掲示板・スレッド詳細
44.セティ - 18/12/17 03:39:25 - ID:kR4G7tdFVg
ルナルの神殿武器に関して、ずっと疑問に思ってる事をずらずらと…
●ソードブレイカー(ガヤン信者専用)
思うに歴史上のソードブレイカーは、日本における<十手>と同じだと思います。剣を折る事よりも、ギザギザに刃を挟んでひねって落とす事が主眼であり、折る事は二の次かと(特にフェンシングで使われるレイピア以外の剣は、そう簡単に折れないと思うので)。
なので、<ソードブレイカー>技能は<十手>の亜種技能として同じ「並」に下げ、追加行動として十手と同じく武器落としなどが試みれるくらいのバランスなら、マンチキン作成でも十分に出番があったと思うんですよね…
●ポイズンブレード(ジャング氏族専用)
そもそも「毒が3倍長持ち」するのに、<ナイフ投げ>を含んでしまってるところが意味不明です…投げてしまったら、毒が1回でなくなろうが3倍長持ちしようが関係ないじゃないですか(爆笑)。
おまけにその投擲能力も含まれるせいで、近接武器のクセに難易度が「難」に上がってしまいました。近接戦闘で武器を使うと-2のペナルティがあるのに、無意味に高くなった難易度のせいで、実質-4扱いで近接戦闘するハメに。一体誰がこんなアホな武器を使うのでしょうか…
●マスケット銃/ホイールロック銃(デルバイ信者専用)
単純に価格がおかしいです。弾の値段も高すぎて練習撃ちすらできません(どうやって技能を上げるんでしょう?)。
●イヴニング・スター(ファウン信者専用)
アンデッドに対してダメージと技能が+1って時点で、魔化のルールから見ると明らかに値段が安すぎます(対象限定でも+1ってそんなに安くないです)。
しかも、わざわざ攻撃型が「切り」になってしまってる意味が分かりません。アンデッドの多くは代謝が止まって痛覚が消失している関係で「切り」「刺し」のダメージボーナスなしの事が圧倒的に多く、またスケルトンなどを相手にする場合は「叩き」攻撃の方が有利になるわけで、わざわざ自分から弱体化してる意味がさっぱり分かりません。
正直、キリがないのでこのへんで…
45.訳六十八億年先 - 18/12/29 21:20:48 - ID:hs1goD2ptg
どうも
掃除をしていたらガープス関連の書籍を発掘してついついネットで・・・と言った流れで辿りついた次第です
文庫版の知識であるため完全版等で変更されている場合はすみません
また解釈の間違いや独り善がり等も十二分に有り得ますのでそう言った場合は指摘頂けると助かります
神殿武器について
現実でも使い勝手や効率が悪い武具を長年使い続けた歴史は色々な国にあります
商売に宗教、伝統や文化が絡めば尚更です
時代を先取りし過ぎた場合もそうですね
ファンタジーでは超常の存在や魔法などが悪い意味で後押しをしていそうです
ゲームバランスを考えると反映して良い物かとも思いますが個人的には結構好きです
実際に神がいて魔法が存在する世界と言うものは地球人の常識、ましてや日本人の常識などは通用しないかと思います
効率主義の地球の兵器業界ですら上に挙げた商売や宗教、伝統や文化に囚われ実用一点張りではない時代が幾つもあります
一部と限定するならば現代においてすら・・・です
地球では例外になるのでしょうが神がいて魔法がある世界なのです
信仰対象が見えない者では無く、また非化学的な現象が魔法として成立している世界なのです
念じても傷なんて治る訳が無いから病院へ行け・・・ではないのです
念じれば傷が治る世界なのです
そんな世界が構築していった常識なのです
鋼の剣より魔力を込めた棒きれの方が強力になり得る世界なのです
馬が登り辛い山の斜面に弓兵がいるのが分かっているのに騎馬で正面から何度も特攻して一方的に負ける軍もいるのです
あ・・・これは地球でした
46.訳六十八億年先 - 18/12/29 21:26:48 - ID:hs1goD2ptg
連続失礼します
イヴニング・スターの魔化
安いのはファウンの特殊魔法で魔化(ルナル文庫 P192 またはルナル・サーガ・リプレイ P396)されてるからだと思います
そのため通常の魔化のルールをベースに値段を考えるのは前提条件として問題があります
更にファウンは宗教上の理由でアンデッドを積極的に倒したいでしょうから利益も抑えるでしょう
ファウンの特殊魔法
対象限定
宗教上の理由
とまでくれば明らかに値段が安すぎると言うより安くなるべくして安くなっているのだと思います
完全版にファウンの特殊魔法による魔化の詳細があり、それを踏まえた上でのコメントであった場合はすみません
イヴニング・スターの「切り」の有効性に関して
「切り」は「刺し」と違いボーナスが無効でも叩き扱いでのダメージが減る訳ではありません
アンデッドに関わる案件であっても相手がアンデッドだけとは限らず「切り」が有効な場合も少なくないと思います
更にアンデッドは生命力が0になると活動を停止するので「叩き」による2倍もの大ダメージを与える重要性が薄れます
加えてイヴニング・スターは必要体力が12であるため使用者は体力が12以上である事が多く重要性は更に薄れます
しかも全アンデッドが「叩き」ダメージ2倍では無いのです
「叩き」ダメージが二倍になるのは一部のアンデッドである・・・としても完全否定される程の語弊は無いかと思います
どちらを叩くのか、どちらを切り捨てるのか
・・・と下手な冗談になってしまいましたが個人的には弱体化とまでは言えないかと思いますし汎用性は確実に増しています
余談ですが昔イヴニング・スターを二つ購入し一つの刃を潰したプレイヤーさん達がいました
ちなみにイヴニング・スターは
斧と同性能
片手フレイル(相手の受け-4 止め-2)
アンデッド特攻でダメージと技能+1
安価
でありルナルの独自武器かつ双子の月の神殿武器でありコストパフォーマンスが尋常じゃなく良いと思います
長文乱文失礼しました
47.訳六十八億年先 - 18/12/29 21:34:08 - ID:hs1goD2ptg
誤字等があります
すみません
以下だけは流石に説明不足なので直します
(ルナル文庫 P192 またはルナル・サーガ・リプレイ P396)→(ルナル文庫 P192 またはルナル・サーガ・リプレイ第二部(下) P396)
48.セティ - 19/01/04 04:53:10 - ID:kR4G7tdFVg
…おや?独り言にコメントが付いているw
面白そうなのでコメント返しなど。
>神殿武器に関して
非効率でも伝統として受け継がれている例なら、確かに現実にも存在します。大抵は実戦ではなく、スポーツの「型」や祭事の道具としてですが。でもそういうものって、実戦でアサルトライフルを持った歩兵とやり合う時に持ち出す事はほぼないでしょう?ルナルのキャラクター作成は、実際に交戦して殺し合いをすることを想定しています。なので、祭器が役に立たないものであれば、それを持ち出す人は少ないでしょう。
ここで問題になるのは、「神殿によってまるで役に立たない武器もあれば、逆に効率良すぎてバランス崩壊してる」部分があまりに多すぎて、キャラ作成する際に「公平になってない」という点です。「公平性なんて必要なのか?」…現実世界では必要なくとも、ゲーム世界では必要です。信仰によって武器の性能差があると、ユーザ間の公平性が保てません。
「ならば世界観を全く無視してキャラ作成すればいいじゃないか!」…別にかまいませんが、それだと敢えてルナル世界で冒険する意味、全くないと思いませんか?
作者の友野氏は小説やリプレイで、キャラクターの個性と世界観のアピールとして、神殿武器をなるべく使うように推し進めてきました。ガヤンの剣士ならソードブレイカーを、サリカの神官ならバトルファンを、と、小説でも当たり前のように「神殿武器を使うのが一般的な社会」であることをアピールしてきました。
ところが実際は、作者があまりガープスを理解してなかったようで、(上に書いたような)明らかに矛盾するような設定の武器と、ファウンのイブニングスターのように「効率的過ぎてこれ以外の選択肢がない」神殿武器がごちゃまぜになってます。これはゲーム自体の構造的欠陥であり、「ゲームをする上では」大問題です。
仰るように、現実の不公平はたくさんありますが、ここではリアリティなんてのは問題にしていないんですよ。誰が敢えて不利な信仰のキャラを作るのか?非効率だと分かりきってる武器に対し、これからスポーツではなくダンジョンに潜って実戦で殺し合いをするのに、敢えてCPを費やす人がいるのか?
まあ、私が言いたいのはそういう話なんですよ。あくまでゲーム上で公平性を保つための意見であって、リアリティとかどうでもいいんですよ。所詮はゲームの中での話なので。
49.セティ - 19/01/04 05:19:59 - ID:kR4G7tdFVg
神殿武器の不公平さを現す指標(?)のようなものを考えてみたので、適当に並べておきます。
●有利すぎる武器(他に選択肢がない)
シャストアのマント(武器&防具として優秀すぎる)
ファウンのイブニングスター(格安の魔法武器)
レスティリのファストボウ(必要体力9で速射可能なレギュラーボウ)
リャノのクッキング剣と盾(価格安すぎ、シールドの重量低すぎ)
●一般品を使った方が有利な武器(非効率)
ガヤンのソードブレイカー(無意味に高難易度、格闘動作はほぼ使えない子)
ジェスタのアックス・メイス(ST12ならば高品質ハチェットを持てば準備なしで剣と同じ性能&しかも安い)
タマットのインペイラー(長槍のくせに射程2とか意味不明。普通にスピア両手持ちの方がいいっていう)
ジャングのポイズンブレード(難易度高杉 近接武器の意味なし/投げたら毒の長持ち要素とか全く意味なし)
●完全にネタ武器(即戦力外通知を受けて冒険前に仲間から追い出されるレベル)
ペローマのスタンボール(…さすがに私ならキャラ作成やり直しして貰います。せめてサブ技能にしとけってw)
リャノのブロウバグパイプ(毒針のルールが基本ルールに載っておらず、相手の防護点0じゃないと通らないぞ?)
デルバイのマスケット銃(価格設定がおかしい 冒険で使ったら確定で赤字 なお私はお金貸しませんのでw)
…まあ思うに、友野氏は戦闘のバランスを取ろうとして「(自分が)強すぎる(と思った)武器に対してペナルティを課す事でバランスを取ろう!」という本末転倒な設計思想で神殿武器を設定したと思われます(苦笑)。白兵戦が好きな信者の武器が、ことごとく弱体化させられているのは、呪文が距離のペナルティを受けるから不利!→じゃあ白兵能力を下げてしまえ…と単純に考えたんですかね。バランス取りの手法としてはさすがに酷すぎると思います。
50.タジャドル - 19/01/04 05:37:35 - ID:LfilqpaITQ
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
個人的な視点ですが。
最近のサブカル方面(特に物語や設定において)のネットの言葉のニュアンスでは、
「リアリティ」は“現実的”というよりも、“説得力のある”という意味合いが強くなってきていると思ってます。
確かに、現実的・写実的なのは、現実視点から共感や設定の考察を得られやすいですが、架空の世界(特にゲーム)では、バランスや設定の調和・進行しやすさの方が優先される要素だと思います。
ルナルは、各GM達による設定の改変・新造も許容・推奨していますが、リプレイが設定の幅を狭める作用を起こしていることにも留意が必要だと、どこかの意見交換掲示板でありました。
バランスが悪いなら、ゲーム参加者が納得できる形に再構成すればよいのです。しかし言うほど簡単な作業でもないのが現実ですが。
記憶があいまいですが、
サリカ信者の高司祭への前提条件が第3版ではバトルファンの技能レベルが一定以上必要なのに対し、第4版(ユエル)ではバトルファンへ費やしたCPが4CP以上に条件が変化している。ペローマ神官にも霊薬を活かした戦闘技能が追加されている。
ジャング氏族のポイズンブレードがわずかにマシになった(でも弱い)。
など、第3版で不評だった(と思われる)箇所への改善も試みられていました。
しかしそれでバランスの歪みをただせたかどうかは別問題でした。
51.セティ - 19/01/04 05:50:07 - ID:kR4G7tdFVg
以下、効率に徹しすぎて世界観が崩壊してる例。
●体力13の体格の良いシャストア娘
ぶっちゃけ<フェンシング>で扱うレイピアやサーベルは「護身用」武器であり、鎧を着るのが一般的な時代の品ではありませんので、防御の時くらいしか役に立たない。それよりも注目すべきはシャストアのマントです。「切り」攻撃ができて、しかも装甲が上乗せされ、射撃に対しても「止め」もできる!もう「マントとヘビーレザーだけでいい」んですよ。素手で鎧とマントだけで戦うとか、なんか新手の格闘技みたいですな!
