最終更新:
tyounekogami 2025年01月21日(火) 22:16:31履歴
- 「毒ダメージ」の略としての「毒」
- 「毒」ルール(POISON)
- 毒の説明(DESCRIBING POISONS)
- 中毒性の薬物(ADDICTIVE DRUGS)
- コラム:薬物の使用中止(Drug Withdrawal)
- コラム:過剰摂取(Overdose)
- 『GURPS Low-Tech』での「毒」(POISONS) pp.128-129
- 追加の毒の例
- ベラドンナ (TL0)(Belladonna (TL0)) p.128
- カンタリデス (TL0)(Cantharides (TL0)) p.129
- クラーレ (TL0)(Curare (TL0)) p.129
- タマゴテングタケ (TL0)(Deathcap Mushroom (TL0)) p.129
- フグ毒(TL0)(Fugu (TL0)) p.129
- ヘムロック (TL0)(Hemlock (TL0)) p.129
- トリカブト(TL0)(Monkshood (TL0)) p.129
- 蛇の毒 (TL0)(Viper Venom (TL0)) p.129
- 漆 (TL1)(Lacquer (TL1)) p.129
- 石灰粉末 (TL1)(Lime Powder (TL1)) p.130
- 追加の毒の例
- 関連
[[消化毒>毒#Digestive_Agent]]犠牲者は毒を飲み込まなければなりません。毒性植物やヒ素のような有害物質は普通この毒です。もし毒が微量であっても独特な味をしている場合(例えばシアン化物)、GMは被害者に味覚判定か、知覚力基準の<毒物>判定を行なわせてかまいません――基本的に-2ですが、使用量が倍になるごとに+2されます。成功すれば、気付きます。検知しやすい毒にはボーナスがあります。検知しにくい毒や、その毒が適切な食料や飲料によって隠されていれば、ペナルティがあります。吐き出そうとしている誰かに毒を無理やり飲み込ませるためには、頭部か首に組みついて、10秒間押さえ込まなければなりません。
[[抵抗判定>毒#Resistance_Roll]]毒によっては生命力で抵抗できるものもあります。この判定は潜伏期間(もしあれば)が過ぎた後で行ない、ふつう修正があります。弱い毒なら生命力+2、ほとんど抵抗できないような毒なら生命力-8です! 生命力そのままから生命力-4が一般的です。DRはこの判定には一切影響しません。
もしあなたが毒性の“環境”の中にいる場合(例えばガスの雲や毒性大気のような危険な大気)、まず生命力判定を行なわなければなりません。それから、毒の効果を受けるか、その範囲を去るまで毎秒判定を行ないます。もし毒が潜伏期間を持つものなら、潜伏期間おきに判定を行ないます。
ある種族専用で、別の種族にまったく影響を与えない毒もあります。また、特定の種族にとっては抵抗が簡単、あるいは困難な毒もあります。こうした効果はGMが決めます。
[[毒の効果>毒#Effects_of_Poison]]毒の最も一般的な効果は「毒」ダメージか「疲労」ダメージを与えることです。弱い毒は1HPか1FPしか与えません。より強力な毒は1Dか、それ以上のダメージを与えます。このダメージにDRはまったく効果がありません。こうしたHPやFPの損失は、ふつう通常の手順で回復します。しかし、毒が周期的(以下参照)なものだった時には、最後の周期が終わるまでは回復できません。
ダメージを与える毒は、時として犠牲者に徐々に影響して、一定の時間が過ぎるごとにダメージを発生させることがあります。こうした毒の特徴を表すためには、この周期の長さと周期の総数を指定しなければなりません。周期の長さは1秒間(即効性の毒)から1日(遅効性の毒)まで様々です。周期の数は2から数十にまでわたります。
もし周期的な毒が抵抗可能である場合、毎周期ごとに抵抗のための生命力判定を新たに行ないます。成功すれば、毒を取り除いたことになります。失敗すると、次のダメージの周期が発生します。1日に与えるダメージがたったの1点だったとしても、抵抗が困難で20週以上あれば、致命的になりえます!
