汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所。 魔法関連ルールの編集者募集中!

主にフェイクトゥルフ用のクトゥルフ神話的存在CMB)です。一応、フェイクトゥルフでは「妖怪」扱いです。俗に言う「ケンタウロス」の試験運用を兼ねたページです。ヘビ人間と関連付けられているのは、彼らが世界中の神話や妖精伝承と紐づけられた、生命創造・改造できる種族だからです。

ケンタリス(Kentaris)

 ケンタリスとは、女性ケンタウロスのようなCMBを指します。その種族名はケンタウロスの女性形「ケンタウリス」(古代ギリシア語: Κενταυρίς, Kentauris)およびその複数形「ケンタウリデス」(古代ギリシア語: Κενταυρίδες 、Kentaurides)を省略したものです。
  • ケンタウロス(Centaurus)についての主な参考文献はWikipediaピクシブ百科事典ファミ通参照。
  • ケンタウリス(Kentauris)についてはWikipedia参照。英語では、セントウレス(Centauress)がより一般的ですが、セントウレル(centaurelle)やセントウレッテ(centaurette)が使われることもあります。

 ケンタリスの起源はショゴスに「馬に似た神格」および「後に馬に進化する古代生物」の遺伝子情報(霊的因子含む)を取り込ませた蛇呪の婢とされています。クトゥルフ神話においてヘビ人間が魔女や妖精伝承の起源の一端となったように、ケンタリスもまた人馬伝承の起源になったとされます。
 下半身が馬ではなく、哺乳類の捕食獣版の種族にはウルマルスがいます。

目次


生態

ケンタリスの代表的な性質
 ケンタリスは下半身がウマに似た種族です(馬・ロバ・ラバの能力に関してはそちらを参照)。
 かつてヘビ人間と共に栄えていた頃(約2億年以上前)は、大型爬虫類に似た体肢6本以上の姿だったそうですが、現在はケンタウロスの姿をしています。有史以後の人馬としての遺伝的形質は体の大きさ(重量級、中量級、軽量級)と毛の色が主です。ケンタリスが呪いの進行によって女性しか生まれなくなったのは100年前ほどと、かなり最近の出来事です。
 なお、他の亜人種と比べてもケンタウロスの肉体構造は生物として歪かつ不便な箇所が多いです。特に文明もつ亜人として(その体格に対し)が短く、それを補うほどの肉体の柔軟性はない点が挙げられます。そのため、それを補完できる異能の有無は、生態に大きな影響を与えます。

  • 異能の有無関係なしに共通する性質。
    • 主な住処はドリームランドの平原です。一応、森や山岳地帯にもいますが、広く平らな土地でなければ住みづらいようです。
    • 力が強く馬と同等以上の速く長い移動能力を持っています。そのため、狩りをする際には草食動物を追いかけて捕らえることができます。
    • 上半身が人間のように発達しているため道具や武器を扱うこともできます。さらに、その身体能力を利用して戦闘技術を磨くこともあり、特に騎乗戦においては戦士として優れた資質を持ちます。
    • 通常の馬と異なり、人間と同じ食物も食べれます(ただし必要量は倍以上です)。食事は植物、果物由来のもののみでも生きていけますが、栄養効率は雑食より落ちます。
      • 二つある胴体には、発達した消化器官が詰まっています。これにより草食であっても馬よりもカロリーを効率的に吸収することができます。
    • 馬の視力は0.6〜0.8ほどですがケンタリスは人間と同等以上の視力を持ちます。
    • 種族の特性として音や、衝撃に敏感です。幽霊を怖がったり、周囲状況に敏感な者も多くいます。またその感覚を鍛え上げれば、いわゆる第六感として機能するそうです。
    • 乳房は人・馬部分双方にあります。性器は馬の下半身側にのみあります。妊娠した場合は馬の胴体が膨らみます。

