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tyounekogami 2025年03月27日(木) 00:27:16履歴
なお、現代地球の人間社会にまぎれた人外が引き起こす怪異や、それを解決する超人的なPC達のキャンペーンを扱ったシステムにはすでにガープス妖魔夜行とその発展版である百鬼夜翔があり、第3版でクトゥルフ神話を再現するだけならそれらで十分事足りる(ハッキリ言ってクトゥルフ神話TRPGよりこちらの方が前に出ている上、世界観の詳細な設定さえあれば、ほぼ上位互換と言える。ルールの膨大さゆえに生じる煩雑さに目をつぶればだが)。
第3版英語版には「ガープス・クトゥルフパンク」(GURPS Cthulhu Punk)がありました。 原書表記由来の各データは誤字を大量に含むので注意(例えば「/」が「1」「i」になっていたり)。
クトゥルフ神話のクリーチャー・神格等の分類法に関しては「クトゥルフ神話的存在」参照。
関連:CoCからGURPSにコンバート
目次(❸がある項目は、第3版ガープス・クトゥルフパンクにデータが存在する物)
- どういう悪役が使いやすいか
- クトゥルフ神話からのサンプル
- クトゥルフパンクにデータが存在する下級生物(Lesser Creatures)
- ❸ビヤーキー / バイアクヘー(Byakhee)
- ❸宇宙からの色 / 異次元の色彩(Colour Out of Space)
- ❸黒い仔山羊(Dark Young)
- ❸空鬼 / 次元をさまようもの(Dimensional Shambler、ディメンショナルシャンブラー)
- ❸古のもの(いにしえのもの、Elder Thing/Old One)
- ❸盲目のもの / 飛行するポリプ(Flying Polyps)
- ❸無形の落とし子 / ツァトゥグアの無形の落とし子(Formless Spawn)
- ❸ガスト / ガースト(Ghasts)
- ❸ノフ=ケー(Gnoph-Keh)
- ❸イスの大いなる種族(Great Race of Yith)
- ❸ティンダロスの猟犬(Hound of Tindalos)
- ❸ミ=ゴ(Mi-go)
- ❸夜鬼(Night-gaunts、ナイトゴーント)
- ❸ネズミ怪物(Rat-Things)
- ❸外なる神の従者(Servitors of the Outer Gods)
- ❸ショゴス(Shoggoth)
- ❸クトゥルフの落とし子(Star-Spawn of Cthulhu)
- クトゥルフパンクにデータが存在するNPC種族(NPC Races) C114P
- 『GURPS Dungeon Fantasy』におけるCMB
- その他のクリーチャー(固有ページあり)
- その他のクリーチャー(固有ページなし)
- その他
- クトゥルフパンクにデータが存在する下級生物(Lesser Creatures)
そこで発生する超常的な怪事件を解決、あるいは巻き込まれたPCが生存・脱出するようなシナリオに登場する悪役としては、どのような仕掛けが向いているのであろうか。
ある程度汎用性があれば、夢の世界や並行世界に代表される異世界にも登場させやすいだろう。
筆者の私見だが、まず以下の性質を持つ悪役は上記の設定において使いやすいだろう。これらは妖魔夜行などでも典型例に組み込まれるほどよく使われる設定である。
- 人に化けるなど、人間社会に紛れ込みやすい能力を持つ。元が強力な種族なら、人間(0cp以下の種族テンプレート)への「変身」の基本コストは15cpですむ。
- 死体が残らなかったり、怪物形態では機械に映らないなど、ネットが普及した現代社会でもはっきりとした証拠が残り辛い性質。これは「透明」にあれこれ修正を加えれば再現できる。
- 神出鬼没であり、特定条件が揃わない限り、人間に目撃されない。これは「次元跳躍者」に修正を施したものや、その環境・移動経路に存在していても不自然でないものに「形態変更」したりできれば再現可能。
- 人間(やPCの守護対象)を襲わざるを得ない動機を持っている(可能であればPL側から同情も説得の余地もなく、場を盛り上げた後にPCに気持ちよく打倒される敵がよい)。
いずれも“世はこともなし”と表社会での平穏を維持したまま暗躍する怪異に向いている性質である。例え人間に化けられなくても、先人の残した前例やGMの発想次第でいくらでもこれらを補完する手段はある。例えば、悪役は動植物や物品や場所に化けれたり、普段は特定の道具内に封印されて必要な時だけ召喚されたり、大小問わず“異界”に獲物を引きずり込んだりする能力である。
人間に簡単に倒されるような悪役でない限り、できれば銃火器や爆弾への耐性も欲しい所である。
また、人間(あるいは言うほど超人的ではないPC)が立ち向かえる範囲の敵役ならば、何か人間や平均的PCがつけいることのできる大きな弱点を設定しておくべきであろう。
PCが警察だったり、怪異に立ち向かう最前線の勢力でない限り、悪役はそれらを掻い潜る能力を持っていないと、事件解決者はPCでなくとも良くなる危険性が生じる。これらは警察等を無能にするか、シナリオ舞台を「クローズド・サークル」(外界から隔離された環境)にすることで一応、回避できる。
最後に、悪役やNPCはセッションでPL達を楽しませるための“盛り上げ役(引き立て役)”であることを忘れないように。GMが魅力的な敵役として設定しても、輝くのは「主人公兼読者であるPC・PLという太陽」に照らされる月程度にとどめておいた方がよいであろう。悪役やNPCが、PC以上に輝くことにPL達が納得できなければ、それはGMの独りよがりとみなされてしまうからだ。
画像は主にマゼラン氏や「いらすとや」作。他は作者併記不用のフリー素材より。

