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スライムについての意見交換
0.
drachenriese - 19/08/09 12:10:54
スライムの種族テンプレートや文化についての意見交換です。
スライムとは
Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%89%A9)
ニコニコ大百科;https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0
ピクシブ百科事典:https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0
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1.紅葉 - 19/08/09 18:20:20 - ID:jjv5X0Z3Vw
ルナルのグルグドゥはスライムに入りますか?
2.ヴぇry - 19/08/09 19:09:21 - ID:lDq4L4Urkw
>>1
〈姿なきグルグドゥ〉は一応は広義におけるスライムといえます。文明社会を営むスライムとしては参考になるのではないでしょうか。
個人的にスライムの強弱を決める大きな要素の一つが"コアの有無"にあると思います。
コアがないスライムは「ダメージの影響を受けにくい/均一」を[40CP]持っていることでしょう。
なお、ユエルの〈姿なきグルグドゥ〉種族セット(ユエル・サプリメントP71)にあるものは特殊で、以下の性能になります。
●「ダメージの影響を受けにくい/体が液状」[22CP]
敵は、脳・頭・目・首を狙った攻撃を実行できません。視覚を奪う攻撃の影響を受けません。また、鈍器からのダメージを受ける場合、そのダイスは常に1が出たと扱い、ダメージを算出します。
これは「ダメージの影響を受けにくい」で、頭・目・首・血液がない効果を合計したものです。
ただし、体が半透明で、内臓がうっすら見えています。グロテスクなものではなく、綺麗な球体に見えます。敵は白兵戦なら-5の修正で、射撃なら20cmの球体を狙うように攻撃できます。
命中すると、与えるダメージが通常のままになります(叩きはサイコロをふり、切り・刺しはダメージボーナスあり)。脳は他の内臓に隠れているので、修正は通常のままです。
鈍器によるダメージの修正で+20%、内臓が見えていることで-20%されています。
3.ヴぇry - 19/08/09 19:24:37 - ID:lDq4L4Urkw
グルグドゥが持つ「完全平衡感覚/転倒しない」[10CP]は転倒しない効果だけで、他のボーナスが付かない仕様になっています。
グルグドゥは「発声できない」[-25CP]、「無脊椎」[-20CP]を持っています。
また、「水中生活者」[25CP]という
「水中適応」[10CP]、「脚がない/半水棲」[0CP]、「呼吸不要(酸素吸収-25%)」[15CP]を組み合わせたような特徴を持ちます。
〈姿なきグルグドゥ〉はルナルでもユエルでも、「耐圧」が公式種族セットから抜けているのは相変わらずです。
4.ヴぇry - 19/08/09 19:56:00 - ID:lDq4L4Urkw
ユエルの〈姿なきグルグドゥ〉の「消化液攻撃」[18CP(本当は20CP)]には<取り込み>技能を使うとありますが、この技能の詳細は載っていません。恐らく<格闘>か<特殊攻撃>の亜種でしょう。
●「消化液攻撃」[20CP]
消化液による「侵蝕ダメージ」を与えます。戦闘で<取り込み>技能を使い、命中した時に効果を発揮します。
組みつかれた側は、消化液によって1D+1点のダメージを受けます。ふりほどくまでは、毎ターンの使用者の行動順でこのダメージを与え続けます。これは侵蝕ダメージで、基本ダメージ5点を与えるごとに目標の防護点を-1します。
これは「特殊攻撃/侵蝕ダメージ1.3レベル」[13CP]を「白兵攻撃格闘-30%」「周期的・組みついている時のみ+80%」で修正したものです。
なお、エラッタが多いです。正直、この特徴は「周期的」の代わりに「オーラ」の増強に変えた方がいいと思います。
「共通性質」としての「水の体」[175CP]は第4版ベーシック・キャラクターP253に載っています。