毒には“常に”何らかの症状があります。基本的なダメージを与えるものは、腫れ・頭痛・発熱を症状としてよく見せます。毒ダメージを与えるものは、より深刻な症状をもつかもしれず、十分な負傷(普通は犠牲者のHPの3分の1、半分、3分の2)を与えると、自動的に発生します。例えば、ある毒は目標のHPを半分未満にすると、視力を奪うかもしれません。こうした症候は、犠牲者のHPがこのような閾値(しきいち。境界となる値)を超えると消滅します。
ある種の毒は負傷や疲労ではなく、能力値へのペナルティ・集中妨害・無力化(「特殊効果」B406P参照)・一時的不利な特徴・すでにある有利な特徴の無効化(例:「魔法の素質」を取り除く錬金術による毒)などの効果をもたらします。犠牲者はこうした効果に対して、ふつう抵抗判定を行なうことができますし、これらには必ず持続時間が決まっています。特に指定がない限り、持続時間は抵抗判定の失敗度に等しい分(ふん)数です。毒性の“環境”(例えば「危険な大気」)にいる場合、抵抗判定に失敗すると、あなたがその環境にいる間ずっと、持続時間に加えて効果が続きます。
[[手当>毒#Treatment]]もし毒に潜伏期間があれば、犠牲者が悪影響を受ける前に手当てする時間があります。しかし何の症候もないのであれば、助けを求めるためには窮地に気付かなければなりません!
有毒な動物に噛まれた場合は明確でしょう――ただGMはキャラクターに、その動物が毒を持っていると判断する根拠のために、<自然知識>判定を要求してかまいません。傷から毒を吸い出すには、1分間の時間と<応急処置>か<医師>を-2で判定して成功しなければなりません。成功すれば、抵抗の生命力判定に+2できます。
もし消化毒の疑いがある場合、本人か友人に手伝ってもらい、吐いて毒を体外に出すことができます。これには10秒かかります。<応急処置>か<医師>判定が必要です。成功すれば、抵抗の生命力判定に+2できます。しかし毒の種類によっては、吐くのは逆効果かもしれません――負傷を増やす可能性があります!
解毒剤を飲むのが有効かもしれません。解毒剤が存在する毒はあまり多くありません。もし存在しても、ふつう特定の毒専用です。“正しい”解毒剤は、犠牲者が抵抗する時の生命力判定にボーナスを与えます。あるいは毒を完全に消すかもしれません。
医療的処置――キレート剤、胃洗浄、静脈注射、酸素吸入――なども、生命力判定にボーナスを与えます。ただし手当てがその毒に適切である場合だけです。こうした手段には<医師>判定が必要です。生命力へのボーナスはTL÷2(端数切上げ、最低でも+1)を超えることはありません。
吐き出すのが安全かどうか、どの解毒剤や手順を使うべきかを知るためには、あなたは毒を識別しなければなりません。症候が現れる前にそれを行なうのは至難の業です!
GMは<毒物>(毒針やグラスの残留物を識別する)、<自然知識>(有毒な動物の識別)、<脅迫>(毒の使用者に何を使ったかどうか自白させる)などの判定を要求してもいいでしょう。
一度犠牲者がダメージを受けると、症候が現れます。この時点で、<診断>か<毒物>で毒を特定することができます。もし毒が周期的なものであれば、正しい解毒剤や医療手当ては、それ以上のダメージを防ぐ助けになります。その後の生命力判定にボーナスを与えます。
[[飲酒と酔い>毒#DRINKING_AND_INTOXICATION]]短期間に多くのアルコールを飲み過ぎると、あなたは酔うかもしれません。1時間にどれだけ「飲酒」(drinks)したかを記録しておいてください。単純化するために、マグカップ1杯か1缶のビール(350ml)、グラス1杯のワイン(120〜150ml)、スピリット1杯(50ml)を1「飲酒」と数えてください。
あなたが1時間酒を飲んでいると、その間に「体力÷4」より多い「飲酒」をした時には生命力か<宴会>の高い方で判定を行ないます。もしさらに飲み続ける時には、判定は1時間に1回行ないます。
修正:
失敗するごとに、「しらふ(sober)→ほろ酔い→酔っ払い→意識不明(酔いによる前後不覚)→昏睡」の状態が1段階進行します。ファンブルで失敗すると2段階進行します(しらふから酔っ払い、ほろ酔いから意識不明、酔っ払いから昏睡)。もしペナルティによって目標値が2以下になっている場合、ファンブルは3段階進行させます! 目標値より10以上大きい出目は、常にファンブルであることを忘れないでください。つまり修正後の生命力が1なら、11以上でファンブルです。
[[刺激剤>毒#Stimulants]]刺激剤は使用者の気分と活力を上昇させます……一時的にですが。強力なもの――例えばアンフェタミン――は1DのFPを回復させます。そして「睡眠不要」と「自信過剰(12)」を与えます。この効果は(12-生命力)時間持続します(最低1時間)。その後、得たFPの倍失います(例えば、8FPから10FPに回復した場合、6FPに低下します)。それから同じ時間だけ「かんしゃく(12)」「うつ(9)」の不利な特徴を得ます。
もし24時間以内に複数回使用すると、2回目以降の使用後に生命力判定を行なわなければなりません。2回目以降、1回増すごとに-1の修正が累積してかかります。
ファンブルすると心臓発作を起こします(「死の危険がある効果」B407P参照)。
刺激剤は安く、習慣性も弱くなっています。もし合法なら、それは「軽い中毒」(-1CP)です。もし非合法なら、-5CPの「中毒」です。
[[鎮痛剤>毒#Painkillers]]モルヒネのように強力な鎮痛剤は、慢性的な痛みや手術の苦痛を和らげるために用います。濫用は多くの場合、正しい使用法とは別の結果で生まれます。経口投与で、効果を発揮するまでに20分かかります。抵抗するためには生命力-4で判定してください。失敗すると使用者は「痛みに強い」「無感動」の有利な特徴と、「怠惰」の不利な特徴と多幸症を得ます(「集中を乱される効果」B406P参照)。すべての効果は失敗度に等しい時間だけ続きます。こうした効果をもたらす鎮痛剤は高価で、極めて強い習慣性があります。「中毒」は薬物が合法なら-15CP、非合法なら-20CPです。
エラッタ修正:訳語不統一【誤】“多幸感”を得ます → 【正】多幸症を得ます
[[使用中止判定の影響>毒#Withdrawal_Rolls]]使用中止判定(withdrawal rolls)の影響は、その薬物が生理的に習慣性があるのか、心理的に習慣性があるのかによって決まります。
[[生理的習慣性>毒#Physiological_Dependency]]肉体がその薬物に依存するようになっています! 毎日の使用中止判定は生命力で行ないます(最大13)。成功すると、薬物中毒からの脱出に1日近づきます。失敗した時の結果は、薬物が入手可能かどうかによります。もし可能であれば、あなたはそれを1回分使用します。再び中止しようと思えば、1日目から手順をやり直さなければなりません。薬が入手できない場合、1HP負傷します。そして手順を継続してもかまいません。この日は、脱出するのに必要な14回の成功判定に影響を与えません。これによって失われたHPは、完全に中毒を脱するか、使用中止をあきらめるまで“自然に”回復することはありません。
[[心理的習慣性>毒#Psychological_Dependency]]あなたは薬なしではやっていけないと信じています。毎日の使用中止判定は意志力で行ないます(最大13)。生理的習慣性と同じルールを用いますが、失敗したのに薬を入手できない場合に負傷を受けない点が異なります。その代わりに、薬に関する-1CP分の癖を獲得します。内容はGMが決定します。この癖は、あなたがあきらめて1回分使用すればなくなります(ただし、最初から手順をやり直さなければなりません)。あきらめなかった場合、この癖はさらに酷い精神的不利な特徴になります(GM判断)。14回の意志力判定に成功すると、あなたは使用停止に成功します――しかし、最後にもう1回意志力判定を行なわなければなりません。失敗すると、ここで得た癖や不利な特徴はすべてそのままです!