  • 異能がない場合の種族的特徴は以下のものです。「※」のは異能によって欠点が補完される箇所です。
    • 同じ一族で群れを成して行動する傾向があります(平安時代の源氏と平家のような)。ドリームランドでは戦士団が形成され、傭兵として生きる部族が増えていきました。
    • 群れとしての行動を重視する歴史があり、戦士の家系では行軍においてついていけないものは処刑される場合すらありました。
      • 逆にそういった家系は、孤児を引き取り、名と役割を与えて一族の助けとする文化も育っています。
    • 運動機能が発達している関係上、大量の汗をかきます。塩分補給は欠かせません。※
    • 体格に対して呼吸部位が小さいため、馬と比べて酸素吸入効率は落ちます。※
    • は長距離を定期的に移動する行軍、遊牧などであればちょうどよく削れます。しかしそうでなければ、専門家による装蹄が必須となります。※
    • 文化圏が重複する場合、武器や蹄鉄の製造ができる種族とは親しく付き合う傾向があります。
    • その体格に対してが短いため、肉体の柔軟性を維持できなければ、自身の身支度(特に下半身周り)もできなくなります。※
    • 体の構造が独特のため、適度な運動やストレッチをしなければ、柔軟性を維持できません。足元や後ろ足付近の手入れもするために、肉体の維持は大事。※
      • 上記のために子供の頃から美しい姿勢を保つ矯正具などがあります。
    • 出産時の赤ん坊は、産道を通りやすくするために、馬の前肢部分がかなり小さくなっています。生まれてから直ぐに馬の前肢はケンタウロスらしい大きさに成長していきます。※

  • ケンタリスはケンタウロスとは異なりショゴスが元になった種族のため、上記の欠点を些細な異能によって補完できます。
    • 馬よりも小さい呼吸部位でも十分な酸素吸入効率を稼げます。それどころか、上半身にも肺があるため、馬よりも多くの酸素を蓄えられます。
    • 食事は植物由来の物のみでも十分生きていけ、栄養効率は馬よりも高いです(特に消化が早いです)。
    • 体をわずかですが伸び縮みや変形させることができます。これによって、を自分の後ろ脚や尻に届けさせたり、人型の上半身のみをほぼ後方に向けることもできます。
    • 通常の馬と比べてそこまで汗をかかず、新陳代謝由来の身支度はだいたい自分で整えることができます。蹄の手入れもさほどいりません。
    • 馬ほどの視野は無くても、鋭い感覚で事実上の「広視界」を持っている者も少なくありません。ケンタリスには「ESPの能力」に挙げられるような超感覚を使える者も多くいます。

亜種・個体差:
  • 亜種の主な大別基準は、イグ神の呪いの進行具合と、属している文化によるものです。例えば以下のもの。
    • 古代種:恐竜や大型爬虫類に似た下半身を持つ。体肢の数が8本以上ある者もいる。ケンタリスの発生起源は馬より早く(馬はおよそ約5600万年前)、太古のヘビ人間の眷属だった際(約2億年以上前)の名残を残している者。現存している者は極めてまれとされます(そのほとんどはヘビ人間の魔術師と共に永い眠りについています)。
    • 潜伏種:人間に擬態でき、人間社会に潜伏できる種です。
    • 召喚種:召喚獣として使役される情報生命体としての種です。
    • 蛮族腫:ギリシア神話の一般的ケンタウロスのように、蛮族的な種です。ケンタリスとしての技術や異能をほぼ失っています。
      • 賢者種:ギリシア神話のケイローンのように、優れた知性と知識と芸術的センスを持つ種です。蛮族種の中に極まれに現れます。
  • 馬・ロバ・ラバのような違いもありますが、大別は重量級・中量級・軽量級として大きさが基準になることが多いです。重量種(成人身長約2m)と軽量種(成人身長150cm)の差はそこそこ大きいですが、種族としては同じです。
  • 赤ん坊のころに馬の前肢部位を切り落とすと、サテュロスやパン(人間同様四肢があるけども下半身がヤギ)のような種族になると言われています。
命中部位表

ケンタリスの基本性質

種族テンプレート「ケンタリス基本セット」[+200cp]

--[200]「[[種族テンプレート]]/[[ケンタリス基本セット>ケンタリス#basic]]」
種族テンプレート/ケンタリス基本セット」[+200cp]

レンズ「イグ神の呪い」[-150cp]

イグ神の呪い」参照。

ケンタリスの種族大別

 ケンタリスのCP総計は一般に200〜400cp級を想定しています。ただし、フェイクトゥルフにおいては、おおよそPC妖怪と同額の400cp〜800cp級の者も珍しくありません。
 なお、各「種族テンプレート」「レンズ」に含まれる「弱み」「苦手」は、種族の物であり所持数上限はありません。つまりそれらは、個性として取得する分の数には計上されません。

古代種[+200cp]

