最終更新:
tyounekogami 2021年12月30日(木) 16:31:02履歴
訳語不統一で<魔法理論>と<魔法学>の2種類の名称がある。ここでは<魔法学>に統一。
この技能は、B93Pの有利な特徴「魔法の素質」の解説において<魔法学>という名で紹介されている。今後どちらの訳語が用いられるのかは不明。両者が同じものを指すということに留意が必要。原書(GURPS Basic Set: CharactersP.225)ではThaumatologyという名前。
技能なし値:知力-7※
※魔法が存在しない世界や、本物の魔法を見たことがない人はこの技能なし値を使えません。
これは魔法理論についての学術的研究と、「マナの物理学」です。誰でもこの技能を身につけることができますが、魔術師のほうが簡単に理解できます。習得は呪文と同じように、知力に「魔法の素質」のレベルを加えて計算します。
この技能の主な用途は魔法の研究です。新しい呪文を作るときには新発明ルール(2巻17章参照)を用いてください。ただし<エンジニア>技能を<魔法学>と読み替えます。技能判定に成功すれば、誰かが唱えたあなたの知らない呪文を識別することができます。またクリティカル・ファンブルの結果を推測するのにも役立ちますし、望む効果をもつ魔法の品物を作るにはどういう魔化をすればよいのかなどを理解するのにも役立ちます。判定の成功度が大きければ大きいほど、GMはより正確な洞察を与えるでしょう。
これは“ファンタジー”の魔法に関する研究です――《火球》の呪文、魔法の指輪などなど。自然精霊を介した同様の魔術になると<儀式魔法>を使います。また神聖な魔法については<宗教儀式>や<神学>が必要です。しかしながら-5の修正をうけて<魔法学>判定に成功すれば、魔法学者は“一般的な”魔法と、異なるバリエーションとを関連づけることができます。極端に不思議な力であったり、異世界のアーティファクト(高度な魔法の品物)などについては、より大きなペナルティがつきます!
エラッタ修正:
【誤】この疑問の主な用途は魔法の研究です。
【正】この技能の主な用途は魔法の研究です。
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