[[過剰摂取>毒#Overdose]]抑制剤を2回分以上使用すると、誰でも「過剰摂取」の危険があります。2種類以上の抑制剤を1回分使用した場合もこれに含みます! アルコールは必ず「余分な服用量」とみなします。薬の相互作用は死を招きます……。
複数回分薬物を使用している場合、どのような抵抗判定であっても、ファンブルすると過剰摂取が発生します。毒と同じように、使用量が倍になると抵抗判定に-2されます――他のすべての成功判定と同じように、目標値を10以上上回る出目はファンブルです。例えばヘロインは抵抗判定を生命力-4で行ないます。生命力10の人間が2倍の服用量を摂取すると、目標値は10-4-2=4です。14以上の目で過剰摂取を起します。
過剰摂取は失敗度に等しい時間だけ意識不明にします。加えて、薬物は本来の抵抗と同じ修正で抵抗する毒物とみなします(2種類以上の薬物を用いている場合、最も目標値の低い判定を行ないます)。例えばヘロインの場合、生命力-4判定です。これは1点の毒ダメージを与え、15分周期で24回繰り返します。もし犠牲者が-1×HPに達したら、昏睡します(「死の危険がある効果」B407P参照)。
「[[毒>毒#Low-Tech]]」『GURPS Low-Tech』 pp.128-129「POISONS」より。
毒殺は、敵を倒すリスクの低い方法です。戦う必要はありません。単に敵の食べ物やワイングラスに何かを忍び込ませて待つだけです。毒の中には、武器の刃、または少なくとも針トラップ? (p.123) を使って血流に入るものもいます。皮膚に触れたり、吸入したりすることで効くものもあります。多くは効果の遅いもので、戦闘の結果には影響しませんが、敵が次の日も戦えなくなる可能性があります。
『ベーシックセット』では、さまざまな種類の毒の取り扱い方について詳しく説明しています 。毒を抽出して準備するには、〈毒物〉の判定が必要です。個々の毒の中には致命的なものもある一方で、多くの歴史的なレシピでは複数の材料が必要とされていました。非常に有毒なものもあれば、ほとんど無害なものもありました (よくある材料の1つはサソリに刺されて死んだネズミでした!)。たとえば、ヘロドトスは、スキタイ人が毒蛇の死骸、馬の糞、人間の血を混ぜて腐敗させた混合物の毒矢を用いたと書いています。
TL0〜TL4の例がいくつか「毒の例」ページに掲載されています。さらに以下にも示します。毒物には、LC3 (害虫駆除や衛生管理に使用される物質) から LC0 (暗殺にのみ使用される化学物質) まであります。毒殺は、公然とした殺人よりも厳しく処罰されることがよくありました。
「[[ベラドンナ]]([[TL0]])」 「[[ベラドンナ >毒#Belladonna]]([[TL0]])」この有毒植物「ベラドンナ」(英名は「デッドリー・ナイトシェード」) の有効成分はアトロピンです。ベラドンナは、追加発動毒または消化毒として使用できます。追加発動毒として1分間の潜伏期間があり、消化毒として15分間の潜伏期間があります。どちらの場合も、抵抗判定なしで 1d の毒ダメージを与え、抵抗するには生命力-2判定で 15分間隔で28周期繰り返します。負傷がHPの半分の値に達すると、被害者は「幻覚」(無力化される効果)を起こします。これは通常、視覚イメージではなく、歪んだ知覚の形をとります。生存者は、永続的な 生命力-1を回避するために生命力での抵抗判定する必要があります。1回分の価格$8。LC1。
Wikipedia:ベラドンナ
「[[カンタリデス]]([[TL0]])」 「[[カンタリデス>毒#Cantharides]]([[TL0]])」「スペインバエ」 (実際は甲虫、学名Lytta vesicatoria)としても知られるカンタリデスは、消化毒または接触毒として使用できます。消化毒としては、1時間の潜伏期間と生命力による抵抗判定があり、「吐き気」の症状を伴う4dの毒ダメージを与えます。接触毒としては、潜伏期間はありませんが、生命力による抵抗判定が可能です。2dの毒ダメージを与え、皮膚を刺激して水疱と「普通の痛み」を引き起こします。いずれの場合も、HPが0になった被害者はけいれんを起こします――これは「発作」として扱います。1回分の価格$14。LC1。