--[+200]「[[レンズ]]/[[古代種>ケンタリス#ancient]]」

 ケンタリスが馬的な姿になる前の種です。イグ神の呪いによる退化を受けています。馬型以前の姿は、体肢が6本以上の合成獣的な外見で、様々なバリエーションがあります。巨大爬虫類のようなものもいれば、キメラ的悪魔然としたものもいます。いずれも現代のケンタリスよりも大型で、並の巨体がほとんどです。
 彼らは文明繁栄していたころのヘビ人間に創造され、その労働力として仕えていました。古代種もヘビ人間の技術を一部引き継いでおり、多くの異能を持ちます。古代種は不老です。
 現存する古代種のほとんどは古代のヘビ人間魔術師の従者として共に永い眠りについています。

レンズ/古代種」[ +200cp ]


遊牧種[-50cp]


 主にドリームランドの平原に生息している種で、低文明レベルのケンタウロスとの交雑種です。イグ神の呪いにより、ケンタリスには男性が生まれなくなり、今やケンタウロスと同化することで、種を存続させています。彼女らはヘビ人間からほとんど独立し、サブカルのファンタジーものでイメージされる古典的ケンタウロスと似たような生態・文化を持ちます。そのため、かつて持っていた多くの技術・知識・異能・文明の利器を失伝しています。賢者でない限り呪文すら使用できなくなっています。以下に古典的ケンタウロスの設定例を述べます。

