最終更新: tominosyou 2024年03月03日(日) 12:07:12履歴
あなたはどのようにして行うかを知らずとも、何故か物事を成し遂げてしまえます。
この有利な特徴を1レベル持っているごとに、セッション中に1回任意の技能判定の代わりに適切な能力値判定を行なうことができます(知力基準技能なら知力、敏捷力基準技能なら敏捷力、など)。技能なしであることによる修正はありませんが、状況や道具による修正と、有利な特徴と不利な特徴からくる修正は通常通り適用します。文明レベル(TL)の差(文明レベル修正)は無視します:TL3の修行僧でも<コンピュータ・プログラミング/TL12>判定を知力そのままで行なうことができます。
「万能の天才」は普通の技能なしでは実行できない技能や、何らかの有利な特徴を必要とする技能にも適用"できます"。例えば、あなたは「魔法の素質」が必要な知らない呪文を唱えることができますし、「達人の指導」を必要とする知らないマンガ的格闘技能を使うことができます。
「万能の天才」はすでに知っている技能には効果がありません。
「[[学習可能>万能の天才#Retention]]」あなたは代用した技能を覚えることができます! そうするためには、技能判定を試みる際に未使用CPが1点以上余っていなければなりません。成功すると、1CP費やしたものとしてその技能を習得できます。こうして学習した技能は1ヶ月の間はさらに上昇させることはできません(その間-2の修正があります)。クリティカルで成功すると、あなたは即座に上昇させることができます。また、-2の修正はありません。失敗すると技能を学習することができません(CPは消費されません)。ファンブルすると、消費するはずだった未使用CP1点を失います! 例え成功したとしても、その技能の前提条件が満たされていない場合、それを得るまでの間-4の修正があります。またそれまでは技能を上昇させることができません。この増強で自分のTLよりも高い技能を学習することはできません。
エラッタ修正:さすがに代償が大き過ぎる。
【誤】失敗すると技能を学習することができません。 / ファンブルすると、未使用CPを失います!
【正】失敗すると技能を学習することができません(CPは消費されません)。 / ファンブルすると、消費するはずだった未使用CP1点を失います!
「[[緊急時のみ>万能の天才#Emergencies_Only]]」あなたの「万能の天才」は、命懸けの戦闘のように生命に関わる事態でしか働きません。これを使用するためには、まずあなたの窮地と関わりがある特別な状況をGMに要求しなければなりません。その要求を特定することができます(例えば「奴を何とかさせてくれ!」)。しかし技能を指定することはできません(例えば<柔道>技能を使用する、《指示》の呪文を唱える、など)。その後、GMはそうした状況に相応しい技能を選びます。それはよくある技能でなくてもかまいません。あなたが「魔法の素質」を持っていれば、GMは呪文を選んでもかまいません。「達人の指導」を受けていれば、マンガ的な格闘技能でもいいでしょう。一度GMが技能を選んだら、通常の通りに基準となる能力値で判定してください。あなたがすでにその要求に見合う技能を持っているとGMが感じたら、GMはどの技能を使用するべきか助言してくれるでしょう。その助言もまた「万能の天才」の使用1回分とみなされます!
「[[外部由来>万能の天才#External]]」遠隔相手が必要な技能をあなたに伝えます。無線、テレパシー、またはその他のものを使用するかどうかを指定します (アイデアについては、「遠隔通信」を参照してください)。敵は信号を妨害したり、相手に危害を加えたりする可能性があります。
■パワーアップ(Powering Up)
「万能の天才」は伝統的な気の力であり、神授や霊のパワーに適しています。「外部由来」(および場合によっては「特定」、ただし情報源が 1 人の特定の人物である場合に限ります。“一般人達”という表現は範囲が広すぎるため、修正することができません)が与えられれば、「テレパシー」能力にも適している可能性があります。神々は宇宙パワーの一部として多くのレベルの「万能の天才」を持っている可能性があります。対応する「才能」レベルは、「万能の天才」によって付与された技能や能力を使用するためのサイコロ判定にボーナスを与えます。
即席魔法の魔術師を扱う最も簡単な方法は、有利な特徴「万能の天才」を利用することです。魔術師が即席で新しい呪文を考案する魔法理論(パラダイム)は、「特別限定/特定」を何レベルか持っていることで解決できます。また、「万能の天才」を特別増強「学習可能」と組み合われば、魔術師が新しい呪文を学ぶ手段になります。GMの判断で、研究ではいっさい呪文を習得できないことにしてもいいでしょう。特別増強「学習可能」がなければ、「万能の天才」のレベルがその魔術師の呪文詠唱の限界になります。
「特別限定/緊急時のみ」を付け加えると、魔術師が冒険に出る大きな動機となるでしょう。「緊急時のみ」と「学習可能」があると、魔術師は初めて体験する危険な状況に置かれた時のみ新しい呪文を学ぶことができるからです。
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