●ジェスタの申し子ならぬ捨て子
ハチェット($40)の上質武器は価格10倍でダメージ+1です。斧武器ですが必要体力7しかないので、体力12以上でバランスが良くなり、「受け」や二回攻撃もできるように。なのでジェスタ信者の初期装備は「上質ハチェット、スモールシールド、チェインメイル」で「財産/標準」に収まります。冒険開始からは、<鋭さL1>(+$4510)が魔化された上質ハチェットを狙っていくと良いです。…ジェスタアックスとか確実にいらない子ですよ(笑)。
●デルバイのアックス投げ士
体力12で無意味に高いマスケット銃を持つくらいなら、「手投げ斧」10個(合計$600)でも購入して<斧投げ>で投擲して下さい。「切り/2D」を2〜3ターンに一度発射できますので、その方が確実に戦力になります。
ただし投擲武器は射程が短いので、遠距離狙撃がしたければ「クロスボウ」を使います。体力が4〜5高いものを使えば、「刺し/2D」以上を軽く叩き出せ、しかも装填時間は(ヤギの足を用いて)20秒で済みます。有効射程が最低でも240メートルは確保できます。マスケット銃の有効射程は100メートルしかなく、装填時間は60秒です。正直、出番はありません。
52.横から - 19/01/05 09:18:30 - ID:X/G5UpNUcQ
>>51
確かに初期マスケットや砲はマスコンバット時の集中運用しか意味ない感w
53.セティ - 19/01/05 17:34:58 - ID:kR4G7tdFVg
なお、超効率的で人気を誇るイブニングスターですが…
ちゃんと魔化の値段を計算すると、
本体(ここではモーニングスターとして計算) 2.5kg 80ムーナ
《素早い斧》必要エネルギー125 280ムーナ
《武器聖化》必要エネルギー375 9375ムーナ
合計9735ムーナの魔法武器になります。
キリのいいところで10000ムーナですかね?
それを信者には平気な顔をして500ムーナで売ってる神殿とか、
ちょっと頭おかしいと思います(笑)。
…もしかしたら《武器聖化》の魔化コストを
《素早い斧》と同じだと勘違いして計算してるのかも?と考え、
「▲魔化:通常武器なら1kgごとに50」として計算すると…
合計640ムーナになりました。
これでもかなりオーバーしていますね(苦笑)。
私が思うに友野氏は、魔化の値段の「エネルギーコスト100までならば、エネルギー1点につき$1」という部分を脳内で拡大解釈して「確か、エネルギーコスト300くらいまでなら$1で済んだんだっけ〜?」と勘違いし、このような低価格を設定してしまったのではないかと推察する次第で御座います…(失笑)
54.セティ - 19/01/07 04:22:15 - ID:kR4G7tdFVg
少しおかしな表記があったので、報告しておきます。
<姿なきグルグドゥ>のページの「家族制度」の項目の文章「不明だが、海洋種には「家系」という概念も存在する。両性具有であり、数人が同時に交接して子孫を残す。分裂はしないので注意。」とあります。
これはおかしいです。グルグドゥは確実に分裂します。
なぜならば、分裂して自分の複製を残せないと、銀の月の種族の共通項目である「全体を重視して個を軽視する」特性(ルナル・サーガ完結編 下巻 p235に明記)に矛盾が生じます。グルグドゥだけ例外なんて、これまでの小説やリプレイの展開からしてありえません。あちこちで矛盾が生じてしまう。
グルグドゥは銀の月の種族ですが、他人を助けたがります。海で溺れて沈んだ人間なんぞをわざわざ助けるなんて日常茶飯事で、銀の月とは何の関係もないエフェメラの銀月ポイントを浄化してあげるといった、自分たちの仲間を増やすチャンスすら捨てて、個を助けた実績があります。
そんな彼らが自分の身を投げ出してまで全体に尽くそうとするのは「自分の複製が作れるから」に他なりません。エヴァの綾波レイと同じで「私が死んでも代わりはいるもの」と同じ状態です。クローンを犠牲に出来るからこそ、銀の月の種族なのに「個」も大事にできるわけです。なので、分裂してもらわないと種族の存在自体がおかしくなります。
おそらく最後の一文を書いた人は、「ガープス・ルナル完全版」p106のグルグドゥの解説文の最後にある「<姿なきグルグドゥ>は、数匹が同時に交接して子孫を残します。一見、分裂するかのようにも見えますが、そうではないようです。」の一文だけを見て「ああ、分裂はしない設定だったのか」と早合点なさってるのかと思います。この文章の意味合いとしては「交接行為も普段の分裂と同じように見えるけど、実際は交接して別個体を生み出してるのであって、いつものようにクローンを生成してるわけではない」であって、分裂を完全拒否するような内容ではないと読み取れます。
55.削除 - 19/01/07 09:03:33
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56. drachenriese - 19/01/07 09:30:49
ルナル用で何か新しい議題のスレッドは必要になりそうですか?
>ルナル関連情報の「地理や組織」項目の「優秀な「足手まとい」例」なんですが
https://seesaawiki.jp/mokugyo/bbs/34804/116
ご指摘ありがとうございます。
現在、第3版完全版が手元にないので細かい確認はできません。
手を入れられる範囲で修正いたします。
作成したのが文庫版の第三版のレギュレーションでした。現在、ガープスやルナルができる(やりたがる)プレイヤーが入手できるルールブックは文庫版がやっととのことなので、文庫版基準(しかし色々混成)になっていました。
第3版文庫版では、NPC側が「仲間」としてCPを払う必要はありますが、「足手まとい」はCPを払う必要はない(必要があると表記されているのはあくまで「仲間」)、「優秀な足手まとい」は「仲間」と呼ぶべきだがグレー。
という、かなりハウスルール的裁定であり、汎用的なものではなかったです。
なお、試しに第4版を見た場合、「仲間」などの関連NPC側はPCを味方にすることに対してCPを払う必要はなくなったようです。
57. drachenriese - 19/01/07 10:03:15
>>56
とりあえず、完訳版基準ではルール的に使えないという形で処理しました。
58.セティ - 19/01/10 01:50:13 - ID:kR4G7tdFVg
>>56
第3版の完訳版には、仲間と足手まといに関するかなり詳細な記述が追記されています。そこの記述を要約すると「75CPの優秀な足手まといは、足手まといであると同時に仲間でもあり、基本的には0CPとして扱う」「0cpではあるものの、足手まといや仲間のように義務感が発生するので、必要に応じて構ってあげるロールプレイは必要である(少なくとも切り捨てるような扱いはできない)」という感じです。なので、裏ワザやらハウスルールなど不要で、堂々と75cpの優秀な足手まといを0cpで所持することが可能です(初期作成時点では二人まで可能)。
個人的には戦闘要員の増員よりも、優秀な情報屋や珍しい品(安い魔法の品やエリクサーなど)を取り寄せてくれるフィクサー、武具の修理や新品を作ってくれるドワーフの鍛冶屋、料金と引き換えに治癒魔法を使ってくれるサリカ神官など、直接戦闘に巻き込まれにくいタイプのキャラを取るのが良いと思います(いじわるなGMだと、そいつらを人質にとるかもしれませんが…)。
なお、足手まとい側もPCを仲間や後援者としてCPを払うルールは、やはり不必要に高いコストを要求してしまうと、実際にキャラ作成して良く分かったので、第3版でも廃止しても問題ないと思います・・・というか、廃止しないとショボイキャラしか作れないです。せっかく75CPなのに、PCに対して「ほぼいつでも登場する/100cpの仲間(10cp)」として30CPも支払わないといけなくなるため、実質50CPクラスのキャラにしかならないんですよ。これは「優秀な足手まとい」とは言い難いでしょう(苦笑)
59.タジャドル - 19/01/31 21:20:35 - ID:LfilqpaITQ
第4版の「仲間」と「足手まとい」についてですが、これらを同時にとって1つの性質に統合することができるようですね。
なお、NPCからPCの仲間についてですが、
「仲間」に対してCPを支払うのは“PCがNPCに対して”だけです。PC同士は仲間同士とも考えられるので、これにCPは必要ありません。NPC同士でも同様です。またNPCはPCに対して「仲間」であることのCPを支払いません。「仲間」というのはPCにとっての、熟練したNPCの友達です。
とありました。
60.紅葉 - 19/02/21 18:09:27 - ID:Sj4JYZHssw
グルグドウの利他的精神と分裂しないことは教育次第では両立可能なんじゃないでしょうか。
平和ボケの凄い奴的な。
61.セティ - 19/02/22 17:59:28 - ID:+voWsJtHpQ
グルグドゥですが、小説ではきっちり分裂するとかかれています。一方、完全版はページの都合であれこれ端折りまくってるせいで、グルグドゥの分裂能力そのものの表記が完全に抜け落ちている一方、交配の部分だけ思いついたようにかかれているため、混乱が生じているのかと思われます。
同じように、爬虫人の文明に関してもあれこれ抜け落ちてます。基本的に、銀の月種族全体で情報の欠落が激しいのが完訳版の特徴ですw
62.セティ - 19/02/22 21:05:32 - ID:+voWsJtHpQ
以下、銀の月種族の生贄表(笑)です。
●翼人 >元素獣
銀の月種族の基本パターンを踏襲しており、元素獣にあれこれやらせます。風の元素獣は種類が充実しており、様々な仕事を代行させる各種元素獣が用意されています。また、翼人は少数精鋭主義らしく、数を増やすことにはあまり興味がないようです。そのため、人口を支えるための大量の「奴隷」を必要とせず、元素獣の犠牲だけでやってこれたようですね。その代わり、翼人全体の人口はかなり少ないはずです。
●爬虫人 >下位種族
人口の8割以上を占めるであろう、蜥蜴人に全ての労働を押し付ける事で大人口の社会を成立させています。一部、技術系技能に関しては亀人が担当しますが、彼らは使い捨て人材ではありません。我々リアルの人間社会も、この形態に近いでしょう。
●<多足のもの> >サーバント
元素獣と機械技術を融合させた「サーバント」に下層労働全般をさせて、豊かな社会を築いています。彼らに身分差はなく(徹底した個人主義とあるので)、全員が社会的に上位層という理想的な社会システムを営んでいます。
多足のもの社会はある意味、リアル人類の理想社会の一つの形なのかもしれません。
●<姿なきグルグドゥ> >自分のコピー
グルグドゥたちは利他的精神を持つため、他人を犠牲にしたくないようです。一方で、自分の複製を無数に作れるため(複製の度に出産と同程度の疲労とダメージがあるでしょうから、連続して何度もやるのは無理でしょうが)、「自分が死んでも構わない」と思い、自己犠牲に対してそれほど拒絶感がないらしいです(小説ではそう解説されています)。
もともと、グルグドゥはクラゲのように自分の複製を作り続けて、事実上の不老不死を達成した設定だったようです。が、遺伝子を混ぜないと新しい個体が生み出せない(特定のウイルスに感染して全滅しかねない)事に作者は気付いたのか、最新の完全版では遺伝子交配もすることになったようですねw でも、自己複製能力は残しておかないと、利他愛によって他人を犠牲にできないため、やはり矛盾が生じてしまうように思います。
63.ヴぇry - 19/02/26 12:20:26 - ID:lDq4L4Urkw
グルグドゥは、ミジンコみたいに普段は雌(というより無性生殖)のみで増えて、厳しい環境にさらされると雄を生み、より強力な子孫を残す。環境が安定するとまた雌のみになる。
というように子孫を残すサイクルにおいて「量」と「質」を使い分けているんでしょうかね。
利他的精神とかは、徳を持って支配する。「相手の文化も成熟すれば、自ずと自分達のような素晴らしい価値観に行きつくはず」というような心持ちなのでしょうか。
「今は発展途上国でも、経済発展すれば民主化して友好国になるはず」と思って支援した結果、パンダどころか悪竜になったでござる……。はてどこかで聞いたことあるような。
64.セティ - 19/02/26 18:35:11 - ID:+voWsJtHpQ
そういえば、環境に応じてオスとメスが変化する生態系、魚とかでもありますね。
グルグドゥが複製を作る最大の理由は、儀式呪文を使う際のスペルキャスターの数の確保だと思うんですよ。なんせグルグドゥはパワーストーンを生産する技術がないので、大きな呪文を使う際に必要となるエネルギーコストの「生体貯蔵タンク」がどうしても必要なんですよ。また複製には「術者を増やすために新たに素養者を育成・教育する手間がない」という、非常に大きなメリットがあります。強力な呪文の使い手が、いきなり二人に増える…これは敵にとって悪夢に近いですw
なお、二つの別個体が遺伝子を分け合って生まれた新たなグルグドゥって、基本的に記憶を継承できないと思います。二人の記憶が混在して精神分裂症やら精神崩壊するのは見えてますから。だからソフトウェア(精神)は真っ新なはずです。オマケにそうして生まれた個体は、二人のどちらの複製でもない新個体…つまり「他人」です。他人を犠牲にできないグルグドゥが、交配によって生み出した「子供」たちを犠牲にするのは、ちょっとあり得ないですね…
>パンダどころか悪竜
「国民性」というのは、長い年月をかけて形成されます。その国の風習にとって都合が良い人物の遺伝子が優先的に残り、優先的に高い地位に来ると考えると、国民性というのは確かに存在し、その国全体の性格的傾向までも決定付けてしまうんです。人種的には同じ種族のはずですが、ここまで差が出ると考えさせられるものがありますね。
やはり信頼と絆を大事にする高潔な精神を推奨する文化を守って行かないと、ロクな国にはなりません。日本もだんだんその精神が廃れつつありますが…
65.紅葉 - 19/02/28 13:17:18 - ID:BuB20TV1ag
呪文を使えるものが分裂して消費要員増やすとかかなりズルくないですか?