 古典的ケンタウロスは「一般」と「賢者」の2種類に大別されます。「一般的なケンタウロス」と「ケンタウロスの賢者」の対比は、ギリシア神話に由来しています。そこでの種族傾向は、高等教育の頂点を占める少数の傑物(特にアキレスの家庭教師ケイローン)を擁する暴力的で野蛮な遊牧民として描かれていました。この両極端な傾向を含みながらも、ケンタウロスは非常に分かりやすい種族と言えます。彼らは荒くれ者にもなりますし、賢者は善人になります。
 ただし、GM がこれらのテーマに取り組むことができるいくつかのバリエーションがあります。
  • 才能のあるケンタウロスは学問の道を捨てて、民の指導者になるかもしれません。そのような人物は間違いなく偉大な英雄および将軍となり、民族をより優れた軍事的・政治的勢力に組織化できるかもしれません。
  • 才能のあるケンタウロスは優れた吟遊詩人にもなるでしょう。
 別の可能なバリエーションとして、ケンタウロスの集団が遊牧生活を放棄し、農民や商人として人間の中に定住する可能性があります。このような取り決めは、ケンタウロスと人間が新秩序を構築・理解しようと奮闘する中でのロールプレイングに魅力的な可能性を提供するでしょう。時には衝突と失敗と理解が混ざり合い、PCには中立調停者として行動する機会が与えられるでしょう。ケンタウロスは森や平原の妖精(エルフやシルフなど)に対して良い反応修正を持ちます。パンのような妖精は+1、ユニコーンのような馬型幻想種は+2です。他の種族に対しては普通に反応します。一般的ケンタウロスは、優れた警備員、傭兵、凶悪犯、荷役、そして相棒になりえます。また、キャンペーンがケンタウロスが住みやすい国に限定されている場合、彼らは良い敵役にもなります。
 ケンタウロスの賢者となるには、少なくとも知力14を持っている必要があります。普通は魔法適性と叡智を備えています。彼らには学者や科学者が何人もいるでしょう。ケンタウロスの賢者は良き教師や情報源であり、優れた後援者です。彼らはしばしば一行に海を越えさせ、地下、山の頂上、虹の向こう、または長老のいる他の場所に送ります。ケンタウロスからちょっとした知識を得るだけでも、何かしらの「おつかいイベント」が起きることもあるでしょう。
 ケンタウロスは人間の頭と腕、馬の体、脚、尾を持っています。彼らの上半身は通常の人間よりも若干大きいです(身長は通常より20〜30cmほど高く、体重は人間の8倍ほどです)。上半身には毛がほとんどありませんが、メスは長くて絹のような房を持っていることがよくあります。下半身は黒、茶色、灰色、まだら、イチゴ、さらにはパロミノの場合もあります。 
 古典的ケンタウロスには裸のタブーはありませんが、外陰部に衣服を着ていることがよくあります。保護、暖かさ、または装飾のための者が半分でしょうが。どういうわけか彼らは帽子をかぶることがほとんどありません。彼らは下半身には何も着ません(おそらく、非常に寒いときに毛布を着るのは例外です)。古典的ケンタウロスにとって、馬具(サドル、ハーネス、くびきなど)を身につけるという考えは特に不快なものです。古典的ケンタウロスの賢者は習慣的に頭を剃ります。
 古典的ケンタウロスは〈動物使役〉〈跳躍〉〈ランニング〉〈生存/平原〉技能を持っていることが多いです。ケンタウロスはほとんど疲れを知らずです。
 ロバの下半身を持つケンタウロスはオノケンタウロスと呼ばれます。彼らの上半身は非常に毛深く、ロバのような長くて毛むくじゃらの耳を持っています。
 ケンタウロスは平原を移動する狩猟者です。彼らは頑丈な種族であり、文明やその快適さをほとんど利用しません。
 ケンタウロスは野生的で自由です。彼らは食事に関して抑制のあらゆる試みを我慢しません。そうであっても、彼らは基本的には善人です。彼らはお互いを気遣い、困っている見知らぬ人に対しても親切です。古典的ケンタウロスはかなり原始的な生活をしており、人部分の腹を養うために狩猟や釣りをし、馬の半身のために野草を集めています。ほとんどのケンタウロスは、すべての個人所有物を 1 つのパック、またはポーチに入れて持ち運ぶことができます。
 ただし、この原始主義には興味深い例外があります。ケンタウロスには定命者種族の中で最も著名な賢者や学者を輩出しました。およそ 1000頭のケンタウロス牡馬のうち 1頭は、他の牡馬よりもはるかに優れた鋭い知性を持って生まれます。これらの学者は特に自然主義と哲学に優れていますが、ケンタウロスは偉大な預言者だけでなく、治癒、神学、オカルティズム、芸術、建築、軍事科学の著名な専門家を輩出しています。ケンタウロスの賢者は、彼(または彼女、女性の学者はさらにまれですが)の坊主頭と白いチュニックによって簡単に識別できます。学生のチュニックは純白ですが、正規の賢者は青い房飾りを身に着けています。学者たちはケンタウロス社会における唯一の呪文使いであり、彼らの魔法は秘術の断固とした研究というよりも、より日常的な研究の神秘的な副産物です。ケンタウロスが魔法の研究だけに専念することはほとんどないでしょう。