5.ヴぇry - 19/08/09 20:30:41 - ID:lDq4L4Urkw
ユエルのグルグドゥ(>>2-4)に関するエラッタ
p71、グルグドゥの「体が液状」
・不定形なのでSMが+2される。
・ダメージを減少させる効果のCPが支払われていない。
そもそも叩き以外のダメージがどうなるか書かれていない。
GURPS4版的に言えば、液体であることは「集合体」で表せるが…
・白兵攻撃と射撃攻撃で内臓を狙う時のペナルティが違う。
・「重要器官」よりも部位狙いのペナルティが大きいが、何の言及もない。
*ここまで酷いとCP総計の誤差を算出することすらできない。
p71、グルグドゥの「消化液攻撃」
・効果からみると「周期ダメージ」ではなく「オーラ」であるべき。
(表記のままだと、1回攻撃させる毎に2回ダメージを与える白兵攻撃になってしまう)
「特殊攻撃:侵食1.3レベル/白兵C、−30%、オーラ、+80%、
組みついている相手のみ、−20%」[16.9≒17CP]
6.ヴぇry - 19/08/10 00:49:38 - ID:lDq4L4Urkw
姿を変えることができるスライムによくある特徴は、
「伸長」、「二重関節」、「伸縮自在の皮膚」、「変形」
跳ねるなら「超跳躍」、「脚がない/跳ねる、転がる、這う」
他にも
「壁にはりつく」、「なんでも消化できる」、「無効化/代謝性の危険」、「能動迷彩」、「すべりやすい」、「地形適応」、「代謝制御」
「会話できない」「発声できない」「社会的弱者/怪物」「創造力がない」「獣性」「寿命が短い」「自己崩壊」「くいしんぼ」「消費が多い」など。
7.セティ - 19/08/10 01:34:51 - ID:AJGTC8UcqA
別にスライムだけじゃあないんですが…
「社会的弱者」というのは怪物に当てはめるのは明らかにおかしい気がします。
彷徨いの月のウーティとかも、種族セットにこれ入ってますよね。
基本的に「社会的弱者」というのは、所属する社会の中での不利な地位を現します。しかし、よく考えれば分かるのですが、ダンジョンに潜むスライムも、雪山で隠れ住むウーティも、そもそも「人間社会に所属していません」。
「社会的弱者」というのは、普段から属している社会の中で、不利な反応修正を受けるからこそCP獲得可能な特徴なんですよ。ですから、最初から住んでる社会が違うのであれば、これは適応するのはおかしいです。普段、誰からも迫害を受けてない荒野に住んでるのに、何のペナルティも受けずにCPを稼いでるようなもんですから。
同じような事は、黒の月の種族(オーク、ゴブリン、オーガーなど)にも言えますね。
8.ヴぇry - 19/08/10 02:33:22 - ID:lDq4L4Urkw
>>7 「社会的弱者」というのは怪物に当てはめるのは明らかにおかしい気がします。
これは私も気になる箇所でした。
なのでここでいう"社会"とは、その世界における多数派・支配種族勢力の都合と考え、
●「怪物扱いの種族」[-15CP]
という追加特徴を考えました。これは汎人類のほとんどを敵に回す要素を含んでいます。
9.ヴぇry - 19/08/10 02:42:12 - ID:lDq4L4Urkw
ドラクエの主なスライム系 ニコニコ大百科参考:https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0
キングスライム
グランスライム
ゴールデンスライム
コスモスライム
スノーム
スライムエンペラー
スライムタワー
スライムナイト
スライムベス
スライムベホマズン
スライムマデュラ
スラッピー
ダークスライム
ドラゴスライム
バブルスライム
はぐれメタル
はぐれメタルキング
ぶちスライム
ぶちベホマラー
プラチナキング
ホイミスライム
マッシュスライム
メタルスライム
メタルブラザーズ
メタルホイミン
メタルライダー
リーファ
10.ヴぇry - 19/08/10 03:07:48 - ID:lDq4L4Urkw
RPGでスライム系として扱われやすい種族
スライム
ブラッド・スライム
バブリー・スライム
スワンプ・スライム
シー・スライム
スノー・スライム
メタル・スライム
マグマ・スライム
ダーク・スライム
クイーン・スライム
キング・スライム
パラサイト・スライム
スライム・キャリア スライムの宿主・苗床となっている生物
エディブル・スライム 食用スライム