Wikipedia:カンタリジン
「[[タマゴテングタケ]]([[TL0]])」 「[[タマゴテングタケ>毒#Deathcap_Mushroom]]([[TL0]])」この菌類 (卵天狗茸、学名:Amanita phalloides) は消化毒で、1時間の潜伏期間と生命力-2で抵抗判定します。失敗すると 1d の毒ダメージと「幻覚」が発生します。3時間間隔で2周期にわたって追加の 2d の毒ダメージを与え、抵抗するには生命力-2判定が必要です。最初の生命力-2の抵抗判定に失敗すると意識不明になります。2回目の抵抗判定に失敗すると「心臓発作」になります 。これらすべてに加えて、潜伏期間や抵抗判定なしで頭痛を引き起こします。「普通の痛み」として扱います。負傷がHPの半分に達すると「激痛」に、HP分に達すると (被害者がまだ意識がある場合) 「大激痛」に増し、抵抗判定に成功するまで続きます。1回分の価格$25。LC0。
Wikipedia:タマゴテングタケ
「[[フグ毒]]([[TL0]])」 「[[フグ毒>毒#Fugu]]([[TL0]])」フグ (日本のやいくつかの種) の肝臓は致命的です。有効成分はテトロドトキシンで、オーストラリアのヒョウモンダコの毒にも含まれています。これは消化毒または追加発動毒として使用できます。消化毒の場合、15分の潜伏期間と生命力-6の抵抗判定があります。失敗すると麻痺し、クラーレと同様にファンブル失敗で「窒息」になります。追加発動毒としては、1分の潜伏期間と生命力-2の「抵抗判定があります。失敗とファンブル失敗は同じ効果がありますが、失敗すると1dの毒ダメージも発生します。どちらの場合も、被害者は発症期間中に皮膚のチクチク感を経験し、最初の抵抗判定後に体力-5と敏捷力-5になり、1時間間隔で 4周期の抵抗判定を繰り返さなければなりません。失敗すると 6d の毒ダメージが発生します。 1回分の価格$30。LC0。
Wikipedia:フグ
「[[ヘムロック]]([[TL0]])」 「[[ヘムロック>毒#Hemlock]]([[TL0]])」この植物(ドクニンジン、学名Conium maculatum) は、潜伏期間1時間の消化毒です。被害者は体力-2と敏捷力-2になり、1d の毒ダメージを回避するために 生命力-2で抵抗判定を行う必要があります。ダメージは 5周期の間、1時間間隔で繰り返されます。1/3HPに等しい徴候ダメージは足の「麻痺」を引き起こします。1/2HP に等しいダメージは脚下部を「麻痺」させます。2/3HPに等しいダメージは脚上部を「麻痺」させます。フル HP に等しいダメージは腹部を「麻痺」させます。この時点で、被害者は失明を回避するために生命力で抵抗判定を行う必要があります。ダメージが 2×HPに達すると、「麻痺」は心臓にまで及びます。「心臓発作」として扱います。
1回分の価格$5。LC1。
Wikipedia:ドクニンジン
「[[トリカブト]]([[TL0]])」 「[[トリカブト>毒#Monkshood]]([[TL0]])」トリカブト属の植物の 1 つで、「ブルーロケット」または「ウルフスベイン」とも呼ばれます。有効成分はアコニットで、神経系に作用します。消化毒または追加発動毒として使用できます。消化毒としては、5分間の潜伏期間があり、その後、被害者は皮膚、舌、喉にチクチクする感覚を感じ、抵抗判定は生命力-3で行う必要があります。1d の毒ダメージを与え、1時間間隔で6周期繰り返します。また、最初の抵抗判定に失敗すると「吐き気」を引き起こし、毒が取り除かれるまで続きます。1時間後、生命力+1判定し、失敗なら「嘔吐」を引き起こします。Up_Poison]]としては、1時間の潜伏期間があり、抵抗判定は生命力-3で行う必要があります。 抵抗失敗は2d の毒ダメージを与え、1時間間隔で6周期繰り返します。