 ケンタウロスの戦士は軽装で、せいぜい硬化した革を着ているだけです。彼らが好む武器ショートボウです。彼らはしばしば重い木のを持ち歩いています。学者は旅の際、道中の危険から身を守るためにショートソードを持ち歩くことが多いです。成人したケンタウロスのほとんどは、少なくとも基本的な武術技能を理解しています。ケンタウロス族には芸術に費やす時間がほとんどありません。賢人の中の偉大な芸術家でさえ、自分のスタイルやメディアを他の種族の伝統から取り入れています。ケンタウロスの歌は、感動的で記憶に残るものですが、本質的には原始的でリズミカルです。
 一般的なケンタウロスは非常に率直です。彼らは礼儀正しい芯を持った喧嘩屋で、時には貴族さえもそうです。
 ケンタウロスをプレイする際の主な欠点は、そのサイズと形状です。ステルス性を重視するパーティーは、ケンタウロスの仲間を必要としません。同様に、ケンタウロスは、海、地下、砂漠、非常に深いジャングルや森林、山登り、さらには高所で長時間過ごす冒険では危うい足手まといとなるでしょう。プレイヤーはケンタウロスPCを設計する前に、これらの制限を真剣に考慮する必要があります。
 ケンタウロスはかつて賢い森妖精(例えばエルフ)から話すことを学び、その短縮された方言を自らの言語に使っています。ケンタウロスには短い名前が1つだけあります。彼らの宗教は教師種族の信仰を簡略化したものです 。もちろん、学者たちは教育元の神学の詳細をより理解することができます。一部の一族は人間の信仰に改宗しましたが、森妖精の影響は依然として残っており、最も顕著なのは、種族間に見られる高度な宗教的寛容さです。
生態:
 ケンタウロスは平原に住んでいますが、牧神や文明持つ森妖精(ウッドエルフなど)が住んでいる森の近くでも群れを見つけることができます。森妖精によって発見されたとき、ケンタウロスは獣のように暮らしていました。森妖精は彼らに工芸技術、言語、哲学を教えました。ケンタウロスが森の種族に数えられるのは、ケンタウロスと森妖精との間のこうした古代の密接な関係のためです。ケンタウロスは毎日魚を釣ったり、小さな獲物を狩ったりします。彼らは定期的に狩猟隊を派遣して、より大型の獲物であるシカ、野生の牛、イノシシを探します。これらのパーティーは、ライオンや同様の大型捕食者から仲間を守ることにもなります。ケンタウロスは毎日、馬部分用に大量の草を集めて食べなければなりません。この生活様式では、十分な量の放牧と獲物を常に入手できる必要があります。本当に厳しい冬は部族にとって悲惨な結果となる可能性があるため、移住は穏やかな気候にする傾向があります。
 ケンタウロスは一夫多妻制です。最も重要な種牡馬には数頭の牝馬がいますが、若くて攻撃性の低い雄には一頭もいません。女性は妊娠期間が長く、出産は通常単身です。野生の危険により、ケンタウロスの子供の数はさらに減少します。このため、牝馬は生涯にできるだけ多くの子供を産むことが期待されています。ケンタウロスの部族は「育成」プログラムを通じて頻繁に子供たちを売買してます。これにより、人種は遺伝的に健全で相互依存した状態に保たれます。子供は乳離れしてすぐに里親に出され、成人に達するまでにいくつかの部族で時間を過ごします。ケンタウロスは 15歳で成人とみなされ、通常は50歳で老化が始まります。
 オノケンタウロスは非常にまれです。彼らはいとこたちよりも賢いが(賢者は生まれません)、ケンタウロス族の自然な才能に欠けています。彼らは野生で生き生きとしています。そのため、彼らは通常、人間社会で暮らし、運転手や労働者としての仕事に就きます。それは、彼らの社会における地位が低く、家格が低いからです。その外見から、ケンタウロスも人間もオノケンタウロスを見下す傾向があります。しかしこの民族はそのような軽蔑に値しません。彼らは誇り高く私的な民族であり、尊厳を持って自分の運命に耐えます。ケンタウロスとオノケンタウロスの交配は知られていますが、非常にまれです。このような個体は両方の種族の最良の特徴を兼ね備えていますが、ラバやケンタウロスから予想されるように、彼らは不妊です(ただしケンタリスは例外です)。
文化:
 ケンタウロスの文化は遊牧的で分散化されています。この移住生活種族は恒久的な建造物を建設せず、最も厳しい天候にも耐えることを選択します。ほとんどの部族は一定のパターンで渡り歩いています。これらの長距離移動の中には、1500kmを超えるものもあり、完了までに5年以上かかる場合もあります。12年に1度、すべてのケンタウロス部族がいくつかの伝統的な集会場所の1つに集まります。多くの交易、養育、結婚が行われ、盛大な祝賀が行われます。さまざまな人種の商人や芸能人が商品を売りに来ます。祭りは約6週間続きます。
 典型的なケンタウロスの部族は20〜200人の個体で構成されます。部族の伝統的なリーダーは鍛冶屋です。ケンタウロスの鍛冶屋は皆、小さな鍛冶場と金床を持ち、それをトラヴォワ(運搬用そり)や小さな荷車で牽引して移動します。引き手は通常、鍛冶屋の若い見習いか、下級職人か苦行者です。鍛冶屋の重要性は簡単にわかります。良い靴と狩猟用の武器はケンタウロスの生活様式に不可欠です。鍛冶屋はコミュニティの財布の番人でもあり、コミュニティの唯一の主要な外部需要である鉄と鋼を他種族と物々交換するのが彼の義務です。鍛冶屋は紛争を解決し、地域の儀式を司り、通常は種牡馬の中から軍長と主任狩猟者を任命します。最小部族では、3つの役職すべてを同じ人物が兼ねるかもしれません。より大きな部族では、両方の種類の副族長が数名存在することもあります。ケンタウロスに王はいません。理論上はすべての鍛冶屋は仲間ですが、実際には最大部族のリーダーが最も大きな権限を持っています。若い種牡馬はコミュニティ内で何の地位もありません。地位を獲得するには、若者は何年にもわたって戦いと狩猟で自分の実力を証明しなければなりません。年上の男性に挑戦することで、このプロセスをいくらか早めることができます。このような戦闘は非武装で行われ、両者はどちらかが少なくとも片膝を地に着くまで格闘します。戦闘によって致命傷が発生したり、重大な損害が発生したりすることはほとんどありません。最大の危険は足の骨折です。足を骨折したケンタウロスは水辺に放置され、部族に捨てられました。多くの者は自ら命を絶つことを選択します。
 時々、若い種牡馬が傭兵としての富を求めるために部族から完全に離れることがあります。これらの個人は、人間またはドワーフのパーティと合流することもあります。ケンタウロスは、スピードが要求される場合には2本脚の仲間を乗せることを許しますが、騎兵として戦うことはありません。戦闘現場に到着すると、騎乗者は馬体から降りて別々に戦います。
ケンタウロスの学校:
 賢者は幼い頃に見出され、ケンタウロスの学校に送られます。同様に、若い学生は多くの部族間で育てられ、若い学者は何人かのマスターに師事します。学者は20歳を機に独立し、知識と経験を求めて放浪します。10年から40年後、放浪の学者は賢者となり、自分の学校を設立するでしょう。これらの学校のマスターは通常1人だけで、2人または 3人を超えることはありません。一度に6人以上の生徒がいることはめったにありません。学校生徒には若いケンタウロスに加えて、若いエルフや人間の貴族が含まれる可能性があります。これらの種族はケンタウロスの学校を、マスターの学識のためだけでなく、子供たちに忍耐力や自然のあり方を教える野外環境としても高く評価しています。ケンタウロスの学校は完全に移動可能で、年に2〜3回移動します。通常、そうでないものを保護するには、軽いテントや仮設会場しかありません。ケンタウロスの生徒たちは風雨から逃れます(ただし、時には学校が洞窟や同様の自然保護区で冬を過ごすこともあります)。
政治:
 人間と共存した多くのケンタウロスは、人間の王国のまばらに開いた地域に定住しています。彼らは優秀な荒野偵察員として評価されています。人間の農民や入植者がケンタウロスの土地に侵入するというトラブルが発生します。ケンタウロスは他のすべての種族よりも森妖精やその先祖を尊敬しています。彼らはフォーン(パンやサテュロス)、ドライアド、エリロン、その他エルフ種族の伝統的な同盟者たちと仲良くやっています。予想通り、彼らは他の知性持つ馬の種族、エグザルテッドホースやユニコーンと仲良くやっています。彼らはドワーフと多くの取引を行っていますが、通常は仲介者を通じて行われます。四本足の種族はドワーフの洞窟にはあまり適していないからです。ケンタウロスには、侵略国、特に領土をめぐってケンタウロスと頻繁に戦争をする遊牧平原のオークを除いて、特定の人種的な敵はいません。
レンズ:
--[-50]「[[レンズ]]/[[遊牧種>ケンタリス#nomads]]」
 大抵はさらに「TLが低い」を持ち、TL0TL3程度の文明レベルしかありません。