ビヤーキー参照。

宇宙からの色参照。

黒い仔山羊参照。

空鬼参照。

古のもの参照。

盲目のもの参照。

無形の落とし子参照。

ガースト参照。

ノフ=ケー参照。

イスの大いなる種族参照。

ミ=ゴ参照。

夜鬼参照。

ネズミ怪物参照。

外なる神の従者参照。

ショゴス参照。
[[クトゥルフのNPC種族>クトゥルフの下級神話生物#NPC_Races]]以下の種族はすべて、人間の思考法にいくらか似た方法で推論し、人間のように文化とコミュニティを形成する、知性ある生物学的種族です。
また彼らは大雑把には人型です。したがって、これらは、クトゥルフの下級神話生物の「モンスター」としてではなく、種族テンプレートとCPを備えた人外NPCとして以下に説明されています。
以下の種族のいずれかに初めて遭遇すると、無修正のクトゥルフ神話恐怖判定が発生するはずです。
順番はアルファベット順。

深きもの参照。

グール参照。

ヘビ人間参照。
- アストラル・ゴースト(Astral Ghost)
- アストラル・スパイダー(Astral Spider)
- アストラル・ハウンド(Astral Hound)
- イビル・イントルーダー(Intruder)
- ヴォイド・ワーム幼体(Void Wyrm)
- カオス・ウーズ(Chaos Ooze)
- 狂気之球(Sphere Of Madness)
- 古邪触手(Tentacles!)
- 死之眼球(Eye Of Death)
- 星間からの悪魔(Demon From Between The Stars)
- 時の果ての監視者(Watcher At The Edge Of Time)
- 飛行イカ怪物(Flying Squid Monster)
- ファジー(Fuzzy)
- マインド・ワーパー(Mindwarper)
- Pスコーピオン(Pscorpion)。DΨというより「純粋な超能力」使い。
- アストラル・シング(Astral Thing)
- アストラル・ピラニア(Astral Piranha)。キャラクターというより怪現象。
- 忌まわしき頭骨(Horrid Skull)
- オディファイアー(Odifier)
- カオス・モンク(Chaos Monk)。厳密にはDΨ使いに対するハンター。
- 虚空のシャラク(Aloakasa as-Sharak)
- サイオニック・パラサイト(Psionic Parasites)。キャラクターというより怪現象。
- スカル・ファンガス(Skull Fungus)。キャラクターというより怪現象。
- ニューロイド(Neuroid)
- ノーブレイナー(No-Brainer)
- フィアー・シーカー(Fear Seekers)
- ブレインワーム(Brainworms)
- 並行同位体。キャラクターというより怪現象。
- 決闘者。キャラクターというより怪現象。
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画像出典:↑マゼラン | ↑のえも家 |
外なる神ウボ=サスラが産んだとされる蜘蛛の神。
姿は人間くらいの大きさの蜘蛛で、黒く輝く身体に赤い目、甲高い声で会話する。地球の地下世界ン・カイにおいて、覚醒の世界と夢の世界の間にある巨大な深淵を繋ぐ巣を織り続けている。
書き手に依って男性の場合と女性の場合とあるが、スミスの小説「七つの呪い」に登場した時は男性神で、ヴーアミタドレス山の地下の広大な空間でひたすら巣を張り続けていた。一説にはこの巣が完成した時が、世界が終焉する時なのだという。その為、巣作りを邪魔するもの、巣を傷つけるものには凄まじい怒りを見せる。
アトラク=ナカの崇拝に関しては知られていない。少なくとも人間の崇拝する教団はないだろう。アトラク=ナカは自らの作業の邪魔をされることを極端に嫌がる傾向があるからだと推測される。
