汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所。 魔法関連ルールの編集者募集中!

GURPS Social Engineering』p.77より。

付録 B: 追加性質(APPENDIX B: NEW TRAITS)……p.77

 『GURPS Social Engineering』では、キャラクター作成に使用するいくつかの新しい性質を定義します。 それらは参照しやすいよう、すべてここ1か所にまとめられています。

原書表記

有利な特徴(Advantages)……p.77

 社会的相互作用を重視したキャンペーンでは、いくつかの有利な特徴に新しいバリエーションが追加されています。 「関係上の特徴?」 (pp. 41-43) も参照してください。
●「情報屋」(Contacts)
情報屋!」参照。
●「ファッションセンス」(Fashion Sense)
●「耐性」(Resistant)
耐性/影響判定」参照。
●「社会的尊厳」(Social Regard)
 これの新しいバージョンが一部の社会に存在します。
社会的尊厳/道化」参照。
●「才能」(Talents)
 未来的設定のキャンペーンでは、新しい「才能」が追加される可能性があります。
 「ミーム学適性」(Memetics)参照。

原書表記


修正(Modifiers)……p.77

 次の新しい限定は、社会性に焦点を当てたゲームに適しています。
●「分野限定」(Aspected)
分野限定/社会的相互作用」[-20%]参照。

原書表記


特典(Perks)……p.77

 以下の特典は、小規模ながら地位、特権、または同様の特典を付与します。 冒険者は、成功した冒険や適切なロールプレイの報酬としてこれらを取得できます (「報酬としての社会的性質?」、p. 17)。
† が付いた特典には専門化が必要です。 詳細については説明を参照してください。 ‡ は、特典がレベルに分かれていることを意味します。 各レベルは実質的に独自の特典であり、1cpのコストがかかりますが、コンパクトにするために、キャラクター・シートに (例)「隠された地位/3L」[3] として記載します。
容貌系特典(Appearance Perks)
以下の特典は印象に影響します。

●「模範的容姿/種別」†(Classic Features)
●「薄い顔」(Forgettable Face)
●「制服が似合う」(Looks Good in Uniform)
●「誤魔化せる容貌/種別」†(Passing Appearance)
●「写真映えする」(Photogenic)
 所作系特典の次のバリエーションを使用すると、即座に非言語的に影響判定を行えます。 詳細については、「無言の影響力? (p. 30)」を参照してください。

●「点頭」(Convincing Nod)
●「無邪気な笑顔」(Disarming Smile)
●「鬼の形相」(Fearsome Stare)
●「チンピラ歩き」(Gangster Swagger)
●「横柄な冷笑」(Haughty Sneer)
●「セクシーポーズ」(Sexy Pose)
ポジション特典
これらはどれも、社会の中で自分の地位を確立するための安価な方法です。

●「市民権/種別」†(Citizenship)
●「儀礼称号/種別」†‡(Courtesy Title)
●「隠された地位/種別」†‡(Hidden Status)
●「限定職権/種別」†(Office)
●「ささいな名声/種別」†(Trivial Reputation)
その他の特典は、さまざまな社会的状況において重要になる場合があります。

●「得意な人探し?/種別」†(Networked)
 あなたは特定のタイプの人を探すのが得意です。 「人物の検索?」 (22 〜 24 ページ)、「組織の検索?」 (45 〜 46 ページ)、または「世帯およびコミュニティの検索?」 (58 ページ) のいずれかのカテゴリで検索判定すると、+2 が付与されます。 これはPC が定期的に検索を実行する必要があるキャンペーンでのみ役立ちます。
例:
  • 人材発掘(Headhunter): あなたは潜在的な従業員を見つけるのが得意です (雇用?、p. 22)。
  • 内情通(In the Know):あなたは違法な好意や関係を見つけるのに異常に優れたコネを持っています(隠蔽活動?、23-24ページ)。
  • 宴会好き(Party Animal): 楽しい時間を過ごしたいときに簡単に仲間を見つけることができます (仲間、p. 23)。
  • 政治的裏技(Political Hack): あなたは政府の官僚制度をよく知っており、特定の問題に対処する役所を簡単に特定できます (政府機関?、p. 46)。
  • 追跡者(Tracer): あなたは見つけられたくない個人を見つけるのが得意です (既知の個人?、p. 24)。


