最終更新: tominosyou 2024年03月03日(日) 12:39:34履歴
あなたの精神面の統合能力は高く、複数の思考が可能です。それぞれの思考は独立して機能し、完全な能力を持っています。そうした"区画"は本質的に同じですが、催眠術、魔法、超能力、および似たような効果は"別々に"効果を発揮します(つまり1つの区画が催眠術にかかっても、別の区画は影響を受けません)。
この特徴で"肉体に"複数の作業をさせることはできません。普通のキャラクターは戦闘中の1ターンに1つの行動しか選択できません。精神的行動か肉体的行動のいずれかでしょう。「並列思考」を1レベルとるごとに、1ターンに精神的な行動を1つ余分に行なうことができるようになります。例えば「並列思考1レベル」のキャラクターは精神的行動1つと肉体的行動1つ(例えば呪文に集中しながら攻撃)、あるいは精神的行動2つ(例えば2つの呪文に集中)を選択できますが、肉体的行動を2つ選択することはできません――そうするためには「追加攻撃回数」が必要です。
もし1つの区画が外部の影響下にある場合、誰が肉体を制御するかを決めるためには意志力の即決勝負を行ないます。現在肉体を制御している区画には+1の修正があります。争っている区画同士は互いに精神的な能力を使用することができます。この場合には、それぞれあなたと同じ知力、意志力、精神的な能力(例えば「精神防壁」など)をもつ、完全に個別の精神として扱ってください。
「[[コントロール>並列思考#Controls]]」1レベルごとに「コントロール」を1セット買います。コントロールはオペレーターにあなた自身の肉体的・精神的行動を制御させます(「特殊攻撃」や「レーダー」など)。車両の戦闘ルールに従ってください。この特徴を備えたIQ0の乗り物の行動はすべてオペレーターが指示します。しかし物理的な制約は適用されます。例えば乗り物は非準備状態の武器で攻撃することはできません。オペレーター同士の対立は、乗り物を操る技能の即決勝負で解決します。
↓『GURPS Template Toolkit 2: Races』p.43での追加解釈ロボット車両(IQ0でない乗り物)は「コントロール」を持つことができ、オペレーターが特別な状況でそのアクションを指示できるようにします。 「車両の制御技能」対「車両の意志力」の即決勝負を使用して、オペレーターと車両間の競合を解決します。
「[[専用コントロール>並列思考#Dedicated_Controls]]」コントロールと同じですが、1つのコントロールはそれぞれ特定の仕事を扱います。例えば"後部砲手"などです。そこに配置された人はその他の操作はできません。
↓『GURPS Template Toolkit 2: Races』p.43での追加解釈「脚がない」マシン(「携帯品」または「固定」)にキャラクター・シートまたは種族テンプレートがある場合、オペレーターがいるマシンは「専用コントロール」として扱われます。
それぞれの "区画 "は他の区画とは独立して超能力を行使します。複数回の技(Multiple Feats)や繰り返し試行(Repeated Attempts)に対するペナルティ(どちらもp.6参照)は、それが発生した区画にのみ適用されます。ある区画が凶悪犯を拾うのに失敗しても、別の区画はペナルティ無しでそれを試すことができます。同様に、[TKグラブ]のパワーレベル15(BL22.5kg)を持つ超能力者は最大180kgを持ち上げることができるので、それぞれの区画はその量まで持ち上げることができます――「並列思考 3L」があれば、彼は180kgの物体を4つ別々に持ち上げることも、720kgの物体を1つ持ち上げることも可能です。(パワーレベルではなくBLを足すことを忘れないでください)。
「追加攻撃回数」とは異なり、この特徴は他のことをしているときでも追加で精神行動を行うことができます。ゲームによっては、これは適切ではありません。超能力者は驚くべき技を繰り出すことができますが、それは自分の力だけに集中しているときだけです。以下の集中時のみの限定は、これを表しています。
コメントをかく