スレイヴ・スライム 道具(アブミや鎧など)として使役されるスライム
ハンプティ・エッグ 卵の殻と白身を纏った黄身のスライム
ショゴス
スワンプマン シェイプシフターの一種
ぬれおなご 東洋のスライム娘
スライムと同様に、不定形の体を持つ架空の生物、またそのような性質を持った物質を指す言葉(英語)には以下のようなものがある。
アメーバ(amoeba) 原生生物のアメーバから。
ブロブ(blob) もともとの意味は、インクなどの「しみ」。また、蝋やワックスの半固体の塊。
ゼラチン(gelatine) ゼラチン(膠)から。
グー(goo) 糊やクリームなど、べたつくもの。
ガンジ(gunge) ベトベトの液体。海外番組の罰ゲームなどに使われるものは、こう呼ばれることが多い。
ゼリー / ジェリー(jelly) 料理のゼリーから。
ウーズ(ooze) にじみ出す液体。軟泥・ヘドロ。
プリン / プディング(pudding) 料理のプディングから。
11.ヴぇry - 19/08/10 03:22:20 - ID:lDq4L4Urkw
スライムの「サイズ修正」は直径から導かれ、さらにSM換算に+2されます。
「目がない」スライムは「全周視覚」を持っていることもあるでしょう。
GURPS第4版(日本語版)のベーシック2冊を見ても分からない&うっかり間違えそうなもの&豆知識。より転載。
防護点に「命中判定−xで防護点を無視される」といった限定をする場合、「命中-2で狙えるくらいの大きな弱点には-10%、より小さな命中-4の弱点なら-5%、 それ以上のペナルティには割引なし、といったところでしょう。 (敵に命中-5で攻撃するように仕向けるというのはほとんど有利でさえあります!) 限定に値するためには、こうした弱点は「大域的な」ものでなければならないでしょう。 すなわち、敵は通常の命中部位の修正に-2や-4を単に足すだけで 腕でも脚でも頭蓋骨でも重要器官でも弱点を攻撃できる、ということです。」 ということだそうです。
上記より、「ダメージの影響を受けにくい」の均一や集合体のような防御効果にも同じような限定を施せると思います。
特定部位にのみある「弱み」は命中-1につき-10%と考えられます。脱水攻撃に対する「弱み」の頻度は、現代地球なら「まれ」で、《脱水》の呪文がよく登場するファンタジーなら「ときどき」でしょう。
12.ヴぇry - 19/08/10 04:27:14 - ID:lDq4L4Urkw
第4版でスライムの弱点コアの大きさを考える際、
人間の頭と同じ位の部位(命中-5)が弱点コアの場合、「サイズ修正」はSM-5(30cmの準人型か、直径15cmの球体)です。
人間の重要器官は命中-3なので、これに相当する弱点コアの場合、コアの「サイズ修正」はSM-3(70cmの準人型か、直径30cmの球体)です。
命中-4の弱点コアにのみ防御効果がない限定は-5%です。命中-4のコアの「サイズ修正」はSM-4(50cmの準人型か、直径20cmの球体)です。だいたい人間の頭と同じぐらいですが、この辺りが大きなスライムの弱点コアとして妥当な仕様ではないでしょうか。
因みに第3版百鬼夜翔のP80の防護点の特別限定「特定の部位にはない」は
命中-2で-50%、命中-4で-30%、命中-6で-20%、命中-8で-10%、見ただけですぐにわかる箇所ならさらに-20%です。
技能レベルの高くなりやすい百鬼夜翔ではなく、第4版でもっと「特定部位には防御効果がない」の-%が欲しい場合、「見ただけですぐにわかる箇所-20%」は流用してもいいと思います。
すなわち、弱点コア(命中-4、直径16cm〜20cmの球体で見たらすぐに分かる箇所)にのみ防御効果がない限定は-25%となります。
〈姿なきグルグドゥ〉の内臓もこれぐらいの大きさと言えます。内臓をCP払って擬態できるなら、-20%分を買い戻す処理になるかもしれません。
13.ヴぇry - 19/08/10 04:53:13 - ID:lDq4L4Urkw
手に相当する器官が不十分なら「マニピュレーターの性能が悪い」[-30CP]、「マニピュレーターがない」[-50CP]で再現できます。
サイズが変化するなら「伸長」「巨大化」「縮小」、分裂するなら「複製」で互いの連絡は「遠隔送信」「精神の絆」で再現できます。
14.ヴぇry - 19/08/10 13:08:36 - ID:lDq4L4Urkw