66.セティ - 19/02/28 20:00:57 - ID:+voWsJtHpQ
それは設定者に言った方がいいでしょうw
なお、分裂速度に関してどこにも言及がないのですが、おそらく出産と同程度のリスクは伴うと思います。そうでなくとも、単純に身体を物理的に二等分にするわけですから、物理的ダメージだけ考えても相当なものです(HP半減程度では済まないでしょう)。分裂時のダメージが大きすぎて、片方あるいは両方が死んでしまうケースもあるかもしれません(同じように分裂しても再生して2体になるプラナリアという実在するびっくり生命体がいますが、単純に弱ってる時だと分裂時に死ぬことがあります…プラナリアの詳細はググって下さい)。
あと、彼らの住居は深海です。彼らの住居が仮に深海5000メートルくらいとして、500気圧もかかった環境ではロクなテクノロジー文明を築けないと思います(大半の物体が圧縮されて破壊されます)。なので、魔法に関してその程度の優位性があってもいいと思います。
それに、彼らは他人を犠牲にしない代償として「自分を使い潰す」ことを強いられます。儀式魔法に必要なコストを支払うために、体力だけでなく生命点も空っけつにして尽くすような状況も考えられます(そのまま弱って死亡など)。分裂速度と自分の使い捨て速度が均衡させておけば、バランス崩壊はないと思います。
翼人のように少数精鋭の狩猟民族で満足していれば、そのような犠牲行為や奴隷の獲得に頭を悩ます必要はないのですが、グルグドゥは人口増加の方向で社会運営する種族なので、人間とは全く異なるロジックで運営される社会を空想しようとすると、あれこれチート臭い設定をせざるを得ないんでしょうね。
67.ヴぇry - 19/03/13 04:35:44 - ID:lDq4L4Urkw
>>13 「オアンネス」
海洋種族の名前でふと使えそうなネーミングを見つけたのでメモをば。以下ウィキペディア引用。
M78星雲の光の国の言葉で「地球人」を意味する「ノンマルト」(NONMALT)。別名は地球原人。
現代の人類の登場以前に地球で栄えていたが、彼らの侵略により海底へ住処を追われた知的生命体。性格は好戦的でなく戦闘能力も高くないが、レーザー銃を武器にしている。海底で平和に暮らしていたノンマルトは、海底にまで人類の魔の手(開発)が伸びてきたことを悟り、海底開発中だったシーホース号を爆破すると、イギリスの原子力潜水艦グローリア号を奪取して地上を攻撃し、さらに怪獣ガイロスを使って船舶を襲わせる。ノンマルトの「人間は侵略者」という言い分と人類側の海洋開発とは相容れず、ガイロスをウルトラセブンに倒されたのちウルトラ警備隊の反撃に遭い、グローリア号とノンマルトの海底都市は破壊される。
ウルトラセブンの故郷であるM78星雲では、地球人のことを「ノンマルト」と呼ぶ。ただし、これが文字通り「ノンマルト」のことを指すのか「現代の人類」のことを指すのかは、劇中では謎のまま終わる。
ノンマルトの語源は、戦いの神マルスに、否定形のノンを付け加えたもの。監督を務めた満田かずほは「『ノンマルト』の語源は、金城が以前読んだSF小説にある。その中で地球のことを『ノンマルス』(“マルス”はマーズ〈火星〉)と言っており、『火星ではない星』という意味らしいが、そのままでは使えないから『ノンマルト』にした。金城の造語である」と説明している。『ウルトラセブンイズム』では、軍神マルスを否定することで好戦的でない民族を意味したネーミングであると解説している。
68.ヴぇry - 19/03/13 04:49:28 - ID:lDq4L4Urkw
中国でウルトラマンの著作権云々の騒ぎがあったようですが、ウルトラマンは50年以上たったことによりパブリックドメインになったようですね。
その辺の噂で庵野監督が作るかもしれない「シン・ウルトラマン」では、移民問題のメタファー、新人類と旧人類の対立である「ノンマルト」の設定を下地にするのでは、と耳にしたので。
なお、単なる噂です。
69.ヴぇry - 19/03/13 05:05:22 - ID:lDq4L4Urkw
>ウルトラマンは50年以上たったことによりパブリックドメインになったようですね
これはデマのようです。ソースは
ウソからでた真実?シン・ウルトラマン庵野監督説を検証
https://www.youtube.com/watch?v=K0CkvUgQBww
70.セティ - 19/03/19 02:23:56 - ID:+voWsJtHpQ
別板でギャビットへの苦情(笑)が上がったので、自分なりに種族セットを補正してみました。
■■ギャビット種族基本セット(80cp)
体力倍増1レベル(上半身には適応されない -30%/35cp)
知力-1、生命力+3(20cp)
鋭敏視覚5レベル(10cp)
巨大1レベル(3cp) 全長3メートルで下半身は爬行姿勢で2ヘクスを占める。上半身部分(1m)は上に伸びる。
防護点1レベル(5cp) ヒフが厚く防護点を持つ。
複数の足2レベル(20cp) 4本足。移動力+1(よけは増えない)
鉤爪1レベル(足のみ -20%/12cp) 草食獣の半身の場合は蹄。キックのダメージ+2。
高速走行1レベル(20cp) 向き変えなしの全力移動で倍速。
動物共感(5cp) 必要以上の狩りをしないため、結果的に自然と調和した生活を営む。
原始的1レベル(-5cp) 文明レベル2相当。
財産/貧乏(-10cp) 財産の概念が乏しい。所持金500ムーナ。
強迫観念/疾走(-5cp) 一日に1時間程度は自由に走り回らないと気が済まない。
くいしんぼ(-5cp) 貯蔵という概念に乏しく、食える時に食う。
読み書きできない(-10cp) 人間のサリカ神殿と交流がないため、習得する機会がない。
半身が同じ動物に対してのみ非殺(-5cp)
防具は上半身のみであれば重量、価格半額で購入できます。
全身を覆うものは一般的ではなく、ギャビット自身も不快なため、あまり利用されません。重量と価格が倍となります。
■独自技能
蹴り戦闘(肉体/易)
蹴りに特化した格闘技能です。キックを行う場合、技能レベルがそのまま目標値となります。また、後方をキックする場合もペナルティがありません。空手のように近接へのキックも可能となります。結果として、オールレンジで蹴り攻撃が可能です。
キックのダメージには、技能レベルの10分の1だけボーナスがあります(端数切捨て)。ギャビットは種族的に鉤爪があるため、技能のあるなし関係なくキックにダメージ+2修正がある事も忘れないで下さい。
この技能では、腕を使った格闘は一切扱いません。格闘「受け」もありません。自慢の脚力でステップ回避する事を主眼に置いているためです。敢えてそういうのがしたい場合は、別途で<格闘>を習得して下さい。
…まあ、適切に「半身半馬」を表現すれば、最低でもこんな感じですかね。
71.セティ - 19/03/19 02:32:05 - ID:+voWsJtHpQ
ためしにキャラクターを作ってみました。
サンプルキャラクター
ギャビット・ビーのハンター(100cp)
能力値(+20cp):体力11(22) 敏捷力12 知力9 生命力12
特徴(105/-45cp):ギャビット種族セット、我慢強さ、戦闘即応
高慢、自信過剰、直情、朴訥、義務感/家族
技能(20cp):槍12(2cp)、槍投げ14(4cp)、蹴り戦闘12(1cp)、水泳11(0.5cp)、ランニング9(0.5cp)、生存/森林10(4cp)、地域知識10(2cp)、忍び12(2cp)、追跡10(4cp)
装備:
スピア($40 2kg) 技能レベル13/刺し1D+2(長さ1-2)
蹴り戦闘/キック 技能レベル12/叩き2D+3(長さC,1)
スケイル・アーマー(上半身のみ/$375 12.5kg)
移動力8(全力疾走16) 能動防御=よけ8/受け7/とめ- 受動防御/防護点=上半身3/5(下半身0/1)
体当たりで相手を転倒させ、蹴りを入れたら結構強い気がしますね。
ギャビットにかぎらず、種族セットで大量のCPを持っていかれる種族の場合、キャラクターの作成幅が狭く、似たようなキャラになる弊害があります。そう考えれば、人間がいかに汎用性に優れた種族か良く分かります。ギャビットは知性タイプのキャラが作りにくく、文明発展の素材要因になってる可能性があります。
72.紅葉 - 19/03/19 18:09:28 - ID:KjoCAAHYOQ
こういうデータは、公式の歪な旧データからの更新案として、管理人さんに対応したページに取り上げて欲しいです。
ユエルのレビューにもあったのですが、ルナルやユエルはガープスのデータというより会社メンバーのハウスルール集色が強いと。
73. drachenriese - 19/03/20 12:44:49
>>71-72
ギャビットのページに転載しました。細かい調整などはご自由にどうぞ。
内容が大量にあって見づらくなるようであれば見やすくするために、新しいページにわけたり折り、畳み機能を用いたりするなどの方法があります。
74.セティ - 19/03/20 20:04:58 - ID:+voWsJtHpQ
>>73
転載するのであれば、他の部分も簡単に着手しておくべきだと思ったので、適当に追記しておきました。
●主な追記内容
・ギャビットに有り勝ちな性格
・独自の特徴。「鋭い鉤爪」(25cp)は下半身の体力倍化があるため削除して(倍化した体力で鉤爪L2とか強すぎるので(笑))、代わりに「分厚い毛皮」(受動防御+1)に置き換えました。これでスケイル・アーマーを着用すれば、価格$1500 受動防御4、防護点5となり、ライト・プレートを着用しているのと同じになります。魔化で鎧に<防御><強化>などかけておけば、ヘビープレートと同様の防御効果も期待できます。強さ的には十分でしょう。
・独自技能に、ルールブックにある<雄叫び>と、文化的に盛んな<医師/刺青師>を追加。<雄叫び>はどう考えても<歌唱>の亜種技能なので、肉体系技能に変更して基準能力値を「生命力」としました。種族的に生命力+3であるため、少ないCPで高レベルに達する事が可能になりました。
「月の賜り物」に関しても、完全版のルールではほとんど使い道がないゴミ能力なので、もう少し改変したいと思います。今は慌てて変更案を書いただけなので、後日追記します。
75.セティ - 19/03/21 01:21:46 - ID:+voWsJtHpQ
馬の寿命が人間ほど長くない事を忘れていました(だいたい30年くらい)。
なので、種族セットに短命(-10cp)を入れて必要CPを下げてみました。
それに合わせ、サンプルキャラも改変しました。
あと、ギャビット・ラーの女性射手のサンプルも追加しておきました。
NPCで出すならこんなものではないでしょうか。
76.セティ - 19/03/23 02:42:04 - ID:+voWsJtHpQ
ギャビット改良案の[叫び]を追加しておきました。
叫び声の賜り物という性質から、全て術者中心で範囲内全体に効果がある事にしています(そのため抵抗型の能力になっています)。また、パワーレベルは最大10で統一しました。
改良案のギャビットは倍増した体力を疲労点に充てることができるので、1回の戦闘で3〜4回は放てます。実用性のある知性型のギャビットも、このルールなら作れるはずです。
ついでに改変ルールを使ったサンプル・キャラとして、歌姫(ディーバ)型のギャビット女性も追加しておきました。
77.紅葉 - 19/03/23 20:49:05 - ID:/rLqjKyqOw
ギャビット改の叫びの技能レベルは生命力基準だと強すぎますか?
知力で抵抗だと動物には特に有効なので、狩が楽なせいで文明が発達しなかったんでしょうか。
筒のような物で叫びを収束させて強化できますか?
ランスを活用するために、急発進や方向転換に使える叫びも欲しいと思いました。
78.セティ - 19/03/24 01:23:07 - ID:+voWsJtHpQ
>>77
他の彷徨いの月の種族も全て知力基準なのに、ギャビットだけ生命力とかいう例外はよくないと思います。頭がよくない種族なので判定値が低くなるのがイヤなのでしょうけど、その分、距離修正などは一切発生しない仕様にすることでバランスを取ったつもりです。
特殊能力で狩りが楽になるのは、別に[叫び]だけの特権じゃないかと思いますが…?
