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tominosyou 2024年06月01日(土) 12:12:35履歴
「[[超感覚]]」あなたは距離の関わる感覚すべて(人間であれば視覚と聴覚と嗅覚)を、体から離れた場所で感じることができるようになります。この「視点」はあなたの体から10m以内にある特定の地点となります。「有効距離延長」、「射程減少」の増強と限定でこの範囲を修正することができます。毎分2FP消費することによって、一時的に範囲を倍にすることができます。
超感覚を使用するためには、まず「視点」(何かの中でもかまいません)とその向きを指定しなければなりません。1分間の集中が必要で、それから知力判定を行ないます。もし「視点」が視界外の所にあれば、その正確な距離と方向を指定しなければならず、判定に-5の修正があります。
成功すれば「まるでその地点に物理的に存在しているかのように」離れた位置からの感覚を使用できます(これは、あなたの肉体の周りの環境は感じることができないことを意味しています!)。あなたの視覚は暗さによるペナルティを完全に無視しますが、固体を通して見ることはできません。しかし、あなたの視点が閉じた金庫の中にあった場合、光量不足であるにもかかわらず中に何があるかわかるでしょう。距離に関係する効果(例えば呪文)をあなたが使用する、もしくはあなたがその目標になった場合、すべての距離は“肉体”の場所から計算します。視点からの距離ではありません。あなたは好きなだけ超感覚を維持することができます。
判定に1差で失敗すると、あなたの感覚はGMが選んだ別の地点に行きます。それ以上の失敗では何も起こりません。ファンブルすると1D時間この能力が使えなくなります。
別の場所においた感覚を戻す、それを別の場所に移動させる、向きを変える(普通は視覚にのみ非常に重要です)には、1秒間集中して再度知力判定を行なわなければなりません。しかし動くもの(例えば車)の中にある視点は、あなたの方で特別に集中しなくても、そのものと共に動くでしょう。あなたは一度に1つの視点しか設定することができません――聴覚を1ヶ所に設置して、視覚を別の場所に設置するということはできないのです。
目次
「[[投影体>超感覚#Projection]]」あなたは単に感覚を本体から送り出すだけではありません……あなたの意識そのものも送り出します。「外界認識」がない限り、あなたの肉体は意識不明になります。あなたの投影された意識「投影体」は、呪文、精神的能力、「呪文状」などでのみ傷つけられます。その他のルールについては、「コラム:投影体」を参照してください。実体のない世界にのみ影響を与えることができる場合は+0%です(この新機能は、感覚だけでなく、肉体を意識不明のまま置き去りにすることで、バランスをとっています)。視点からも、物質界で呪文、精神的能力、「呪文状」が使用できる場合は+140%です。他者があなたの投影体を見ることができる場合は、「可視」も使用してください。
『GURPS Powers』での追加特別増強
「[[可視>超感覚#Visible]]」あなたが置き換えた感覚を、他の誰かが見ることができます(例えば顔が浮かんで見える)。
(旧名:視認できる)Powersの追加修正で同じ原書名を持つ「可視」が登場したのでそちらに名称統一。ようは能力使用が観測対象にもバレバレになるということ。
「[[光量適用>超感覚#Normal_Sight]]」あなたは完全な暗闇では何も見えず、通常はより軽い暗闇ペナルティを受けます (ただし、「暗視」によって相殺されます)。これは「透聴力」や「透嗅覚」とは両立しません。
『GURPS Psionic Powers』p.13での追加特別限定。「Normal Sight」をそのまま「普通の視界」「通常視力」と訳すと誤解を招きやすいので、内容から「光量適用」と意訳します。
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