HP吸奪効果は「ヴァンパイアの噛みつき」を。
物を体内に格納できるなら「ペイロード」を。
絡みつく攻撃は「拘束」「締めつけ」で。
他者を喰らって能力を獲得する効果は「モジュール式能力」(相手を食い殺す必要有り-50%)で再現。
百鬼夜翔P161のNPC向けの限定には「摂取のみ:-30%」という、相手に食べさせて効果が発揮するものがあります。効果を持つ食べ物は本来の効果時間の10倍存在し、元が一瞬や集中なら10ターンか集中している間存在します。
生得の呪文でもある程度再現できますが、第3版のスライム的妖力・妖術(Pは百鬼夜翔の参照ページ)は、
「切り離し」(P084) 自分の肉体の一部を分離させる。
「食べられる」(P084)自分の体をもいで食べ物に変える。消耗は特になし。
「呑みこみ」(P094) 目標を呑みこむ。胃液で攻撃する事もできる。
「匂い」 (P114) 好きな匂いを発生させる。
「脱水」 (P119) 目標の水分を失わせてダメージを与える。
「生体修復」(P121) 何らかの材料から、生物の体を修復する。
「生命創造」(P122) 小動物や植物を生み出す。
「とりこみ」(P129) 無生物を体内に取り込む。無生物による攻撃に対する能動防御にも使える。
「複製」 (P129) 無生物を複製する。
「燃料吸収」(P133) 機械のエネルギーを吸い取る。
15.名無し - 19/08/10 18:26:43 - ID:m5Y72qQY4g
質問です…。
ちょっとR18な話題になりますが、スライムの犠牲者(主に魅力的な女性キャラクター)が、スライムに包まれて性的な快感を覚えつつ生気を吸われる、いわゆる『スライム姦』はいかなる特徴で再現できると思われますか?
「ヴァンパイアの噛みつき」はHP吸収効果なので、生気(FPか?)を吸われるのとはちょっと違うと思うのですが…?
16.ヴぇry - 19/08/10 19:36:14 - ID:lDq4L4Urkw
>>15
第3版なら百鬼夜翔P135の「精髄奪取」というNPC向け妖術が近いと思います。
この妖術は相手の能力値1種を永続的に下げて、回復効果に変換する妖術です。
相手の能力値1つを永久に吸い取り、自身のHPとFPを能力値1点につき1D点回復します。奪われた能力値は術者が死ぬか返さない限り、永久に失われたままです。
しかもこの妖術は特別増強+50%で奪った能力値を他人も使える回復アイテムに変換して保存できるようになります。
因みに能力値が0になった犠牲者は、適切な医療処置を行なわなければその内死亡します。
これにあれやこれや修正を加えてやれば近い物ができるでしょう。例えば
「困惑」(P113)、「感覚暴走」(P123)、「肉体変形」(P124)、「狂気」(P126)、「魅了」(P128)、「金縛り」(P133)、「塗りこめ」(P134)、「邪悪な複製」(P138)、「桃源郷」(P140)のような妖術と連動させるとか。
17.ヴぇry - 19/08/10 20:02:39 - ID:lDq4L4Urkw
>>15
そもそも難しく考えず、第3版なら相手のFPを奪うだけなら単純に《体力奪取》を生得の呪文として取得すればいいかもしれませんね。
準備が(FP3点吸収1点回復につき)1分でもいいなら16CP、準備時間64分の1で発動するなら《高速化L6》(エネルギー16000)で+320CP、計336CP になります。
18.ヴぇry - 19/08/10 21:43:06 - ID:lDq4L4Urkw
>>15-17
なお、「ヴァンパイアの噛みつき」にはFP回復効果があります。
FPのみを吸収する能力で触れさえすれば噛みつく必要がない特徴として新たに作るなら、CPは割増しで[45CP+5CP/L](1Lは50CP)ぐらいになりますかね。抵抗判定がないままだと悪用されやすいので基本的にNPC向けでしょう。
ちなみに「ヴァンパイアの噛みつき」は離れた箇所に使えるような増強を施すべきではないと強く制限されていますが、このFP吸収特徴はGM次第ということで。
19.ヴぇry - 19/08/10 22:34:58 - ID:lDq4L4Urkw
最上位の回復役スライムの称号は「パナケイア」(Panakeia)あるいは「パナケア」(Panacea)がいいと思います。
ギリシア神話に登場する、医神アスクレピオスの娘で癒しを司る女神の名であり、その名は「全てを癒す者」を意味する。