普通に呪文を使えば<動物召喚><動物制御>の二つの呪文であっさり獲物をゲットできます。<恐慌>や<パニック>なども範囲型呪文なので、拡大すれば動物を標的にでき、知力抵抗なのであっさり鎮圧可能です(狩りたいなら<恐慌>で恐怖判定-3を迫れば一発でしょう)。他の種族は、ギャビットの叫びなんぞよりも応用性のある動物特攻の呪文などたくさん習得できますよ。せっかく役立たずの能力を強化したのに、動物程度の相手に苦戦するようなバランスだと、逆に使い物にならないですよw
それにギャビットという種族自体、基本的に知性派が少ないため、叫びの使い手となるとかなり少数だと思います。人間の魔術師よりも少ないと思われます。サンプルに上げた歌姫など、部族に1人いればいい方かと思います。彼女みたいな英雄歌姫を中心に戦列を組むわけですな。
あとランスの活用ですが、言われてみればその通り、あの体型だと騎兵みたいに「移動して攻撃しても大振りにならない」というのを取り入れてもいいような気がします。下半身の体力をランスに載せて体当たりとかもできていいと思います。というか、タマットのインペイラーとか、こいつらにこそ持たせるべき特殊武器だと思いますw
ただ、別途でルールが必要ですね・・・ちょっと考えてみますね。
79.セティ - 19/03/26 11:22:57 - ID:+voWsJtHpQ
色々考えてみましたが…
●踏ん張る動作で足が必要
馬上で弓を射る弓騎兵は、鞍に付随している鐙(あぶみ)に足を引っ掛け、全身で踏ん張る動作が必要です。弓というのは手だけで射るのではなく、全身運動なんですよ(それ系の動画を見れば分かります)。
なのでギャビットも当然、弓を射る際には少なくとも足二本は使って踏ん張る必要があります。ところが四本足を走行に使ってると、上半身だけでは踏ん張る事ができません(まともに弓を射れません)。つまり、走りながら弓を射る動作は、人間と同じく膨大なペナルティが付くはずです。いくら4本脚だからといって、そのペナルティを軽減する理由にはならないと思います。
●白兵武器
同じように、白兵武器を振るう騎兵も、走る動作を馬に完全委託しているからこそ、大振りにならないと考える事ができます。なので同様に、全身を自分一人で制御しているギャビットも、走行中の攻撃は「大振り」になるとする方が自然です。妖魔夜行の「二つ目の頭」などを取っていて、別に自我があるというなら別ですが。
●特殊武器を使う
以上から、ギャビットが走りながら武器を振るうのを認めるのであれば、タマット信者のインペイラーの突撃動作や翼人のジャイグの空中突撃のように、種族独自の特殊武器を使った【格闘動作】で再現するのが無難だと思われます。それも白兵武器のみで、射撃に関してはやはり人間と同様に立ち止まって討つのをデフォにした方がいいです(一応、人間でも走りながら弓を射る事はできます…-12の膨大なペナルティが付きますが)。
●体当たりとキックを使え
ランスとか走りながら武器を振るう特典などつけずとも、改良型ギャビットは下半身の体力が人間の倍あるため、普通に移動→体当たりしてキックをかませば十分強いはずです。体力9(下半身18)のか弱い♀ギャビ子でも「叩き/2D」とかいう強烈なダメージをはじき出せます。これ以上の特典を付けると、ギャビットが圧倒的に強くなりすぎて、ミュルーンやフェリアとの整合性が取れなくなるので、個人的には特殊武器も認めない方がいいと思います…特殊武器が作れるほどの文明であれば、「原始的」なんて含まない方がいいですし。
私個人のギャビットに関する意見は以上ですね。
80.紅葉 - 19/03/29 11:48:16 - ID:5Yj8F0s0ow
改良版ほど強ければこれ以上強化は不要と。
ユエルのギャビットには山羊とか羊の角が生えている者もいるので、体当たりに関しては少し強化されてるみたいです。
ほかは黒曜石を武器にしていたり。
81.紅葉 - 19/04/05 11:43:24 - ID:ahhOY7k8yA
ライドザムーンのブログ閉鎖しちゃいましたね。おもしろかったのに残念。
82.横から - 19/04/05 18:26:59 - ID:Tv/1USdQmA
続けて欲しかったんだけどなぁ?…(涙
83.セティ - 19/05/05 01:10:47 - ID:sLcXl2/9MQ
小説ではさんざんドワーフのオッサンを展開しておきながら、ルナル完全版では完全にお亡くなりになった<龍>闘士について、最近になってデータとかを考えています。
小説や旧ルールに忠実にいけば、<龍>闘士は一切呪文が使えない代わりにマーシャルアーツの格闘動作や一部マンガ技能っぽい特殊技能を習得できるとするのが無難だと思うのですが、実はそれらは技能で表現するより、同様の効果を持つ呪文で再現してしまった方が分かりやすく、他種族とのバランスもとりやすい事に気づいてしまいます。
例えば「筋肉鎧」は《鎧》の呪文、<強打>は《怪力》の呪文、<気合>は《朦朧》の呪文、などなど…
ルール処理的には、マジックの呪文を「生得魔法」の形で習得させれば完成!なのですが、それでもやはりCPがやたらかかる上に面倒なマーシャルアーツのマンガ技能で再現した方がいいんでしょうかね?もし再現するなら、どっちの方が<龍>闘士らしくなりますでしょうか?
具体的にどうするとかまではよいので、イメージ的に何かしら思うところがあれば意見よろしくです。「やはり特殊信仰だからマンガ技能で再現すべきだ」とか…
なお、作者もこれに気付いて、ページの都合もあり、敢えて<龍>闘技を遺失にしてガヤン信者のドワーフに統合してしまったのかなぁと思います。肉体操作系呪文と<柔道>があれば、秘儀を使う格闘家っぽいキャラが作れてしまうんですよね…<柔道>で組み付いて《死の手》発動とかw
84.ヴぇry - 19/05/05 15:10:12 - ID:lDq4L4Urkw
>>83
<龍>闘士は秘儀を継承している準超人ということで、生命力や意志力を基準にした呪文を特殊技能として置き換えて処理してもいいと思います。
中には<龍>の縁者から技術を教わったりしていたとか。
妖力妖術・特殊的特徴や超常的特徴も制限付きで習得できれば、ヒロイックファンジー主人公みたいなこともできるはずです。
参考になりそうなルールは、マーシャルアーツ・武神降臨・パワーアップ(の武侠ウォーリアーズ)や第4版のいいとこどりでしょうか。
<龍>闘士はもうルナル標準とは別の、350CP級妖怪のようなバランスで、敵をバタバタなぎ倒すようなレギュレーションで良いと思います。上記の参考ルールの中には、重要でない雑魚キャラや周辺物体は演出としてバンバン破壊できるルールとかあったはずです。
参考戦闘演出:https://www.youtube.com/watch?v=Jy2_J5WCzDY
85.紅葉 - 19/05/05 19:02:13 - ID:eIaMRVWGxw
マーディール大陸ならドワーフ以外で龍信仰している種族や、竜関連の祖霊を持つエルファ亜種種族とかいるかもしれないですね。
ジャナストラ大陸には腕だけ祖霊カマキリになったり下半身だけ祖霊蜘蛛に変身できるラルファがいますし。
86.セティ - 19/05/06 01:16:35 - ID:sLcXl2/9MQ
><龍>闘士はもうルナル標準とは別の、350CP級妖怪のようなバランスで、敵をバタバタなぎ倒すようなレギュレーションで良い
ああ・・・ルールブックの記述を見るに、おそらく作者はそのつもりで敢えて標準キャラ作成から外したんだと私も思いますね。要するにやるならマンガルール使って自分で作れ、と。
ガヤンドワーフの記述に「触れるだけで相手をなぎ倒し、パンチが命中した3日後には敵が死に、拳の一撃で壁に穴が開く」というのがありますが、これは明らかにマーシャルアーツのマンガ技能<押し><死の拳><砕打>の事ですよね(笑)。やはりそちらの超技能で調整した方がいいんでしょうな。でもそうなると、100CPでは普通のキャラより弱そうです。
でも考えてみれば、初代D&Dのアデプトだったかなんだったか「格闘家」がいた(というか後で追加された)と思うのですが、これ、初期だと盗賊並に弱キャラでパーティーの足手まといなんですが、高レベルになると手が付けられなくなるほど強いキャラになったりしてた気がします。おそらくルナルの<龍>闘士も同様の存在なのでしょう。
87.紅葉 - 19/05/06 12:35:47 - ID:Dm558r2inw
龍闘士を他の標準PCと一緒のレギュレーションに参加させられるか、カンフーヒーロー用のレギレーション専用にするかで随分変わりますね。
一緒のレギュレーションだと格闘戦特化のガヤンやアルリアナ信者みたいになるんでしょうか。
88.セティ - 19/05/08 09:32:07 - ID:sLcXl2/9MQ
例のサイトの後継サイトらしきものを発見しました。
ニコニコ動画のアカウントがあれば全文見れます。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im9217474
↓サイトはこちら
http://duelthemoon.starfree.jp/
89.ヴぇry - 19/05/08 13:00:44 - ID:lDq4L4Urkw
>>88
サイトが新生されていましたか。
Duel the Moon のHPのデータで気になった点は。
>■サンプル・キャラクター(平面決闘でのマンチキン)
>■ レスティリ霊媒師 オルティス (総計100CP)
にて
●敏捷力が3段階以上下げても不利な特徴の制限に引っかかっていない点。
これが気になるのは、
「平均以下の能力値」の「不利な特徴の制限に加えない範囲」を
「種族の平均-2まで」とするか
「能力値が8まで」とするかの解釈の違いでしょうか。
●呪文に必要なFPに、変身後の体力を用いる運用。
これは、基本的にできなかったはずです。
第3版文庫版マジックの表記の仕方だと、呪文の疲労を引き継ぐだけのような解釈もできますが、完訳版マジックでは呪文の疲労点は本来の姿の体力を基準にすると明記されています。
ちなみに第4版のユエル(のサプリメント)では、《化身》の説明文が簡略化され注意文が抜けているため、ここだけ見れば、変身後のFPを用いる悪用が可能です。
90.セティ - 19/05/08 13:49:14 - ID:sLcXl2/9MQ
>>89
>敏捷力
確か、アメリカのガープスの正規ルールでは「種族基本値が変動すると、上昇時の必要CPや能力値の下限も変化する」だったと思いますが、ルナルのルーリングを設定した友野氏は「あまりに種族セットが有利にならないよう、全て人間の能力値平均を基準でCPを計算する」と過去の質問箱か何かで明言されており、ルナル完全版にもそう明記されています(これは日本版ガープス独自のルールです)。同様の「勝手に日本が変更してる」部分は、<ランニング>技能などでも見られます(日本では「よけ」にも加算されてしまう誤訳ルールがそのまま適応)。
そのため、能力値上昇時に人間と同じだけCP量を要求されてしまいます。なので、能力値の下限に関しても8までならマイナス40CPに含まないとするのが公正な処置だと思われます。
>体力
そうですね。勘違いされているのでしょう。
ただ、このキャラクターが戦闘中に使う呪文は基本的に《集団誘眠》だけであり、拡大なしの範囲(1ヘクス)にかけるのであればコストゼロ・準備時間一瞬なので、特に問題ないと思われます(相手がデカい場合だけ拡大すればよい)。このキャラが豹に変身する最大のメリットは「能力値抵抗が「意志の強さ」と合わせると16以上になること」なので、敢えて《盾》の運用を考える必要はない気がします。それと生得能力として「我慢強さ」ももっているので、呪文フォローなしでも護身用としては十分なのではないでしょうか…体力以外に関してはしっかり「悪用」している例かと。
やはり<化身>の「永遠に知力が下がらない状態で維持できる」のは、ルール的にかなり問題があると思います。20レベルに上げて、ずっと獣でいればいいわけですし、維持コスト4くらいするか、そもそも維持できない事にしないと、性能的に壊れている事実は変わらない気がします。
91.横から - 19/05/08 22:09:10 - ID:Tv/1USdQmA
>>88
リンクの方も更新してもらえたら嬉しいです ^ ^
けどかなり前の部分は無くなったのかな?…→新HP
92.セティ - 19/05/09 01:12:26 - ID:sLcXl2/9MQ
リンクは繋ぎ直しました。
バナーの方はやり方不明なのでお任せします。
…そういえば、種族能力値に関して、当時のSNEとユーザ間のやり取りの記憶を少しばかり思い出しました。
黎明期のルナル(古い雑誌「コンプRPG」が出ていた時期)は、原作ベーシック通り「種族基準値を元に能力値増減CPを規定する」でキャラ作成されていました。例えば、知力+1が種族セットに入っているエルファで知力14にする場合は、11を人間の10と考えて30CP払えば知力14にできました。そのため、種族ごとに職業の向き不向きがあったわけです。
ところが当時、人間以外のウィザードキャラを作る際、単純に種族セットを合体させる手法を取っていたため(当時のウィザード種族セットは素質1しか入っておらず、種族セット自体が安かったのです)、知力+1修正が重なるエルファ・ウィザードになると、知力の種族基準値が12になってしまい、「魔法使いを作る時に知力を簡単に上げれて有利すぎる!」とユーザ間で声が上がっていました…実際は言うほど有利でもないんですが。アホみたいに能力値を上げても、他の部分で欠陥が出まくりますし。
ただ当時は、ユーザ全体のキャラ作成技術が未熟だったため、ひたすら攻撃特化思想であり、呪文抵抗のための「意志の強さを取るべき」とかいう防御の考えが全くなかった時代でしたので、こういう極論意見がまかり通ったと思われます。
そして、その意見を真に受けた作者友野氏が、完全版に更新する前後で「どの種族だろうと人間の基準値に合わせて差額CPを払う事で公平性を保とう」と考えたらしく、いつのまにやら日本独自のルールにすり替えられていました。
こうして種族の個性は薄まり、エルファ・ウィザードの優位性は特になくなりました。なお、現在のルーリングでエルファ・ウィザードを作ろうとすると、肉体は元種族で精神はウィザードというルールがあるため、「義務感/自然」や「義務感/同族」がない分、種族セットだけでとんでもなく高いCPを要求されてしまい、融通が利かない使いにくいキャラにしかなりません。
…ま、日本のガープスの歴史として参考程度に。
93.紅葉 - 19/05/09 13:16:42 - ID:TOC4rB1abQ
双月宮のホームページも4月末で閉鎖したんですね。
第3版は能力値にかかるCPの差額が種族の活用の肝だったりしましたね。
第4版で能力値のCPが一定になったのもこの辺の整理が原因とか٩( ᐛ )و
94.セティ - 19/05/14 15:45:24 - ID:sLcXl2/9MQ
何やら追加されたシャハルサーガ項目の第3部の冒頭文章で、
非常に気になる疑問点が。
双月信仰の「ジェスタ/リャノ」って、そんなに複雑怪奇ですかね??