いずれの場合も、徴候ダメージの累積がHPの 1/3、1/2、または 2/3 に達した犠牲者は、それぞれ敏捷力に -2、-4、 -6されます。さらに徴候ダメージがHPと同値以上になると、呼吸困難になります。毒が取り除かれるまで、「非常に不健康」として扱います。1回分の価格$6。LC1。
Wikipedia:トリカブト
「[[蛇の毒]]([[TL0]])」 「[[蛇の毒>毒#Viper_Venom]]([[TL0]])」生きた毒蛇 (クサリヘビ科のヘビ) から抽出され、武器に仕込む追加発動毒として使用されます。潜伏期間1d秒後、生命力で抵抗判定します。抵抗失敗すると、追加発動毒を仕込んだ武器での傷1つにつき1dの毒ダメージを与えます。抵抗成功すると、傷1つにつき 1d-3に減少します。毒蛇 1匹から最大4回分の投与量が得られます。各投与量を抽出するには、それぞれ個別に〈動物使役〉判定が必要です。失敗すると、そのヘビからそれ以上の毒液が得られません。ファンブル失敗はヘビに噛まれます。生命力-2で抵抗判定を行い、2dの毒ダメージを与えます。1回分の価格10 ドル。LC0。
「[[漆]]([[TL1]])」 「[[漆 >毒#Lacquer]]([[TL1]])」春に漆の木 (学名:Toxicodendron vernicifluum) から採取されるこの樹液は、木材や皮革の保存に使用されますが、接触毒として、または (お香と混ぜて燃やすと) 呼吸毒としても使用できます。接触毒としては、10秒の潜伏期間と抵抗するための生命力判定があり、失敗するとツタウルシのような水疱 (「普通の痛み」として扱う) が発生し、1点の毒ダメージが発生します。呼吸毒としては、潜伏期間がなく、抵抗するための生命力+4判定があり、1dの毒ダメージが発生します。さらに、すぐに「咳」や「くしゃみ」を引き起こします。1回分の価格$2。LC3。
Wikipedia:漆
「[[石灰粉末]]([[TL]])」 「[[石灰粉末>毒#Lime_Powder]]([[TL]])」粉末状の生石灰 (モルタル?と鉱物接着剤?、19 ページを参照) は、呼吸毒または血液毒として使用できます (主に目に対して)。呼吸毒としては、1秒の潜伏期間があり、抵抗には生命力での抵抗判定が必要です。すぐに「咳」または「くしゃみ」を引き起こします。抵抗失敗や抵抗されない場合は、1点の毒ダメージを与え、10 秒間 1秒周期で繰り返します。血液毒としては、潜伏期間はありませんが、抵抗するには生命力判定が必要です。抵抗失敗や抵抗されない場合は、「激痛」を引き起こします。目に入った場合は、失明します。両方の状態は、その箇所を5分間水で洗い流すまで続きます。石灰粉末は、乾燥した状態で保管しないと数日で効力を失うため、密閉容器が必要です。1回分の価格$1〜無料。LC3。
Wikipedia:石灰
- L-毒の説明(DESCRIBING POISONS)
- コラム:L-毒の例(Poison Examples)
- L-飲酒と酔い(DRINKING AND INTOXICATION) 飲酒と酔い
- L-中毒性の薬物(ADDICTIVE DRUGS)
- コラム:L-薬物の使用中止(Drug Withdrawal) 薬物の使用中止
- コラム:L-過剰摂取(Overdose) 過剰摂取
霊薬『毒薬』
〈毒技乃型〉
毒系呪文
毒注入機構の刺し武器「蛇の牙」
- L-追加の毒の例
- L-ベラドンナ (TL0。LC1):Belladonna ベラドンナ
- L-カンタリデス(TL0。LC1):Cantharides カンタリデス
- L-クラーレ(TL0。LC1):Curare クラーレ
- L-タマゴテングタケ(TL0。LC0):Deathcap Mushroom タマゴテングタケ
- L-フグ毒(TL0。LC0):Fugu フグ毒
- L-ヘムロック(TL0。LC1):Hemlock ヘムロック
- L-トリカブト(TL0。LC1):Monkshood トリカブト
- L-蛇の毒(TL0。LC0):Viper Venom 蛇の毒
- L-漆(TL1。LC3):Lacquer 漆
- L-石灰粉末(TL1。LC3):Lime Powder 石灰粉末
コメントをかく