●「許可/種別」†(Permit)
●「役の練習/種別」(Rehearsed Role)†

●「裁断者?」(Social Arbiter)
あなたの社交界の他の人々はあなたの判断を信頼するか、あなたに従うことになります。 あなたは正式なランクを保持していないか、最高のステータスを持っていません。 しかし、誰かが「私たちのタイプ」であると判断した場合、その人は参加します。詳細については、「インナーサークル (p. 59)」を参照してください。 これは簡単に悪役の特性になる可能性があります。

●「穏やかな脅し」(Soft-Spoken)*
●「チームワーク/種別」†(Teamwork)

原書表記


不利な特徴(Disadvantages)……p.80

社会的交流を重視するキャンペーンには、いくつかの欠点があり、新たなバリエーションが発生します。
名誉重視」(Code of Honor)
名誉重視/囚人」(Prisoner’s)参照。
足手まとい」(Dependents)
 『GURPS Social Engineering』P.11を参照してください。 「足手まとい」の詳細については、『GURPS Social Engineering』p.42 を参照してください。 GMの選択により、「足手まとい」のCP値は新たな特別増強の対象となる場合があります。
特別増強不本意」(Unwilling)参照。
嫌な行動」(Odious Personal Habit)
実際の「地位」を超える生活水準にお金を使うと、再現する「地位」のレベルごとに、最大 3 レベルまでの反応判定に -1 が与えられ、-5cpに相当します。
社会によって、この行動にはさまざまな名前が付けられています。大金浪費者、成金、パルヴェーヌ、社会的上昇者、またはビクトリア朝の慣用句「銀を買うような人々」などです。 p..11を参照してください。 詳細については p.19 を参照してください。

原書表記


技能(Skills)……p.80

 ソーシャル インタラクションを重視するキャンペーンでは、いくつかのスキルに新しいバリエーションや専門性が追加されています。
目利き〉(Connoisseur)
目利き/服飾〉(Connoisseur (Fashion))参照。
専門技能〉(Expert Skill)
 未来的な設定のキャンペーンでは、新しいエキスパート スキルが追加される場合があります。
専門技能/ミーム学〉(Memetics): 洗脳、外交、早口トーク、尋問、リーダーシップ、商人、政治、プロパガンダ、心理学 (すべての専門分野)、社会学、教育の代役を務め、ミーム用語の使用に関する質問に答えたり、身近な世界に広まっているミームを特定したりできます。 文化。 新しいミームを分析したり人々に採用させたりするために使用される場合、関連するスキルを補完します。

紋章学〉(Heraldry)
 これは、ランク、組織への所属、親族関係やコミュニティ、または外側の記号でマークされている場合はステータスの正式な記章を認識する能力です。 社会的関係を詳細に扱うには専門化が必要であり、各専門分野には独自のデフォルトがあります。

スポーツユニフォーム(Athletic Uniforms): デフォルトは時事 (スポーツ)-3 です。
盾型の紋章/修道院(Coats of Arms/Mon): デフォルトはサヴォワールフェール (上流社会)-3。 GM の選択により、デフォルトでサヴォアフェール (サーヴァント)-4 が設定される場合があります。
企業ロゴ(Corporate Logos):デフォルトは時事(ビジネス)-3.
落書きタグ(Graffiti Tags): デフォルトは Streetwise-3
極印(Hallmarks:): デフォルトは Connoisseur (ジュエリー)-3 です。
記章と制服(Insignia and Uniforms): デフォルトはサヴォワールフェール (軍隊または警察)-3 です。
宗教的な図像(Religious Iconography): デフォルトは Religious Ritual-3 です。
秘伝〉(Hidden Lore)
 囚人は隠された伝承の新しい専門分野を学ぶことができます。
秘伝/刑務所〉(Prison Lore)参照。
心理学〉(Psychology)
 この補足では、心理学が応用分野と実験分野の 2 つの専門分野に分かれていることを前提としています。 応用専門分野は、社会的交流に関連する他のほとんどのスキル ロールの補完スキル (p. 21) として使用できます。 GM がこのオプションのルールを使用したくない場合は、これらの専門性を無視して、「心理学 (応用)」と「心理学 (実験)」の両方を単に「心理学」と読み替えてください。