環境神といっても、教義の骨子部分は「静けさと境界」「ざわめきと流れ」であり、
「普段は自分の領域で静かにに暮らしつつ、変革期には積極的に動いて時代に応じた形を変えていく」
…これでよろしいのではないかと思うのですが。
他の双月信仰と比べても、そんなに違和感のある組み合わせには見えないんですが。
でも文中の説明を見ると、何やら「環境」の部分にこだわりすぎて、
肝心の教義部分を忘れてる気がします。
双月信仰ジェスタ/リャノを十二分に体現した装備に「戦艦」があります。
海洋を航行する戦艦は、普段は軍事拠点として機能しつつも、必要に応じて移動が行えます。
領海を航行しつつ、自国の境界を守っている存在。
無敵の「移動拠点」。
これこそまさに、ジェスタの壁とリャノの船が組み合わさって最強に見える(笑)のですがw
これが双月信仰の産物でなかったら、一体何なのかと。
マーディールの人間国家の海軍って、何だか弱そうですね…
95.ヴぇry - 19/05/14 22:33:25 - ID:lDq4L4Urkw
>>94
「波」と「凪」の反転や合一は、日本人の精神文化(神道や仏教)とかなり相性がいい概念ですしね。
日常と非日常の反転、ゴジラや怪獣が古き荒ぶる神の一種とも捉えられるのもこういった精神基盤が由来ですね。
ハリウッド版ゴジラもアニゴジもクトクルフ神話(のようなもの)になってしまいましたが。
コズミックホラーや怪獣は最も古い形の神(竜蛇神系が代表的)の在り方とすこぶる相性がいいと感じます。
96.セティ - 19/07/07 01:48:38 - ID:AJGTC8UcqA
最近になって、書庫で寝かせていたルナル最後のリプレイ「月に至る子」を全部読みました(今頃になって)。
このリプレイを見るに、サンダミオン信仰というのは「サンディとミオンの双面を持つ唯一神を崇める信仰」であって、双子の月の信仰ですらないようです。というか、リプレイで登場する二人の転生体が「双子の月を追い出そう」「いやそれはダメだ」と喧嘩していたので、そもそもこの唯一神は、人間が崇めるべき神は自分たちしかいない状態になろうとしていたようです。
なのでこれは双月信仰ですらなく、多神教の民が唯一神の民になるという残念な展開を狙ったダメな神だったようです(笑)。
一応、双子の月の項目の「サンダミオン信仰」に関して、リプレイの内容に沿ってない文章だったので書き直しました。
もし、新たに人間の神として君臨していたら、紫の月にでもなったんですかね…
97.ヴぇry - 19/07/07 19:49:38 - ID:lDq4L4Urkw
>>96
「双子の月」のページですね。
〈源人の子ら〉が神化して、神を追い落として月を乗っ取るようなことができるのならば、〈悪魔〉や〈龍〉が眷属を利用してどこかしらの月を陥落させるようなことも可能なのでしょうか。
添付画像はかつて妄想した、ルナルの1万2千年後の世界の地図です。
双子歴1000年付近で、〈龍〉や銀の月の神が目覚めて「第2次銀龍大戦」が発生してルナルの文明が壊滅して、その後、生き残ったり、別世界の移民が渡ってきたリして、何度か文明が勃興したという妄想です。
なお、この地図はルナルの並行世界や位相空間が掻き混ぜられたせいで、ルナルや地球の4倍以上の面積があります。
なお、黒の月は「第2次銀龍大戦」で破壊されて、その破片や残党が世界に散っている状態で、代わりに世界創世の島から飛び立った黄金三頭龍を基点にして生まれた「黄金の月」が世界の主導権を握った世界です。
銀の月の勢力は破れ、龍達の黄金の月の勢力に隷属・吸収されました。そのため、元素霊のような精霊的な力やマナを生み出す力を竜達も持っています。
黄金の月を崇める新種族「竜人」によって黄金千年王国が生まれた後、龍や竜人達は、創世神の領域や、宇宙の果てで繰り広げられる多元宇宙の存亡をかけた戦いへと旅立ち、ルナルを「卒業」して去っていきました。
後を引き継いだ種族が超文明暴走させた結果、文明が崩壊し、新たな冒険の舞台の世界となります。なお、暴走の原因は、数千年の雌伏を耐えてきた悪魔達です。
という妄想でした。地図は元マーディール大陸中央部を舞台にしたものです。
98.ヴぇry - 19/07/07 21:24:45 - ID:lDq4L4Urkw
>>97
この世界観を名づけるなら、ガープス・アレルとでも。
アレルとは対立形質・対立遺伝子「アレルモーフ(allelomorph)」の省略形です。
対立形質(たいりつけいしつ、英: allelomorph、allelic character)とは、古典的な遺伝学において「個体にみられる遺伝形質の中で、互いに相容れない」形質を指す。
捻りを加えたルナル世界から、王道的なファンタジー世界の多種族を落としこんだ世界に変化している。
その中で多種族の文化やそれらの軋轢よる民族間の戦争……が一段落した後の文明レベル5くらいの世界です。
なお、異世界からの侵略者「鋼の脅威」と呼ばれる存在の影響で、この世界は神の加護「テクノス・タブー」により、一部の地域や職業以外では人為的に火薬や機械や航空技術含む高文明兵器が使えなくなっています。
99.横から - 19/07/07 22:23:13 - ID:Tv/1USdQmA
地図もう少し大きく見たいんですが・・・
100.セティ - 19/07/08 09:05:31 - ID:AJGTC8UcqA
一応、説明しておきますと、銀の月と<龍>に関する後日談もリプレイ第3巻にあります。
とある事情から、一時的に神の力を得た主人公たちは、10000年かけて異次元に新たなる大地を設定し、そこに銀の月の神々を住まわせようという展開になっていました(銀の月はもともと「虚空を渡る船」でしかなく、どこかで定住するまでの仮設住宅に過ぎない…宇宙船みたいなものです)。第4版対応の「ユエル・サーガ」の世界設定の説明文(p135)は、このリプレイの展開を元にしています。
こうして、銀の月の神と龍の第二次戦争は起こりませんでしたが、代わりに「100年に一度の割合で代表戦士を仕立て上げて、新世界の覇権をかけて競い合おう」という事になりました(いわゆる戦争のスポーツ化のようなもの)。なので、ルナルにとっては何度目かになる大破壊は、起こらない設定になってます(人間を加護し、<至高なる輝きの地>へ導こうとしている双子の月の意志とも完全に反しているので、<源人の子ら>を無視した無差別大破壊がストレートに起こるかどうかも少々疑問です)。
とりあえずこの「正史」を元に、私個人のルナルの未来図を予想するならば…
1万年後のルナルでは、双子の月の神々と、異次元世界に住居を移した元銀の月の神々が、<源人の子ら>をいかに自分たちの理想郷(<至高なる輝きの地>とユエルの世界)に引き込むかで競争している気がします。元々、ルナルの人々は<源初の神>に置き去りにされたわけですが、必ずしも<至高なる輝きの地>だけが行き先ではなくなるわけです。もっとも、<龍>たちは輝きの地行き一択でしょうが。
あと、自分たちで月を作り出した緑の月の民エルファですが、思うにこの種族、もう完全にルナルで楽園を築こうとしてるので、それ以上どこかに出かけるような目的はないような気がします(異次元移住に興味なし)。
結果的にルナルに残りたい組は、森オタクのエルファと大自然に混じってお気楽生活がしたい彷徨いの月種族だけなので、惑星全体が緑化され、この二種族だけの平穏な土地になる気がします。人間やドワーフは、おそらく別世界に移住完了してしまっているでしょう。
…なんとも面白みに欠ける予想図ですが、順当に行けばこうなるかなぁと(笑)
101.紅葉 - 19/07/08 12:08:39 - ID:8+KABn5XzQ
一万年と二千年前から愛してる〜🎵
銀の月が去ったらケラーグとかどうするんでしょう?
そういえば未来から歴史を変えに来たキャラクターがいた気がしますが、ユエルはその延長なのでしょうか?
102.セティ - 19/07/08 14:56:18 - ID:AJGTC8UcqA
>>101
それは「月に至る子」のリプレイの本筋なんですが…以下、ネタバレ込みで。
ルナル小説の最後で「黄金の姫」を永久追放するために、アンディが月の扉をくぐって神の力の代行者となりましたが、アンディは「扉を開ける鍵」であっても、「扉を閉める役」ではなかったのです。そのため、月に至る扉は開けっ放しの状態でした。
ところがこの状態が続くと、人々の「月に至りたい」という願いが扉を通して垂れ流しになり続ける構造だったらしく、何と双子の月がルナルの大地に向かってゆっくり落ちてくるという展開に。別作品でいうと、ゼルダの伝説「ムジュラの仮面」と同じような展開です。月の衝突を阻止する術はなく、ルナルは滅びました。
本来ならば、小説終了時点から50年立たずして、ルナル世界はなくなっているはずでした。
ところが、歴史が変わってしまいました。
未来からの帰還者たちによって、運命が捻じ曲げられたのです。
リプレイ第3部で登場したメノアなどは、その一例でした。
アンディの妹であるエフェメラは、メノアから破滅の運命を聞き、それを回避するために冒険を再開します。カルシファードなどを旅して扉を閉める術を探り、どうにか扉を閉める事に成功しました。こうして、ルナルは破滅から回避しました。
ところが、時間移動には必ず「タイムパラドックス」の罠が待ち構えています。「世界」は「本当は滅びるはずだったのに滅びなかった」という歴史の矛盾を回避するため、「未来からメノアがやってきて破滅を回避する世界」と「誰も来ずに破滅する世界」に分かれてしまったのです・・・
まぁここから先は長くなるので、リプレイ読んだ方が早いかも。敵として登場する<教主>ルナリスは、人でありながら神に至ったサンディとミオンへの信仰を復活させ、「現在のウソ歴史の世界を抹消し、本来の歴史世界に戻って一旦世界を破壊させ、再び1からやり直そう!」という教えを説く連中です。つまり、歴史改変と双面の唯一神の話が、リプレイ本筋で密接に関係しているわけです。
103.紅葉 - 19/07/14 12:36:38 - ID:C0aHo4zirA
双子の月がルナルを滅ぼすとか。その時双子の神達は何をしていたんですか?
悪魔のせいで身動き取れなかったんですか?
104.紅葉 - 19/07/26 12:21:52 - ID:t6WYttFC1g
デュエル・ザ・ムーン更新されてますよー٩( 'ω' )و
完全版改はサリカ信者の神官以上の前提からサリカの舞を外すのでしょうか?
105.セティ - 19/07/27 01:13:38 - ID:AJGTC8UcqA
>>104
2つの女神の信者だけ踊り技能をルールで強制される正当な理由がないと判断されたのでは?
