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tominosyou 2024年07月13日(土) 17:55:04履歴
第4版『ベーシックセット』の第2章「有利な特徴」B86P参照。
「[[非実体化]]」あなたは非実体になることができます。まるで障害物が存在しないかのように固体をすり抜けることができます。この状態で重力はあなたに影響しません。完全な移動力で任意の方向に動くことができます(そして移動するときに音をたてません)。あなたは実体の世界を知覚して、話しかけることができますが、どのような方法を使ってもあなたは実体に触れることも影響することもできません。
物理的・エネルギー攻撃はあなたを傷つけることができません。しかし、あなたは超能力や(物理的でない)魔法からは傷を受けます。同様に、あなたの物理的・エネルギー攻撃は相手に影響しません。超能力や魔法は実体世界に影響を与えることはできますが、すべての技能判定に-3されます。
あなたは固体をすり抜けることができますが、呼吸はしなければなりません。固体を通って移動するときには、水中を泳いでいるものと扱って窒息したかどうかを考えてください。あなたは固体の内部で実体化することはできません。
あなたの「本来の」姿がどちらであるかは(実体であれ非実体であれ)演出効果として扱います。実体と非実体とに自由に入れ代わりたいときには、この特徴をとらなければなりません。
この性質は民話やフィクションに登場する無数の能力を表現できます。あなたはその「有利な特徴の起源」と演出効果を決めなければなりません。現実とシンクロするために“振動”したり、異次元にい相転移したり、霊になったりするのです。これによってあなたの外観も決まります。透けて見えるか、霧のように見えるか……あるいはまったく普通に見えるのか(「透明」の特徴をとらない限り、完全に透明になることはありません)。
あなたの物理的・エネルギー攻撃は、あなたと同じ方法で非実体化している物に影響します。また、それらの攻撃はあなたに影響します。GMは特定の素材、エネルギーバリア、魔法の呪文などを、非実体化したキャラクターは通過できないことにしてもかまいません。
エラッタ修正:
【誤】あなたが「本来の状態をとれる」(実体でも非実体でもかまいません)ことは追加の効果と考えます。
【正】あなたの「本来の」姿がどちらであるかは(実体であれ非実体であれ)演出効果として扱います。
原文: Your "natural" form (physical or insubstantial) is considered a special effect.
「[[部分変化>非実体化#Partial_Change]]」あなたは非実体化した状態のまま、体の一部分だけ実体化させることができます(その逆も可能)。つまり壁を通り抜けて、その先の誰かの肩をたたくことができます。「物を運べる」の増強をとっている場合、手を実体化させて物を拾い、それから手と物を非実体化させて持ち去ることができます。+20%。
持ち運んでいる物体を落とすことなく実体化させられるのなら(ただし手も実体化させなければなりません)。+100%。
「[[実体との交流>非実体化#Substantial_Communication]]」これは特別増強「実体に影響」(+100%)の弱いバージョンです。精神的能力 (超能力、魔法など) のいずれかを使用して、現実世界とコミュニケーションできます。
「実体に影響」(+40%)の修正がない限り、技能には標準の-3修正が適用されます。これには、音や光を生成する能力 (ただし、盲目にしたり、幻惑させたり、気絶させたりできるほどではありません) や、思考を投影したり、思考を読んだりできる能力が含まれます。増強の有無にかかわらず、他の能力は重複しません。
『GURPS Psionic Powers』での追加特別増強。
「[[実体化が困難>非実体化#Difficult_Materialization]]」「常時起動」と同じですが、実体化していると1分間に1FP失います。
『GURPS Fantasy』p.128に登場したもので、「ほぼ常時起動」の毎分1FP消費版らしい。
「[[垂直移動不能>非実体化#No_Vertical_Move]]」あなたは重力を無視することはできません。水平面を横断するように移動するか、〈登攀〉判定を必要としない斜面に沿って移動する必要があります。あなたは体重が(まだ)一切ないので、足跡を残さず、固体を支えない表面(例えば水面など)を歩くことができます。
『GURPS Powers』での追加特別限定。
「[[うるさい>非実体化#Noisy]]」あなたは沈黙していません。動いたり呼吸したりすると、足音や呼吸音などに相当する音が常にします。それらは普通の人間のものよりも聞き取りにくいものではありません。
『GURPS Powers』での追加特別限定。
ようするに亜次元的非実体者は、それが通れる亜次元と繋がってない世界やそこの通常領域には(非実体経由では)入れないと解釈できる。
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