最終更新: tyounekogami 2024年02月15日(木) 00:58:00履歴
画像出典:マゼラン | しゃみせんがい | ↑hiwo |
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ガグ(gug)は、架空の創作神話クトゥルフ神話に登場する生物。ドリームランドの生物。
初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトのドリームランド作品『未知なるカダスに夢を求めて』。TRPGにおける大雑把な分類は「下級の独立種族」。
ドリームランドの地底に生息する怪物。6メートルほどの身長に、顔面を縦に裂くように備わる口、肘から枝分かれした左右4本の腕がある、毛むくじゃらの巨人。視聴覚が優れるが、言葉は話せず、表情で意思疎通を交わす。
かつては地上に棲息して人間を食べ、蕃神に生贄をささげていたが、大いなるものども(=地球本来の神々)によって地底へと追放された。目覚めの世界からドリームランドへとやって来た「夢見人」の肉が好物。また、グールを恐れている。社会性と知能があり、埋葬の習慣がある。
■代表的な性質
- 平均身長6mの巨体と4本腕が特徴の食人種族。
- 4本腕といっても、2本の両腕の肘から先から2本の腕がある状態。そのため、手による攻撃は1回の腕振りで2発同時に放たれる。
- その顔には、目が頭部の各側面から突き出してついており、牙の並ぶ口が頭の下から上へと水平ではなく垂直に開いている。
- 知的生物だが言葉は話せず、表情で意思疎通を交わす。
- 言葉は話せないものの、声は出せるためか、禁断魔術は使える。
- 捕まえられる地上の生物なら、何でも大喜びで取って食う。
- グールを恐れている。
なお、ガープス妖魔夜行リプレイに登場している。
クトゥルフ神話においての、夢魔の女王リリスは、現在ドリームランドで「大いなるもの」としてニャルラトホテプに管理されている存在とされている。さらにリリスの元々の姿が雌のガク族であるという噂があり、それが本来の力を取り戻した証なのかもしれない。
サイズ修正:+3(平均身長は約6m。人間の約3.6倍);2〜5トン(人間の約47倍)
TL0;言語:種族の言語+召喚者の言語(会話・読文ともに母語級。ただし言葉はしゃべれない);文化:種族の文化
体力:45;敏捷:12;知力:12;生命:20;HP:45;意思:12;知覚:14;FP:20;基本致傷力:突5d / 振7d+1;
BL:203kg(無荷203kg / 軽荷406kg / 並荷609kg / 重荷1218kg / 超重荷2030kg);
速度:8; 移動力:10; よけ:11;素手による受け:10;棍棒による受け:6;防護点:8(毛皮・皮膚・軟骨など)
性質:「種族テンプレート/ガグ」参照。腕はSM+1。「弱み/破邪か妖怪殺しか意味消滅/×2」
恐怖判定:±0(怪異には無効)
- 技能
- 攻撃手段
- 「鋭い歯」_Lv14_範C-2_威力:切5d+4
- 「鋭い爪」_Lv14_範C-3_威力:切5d+4×2発※
- 「キック」_Lv12_範C-3_威力:切5d+5 踏みつけなら叩き攻撃。
- 「棍棒(必要体力15のメイス扱い)」_Lv12_範1-4_威力:叩7d+11×2発※
- 「岩(10kg)を投げる」_Lv12_半致傷距離78.85_射程157.5_威力:叩5d-10×2発※
- 「岩(100kg)を投げる」_Lv12_半致傷距離18_射程36_威力:叩5d×2発※
- 禁断魔術を2・3個知っている個体もいる。
- ※ 腕は「長く」、肘から先の腕が2本あるため、腕1回の攻撃で「手(や各手に持っている武器)による2発の攻撃」が同時に放たれる。これらの攻撃目標は同じでなければならない。
このページへのコメント
妖魔夜行のガグは、ドリームランドでは強大でしたが、現実世界では大したことありませんでしたね。
やはり600cp級妖怪だったのでしょうか?