だいたいそれをやるなら、ガヤン高司祭だって「<法律>と<ソードブレイカー>15レベル以上必須な?ないヤツは高司祭になるの禁止!」とかやるべきです。まぁその手の習得縛りはルール化するとキリがないのでやめた方がいいですな。常識の範囲で「高司祭ならこのくらいはもっとくべきかな?」みたいな感覚で作ればいいんじゃないですかね。少なくとも他の信仰の高司祭はそうしてるわけですから。
そもそもあのルール、キャラ作成に無駄なCPを使わせる事で強さを調整するという、ルナル作者お得意の「超理不尽なバランス調整」の一環でしかない気がします(神殿武器が軒並み弱いのと同じ原理)。あと、作者個人の嗜好(美しい女性は踊りが上手であるべきという偏見の強要)も理由なんじゃないかと。
他に理由らしき理由も思いつかないですし、いずれも理不尽な理由でしかないです。
106.ヴぇry - 19/07/27 11:58:06 - ID:lDq4L4Urkw
>>104-105
神官に必要とされる技能(第4版だと)<宗教儀式><神学>は、ルナルでは所属宗教の教義に従っていれば、日常生活の一部・一般常識として浸透しているのでしょう。
>Duel The Moon の エルファ・ カアンルーバ氏族
>[原作からの変更点]のシグルリード氏族のニェコヴァスへの言及
他の氏族の動物祖霊が「地球由来の自然動物」の姿に対して、ニェコヴァスだけあからさまな妖怪(モンスター)なことに、かつて猛烈な違和感を覚えていました。
http://duelthemoon.starfree.jp/03_new_order/report04.html
設定にそういう背景があったんですね。
107.セティ - 19/07/27 20:35:10 - ID:AJGTC8UcqA
>>106
猫バスだけ違和感だらけだったのは、当時のユーザ全員の総意ですのでご安心をw
だいたいあの世界観設定の法則の中、祖霊にファンタジー専用モンスターを持ってくる方が間違ってます。ルナル作者お得意の「場当たり的にやっちゃったバカ設定」の1つです。
以降、「もうやっちゃったから他でも作っちゃえ」とばかり、コヤツクリネズミだのハキリネズミだの、現実には存在しない動物の数々が「後付けで」設定されていきました。てか、農業のセローハマ氏族の祖霊動物なんて、最初はハチミツドリ(多分ハチドリのこと)だったんですが、完全版でさらりとネズミに入れ替えられてますw
そもそも森林という地形では、背中に騎乗して駆けまわれるほどのサイズの動物は存在できません。もしいたら、木々の枝などで傷だらけになって感染症で死にますし、それらを毛皮で防いだとしても、そもそも樹木が道をふさいでいるため、なぎ倒して進むような巨体になるしかない。固い樹木をなぎ倒しながら進むとか、とてつもないエネルギーを消費するので、それに見合った獲物が必要ですが、森林地帯の草食動物といえば兎やネズミがせいぜいで、草原の大型肉食獣の腹を満たせるほど大きな個体は存在しません。
よって、猫バス…もとい、ニェコヴァスのような生き物は妖怪として存在するしかないんですな。バカな設定をしたものです。
108.紅葉 - 19/07/30 11:40:27 - ID:qMAbwVdY1A
デュエル・ザ・ムーンのアルリアナ信者武器からシールドバトンが外されましたが、トンファーが代わりにならないでしょうか?
109.セティ - 19/07/30 15:35:34 - ID:AJGTC8UcqA
個人的には、九節鞭を切ってシールドバトンを残した方がいいんではないかな〜?とは思います。九節鞭は使いどころがイマイチないんで。
ただ、アルリアナのダルケスは現実世界のカポエラがモデルになってると思うんで、あんまり道具に頼るのはどうかな?とも思います。カポエラは、ポルトガルの植民地だった時代のブラジルに連行された黒人奴隷たちが、いざと言う時の護身術として伝えてきたとされる武術で、基本的に道具を持たない状態を想定しています(奴隷が都合よく武器に使えるものを持ってる状況なんてほとんどないので)。で、九節鞭はまだ「暗器としてこっそり持ち込む」という点で奴隷の武器としては分かるんですが、シールドバトンやトンファーって明らかに「最初から武装してる権力側の兵力」なわけで、カポエラの理念に反する気がするんですよね。
個人的には、トンファーを実装するならむしろガヤン信者に欲しいです。現代の警官が使ってる「警棒」で通りますし、格闘家としては柔道だけでは攻撃力不足になりやすいんで…
110.ヴぇry - 19/07/31 22:43:09 - ID:lDq4L4Urkw
>>108-109
アルリアナのシールドバトンでないにしろ、<空手>で武器への受けが可能な神殿武器なり呪文なりがあると便利かもしれません。
呪文にするならば、チアリーディングのポンポンみたいなイメージで、
名前は仮に《風の掌》とでも。
・手に風や力場を纏わせて、武器受けが可能になる。受動防御も手1つにつき+1。
・その代わりに効果中はパンチの威力が半減になる。武器や盾も肉体の延長でない限り、上手く使えない。
・持続時間は10秒程度で消費は少な目。
・準備時間は少ない。中断が一瞬で可能で追加疲労無しでできる。
とか。
>エルファのジャング氏族の祖霊「ジャングの大蛇」の《氷面》
http://duelthemoon.starfree.jp/03_new_order/report03.html
《氷面》の効果と蛇体の特殊移動の組み合わせは面白いと思いました。
しかしふと、ジャングルの毒蛇のイメージのある「ジャングの大蛇」と氷である《氷面》の組み合わせに違和感を覚えました。
だからといって、代案候補に《土を水》(コクーン P250参照)がありますが、これは地霊系呪文で、足場が土である必要があるので、不便ですし、しっくりきません。
習得系統に肉体操作系呪文があるので、蛇体は力の流れや円環や螺旋のシンボルにもなりうるということで、肉体操作系の《向き変え》を範囲型にするか大型生物(大きさ3以上)にも使用できるとかはいかがでしょうか?
旋回が必要な仲間との連携にも使えそうですし。
111.セティ - 19/08/01 01:55:14 - ID:AJGTC8UcqA
>>110
原作におけるアルリアナのシールドバトンのもっとも大きな役割は「射撃の回避」です。格闘家は基本的に盾を持てないため、射撃に弱いです。それを補うためのシールドバトンだと思ってました。
ただ、シールドにしてしまうと盾技能扱いとなり、技能レベルの2分の1で「止め」を行うハメになります。技能レベルの3分の2で「止め」を行えるようにしてしまうとさすがに強すぎるので、ここはいじれないでしょう。そうなると「射撃に対してよけ以外の有用な能動防御が得られる代わりに、得意のはずの白兵戦で3分の2の「受け」ではなく2分の1の「止め」しか使えなくなる」という事態に陥ってしまうんですよね。
従来のシールドバトンのように「止め」はできないけど受動防御にプラスがある(「よけ」が多少有利になる)というのが、一つの妥協点だったんだと思います。もういっそ、アルリアナに《矢よけ》の呪文を習得させるのが一つの解決策でもあったりします。原作では風霊系呪文の《風》を使えば射撃対策は可能だったわけですが、このサイトの改変ルールでは風霊系呪文も取り上げられているため、《飛行》か《浮遊》で自分を浮かせて「飛行中はよけ+2」のルールを利用するしかなさそうです。
>ジャングエルファの大蛇の《氷面》
個人的に違和感を覚えたのは、「変温動物のヘビが自分で低温環境をつくるのかぁ?」といったところなんですけどねw ただおそらく、ヴぇryさんの考えておられるとおり、おそらく足場の悪さを表現したかったんだと思います。《足もつれ》や《転倒》の呪文だと単体にしか効果がなく、《べたべた》の呪文だと足場関係ねえ!となるので、妥協点としての《氷面》かなぁと。ガープスマジックの範疇では、他に広範囲で足場を悪くする呪文がないんですな。敢えて挙げるなら、敵の足下に《間欠泉》とかいう手もありますが…これはこれで、森の守護者たる蛇がやかましい音を立てながら敵を排除することになり、違和感は《氷面》よりもさらに酷くなります(笑)。
どの道、ジャングは水霊系呪文全般を使えるようになってるので、祖霊のヘビも低温に適応した個体と考えるしかないんじゃないですかね?例えばファンタジー世界ではお馴染みの、氷のブレスを吐くアイス・ドラゴンだって、ドラゴンが変温動物の爬虫類からの進化系だと考慮した場合、かなりおかしな生き物ということになりますので…
112.ヴぇry - 19/08/01 21:21:50 - ID:lDq4L4Urkw
Duel the Moon の「エルファ基本セット」
http://duelthemoon.starfree.jp/03_new_order/report00.html
を見て気になった点なのですが、
「長寿L4(寿命が人間の4倍)(8cp) 老化が始まるのは200歳から。技能に費やせるCP量は人間の年齢に換算して適応する。」
これは第4版の「寿命が長い」と同じ4CPでもいいと思います。レベル2で寿命4倍(以後+1レベルにつき倍々になる)。
あるいは、折角、寿命に余分なCPを費やしているのだから、役得として「技能に費やせるCP量は人間の年齢に換算して適応する。」は省略か緩和しても許容内とは思います。
もっとも、エルファの生活サイクルが非常にのんびりだからと言ってしまえばそれで終わりですが。
113.セティ - 19/08/02 19:15:22 - ID:AJGTC8UcqA
>>112
そうですね。これは単純な計算ミスでしょう。仮に第4版に合わせると、このCPだと800歳で老化になりますね。第3版のルールだと、長寿1レベルで4cpくらいで計算されていたような気もしますが…L4で16cp、老化が800歳から始まるので、これはもう「不老」(15cp)と同格くらいと判断されていた気がします(うる覚えなので証拠はありません)。となると、これは単に表記ミスの可能性もあります(実際は2レベルのつもりで書いたとか)
ただ、ソードワールドの通常エルフが寿命1000歳設定だったはずなので、ルナルのエルファもそのくらい悠長に生きてもあんま問題ない気がします。仮にそれだけ寿命があっても、500年も生きてれば交通事故や病気で死ぬ可能性はかなり高いですし、改変ルールのエルファは種族セットに「贖罪者の名誉」とか「狭量」が入ってるので、500年後も生きてるか?と言われると、かなり怪しいものですw
114.紅葉 - 19/08/04 14:17:47 - ID:9IRRSfDmXg
せっかくのエルフなのに、技能に対する年齢換算が人間と同じだと、技能にcpを使ってる冒険者エルフは老け顔になりがち。
というのは確かにイメージが悪いですね。
115.セティ - 19/08/04 18:16:41 - ID:AJGTC8UcqA
それはありますなぁ・・・
エルフの魅力って、外見は若いお姉さんなのに色んなことを知ってて、剣術にも長けるといった「才色兼備」なところにあると思うんですよね。それが「不老不死で美男美女のエルフ」という種族に期待した理想のイメージの1つでしょうし。
だから、成人年齢はある程度高くても仕方ないにしても、成人以降は好きにCPを割り振りたいですよね…
116.紅葉 - 19/08/17 21:21:39 - ID:PGf2fYr7mg
Duel the Moon 更新されていますよ。
117.横から - 19/08/17 22:29:36 - ID:vaxKQyQd0Q
>>116
>Duel the Moon 更新
>[盾に関する特殊ルール]
(中略)
バックラー、スモールシールド 8点(金属製 16点)
ミディアムシールド 10点(金属製 20点)
ラージシールド 12点(金属製 24点)
*金属製の盾は価格4倍、重量3倍
このルールの狙いどころは、「盾装備は個人戦闘では相変わらず有効だが、マスケット銃やランス・チャージのように巨大なダメージを発生させる攻撃に関しては防ぎきれないのを再現しつつ、煩雑な処理を回避できることである。
導入するかは、各テーブルにお任せするが、騎兵や巨大な敵の破壊的な一撃を、シールドで簡単に「止め」られてリアリティから遠ざかるのを回避したければ、このルールか「シールド破壊ルール」を導入すべきである。導入しない環境下では、盾持ち戦士が最強であり、その防御を突破する手段はクリティカル攻撃か、呪文による鎮圧しかなくなり、戦術幅の乏しい戦闘になってしまうだろう。
----------------------------------------------
↑
これを踏まえて
「武器で「受け」たら問答無用でダメージ」
というのはどのようなものでしょうか?と意見提言
盾でこの様になるのなら
「武器で武器を受けたり」・・・
つまり普通の剣/ナイフで「肉厚の斧や倍サイズの大剣」
または「トゲ付き金棒→https://illustimage.com/photo/2816.png」で受けたら
普通「受けたほうが壊れ(というかダメージ?)」ますよね?