[-50]「レンズ/遊牧種

まだ


その他


代表的能力

武具

 ケンタウロスの体形に合うは上半身は人間の「鎧表」の物を、下半身は「馬用鎧表」を用います。ただし、そのままではケンタリスの肉体的柔軟性を損なうでしょう。GMが許可するなら武具を「収納式」付き「専用アイテム」として購入し、瞬時に召喚し身に着けさせることができます。

よくある特徴

  1. [ 1]「浅学技能/以下の技能8つの技能なし値+1」
  2. [ 1]「浅学技能/以下の技能4つの技能なし値+2」
  3. [ 1]「浅学技能/以下の技能2つの技能なし値+3」

よくある技能

究極のNPC万能技能には以下のものが含まれていることでしょう。
  1. [ 4](E/DX+2)〈格闘
  2. [ 4](A/DX+1)〈相撲
  3. [ 4](E/DX+2)〈特殊攻撃/Lv〉
  4. [ 1](A/DX-1)〈ランス/Lv〉
  5. [ 1](E/DX+0)〈//Lv〉
  6. [ 1](A/DX-1)〈/Lv〉
  7. [ 1](A/DX-1)〈/Lv〉
  8. [ 1](E/DX+0)〈武器投げ/槍〉
  9. [ 1](A/DX-1)〈投げ縄/Lv〉
  10. [ 1](A/DX-1)〈ボーラ/Lv〉
  11. [ 1](E/DX+0)〈早抜き//Lv〉
  12. [ 1](E/DX+0)〈跳躍/Lv〉
  13. [ 1](A/DX-1)〈乗騎/Lv〉
  14. [ 1](E/HT+0)〈宴会/Lv〉
  15. [ 1](E/HT+0)〈歌唱/Lv〉
  16. [ 1](A/HT-2)〈ランニング/Lv〉
  17. [ 1](A/HT-2)〈行軍/Lv〉
  18. [ 1](E/Per+0)〈釣り/Lv〉
  19. [ 1](A/Per-1)〈生存/平原/Lv〉
  20. [ 1](A/Per-1)〈生存/森/Lv〉
  21. [ 1](A/Per-1)〈生存/山岳/Lv〉
  22. [ 1](E/IQ+0)〈地域知識/国家規模/Lv〉
  23. [ 1](A/IQ -1)〈動物使役/馬/Lv〉
  24. [ 1](A/IQ -1)〈鍛冶屋/TL3/鉄/Lv〉
  25. [ 1](A/IQ -1)〈航法/TL3/地上/Lv〉
  26. [ 1](H/IQ -1)〈自然知識/地球型/Lv〉
  27. [ 1](H/IQ -1)〈天文学/TL3/天体観測/Lv〉
  28. [ 1](A/IQ -1)〈天候予測/TL3/Lv〉

走行能力

 ケンタリスの代表的な能力と言えばまず、その走行能力が挙げられます。彼女らは背に何かを乗せて長距離を移動する能力に秀でています。
 肉体的な行動にはさらなる努力を加えることもできます。
 「高速移動/地上」「超跳躍」はもちろんのこと、優れた急加速や急制動を使いこなし、慣性の法則さえ無視する超機動の再現には、《向き変え》や「アクションにおける宇宙パワー:高速移動」が参考になります。
 超常能力を用いて、「壁にはりつく」「水上歩行」「空中歩行」《草中歩行》を使う者もいます。
体当たり
 体当たりを強化するにはHP移動力を強化したり<相撲>の補正を使います。ランス・チャージには「武装タックル/ランス」を用います。停止状態から最高速度で急発進する(あるいはその逆)には、「高速移動」に「宇宙パワー/瞬間加速」を施したものを使います。破壊的なオーラを纏うなら、「受け不可」「無形」付き「特殊武器」か、「白兵攻撃」「オーラ」付き「特殊攻撃」を用います。

 体当たりの威力はサイコロ「(自分のHP×速度)÷100」個分のダメージ(端数切上)です。一般的なケンタリスHP22、移動力16)なら威力4dです。すでにある「高速移動/地上/1L」に「宇宙パワー/瞬間加速」+50%を施すなら、差額の10cpを払います。これにより、いきなりトップスピードで体当たりを行えるようになります。この例でいうなら、「高速移動/地上/2L」の体当たり威力は7d、3レベルなら威力15dです。

身体制御

 ケンタリスがケンタウロスより勝っている点は、呪文使いの多さ以外にも、(ショゴスから生まれt種故の)自身への制御能力です。これにより、ケンタウロスが持つ「人が手入れしないと成り立ちづらい生態」をカバーできます。
 自身の身だしなみを整える際にも必要な「身体の柔軟さ」は「柔軟」で再現します。腕が長い場合は「追加の腕」の特別増強長い」を特徴化するか、「部分的/」を施した「伸長」で再現します。
 体毛や「」の手入れなどは《散髪》《清掃》《空気浄化》でこなせます。
 自身の代謝をも制御する場合は、「代謝制御」〈肉体制御〉で再現します。

妖精の力

 ケンタリスは風や森の妖精の力を借りた異能(特にESPのような知覚能力)を持つ者もいます。
 「広視界」だけでなく事実上の「全周視覚」を持てば、いちいち振り返らずとも背の積荷や後方の敵を目視できます。
 予言の技は「未来予知」や《神託》などで再現します。
 薬師や吟遊詩人としての能力は、妖精とも相性が良いでしょう。

薬草術

 ケンタウロスの賢者ケイローンは、優れた薬草術の使い手でした。これらは、〈草木秘伝〉や〈伝統療法〉や植物系呪文や、薬草を媒介にした治癒系呪文霊薬で再現します。「魔法材料」ルールや「ケルト式木製呪具」なども参考になるかもしれません。