従属種族はレッサー・オールド・ワン、チィトカア (Tch'tkaa) 率いる「灰色の織工(Gray Weavers)」。また「アトラク=ナカの娘」と呼ばれる、人間の娘を材料にした奉仕種族の存在が示唆されている。
ドリームランドで「レンのクモ」と呼ばれるアトラク=ナカの子供がおり、彼らはアトラク=ナカを崇拝しているという。すべての蜘蛛を操れるという話もあるがそれは疑わしい。
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画像出典:マゼラン | ホープ |
レンのクモはドリームランド(Dreamlands)に棲むアトラック=ナチャ(Atlach=Nacha)の子供であり、彼らのみがアトラック=ナチャを崇拝しているという。
紫がかったふくらんだ体に長い肢、通常のクモのような姿をしており、どんなに小さくても70センチ近くの大きさがある。レン高原の谷には彼らの巣があるが、かなりの大きさなのだと推測できる。
知能が高く狂暴な性格ではあるが、互いに協調することはないので共食いをすることがある。
もし彼らが協調して獲物を追い込むとしたら恐ろしいものである。
彼らが周りを取り囲み逃げ場のない状態にならないというだけでも少しは救いかもしれないが。
彼らの巣にかかってしまった犠牲者の死を待つ時間は恐ろしいものだろう。
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画像出典:マゼラン | 画像出典:ヨロズマル商店 |
古代ハイパーボリア大陸の原人種族。
■代表的な性質
- 琥珀色の毛むくじゃらで、3本指に鉤爪を備えた、野蛮で残虐な原始人的亜人種。
- 野獣を狩猟して生活しており、炎を使う迄の文化レベルには至っていない。犬のような遠吠えによって連絡する。
- 邪神ツァトゥグァを崇めており、これを模倣して地下を住処としている。
- ハイパーボリアのエイグロフ山脈の洞窟に住まう。ハイパーボリア王国の人間種族とは相容れない。ヴーアミ族の祖先は蛇人間によって奴隷にされていた。
- 地の神ツァトゥグァ配下のヴーアミ族は、大気の神ラーン=テゴス配下のノフ=ケーと激しい対立関係にある。蛇人間の奴隷を脱したヴーアミ族は、ハイパーボリアに先住していたノフ=ケーから領土を奪い取ってハイパーボリアに住むようになるが、新たに誕生した人類によって地下へと追いやられた。
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画像出典:↑マゼラン | ↑トモタカ | ↑RAINDROP | ↑たろろ |
触手と透過能力を持ち、地底に住む知的種族としてはルナルの〈多足のもの〉がいる。
■代表的な性質
- 外見の特徴は目のないイカに似ており、短い触手を持っている。なかでも長であるシュド=メル(Shudde-M'ell)は特に巨大である。
- 岩と地中を掘って暮らす。テレパシー能力を備えており、仲間同士で交信する他、人間の精神にも干渉する。
- 岩盤を掘り進み爆弾すら容易に耐える強靭な身体を持つが、水に弱い。また核爆弾の放射線を用いれば、長のシュド=メル以外は死ぬ。
- 繁殖力は低く、メスは僅かな数しか卵を産まない。そのためクトーニアンは自分達の卵と子供を必死に守る。幼生の間は炎で焼き殺すことが可能。
- クトーニアンはグハーンという、アフリカの都市の近くに封じ込められていたが、地殻を貫くトンネルを掘ることによって脱出し、世界中に広がった。
- ファイナルファンタジーのモンスター「マインドフレア」の元ネタ「イリシッド」のさらに元ネタ。
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↑画像出典:マゼラン | ↑トモタカ | ↑【素材中心】InfinityPiles (https://infinitypiles.booth.pm/) |