中世の錬金術師たちがエリクサーや賢者の石の材料と考えた霊薬の名ともなった。今日でも「万能薬」(英語: panacea)の意味で使われる。
20.ヴぇry - 19/08/11 01:46:07 - ID:lDq4L4Urkw
スライム娘に関する「モンスター娘のいる日常」のエンドカード
https://i0.wp.com/zirnitra.org/wp-content/uploads/2015/09/17de0dce5ef0395159dbb2cfe55bbdd3.png
21.紅葉 - 19/08/12 17:25:45 - ID:tiRnBecVrA
スライムのような不定形や非実態な種族が他の種族を好き勝手出来るほど強いのは正直反対です。
不定形生物が強すぎると、骨や筋肉を獲得した生物の歴史が無駄骨だったことになるからです。
強力なスライムは生存環境が限られているか、魔法によって生み出された少数のみに留めるべきだと思うのですが。
22.ヴぇry - 19/08/13 02:42:43 - ID:lDq4L4Urkw
>>21
ファンタジー世界においては進化論は科学考証とロマンの匙加減次第でどうにでもなるというイメージですね。
スライムの正体がかつて栄えた旧人類の成れの果てだったり、人類はショゴスのような不定形生物が形を固定した者の子孫だとか色々あります。
人間が最大勢力として栄えているファンタジー世界の場合、他の強力な種族に人類が淘汰されずにいられる理由としては、他種族に大きな弱点があるとか、人類が神格級の存在の庇護下にいるとか、人類が亜人殺しの技術を確立しているとかが思いつきます。
PC種族のバランスを取る場合、ルナルのように人間に近いステータスに留めるめるか、種族間の平均はバラバラだがPCは準英雄なので高い水準で皆同等の強さに揃っている(元が弱い種族ほど上昇具合が大きい)等があります。後は活躍する冒険舞台(環境は<生存>等を参考)が全く異なるとか。
23.ヴぇry - 19/08/18 05:40:58 - ID:lDq4L4Urkw
スライム娘とかの知的種族に合う名前として、ギリシア・ローマ神話から、以下の名称が合いそうですね。
●リュムナデス Limnades ΛΙΜΝΑΔΕΣ
ヘレネス(ギリシア)神話、ローマ神話の水の魔物。湖や小川、沼に住み、人間を憎んでいて、人の声を真似する能力を使い、 旅人などを騙して水中に引きずり込み溺死させる。
あるいはリムナイ LIMNÆ (複数形リムネアス 英語 LIMNEAD)は沼地の守護霊のニンフ(女妖精、下位の半女神のようなもの)。
ギリシア語limneは沼、水溜まりなどの意味。ラテン語limusは泥、スライム等の意味。 英語スライムslimeの語源と若干関係があるようだ。
相手が近づいてくると、その人が一番大事に思っている人の声を真似て助けを求め、相手が水際まで 来た途端に襲いかかる。
誰かの声を真似て化かす、襲うというのは民話などの魔物の常套手段といえるかもしれない。
河川や泉のニンフはまとめて「ナイアデス Naiades」と呼ばれる。(海のニンフはネレイデス Nereides)
24.セティ - 19/08/18 11:38:14 - ID:AJGTC8UcqA
スライムの身体形状は、環境変化の影響をモロに受けます。人間など他の生物のように頑丈で防水性のある皮膚などないので、低温や高温の環境では凍結や乾燥のため、生きてはいけない。となると生存可能な環境はしごく限定されており、そもそも獲物がそういう環境に来てくれないと満足に食事もとれない。環境適応能力が未熟すぎるスライムが栄える事はまずないと思われます。
なお、人間のような生物が地球上でアホみたいに増えたのは、獲物となる生物を養殖したりして「餌の数を減らさないように手加減できる」知能があるからです。餌を見たら即食べて殺す、みたいな知能が低い生物では自分で餌の採取量を調整できないため、栄えるのは難しい。
ライオンや虎を見れば分かると思いますが、大量の草食動物に対して、捕食者たる肉食動物は数はごく少ない。生態系の頂点に立つほど、個体数が減るのが本来の生態系の姿です。現代地球の生態系の数のバランスが「捕食者たる人間が一番数が多い」とかいう意味不明な構造になってしまったのは、人間が知能を持っていて搾取相手に「手加減」しているからに他なりません。残念ながらスライムのような単純構造の生物に、そんな知能はないでしょう…脳内素敵ファンタジー設定でもないかぎりは。