しかし武器のHPって3版に無かったような…
118.セティ - 19/08/17 22:56:58 - ID:AJGTC8UcqA
彷徨いの月の種族が追加されてますね。
>>117
元より第3版でも武器破壊ルールが存在し、基本戦闘ルールでも武器破壊はありますよ?(品質によるものと、武器重量が3倍の相手だと問答無用で折れるアレ。初版の文庫版にも普通に載ってます)
ガープスでは、武器で攻撃を受けても、相手の武器が武器重量の3倍以上でないかぎり、武器へのダメージが発生しないのがデフォルトになってます。一方で、盾の場合は上手く受け流せないと(「止め」の成功度が受動防御範囲内だと)シールドにダメージが及ぶというのが、少なくとも完訳版のサイド・バーには明記されており、これを導入するかどうかは各卓に任されています(選択ルール扱い)。
なお、一撃で武器を破壊するのに必要なダメージ量というのは「ベーシック完訳版」か「ガープス・ルナル・モンスター」にしか掲載されていません。
119.ヴぇry - 19/08/17 23:20:45 - ID:lDq4L4Urkw
>>117
第3版のマーシャルアーツに武器破壊ルールがあったはずです。第4版とごちゃ混ぜになっているのは「アイテムルール」。
第4版では 重い攻撃で武器の「受け」を無視してダメージを与えることができます。ベーシック2巻P35参照。
受け手側のBL(荷重体力)が基準で、片手ならBL、両手ならBL×2、を超える重量の武器は受け止めきれません。
高い体力の者の素手攻撃はSTの20分の1kgの重量の攻撃、体当たり等はSTの半分kgの重さの攻撃として扱われます。
120.セティ - 19/08/20 04:44:39 - ID:AJGTC8UcqA
ハーピィの話題が挙がっていたので、ルナルでハーピィ系の種族とか考案してみました。
ハピュリア
[種族セット] 20cp
体力-1、敏捷力+1、知力-2(-15cp)
・原始的3レベル(-15cp)
石器時代レベル。原始的な狩猟、採取生活。
・財産/赤貧(-15cp)
初期財産200ムーナ。光り物を集める習性があるため、一応持っている。
・鋭敏感覚3レベル(15cp)
・戦闘即応(15cp)
・方向感覚(5cp)
・翼による飛行(腕と翼が一体化)(24cp)
腕が翼になっていて、腕に代用部位が足になっている。
・防護点1レベル(5cp)
羽毛によるもの。
・完全平衡感覚(15cp)
木の枝などに足だけで止まれる。
・暴れん坊(-10cp)
・くいしんぼ(-5cp)
・<航法>技能を知力+1レベル(方向感覚による+3修正込み)で習得している(1cp)
121.セティ - 19/08/20 04:45:54 - ID:AJGTC8UcqA
[解説]
ハピュリアは、彷徨いの月を崇める山岳の鳥人族です。
見た目は人間に似ていますが、腕の肘から先が翼であり、腰から下も鳥のような構造になっています。高い山の中腹付近に住んでおり、頂上に住む銀の月の翼人、麓に住むミュルーンやギャビットと微妙に生息圏がずれています。ハピュリアの9割は女性であり、男性はわずかしか生まれません。必然的にハピュリアの社会は、男性個体を頂点とするハーレム制度になっています。
知性はあまり高くなく原始的な狩猟生活を送っていますが、方向感覚だけは優れており、地元の地形マップを仔細に覚えています。精神的には食い意地が張っていて、嫌がらせ大好きと困った性格をしており、シャロッツとは異なり異種族に対して閉鎖的で、悪ふざけが目につきます。人間社会との交流もないため、通りすがった旅人にちょっかいをかけて、時には遭難させてしまうことすらあります。人間にとっては、害を為すモンスターとほとんど差がありません。
そんな理由から、ハピュリアは他の彷徨いの月の種族からも無視され始め、居住場所も減り、種族的に滅亡寸前まで人口が減っています。一説にはミュルーンとは異なる進化方向に進んだ種族とも言われますが、まともに交流できない事もあり、ペローマ神殿の研究は進んでいません。このままいけば、おそらくルナル世界から忘れられた彷徨いの月の1種族として、歴史の彼方に埋もれていくでしょう。
シナリオに登場させるなら、旅路の進路を妨害する雑魚モンスターとして出すか、ペローマ研究員の生態研究に協力する形での交渉相手として出すかでしょう。
[ハピュリアに良くある特徴]
気が短い個体が多く、「かんしゃく」や「直情」「高慢」など問題児が多い傾向にあります。また、種族全体として「狭量/よそ者」(-10cp)を持つ者が非常に多く、排他的な社会を形成しています。
[月の賜り物]
「惑わしの声」と呼ばれる賜り物を授かる者がたまにいます。目標となる人物やヘクスに鳥のような鳴き声を届かせる必要があります。能力は妖術の「幻影」「幻光」「そらみみ」「人払い」で再現します。主に旅人を迷わせて遊ぶのに使います。
122.セティ - 19/08/20 04:51:22 - ID:AJGTC8UcqA
イメージとしては、ゼウスの手下として使われている下品なハルピュイアです(ウィキペディア参照)。
ギャビットの引き籠り体質をさらに強化して、そもそも人間との交流がない種族を想定しています。何の長所もないのもつまらないので、方向感覚だけは研ぎ澄ませておきました。これで地元に迷い込んできた旅人にイタズラし放題になります。
個人的には、彷徨いの月の種族全てがフレンドリーである必然性はないと思っているので、敢えて汚い路線にしてみました。いっそ黒の月の種族にしてしまうのもいいかもしれませんが…ゴブリンなんかも、こういった「薄汚い」彷徨いの月の種族が黒の月に乗り換えて発生した種族だと思います。
翼と一体化した手と、器用に動かせる足なんですが、百鬼夜翔の記述によると、手の代わりに別の部位が動かせるなら、取り立てて特徴を示す必要はなく、3本目以降の腕として使える部位が増える場合のみ、「追加の腕」を獲得して下さいとあるので、なんだかすごく簡素になってしまいましたが、こんな感じでいいんだと思われます。
亜種として、歌が上手で美形のセイレーン(ルナル流の名前にするならセリーンとかレイセンとか?)とか一緒に出してもいいかもしれません。でも個体数が少ないので、結局一緒に滅びるんでしょうけど・・・
123.ヴぇry - 19/08/20 07:34:31 - ID:lDq4L4Urkw
>>120-122
足が手の代用になっていても、手として使っている間は足として機能しない(その間は「足」がない扱い)なら、不利な特徴と扱うことも一応可能です。
原典の汚いハーピでいいなら、フン攻撃とか、トンビのごとくアイテムを盗む攻撃もしてきそうですね。「かっぱぐ(あまつさえ攻撃)」とか「かっぱぐ(あまつさえ逃亡)」とか。
音を操るなら、羽虫やコウモリや鳥の大群をけしかける攻撃とかもありですね。
名前については、恰好をつけるなら語源のハルパゼイン(ギリシア語で『引っ手繰る』という意味)とか候補もありますが、ルナルの命名傾向から外れますし、空ゴブリンの立ち位置には名前負けしそうな響きです。
私個人は手が翼になっている亜人種の総称は「ハーセイヴ」(ハーピィ、セイレーン、ヴィーヴルの頭文字から)とかを考えています。
124.ヴぇry - 19/08/21 22:42:34 - ID:lDq4L4Urkw
>ハピュリア 知力-2
知力基準の性質が活かし辛いこともあって、これは能力面でもPC用には不向きですね。
完全に汚い蛮族とかになると「悪臭」[-10CP]や「才能がない/調理」[-1CP]のようなものがあるかもしれません。
原典でも盗みが得意なので、器用さがあるとか。
モンハンとか見ていると、毛深い種族は抜け毛とかのせいで、調理や精密な調合作業には種族的に不向きな気がしますが、まぁそこはファンタジーですね。
声を触媒にした能力自体は色々考えられますが、「月の賜り物」に関してはそもそも種族の能力数の枠自体が限られているんでしょうか?
125.セティ - 19/08/22 03:50:11 - ID:AJGTC8UcqA
あー そういえば「読み書きできない」(-10cp)を入れるのを忘れてましたw
それを含むと種族セットは10cpですかね。
>食べ物を汚す伝説
食い意地が張ってて暴れん坊なら、食べた後に他のヤツが困るように食べ物の残りを汚染して去るかなー?という行動パターンを想定して、「くいしんぼ」「暴れん坊」にしたという経緯があります。まあ、あんまり直接的に特殊能力で再現するほどの挙動でもないかなぁ・・・と。
>月の賜り物
基本的に彷徨いの月の種族は、月の賜り物をあんまり当てにしてません。というのも、彷徨いの月は気まぐれで、力を貸してくれる時とくれない時があるという設定が、少なくとも初版の文庫版ガープス・ルナルには書いてあったりします(原作ルールでは完全に死に設定ですが、Duel the Moonの改造版ルールではその設定を再現したようです)。また、古代のミュルーンたちを月が見える場所にいざなうという伝説の鳥「コルーフカルーフ」とかいうのも、小説第4巻でちらっとだけ出てきます(こんなの覚えてる人の方が少ないでしょうけどw)。
要するに、あんまりあれこれと月の賜り物のバリエーションを追加しても、どうせ月が見えない場所では使えない能力なので、多くても4〜6個くらいがいいとこなんじゃないですかね?彷徨いの月の種族は、種族セット自体が特殊能力の塊なので、それ以上何か授かるとバランスが取り辛いというのもあります。
それに、ハーピィの歌のネタというと「魅了」とか「誘眠」が真っ先に思いつくと思うんですが、それらは既にフェリアがテレパシーの一環として使ってます。同じ効果の能力を複数の種族が獲得するのは、あんまり好ましくないと思います(種族を選ぶ楽しみが減ります)。まあ、フェリアの「誘眠」とウーティの「眠りの息」がかぶってたりするので、あんまり気にすることもない気はしますが。ただ、幻覚系の賜り物を使う種族がなかったので、迷わせて困らせるのが好きなハーピィに持たせるならちょうどいいと思い、設定したってだけです。別に公式設定になるわけでもないので、その辺は適当でw
126.名無し - 19/08/25 14:32:16 - ID:IiMTm/cBHQ
Duel the Moon のルナル改各ページは、ページの最下部に前後のページへのリンクか、ページ冒頭に戻るボタンが欲しいです。
127.横から - 19/08/25 19:59:11 - ID:vaxKQyQd0Q
Duel the Moon のウィンドラス・クロスボウですが
発射速度1発/30秒ですがこれを短縮する効果の改良・条件ってあるんですか?
128.ヴぇry - 19/08/25 21:11:12 - ID:lDq4L4Urkw
>>127 ウィンドラス・クロスボウの装填時間短縮
まぁパッと思いつくものとしては、
❶大きな外部動力によって弦を引く。
制御下にあるゴーレムや動物や、大重量が落ちる力を伝達させて利用するとか。発射機構のためだけの《動く像》とか。《埋葬》とか落ちる力を利用するとか。
❷すでに装填済みのユニットと交換する。
信長の種子島3段撃ちを小規模でやるような感じですね。
その弩の製作ができるウィザードなら、《物体作成》で「矢が発射可能な状態のウィンドラス・クロスボウ」を作り出すこともできるかもしれません。
バランスを鑑みればGMが許可出さないと思いますがマンチテクニックの1例として。
最悪、「引き絞られ固定された弦まわり部品」を弩(のような「魔法の杖」)に装着するように《物体作成》を使うとか。矢は別に用意する必要がありますが。
❸《倍速》やその他加速系能力を使う。
《倍速》や時間停止系の能力があれば(一応、第4版に時間停止の呪文はあります)、準備にかかる時間も少なくなるでしょう。
❹弦をひくためだけの新能力を作る。
独自の呪文なり、ウィザードの特殊体質か使い魔(クモとか)からの能力で何とかする。
129.セティ - 19/08/26 01:02:18 - ID:AJGTC8UcqA
内容を見る限り、ウインドラス機構が取り付けられた、
ごく普通の体力21サイズのクロスボウ扱いのようなので、
単純に体力21のトロールだかオーガーだか体力21以上のキャラが弦を引けば、
2秒で弦張りは完了。後は矢を準備して(1秒or<準備>で一瞬)、矢を装填する(1秒)。
最短で3秒まで短縮可能です。
この場合、ウィンドラス機構は取り外し、
ごく普通のクロスボウとして運用すればいいでしょう。
ただしこの手法は、怪力を誇る黒の月の種族か、
滅亡しかかっている彷徨いの月のウーティ(笑)しか使えませんので、
人間社会でやるならストーン以上のゴーレムに装填をやらせる手があります。
あと、致傷力が「刺し2D+3」に下がってしまいますが、
《従者》(体力15の透明な男が単純作業をやる呪文)の魔化が付与された
「ヤギの足」(体力+4までのクロスボウの装填が可能になる装備)を準備し、
体力19のクロスボウの弦張りをやらせる手があります。
これなら弦張りを20秒に短縮できますし、
作業中は魔化アイテム(ヤギの足)が勝手にやってくれます。
いっぱい並べて「装填手」みたいな感じで運用する手がありますね。
130.セティ - 19/09/01 18:19:33 - ID:AJGTC8UcqA
Duel the Moonの更新が来てたので、改造ルールで「大祈願が使える魔術師」を作ってみました。
ウィザードの祈祷師(総計100cp)
◆◆能力値 85cp
体力8(-15cp) 敏捷力15(50cp) 知力15(50cp) 生命力8(0cp)
◆◆特徴 25/-45cp
ウィザード(25cp)、使い魔/猫(情報共有、IQ7、精神感応、負傷共有/0cp)、誓い/至高なる輝きの地に至る(-15cp)、義務感/魔術師団<第二の夜明け>(-10cp)、魔術師の名誉(-15cp)、癖5つ(-5cp)
◆◆技能 25cp