惑星・ザイクロトル(Xiclotl)生息するクリーチャーで、知能は低い独立種族。
その姿は、
- 一見すると樹木にしか見えないが、最上部に目鼻がなく、牙が生えた大きな口のみの頭部が存在する。
- 複数ある腕は本当の樹木のように枝分かれし、同じように複数ある脚は極端に短くなっている。
- 大きさが5mほどある太い筒の上部から丸い筒のような枝がいくつか分かれている。てっぺんを見ると目も鼻もなく楕円形の大きな口が開いている。
数少ない記載によると『シャッガイの昆虫怪物がザイクロトラン(「ザイクロトルからの怪物」とは別物)を発見するも、彼等の行いを見るや否や、ザイクロトルを発った』とされる。
極限のサディストであるシャッガイの昆虫怪物さえも、堪らず逃げ出すと言う事実が、ザイクロトランの異常性を如実に示していると思われる。
■代表的な性質
- 大量の触手を備え、獲物を捕らえる。
- 上部にある大きな口で獲物を喰らう。
![]() | 画像出典:パンダ=ヒロ氏 |
別名〈砂漠を忍び歩くもの〉。砂漠の洞窟に棲む亜人種族。容姿はコアラに形容され、荒れた肌と、異様に大きな目と耳を持つ。クトゥルフの落とし子(名前は出てこない)を崇拝する。
■代表的な性質
- ざらざらな肌は水の少ない環境でも保水するためである。昼間は洞窟に潜んでいて夜に狩りを行なう種族らしく、雑食性で何でも食べるという。
- 雄雌どちらも存在していて子育て期間がある。
- 人間には理解できない言語を使い意思疎通をしている。
- TRPGで扱いやすくするためか彼らは主にニャルラトホテプ(Nyarlathotep)、北アメリカなどの地域ではイグ(Yig)を崇拝しており、彼らの平均寿命が100〜150歳と定めている。かれらの司祭は400歳まで生きるというのは特別なものを食べているのだろうか。
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画像出典:いらすとや | 画像出典:マゼラン | 星乃だーつ グーテンベルグの娘 http://darts.kirara.st/ |
参考:Wikipedia、ニコニコ大百科、ピクシブ百科事典、
ミャンマー奥地のスン高原やマレー半島に住んでいるといわれている民族。トゥチョトゥチョ人、チョチョ人、トコトコ人など翻訳によって多くの表記がなされている。
祖先はチャウグナー・フォーンが自らを奉仕するために生み出した小人ミリ・ニグリが人間と交配することで誕生したとされ、齢7000歳を超える長老エ=ポオの指揮のもと、恐怖の湖に浮かぶ緑石で作られた都市「アラオザル」(Alaozar)に住み、地下に幽閉されているロイガーとツァールを崇拝している。
■代表的な性質
- 背が高いものでも1.2メートルほどしかない小人族である。ほとんど人間と変わらない姿をしているが、目はとても小さく、頭部は無毛で窪んでいる。
- アラオザルに近づくものをぎらつく剣で斬り殺してきたため周辺住民から恐れられている。
- ロイガーとツァール以外にもチャウグナー・フォーンやクトゥルフやハスター、シュブ=ニグラスなど様々な神を崇拝している。
- チョーチョー人には人間社会に適応した者も多くいる。それらは何かの事業に隠れて様々な神々を崇拝しながら社会進出しているらしい。
- 北アメリカには合法的に事業を隠れ身にするための「チョーチョー人の三合会」と呼ばれる3つの集団が存在している。
- チョーチョー人はそんなグループのなかで「ドクター・ドリーム」と呼ばれる黒蓮を売りさばいているらしく、幻覚剤としての作用として黒や白の錠剤として売りに出されているという。
- 北アメリカには合法的に事業を隠れ身にするための「チョーチョー人の三合会」と呼ばれる3つの集団が存在している。