原書表記


万能技能(Wildcard Skills)……p.80

 いくつかの新しい万能技能は、映画のキャンペーンにおける標準的なソーシャル スキルの代わりに使用できます。
偽者!〉〈交渉人!〉〈心理学者!〉を参照してください。

原書表記


テクニック(Techniques)……p.81

 ソーシャル インタラクションを重視するキャンペーンでは、いくつかの新しいテクニックの恩恵を受けることができます。
影響絞り?】(Cutting Out) p.81
習得難易度:難
技能なし値前提条件技能-4。
前提条件知覚力基準のソーシャル インタラクション技能。 前提技能を超えることはできません。

 通常、小さな結束力のあるグループのメンバー全員が、単一の反応判定または影響技能判定によって示されるように、あなたに反応します (アプローチ可能性?、p. 25 を参照)。 このテクニックを使用すると、個人としてアプローチされやすいグループのメンバーを 1 人特定できます。 あなたは彼の反応判定に +1 を受け取ります (クリティカル成功で +3)。 残りの反応判定は影響を受けません。 必要に応じて、特定のターゲットに対する影響判定にボーナスを適用できます。

バズらせ?】(Going Viral) p.81
習得難易度:難
技能なし値:プロパガンダ。
前提条件:プロパガンダと心理学 (応用)。 プロパガンダ+3を超えることはできません。

 バイラル マーケティング? (p. 62) には、視聴者が繰り返したくなる、または伝えたくなるようなメッセージを作成することが含まれます。 この手法の改善によるボーナスは、より高い予算を必要とせず、キャンペーンへの支出額の増加によるボーナスの代わりとなります。 両方のメリットを享受することはできません。

影響暗示?】(Hinting) p.81
習得難易度:難
技能なし値前提条件技能
前提条件影響技能前提条件技能+6を超えることはできません。

 ほのめかしをすることで、傍観者に気づかれずに他人に影響を与えることが上手になります。 各影響技能には、独自のヒント技術が関連付けられています。 テクニックを使用して、知覚と観察のペナルティを残したまま、繊細さによる技能のペナルティを相殺することができます (p. 36)。 微妙さに対するすべてのペナルティをこのテクニックに適用し、修正されたテクニックまたは修正されていない影響技能の低い方に対してロールします。 したがって、このテクニックによる技能ボーナスは、繊細さに対するペナルティを相殺することに限定されており、正味のボーナスを与えることはありません。

皮肉?】(Irony) p.81
習得難易度:難
技能なし値前提条件技能
前提条件: 人前で話すか書くこと。 前提条件技能+5を超えることはできません。

 あなたは、相手の立場を損なう否定的な議論に熟練しており(弁証法?、p. 35 を参照)、相手の視点を採用することに抵抗する聴衆の効果的な意志にボーナスを与えます。 このテクニックを使用すると、結果として生じるペナルティを相殺できます。
自分自身の効果的な技能に合わせて、間接的に自分のポイントを作る能力を高めます。 皮肉に対するすべてのペナルティをこのテクニックに適用し、修正したテクニックまたは修正していないプレゼンテーション技能の低い方に対して判定します。 したがって、このテクニックによる技能ボーナスは皮肉に対するペナルティを相殺することに限定されており、正味のボーナスを与えることはありません。

主要人物識別?】(Sociometry) p.81
習得難易度:並
技能なし値: 〈社会学
前提条件:〈社会学〉と〈数学/統計〉。 〈社会学〉+5 を超えることはできません。

 あなたは、ソーシャル ネットワークを記述し、そのようなネットワークの主要メンバーを特定するための一連の数学的手法を習得しました。 社会的状況における自明ではない関係 (人間関係?、p. 26)、排他的なコミュニティの社会的調停者 (内部サークル?、p. 59)、またはバイラルマーケティング? (p. 62) キャンペーンのアルファ ユーザーを識別できます。

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