呪文射撃(4cp/Lv17)、杖(1cp/Lv13)、天使の召喚(0.5cp/Lv15)、天使の封印(0.5cp/Lv15)、錬丹術(0.5cp/Lv11)、神秘学(-/Lv15)、考古学(-/Lv15)、戦術(0.5cp/Lv12)、地域知識/ブラン=トルア周辺(0.5cp/Lv12)、礼儀作法(0.5cp/Lv14)
[呪文] (天使ブーメル封印/移動系+1)
鉱物探知(1cp/Lv16)、空気浄化(1cp/Lv16)、発火(1cp/Lv16)、火炎(1cp/Lv16)、火炎変化(1cp/Lv16)、火球(1cp/Lv16)、水探知(1cp/Lv16)、魔化▼(1cp/Lv15)、小祈願▼(1cp/Lv15)、祈願▼(1cp/Lv15)、大祈願▼(1cp/Lv15)、体力賦与(1cp/Lv16)、光(1cp/Lv16)、幻影(1cp/Lv16)、弱点看破(1cp/Lv16)、念動(1cp/Lv17)、浮遊(1cp/Lv17)
◆◆装備 重量7kg/所持金$160
クォータースタッフ(2kg $180/上質、魔術具):技能レベル13=叩き1D(長さ1,2)/叩き1D-1(長さ1,2)
ソフト・レザー(5kg $360/《強化L1》《防御L1》魔化)
パワーストーン(2点 $300)
移動力=5 能動防御=よけ:5(飛行中:7)/受け:8/止め:-
受動防御/防護点=2/2
帝国の魔術師団<第二の夜明け>のために全てを捧げるウィザードです。魔術師の巨大な夢(源初の創造神の元へ至る)をかなえるため、《大祈願》の呪文を習得し、積極的に魔術師団が行う《大祈願》の魔化儀式に参加しています。今のところ、判定でファンブルしてあの世逝きは免れてますw 戦闘では《浮遊》で上空を陣取って《火球》で射撃。基本それしかありません。
ルナル完全版のルールだと、ウィザードの種族セットが高すぎて《大祈願》の呪文習得までどうしても至らなかったのですが、このルール下であれば一応可能で、最低限の戦闘力も確保できそうです…まあ、この実力で冒険に行くのは無謀以外なんでもないんですが。
131.ヴぇry - 19/09/01 18:45:35 - ID:lDq4L4Urkw
おお、Duel the Moon 更新されていますね。
http://duelthemoon.starfree.jp/05_new_order/report00.html
>>130 《大祈願》用ウィザード
試みは面白いですが、気になる箇所があります。
《祈願》の前提呪文に「異なる15系統から各1種」が含まれているため、10系統だと《小祈願》で習得が止まってしまうと思います。
因みに第4版では《小祈願》の前提が《魔化》だけになっていたりします。
132.セティ - 19/09/01 19:39:10 - ID:AJGTC8UcqA
>>131
…あ。ほんとですねw すっかり抜けてました。
となると、火球の代わりに火炎噴射を習得し、呪文射撃と呪文噴射に入ってる5cpを呪文に回し…
ウィザードの祈祷師(総計100cp)
◆◆能力値 85cp
体力8(-15cp) 敏捷力15(50cp) 知力15(50cp) 生命力8(0cp)
◆◆特徴 25/-45cp
ウィザード(25cp)、使い魔/猫(情報共有、IQ7、精神感応、負傷共有/0cp)、誓い/至高なる輝きの地に至る(-15cp)、義務感/魔術師団<第二の夜明け>(-10cp)、魔術師の名誉(-15cp)、癖5つ(-5cp)
◆◆技能 25cp
呪文噴射(1cp/Lv15)、天使の召喚(0.5cp/Lv15)、天使の封印(0.5cp/Lv15)、神秘学(-/Lv15)、考古学(-/Lv15)、地域知識/ブラン=トルア周辺(0.5cp/Lv12)、礼儀作法(0.5cp/Lv14)
[呪文] (天使ブーメル封印/移動系+1)
痒み(1cp/Lv16)、敵感知(1cp/Lv16)、鉱物探知(1cp/Lv16)、空気浄化(1cp/Lv16)、発火(1cp/Lv16)、火炎(1cp/Lv16)、火炎変化(1cp/Lv16)、火炎噴射(1cp/Lv16)、水探知(1cp/Lv16)、魔化▼(1cp/Lv15)、小祈願▼(1cp/Lv15)、祈願▼(1cp/Lv15)、大祈願▼(1cp/Lv15)、毒見(1cp/Lv16)、体力賦与(1cp/Lv16)、光(1cp/Lv16)、幻影(1cp/Lv16)、弱点看破(1cp/Lv16)、間抜け(1cp/Lv16)、念動(1cp/Lv17)、浮遊(1cp/Lv17)、作音(1cp/Lv16)
◆◆装備 重量7kg/所持金$140
魔法の指輪($200/アクセサリ($50)、魔術具)
ソフト・レザー(5kg $360/《強化L1》《防御L1》魔化)
パワーストーン(2点 $300)
移動力=5 能動防御=よけ:5(飛行中:7)/受け:8/止め:-
受動防御/防護点=2/2
…結果、上空から火炎噴射(叩き/1D)をペナルティなしで放てる魔術師になりました。
もう完全に事務方の人で、火炎噴射は護身用ですなw
まあ《大祈願》使えるってだけで相当重宝されるので、食っていくには問題ないでしょうし、
こういうのが魔術師団に2〜3人いても不自然では…ないと思います。多分…
133.セティ - 19/09/01 19:43:26 - ID:AJGTC8UcqA
おっと。<杖>は削除したので「受け」はできませんね。失敬。
そういえばマジックを見て気付いたのですが、《小祈願》の前提として《魔化》が入っていて、その《魔化》に異なる10系統から各1種という条件が既に入ってるため、小祈願の前提条件はルール的に重複しています(小祈願は完全に魔化呪文なので、魔化を飛ばして小祈願だけ習得する事はできません)。なので第4版の処理は変更ではなく訂正だと思います。
134.ヴぇry - 19/09/01 20:00:15 - ID:lDq4L4Urkw
>>130
いっそのこと多重人格者にしてCPを工面するのはいかがでしょうか。
あるいは使い魔からの能力で新たな人格を植え付けられる(あるいはその切替を制御できる能力を獲得する)とか。
新しい人格を得る能力を与える使い魔としては奇形の双頭蛇などが考えられます。まぁ蛇自体が既に二面性を象徴する動物なのですが。
人格を切り替えるのに恐怖症や何かしらのスイッチとなる特徴を設定しておけば、ある程度の人格交代の機会を制御下におけます。
片方は魔化儀式にトラウマ持ちで、片方は冒険とか野外活動にトラウマ持ちにするなど。
恐怖症を利用して、望まぬ状況で不向きな人格になるのを可能な限り予防するとか。
ふと思いましたが、とてもとても長い髪を持つ魔術師は、その髪に触れている多数の者とは接触していると扱えます。これは何かに応用できそうですね。
135.セティ - 19/09/01 22:45:22 - ID:AJGTC8UcqA
>>134
私個人のキャラクター背景案としては…
そもそもこれだけ敏捷力と知力が高いキャラが、他に何かすることもなく《大祈願》だけ習得し、儀式に人生を捧げる事自体、かなり「異様な」事だと思います。なのでおそらく、このキャラクターは教団によって「大祈願専用」作られたホムンクルス的な存在ではないか?と。そうでないと、彼の経歴がさっぱり想定できません。
そこで役立つのが「死の秒読み」という特徴です。ホムンクルスですから、何かしら特殊な目的で作られても別に不思議ではないですし、寿命設定しておけば機密が外に漏れることもない…と、教団にとっては割と良い事尽くめです。そもそも《大祈願》の呪文自体、15レベルまでしか上げられない上に、失敗したら即ファンブルで6Dのダメージとか「死ね」と言ってるのに等しいペナルティがあります。ですから、貴重な「普通の」人材を消費するのは避けたいところなはずです。
これで不利な特徴1個だけで-50〜100cpほど稼げばCPを工面できるので、呪文の選択幅が広がりますし、一応一般ルール範囲内です(まあ、GMに許可取った方がいいですけどね)。ついでにGMが認めるならば、「秘密/実は人造人間である」も追加で獲得してCPを稼いでもよいでしょう。
136.削除 - 19/09/02 07:29:12
この投稿は削除されました
137.削除 - 19/09/02 09:21:55
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138.削除 - 19/09/02 12:16:54
この投稿は削除されました
139.削除 - 19/09/02 22:44:16
この投稿は削除されました
140.ヴぇry - 19/09/03 06:46:59 - ID:lDq4L4Urkw
>>136-139 削除申請。修正稿5
第4版由来も混ぜますが、幾つかの特徴を組み合わせてNPC用ウィザード追加セット案の例をば。
●儀式用人造人間 [0cp]
特徴:80/-80cp
["20] 特殊な背景/人造人間である(「前世の記憶」のように教師なしで技能を"思い出して"習得可能。また年齢の初期技能制限を解除)
["58] 追加疲労点L20(魔法にのみ適用できる-10%)
[""2] 専用アイテム/開始時標準的所持金額に収まる装備
["-5] 秘密/人造人間である(「社会的弱者/価値ある財産」は「秘密」がばれてから)
[-50] 死の秒読み/2年
["-5] メンテナンスが必要/要員1名/週に1度/生命維持装置として宿らせる下級天使を<〈天使〉の封印>で定期的に交換
[-20] 使命/創造主から常に/強制
●ハブイア(仮) [0cp]
儀式用人造人間へのさらなる能力パック。
暗躍する竜の技術提供によって作られた使い捨て儀式用人造人間。
名はシェムハメフォラシュ72神名の1つ「惜しみなく与える」を意味する天使名に由来。
特徴:279 /-279cp
["20] 知力+2
[""3] 追加疲労点L1
[168] 追加疲労点+L70(計-20%:魔法にのみ適用できる-10%、魔術刻印っぽいものが光る-5%、黒幕の竜の強制停止命令で無効化-5%)
["20] 特殊な背景/竜の縁者。特殊な知識や技術の恩恵を得られる機会がある。
["60] 記憶力L2
[""4] <〈天使〉の召喚><〈天使〉の封印><魔法理論><神秘学>を各1CPで習得
[""4] 《体力賦与》《生命力賦与》《体力回復》《体力供与》を各1CPで習得
[-50] 脆弱/自然に存在できない
[-25] 財産/どん底
[-20] 弱み/竜の攻撃の負傷4倍
[-20] 弱み/竜殺しの攻撃の負傷4倍
[-15] HP消耗/竜の血を毎日
[-90] 依存/竜の血を毎日
[-40] 食事制限/竜の血
[-15] 神の呪い/黒幕の竜の命令に逆らえない」(「血の束縛」のような感じ)
["-1] 人が変わる/黒幕の竜に命令される時に表層人格が凍結する(「無感動」ではない)
["-1] 変形部位/体のどこかに被造物の印(バーコード的概念)がある
["-1] アルコールに弱い
["-1] 二日酔いがひどい
141.紅葉 - 19/09/03 12:24:15 - ID:pJlrKZoqoA
>>140
東方キャラの悪堕ちかなにかですか?
142.ヴぇry - 19/09/03 23:03:30 - ID:lDq4L4Urkw
>>140-141
画像出典はこちらの立ち絵素材より
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=33498891
143.セティ - 19/09/04 03:12:52 - ID:AJGTC8UcqA
私が考えたホムンクルスは、以下のような感じです。
●パワーズ(強化ウィザード)種族セット 25cp
敏捷力+1、知力+1、生命力-2(+5cp)
特殊な背景/人造の強化人間である(20cp)
魔法の素質3レベル(35cp)
追加疲労点10レベル(30cp) 疲労点が+10される。
しぶとさ4レベル(20cp) 生死判定に+4修正。
生得呪文/《魔法感知》(4cp) 魔術具なしで使用可能。
<神秘学>と<考古学>を知力に等しいレベルで習得済み(6cp)
不妊(-5cp)
魔術具がないと呪文を行使できない(-20cp)
死の秒読み/2年(-50cp)
危険な使命/魔術師団/ほぼいつも(-20cp)
トルアドネス帝国領ブラン=トルアに本拠地を置く魔術師団<第二の夜明け>によって作り出された人造人間です。人間のウィザード素養者をベースに、魔術的な身体改造により大幅に身体強化されており、さらに教団に対して盲目的に服従するようにプログラムされています。
疲労点が+10されているため、単独で20点までの「手軽で危ない魔化」を行えます。これは主に「パワーストーンの生成」業務用です(パワーストーンは1回の魔化で20点疲労するため)。パワーズは普段、魔術師にとって必要不可欠なパワーストーン精製業務に携わっています。
さらにパワーズは、祈願系の魔化を最優先で学ぶように教育を施されます。教団がパワーズが生み出した最大の理由は、危険な儀式呪文《大祈願》の人員確保のためです。この魔化呪文は失敗すると儀式参加者である魔術師たちが高確率で死亡するため、貴重な魔術師という人材が、同時に何人も損耗するのを避けるために使われています。
《大祈願》の儀式が行われる際は、必ず補助要員としてパワーズが動員されます。儀式の長となる1人の教団魔術師を24名のパワーズがフォローする事で、80日(約3か月)で大祈願の呪文を行使できます。
さまざまな無理な改造を施した代償なのか、パワーズの寿命は2年あまりしかありません。パワーズは「生産」される段階で身体の年齢が決定されており、15歳の身体で製造されます。
<第二の夜明け>では、パワーズを50名ほど抱えています。儀式以外の業務は比較的緩やかで、表向きはちゃんと「1人の人間」として扱われています(遺伝子レベルで洗脳されているため、恐怖や恐喝によって精神的に追い詰める必要なし)。施設内では、ある程度の自由すらも認められていますが、教団施設から出る事は一切かないません。
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