弓術・馬術・狩猟術

 射手座に語り継がれるように、ケンタウロス(特にケイローン)は優れた弓使いで狩猟者でもあります。
弓術
 優れた射手は「英雄的射手」を持っていることでしょう。速射弓ルールや、【DWA/】も活用します。自分を乗騎代わりにした【後方射ち】は「柔軟」などを要しますが、移動攻撃として処理します。
 〈早抜き/矢〉を用いた複数回の早抜き異なる姿勢での早抜きも活用します。矢の残弾処理が面倒なら、矢筒に《豊饒の角》をほどこします。
馬術・運搬能力
 ケンタウロス自体が馬の代わりなので、馬術に関しては〈乗騎〉を用います。もしもケンタウロスが馬に変身するなら「変身/馬」か《動物変身/馬》か『獣化薬』を用います。
 運搬能力には「追加荷重体力」や「ペイロード」(恐らく「積荷が露出」付き)を用います。また呪文荷重軽減》《進軍》や霊薬荷役薬』『耐久薬』も活用されます。

伝説の賢者

 ギリシア神話の賢者ケイローンに因んだ性質です。ケイローンは見た目こそケンタウロスですが、一般的なケンタウロスは異なる出自を持ちます。ケイローンの父はティターン(タイタン)の王にて時の神クロノスで、母は菩提樹の女神ピリュラーです。ケイローンは太陽神アポロンから音楽、医学、予言の技を、月女神アルテミスから狩猟を学んだといいます。ケイローンはヘラクレスやカストルら英雄たちに請われて武術や馬術を教え、英雄イアソンやアクタイオンを養育し、医神アスクレピオスには医術を授けました。ケイローンは英雄アキレウスの師でもあります。射手座および弓を持つケンタウロスのモチーフは知恵の象徴であるケイローンに由来しています。
 ケイローンの「英雄の教師」という性質は、希少ながらもケンタウロスが持つ亜人種随一の特性でもあります。
 余談ですが、ケイローンの苦手な物はヒュドラ毒です。この毒矢のせいでケイローンは自らの不死を放棄するほど苦しみましたし、多くのケンタウロスを殺した毒でもあります。そしてこの毒矢を武器にし、ケイローンに誤射してしまったヘラクレス自身の死の主因でもあります。

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第1章キャラクターの作成

キャラクターの作成
キャラクターのタイプ
利腕/逆腕/左利き
機械と疲労

第2・3章:特徴

特徴(第4版特徴一覧)
汎称特徴鋳型
特徴グルーピング表
判定に修正を与える特徴一覧表
下位の特徴と上位の特徴
消耗品型特徴


特典/
特色/禁止性質
学習できる有利な特徴
Powersの追加特徴

修正/増強/限定
攻撃修正/貫通力修正/発明品
特別修正/特別増強/特別限定
限定値

について
↓特集サプリメント
GURPS Power-Ups 6:Quirks

限定について
↓特集サプリメント
GURPS Power-Ups 8:Limitations

第4章:技能

第4版技能一覧
意志力を基準にした技能
知覚力を基準にした技能
生命力を基準にした技能
影響技能
第4版逆引き・技能なし値一覧表
技能なし値に能力値が工面しづらい一般技能
専門化が必要な技能
文明レベル技能
必須の技能を知らない
万能技能について
↓特集サプリメント
GURPS Power-Ups 7:Wildcard Skills
第4版呪文一覧
原書呪文一覧
第3章〜第26章

各コラム

魔法流派の例を扱ったサプリメント

第7章テンプレート

第8章装備

装備品対訳表

第11章:戦闘

戦闘
移動と戦闘

第12章:上級戦闘

第13章特殊な戦闘の状況

特殊な戦闘の状況
特殊な移動関連

関連

圧力潜水病
船酔い
窒息溺れ
真空

第20章
インフィニット・ワールド

インフィニット・ワールド

保留

ルールあれこれ

Martial Arts

Horror

Supers

GURPS Supers
とんでも能力の超人を扱うサプリメント。

Social Engineering

GURPS Social Engineering
社会的ルールを補完するサプリメント。

Pyramid #3/54: Social Engineering

追加特徴「全言語対応
万能言語

Pyramid #3/65: Alternate GURPS III

追加特徴「特殊武器

GURPS Template Toolkit 2: Races

GURPS Template Toolkit 2: Races
追加特徴

GURPS Monster Hunters Power-Ups 1

追加の有利な特徴 追加テクニック

GURPS Tactical Shooting

GURPS Powers: Divine Favor

神への嘆願を扱ったサプリメント
GURPS Powers: Divine Favor

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