最終更新: drachenriese 2022年05月10日(火) 20:59:36履歴
翻訳途中。意訳がかなり強いです。目次
ここでいう「General」とは「一般的」というより「適用範囲内を十分満たしている」の意味合い。「Conditional Skills」(狭化技能)の対義語として用いられているようなので、「General Skills」は「非狭化技能」としました。
マンガ的な役割、職業、文化、または同様の概念に適したすべての技能が等しく適合することはまれです。 帆船時代の暴れん坊は、通常、剣について知っておくべきことをすべて習得していますが、〈軽業〉には制限が付いたものを用います――しかしその制限は主に索具でブランコ移動したり攻撃を回避するためのものです。宇宙パトロールのキャプテンは、〈操船/恒星間宇宙船〉と〈戦略/宇宙戦〉を正当化するのは容易で、彼らの〈戦術〉技能は、宇宙戦闘にも使用できますが、市街戦や施設のクリアリングには適していません。等々です。幸い、万能技能は、このような深みの差異・変化に対応できます。
[[完全非狭化技能>非狭化技能#Fully_General_Skills]]標準技能のすべての側面が万能技能に適している場合は、注釈なしで含めます。実際、万能技能を持っているものは、すべての目的でその技能を本当に知っています。万能技能の相対的技能レベルを適切な関連能力値に追加して、彼のレベルを算出します。たとえば、〈軽業Lv15〉と〈跳躍Lv15〉を個別に購入したものとまったく同じように、〈軽業〉と〈跳躍〉機能を含む万能技能を「敏捷力14」のヒーローが「能力値+1」で習得します。万能技能は、ほとんどが無条件の技能で構成されている必要があります。でないと、標準技能よりも魅力的ではなくなるからです。
万能技能に専門化を必要とする標準技能が含まれている場合、万能技能はそのハイコンセプトに一致する専門分野に固執する必要があります。これは、狙われた西部劇いかさまトランプ師の万能技能の〈銃器/ピストル〉など、1つまたは少数の専門分野を意味する場合があります。
他の例ですと、 それぞれには、他の完全非狭化技能と同様に専門化機能が含まれています。専門分野が特定のテーマをカバーするという意味でのみ“狭化(conditional。条件付き)”であり、その領域内の制限は相手にしません。ほとんどの場合、必須の専門分野として相互に技能なし値が設定されており、それらのいずれかを含むと、ユーザーは他の一部またはすべてをペナルティ付きで試すことができます。 「万能技能への技能なし値」(p.5)を参照してください。
●自発的専門化(Optional Specialties):
「狭化技能」(p.8)は、これらに完全に取って代わります。この同等性を形式化する選択ルールについては、「技能なし値を狭化技能から非狭化技能のものへ」(p。6)を参照してください。
[[テクニック>非狭化技能#Techniques]]ある意味では、このテクニックルール裁定は狭化技能の中で究極のものです。究極とされる点は、技能の使用法を指定し(技能がカバーする他のすべてを支援することなく)ヒーローがその1つの作業でより良くなるようCPを費やせるという点です。これは、万能技能のCP効率面をより魅力的にする興味深い方法を示唆しています。技能だけでなく「それらの技能を技能なし値にする特定のテクニック」もすべて、完全な万能技能レベルで網羅するようにします。例えば、〈空手〉を含む武道の万能技能は、【後ろ蹴り】、【肘打ち】、【跳び蹴り】、【キック】、【膝蹴り】、【掃腿】としても機能する可能性があります。「能力値+2」レベルでその万能技能を取得しているものは、〈空手〉とそのすべてのテクニックを「敏捷力+2」で使用できます。これにより、彼は面倒な技能なし値のペナルティを心配することなく、〈空手〉が通常許可する多くのことを行うことができます。
ただし、万能技能のハイコンセプトに非常に適している場合を除いて、状況に応じた戦闘修正(例:【地面戦闘】など)を取り除くテクニックを投入することはお勧めできません。転倒、足場の悪さ、可視性の問題への対処などは、ドラマの重要な部分です! 大量の技能なし値ペナルティを伴う派手な“奥義的テクニック(secret techniques)”も、含まれるのではなく、個別に学ぶ必要があります。
万能技能に含まれるテクニックは、親技能と比較して通常の制限を超えることはできません。たとえば、『GURPS Martial Arts』のテクニック【鼓膜破り】は「空手-1」のレベル上限があるため、〈空手〉と【鼓膜破り】を提供する万能技能を持つものは、「万能技能+0」ではなく、「万能技能-1」で【鼓膜破り】を使用します。
万能技能とテクニックの相互作用の詳細については、「テクニックの計上」(Counting Techniques。p.10)、「万能技能へのテクニック」(Techniques for Wildcards。p.12)、「流派系万能技能のテクニック」(Techniques in Style Wildcards。p.15)、「万能テクニック」( Wildcard Techniques。p.20)を参照してください。
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