25.ヴぇry - 19/08/20 02:45:28 - ID:lDq4L4Urkw
スライムが>>24のような単純構造のアメーバもどきであれば、生態系を崩すこともなく、ほどほどのバランスに留めることができ、問題は特に生じないでしょう。
知的種族のバランスが崩壊しかねない脅威度が生じるのは、知恵を持ち、細胞に役割分担させれる群体型生物としてのスライムです。
極論してしまえば、この手の応用力が異常な群体型生物はデビルガンダムだの星間戦略システムだのの領域に達するほどのポテンシャルを持ちます。
SF的な知的スライムの起源は、兵器運用可能なほど高度な医療用ナノマシン群体(非常時用に通信やライフラインを再構築する建材も兼ねる)とかなら、その応用力はRPGのラスボスクラスといえるでしょう。
スライムが生物の死骸を補強して暫定コロニーとして動かしているなら、科学的ゾンビも再現できそうです。
人間の肉体も、微小生物や遺伝子という乗組員を運ぶ移民船やコロニー国家といえるでしょう。中国伝統医療などでも、人体は国になぞらえたりします。
個人的には、生物進化も人の文明の歴史もフラクタル構造になっていると思います。
つまり、文明進化は、人を細胞(流通や通信は血管や神経網)とする上位構造生物を生み出す動きをし、地球はそれを生み出す子宮とも言えるわけです。
ただし、出来上がる前に死産する可能性もありますが。
遠い未来、他の星系の知的種族を襲う宇宙怪獣の正体は、驚異的な"毒"と"増強を兼ねた再生能力"を持つ「人類」という名の多頭怪物(ハイドラ)なのかもしれません。
26.セティ - 19/08/20 04:39:49 - ID:AJGTC8UcqA
ナノマシンの群体としてのスライムの行き着く話の1つとして「グレイ・グー」ってのがありますね。
簡単に説明すると、ナノマシンに自己複製能力がある場合、途中でコピーミスする個体が確率的に出現し、そのコピーミスの中に人類への攻撃禁止命令が外れてしまってるものが出現。人体も含むあらゆる地球上の物体をかたっぱしから分解し、自分のコピー素材として使い、最終的には地球全体がスライム状に寄り集まったナノマシンに包まれる―――灰色の球体と化した地球を「グレイ・グー(灰色の粘体)」と呼ぶわけです。
ただ、グレイ・グーは否定されています。
何故なら、ナノマシンなど作らずとも、自然界には細菌やウイルスといった天然のナノマシンが存在するにも関わらず、現在に至るまで地球が「グリーン・グー」になった事がないからです。コピーミスによる突然変異体には、万物に攻撃的なものもあれば、逆にそういったものを積極的に食らうような「正義の味方」も登場するため、全体としてどこかで抑止力が働き、ただ一種類のナノマシンが世界を制圧する事にはならないと言われています。
なので、何というか、そのデビルガンダムやTウイルスもどきのゾンビが世界を制圧できるかというと難しい気がします。上にも書きましたが、人類が世界中に広がってしまった最大の要因は「敵に対して手加減したり一時休戦したりできたから」です。常に全力で敵対勢力殲滅行動を取っている生命体なりナノマシンというのは、攻撃パターンが単純なので、一度対処されてしまうとそこからさらに増えていくことができなくなります。下手するとエネルギーコストだけ消耗し続けて自滅する。
これに対処するには、同族の中に別の戦術を取る突然変異体が登場するのを気長に待つしかありませんが、果たしてそこまで種が存続できるかというと・・・地球上の生物において、突然変異体が種族を塗り替えるペースは100万年単位と言われてますから、極めて難しいというか、まあ無理でしょう。
もしその手の怪物が発生するとしたら、それはおそらく人類の手によってでしょうね。もしかしたら、広い宇宙のどこかの惑星で異様に早い速度で惑星全体を制圧してしまった生物というのがいるかもしれません。が、制圧後は餌がなくなって即全滅してるでしょうから、そういう危ない連中の生きたサンプルを採取する機会はないでしょう。
27.紅葉 - 19/08/24 12:40:22 - ID:w3HV6vWRdg
人間の狡猾さを持ち、生き物のいいとこ取りできるシェイプシフターとか厄介者過ぎますね。
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