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画像出典:マゼラン | 画像出典:パンダ=ヒロ | 画像出典:のえも家 |
■代表的な性質
- ニョグタはヘンリイ・カットナーの『セイレムの恐怖/The Salem Horror」』などで言及されている旧支配者である。
- ニョグタは巨大な漆黒のアメーバと形容され、召喚の呪文に応えて岩窟から這い出してくる存在である。
- 別名〈赤い深淵の狩人〉もしくは〈あってはならない存在〉、〈ありえべからざるもの〉。
- 地球の地下にある洞窟に棲んでいるといわれている黒い生命体である。姿は悪臭のする無定形でありアメーバ状、もしくは墨のような靄状の影として視覚されるといわれ、状況に応じて触手を伸ばすことも可能だという。
- 『ネクロノミコン(Necronomicon)』にはニョグタの退散する方法についての言及があり、バーチ=ビラージ(Vach-Viraj)の呪文とティックン(Tikkoun)万能液、そして十字架を組み合わせた儀式を行なうことによってニョグタを元の次元へと追いかえすことができるといわれている。
- ニョグタの落し子は旧支配者ニョグタと人間やグールが交配して生まれた落とし子である。
- ニョグタの落し子は産まれたときは人間や食屍鬼の形をしていることが多く見た目で判断するのは難しいが、大人に成長し中年になる過程で形が崩壊し無定形の存在になるという。それまで人間の姿をしているニョグタの落し子はカリスマ性のある力強い人物でありニョグタの意思に従いニョグタの教団の信者を集めるために行動するという。
- 見た目で判断することはほぼできないといっても良いが精密検査をすると人あらざる結果が現われる。そうしてわかったところでその変化を止めることはできないが……。この存在には血液の代わりに黒いねばねばした黒い液体が流れており、そこで見分けることができる。もしかしたら輸血をして液体を血液に変換することで変化を遅らせることができるかもしれないが果たして……。
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フリー素材 | フリー素材 | 画像出典:マゼラン |
クトゥルフ神話の猫を参照。
PCすべてを猫基準にした既存ルールとしては「ミステリアス・キャッツ」(第3版ガープス・パワーアップ参照)がある。
●家猫(House Cat)
愛玩用、使い魔、もしくはネズミ捕りとして飼われている猫です。
体力:4;敏捷力:14;知力:4;生命力:10
意思:11;知覚:12;速度:6;よけ:10;移動力:10
サイズ修正:-3;5kg
性質:「空中バランス」「戦闘即応」「飼育動物」「暗視5レベル」「四脚」「鋭い爪」「鋭い歯」
技能:<格闘-16><跳躍-14><忍び-14>
![]() | ←画像出典:いらすとや |
■代表的な性質
- 炎の精は地球から27光年離れた星フォマルハウト(Fomalhaut)に棲む炎クトゥグア(Cthugha)に付き従う光の小球で、別名クトゥグアの配下(The Minions of Cthugha)、〈炎をもたらすもの〉と呼ばれている。
- 彼らは生きている炎でありオーガスト・ダーレス著『闇に棲みつくもの/The Dweller in the Darkness』では天敵であるニャルラトテップ(Nyarlathotep)の拠点であるンガイの森(Wood of N'gai)を焼き払った。
- 炎の精だけが単体で召喚されるというよりはクトゥグアとともに数百、数千という炎の精が召還され、すべてを焼き払うといったほうが正しいのかもしれない。
- またフサッグァ(Fthaggua)にも付き従っていたという話もある。火の玉だったらすべて炎の精なのだろうか。
このページへのコメント
ティンダロスの猟犬って知力高かったんだ。
敏捷力と知力が逆かと思いました。
・・・ガープス(3版)変換値版ステータスもほしいです