中判定が必要です……しかし失敗しても、効果範囲内にいる目標はひっかかるかもしれません!
命中すれば、「誤爆」のルールで新しい目標となった点を決定してください。目標が決まったら、攻撃者とその目標をまっすぐ結ぶ線を想像してください(あるいは戦闘マップ上で確認してください)。円錐はその最大射程まで、その線の両端に広がります。
円錐の最初の幅は1メートルです。しかし"拡散率"に等しい割合で広がっていきます。これは最大幅を最大射程で割ったものです。例えば最大射程100メートル、最大幅5メートルの円錐は、距離20メートルあたり1メートル広がるでしょう。つまり60メートルの地点で3メートルの幅になります。
もし最大幅が指定されていない場合、円錐は距離1メートルごとに1メートル広がるとして扱ってください。
円錐は範囲内にいるもの全員に影響します。しかし、その攻撃に耐えれることができる遮蔽の背後に完全に隠れている人や物は影響を受けません。目標は「よけ」の能動防御を試みて、範囲から逃れたり遮蔽に入ったりすることができます。「伏せてよける」(B356P)を見てください。
命中判定に失敗した時には、失敗度に等しいメートルだけ(ただし最大でも本来の目標との距離の半分、端数切上)離れた場所に命中します。もし敵が「よけ」た時には、距離を決める際に相手の成功度を代わりに用います。
例外:
目標が飛行していたり水中にいる場合、およびあなたが目視できない目標に対して<間接射撃>か<投下>技能を用いて砲撃や爆撃した場合、失敗度の自乗メートルだけ距離が離れます。これは「よけ」には適用しません。
はずれた方向を決定するには、サイコロを1個ふります。あなたが向いている方向を「1」として時計回りに、60度(ヘクスで言うと向き1つ分)ずれた方向が「2」、120度ずれたら「3」、「4」なら180度のずれ(あなたの向きとは逆方向)、「5」は240度(左手後方)、「6」は300度(左手前方)となります。失敗した攻撃は、その方向に上記の距離だけ離れた場所にずれます。
目標よりもサイズ修正が7以上大きな攻撃者からの白兵攻撃も、また広範囲の負傷を与えます――これは攻撃者が素手で攻撃していたり、身体に相応しいサイズの武器を用いている場合ですが(攻撃者が目標の命中部位を狙おうと思ったら、その小さな目標は押さえ込まれているか、他の方法で動きを封じられていなければなりません)。
防護点は広範囲の負傷に対しては、通常通りの防御効果を発揮します――しかしDRが部位ごとに異なっている場合、「実質のDR」は、胴体のDRと「その攻撃にさらされている命中部位のうち最もDRが低い部位」(胴体である可能性はあります)の平均です。端数は切り上げます。もし攻撃の種類ごとに有効なDRが異なっている場合、「もっともDRが低い」部位を決めるには、その広範囲の負傷がもたらすダメージに対してのDRを見ます。
遮蔽物によって保護されているか、身体によって隠された部位は"攻撃にさらされている"とはみなしません。爆発や円錐状の攻撃に対しては、そちら側を向いている部位しか"さらされている"とはみなしません(例えば、あなたが敵から目を背け振り返っている時には、顔や目はさらされていません)。危険な環境(例えば火や酸)に落ちたことによって引き起こされたダメージについては、落ちた部位だけがさらされているとみなします。本当の「範囲に効果」の場合、すべての部位がさらされているとみなします。
さらされたのが1つの部位というのでない限り、広範囲の負傷は命中部位による修正を受けません(つまり、これは胴体への命中とみなします)。もし1つの四肢(手、腕……などなど)がさらされた時には、その部位に対する大怪我の分を超えるダメージは消えてしまいます。
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